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2023年 05月の記事 (1)

ブスの性欲、私の好きな言葉です

黙殺され続ける消費予定のない耐久消費財!
理解も敬意もなく修羅の庭に打ち捨てられた野性!
バックドラフトの瞬間を夢見る酸欠の火災現場!

それがブスの性欲!!

    知らんけど。

性懲りもなくブサイク少女の性欲にフォーカスする跳梁跋扈参上。夢見るバックドラフトは自分で書いてて笑った。全焼して自然鎮火するまで誰からも通報されない切なさ。

個人的に今「ブスの性欲」ネタが一番HOTなのに供給が少ないので自分で描かざるを得ないのであった。ブスよ流行れ。

お前もブス専にならないか?

俺はつらい、耐えられない
描いてくれ
若く醜いママ




それはさておき、ブスを描いていたらあだち充の「タッチ」を思い出したんですよ。達也のライバルの一人、勢南高校エースの変化球投手「西村勇」を。

西村も浅倉南に好意を寄せる男の一人なのだが県大会で敗れ最終的に自分を慕う幼馴染のデブス(超いい子)なマネージャーと付き合う人物。
当初は完全無欠の完璧超人・朝倉南と比較して「並んで歩くな」と冷たくあしらっていたが、交際してからは彼女の容姿を陰で嗤った奴を男子トイレに連れ込んでボコボコにするという男気を見せる。

あだち充は80年代のマンガで(サブキャラとはいえ)ブスのハッピーエンドを成立させていたんだなあと。

70年代の熱血マンガ全盛期は「高嶺の花に挑んでこそ男は磨かれる」というハングリーさが幅を利かせていたし、それでなくても「現実的な妥協」は地味すぎてエンタメ創作物に現れにくかったんじゃないかと想像する。

タッチは「勝負はもういいよ、疲れるから」という脱力主人公でスポ根時代を終わらせたと評価されているけど、ラブコメ作品のジレンマになりがちな容姿格差の問題にも競争原理から離れるという結末を提示した点で結構画期的だったのでは。
当時はまだお見合い婚も少なくなかっただろうから、妥協というかあるべき鞘に収まったタイプの西村カップルに救われた人もいたんじゃなかろうか。




とりとめもなく書いて大いに脱線したけど要するにあれですよ。「ブスの性欲」にスポットを当てて美形からは得られない「抜け」を発掘して共有したいわけですよ。やはりブスは雑にバナナでオナニーするのがお似合いだし土下座で珍棒を所望するわけですよ。

そんなイラスト集を制作中です。ご期待ください。

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