【進捗】3Dモーション制作の手順を改善したい
今日はちょっと技術寄りな記事です。
- アニメーションのワークフロー
今まで3Dアニメーションを制作するのはすべて3D制作ツール(Maya)で行い、出力したデータをゲームエンジンに取り込んでいたのですが、ちょっとした修正などでも毎回ツールの行き来が発生していて時間的にも精神的にも大変でした。
設定ミスしたりもしますし。
で、最近になってゲームエンジン側でアニメーションを付ける機能が実装されたようなので、自作モデルに合わせた処理(リグ等)を作成して実際に使ってみました。
- リグ
下の画像の関節部分にあるのがアニメーションをつけやすくするためのコントロールリグと呼ばれるハンドルです。これを操作することで関節が曲がったりするようになってます。
こんな感じ
本来なら表情をつけるために顔や、布を揺らすために服等にもつけるのですがまだ制作中なのでとりあえず最低限の人型のみ。
このリグに対して既に作成したアニメーションを焼き込む事も可能で、これによりモーションの共有とそこからさらに修正ができたりもします。
ゴブリンの走りモーション。体型が違ってもそれっぽく動いてくれます。
(実はこれを破綻なしで動くようにするのが大変でした…)
エロモーションは似たような動作でも体型の違いにより細かい調整が必要だったりします。
これをゲームエンジンだけで完結できたら強いなぁと
- 試作
試しに今回作った仕組みを利用してゴブリンのエロモーションを小型のイノシシに流し込んだ上で修正してみます。
まだ調整が甘い部分はありますが大体合わせられたのでヨシとします
ひとまず機能的には使えそうな手応えだったのでもうちょい詰めてみる予定です。
最終的にアニメーション制作は全部ゲームエンジン側で済ませたいなあ。