【おまけ音源あり】「IDOLING!」ライナーノーツ
こんにちは~おにきよです。
声優の天知遥さんと風花ましろさんに楽曲提供させていただいた「IDOLING!」というCDが10/29に開催されたM3で無事リリースされまして!
自分も会場に伺ってブースにお邪魔したりしてたんですが、手に取っていかれる方がとってもにこやかで心が洗われたのでありました。。。よかったぞい。。。
まだ聞いてないそこの君!まずはクロスフェード動画をチェックだ!
なんか通販とかDL版とか?も準備中とのことなのでよかったら聞いてみてくれよな~
という強い気持ち!!!です!!!!!
https://www.youtube.com/watch?v=k2m_Vc1-QxE
CDには3曲入っていて、いずれも作詞・作曲・編曲からmixにマスタリング~と端的に言えば制作に必要な作業全部担当させていただいたんですが、それだけにとっても思い入れのある3曲になったので!
制作秘話や自分が作るときに考えてたことなど、楽曲解説を交えたライナーノーツを書いていこうと思います。
※自分の主観とかもだらだら~と書くので結構長いです。。。スマヌ。。。
【全体の方針】
CD全体の方針として、お二方とのお打ち合わせでいただいたテーマが「アイドルをやりたい」だったので、
●記号的なアイドル感の担保
●CD全体のコンセプトを表す曲であること
このあたりを主題に作っていこうと考えていきました。
自分はアイマスもラブライブ!もゴリゴリに通ってきたオタクなので、ある程度アイドルというものは理解していたつもりなんですが、とはいえ今の時代のアイドルってめちゃめちゃ広義な言葉なので、それを楽曲で担保する際に何をしたらいいかしら、と再考。
例えば、いわゆるアイドルソング!で思いつくのは先に挙げた2つからだとアイマスの「READY!」とかラブライブ!の「僕らは今の中で」とかがパッと思いつきます。
これらがバチバチの名曲なのはもちろんなのですが、こういった「辛くてもなんとかなるよ!未来に向かってレッツゴー!」的なとにかくポジティブで、陽の部分に多くスポットを当てた方向性だと、少しだけ目指すものが違ってくるようにも感じました。
というのも、楽曲制作にあたってお二方にヒアリングをさせていただいたんですが、その際に感じたお二方の印象がとても記憶に残っていたんですね。
風花さんは「信念やこだわりを持つことを大事にしている」ということだったり、天知さんからは「大衆の前では前向きに振舞うけど、その実実はとても内向的な人間だったりする」ということだったりと、お二方ともすごく内面や精神性の部分にフィロソフィーを感じました。
このお二方が演じるアイドル、ということであれば当然お二方が共感する歌詞、曲調でありたいので、目指すべきは既存のアイドルアイコンをベースにしつつも、「ポジティブなメッセージではあるんだけど、そこに至るまでの内面・精神性の動きなどにもちゃんとフォーカスした内容」にする必要があるかなと思いました。
「こんな辛いことがあって(A)でもそれを乗り越えて(B)だから今を楽しく生きる!(C)」という内容であれば、AやBの部分を深く掘り下げるというか。
ここをちゃんと描写することで内容がロジカルになり、メッセージ性に根拠が生まれるのもとっても素敵だなあと。
加えて、そんな歌詞に合うようなメロ感・音色・展開ということで、サウンドデザインとしても既存のアイドル楽曲よりもよりモダンな方向にアップデートできたらと思いました。
まあとかなんとかもっともらしいことを言いましたが!
自分は陰キャの権化みたいなメンタリティなので↑みたいなスタンスが好きだし得意というところに無理やりこじつけたんじゃねえかという話もありますけどね!!!
ま、前向き全振りみたいなのは精神上書けないので。。。(電波曲は除く)
お二方とのフィーリングがそういう意味で合致したのはありがたい限りだなあ…と想いながら、制作に臨んだのでした笑
【IDOLING!】
表題曲!!!ということで一番最初に制作に取り掛かった曲です。
Aメロの入りから「”なりたい”を捨てる」て。。。
アイドル曲なのにネクラかよおめー!あーそうだよ!
根拠のないポジティブさにはもううんざりだ!!!きゃーのび太さんのAメロBメロサビ転調半音上げ総じてJ-POPヂィ!!!!!
これで提出して「暗くないですか???笑笑」とか言われたらどうしようかと冷や冷やしてたんですが、(お二方はとっても優しいのでそんなこと言わないよ)初稿提出の際には「エッッッッモ!!!!!」という弾けんばかりの嬉しいご感想を頂だけてありがたかったあ~。。。と同時に前述したような方針が間違いではなかったと感じて安心したりしました。
特に風花さんの「推しがステージで歌い始めたら間違いなく膝から崩れ落ちて号泣する」って感想が限界オタクすぎて泣いちゃったんですが、まさしくそういう涙腺にくるラインを目指していたのでとっても嬉しかった。。。
サビの歌詞などがわかりやすくて、前半2行は底抜けに明るいんだけど、後半2行に少し陰を匂わせる表現を使うことで、説得性というか、ちゃんと現実に根差した応援歌であることを意識したりしました。
本来ならここもっとポジティブにできるはずなんですよ、夢は裏切らないよ~とか頑張って明日に向かっていこう~みたいな。
ただ個人的な見解なんですが、やっぱそれって何か言ってる風だけど何も言えてないと思っちゃうんだよな~…。なんか、それ聞いて頑張れる人って本当にいるの???そんなの分かってるからもっと具体的に励ましてほしいんだよ!って思っちゃうのはリアリストなんでしょうかねえ。
まあよいのですよ、そういうのが好きなので!
特に「夢見がちを歌おう 綺麗ごとを踊ろう」って歌詞はCDのキャッチコピーにしようとしたくらい個人的にお気に入りの部分です。
===
[「IDOLING!」サビ]
胸を張って ほら ポーズ!
前を向いてさあ はい ピース!
くすぶってた 昨日を希望で着飾ったら
夢見がちを歌おう 綺麗ごとを踊ろう
===
でもサビアタマはⅠ△にしちゃうみたいなね!だってアイドルがⅣ△始まりなんかにしたら「は???暗すぎん???感情か???てめえ!!!」ってなるだろ!!!いい加減にしろ!!!(アイドルソングのサビアタマにⅣ△を採用した名曲はたくさんあります、個人の見解です)
そんな作曲者の捻くれはさておき、RECのお二方のボーカルに対するニュアンス付けがとっても素敵でしたね~。。。
ドアタマの「胸を張って~」でし~っとり始まったかと思ったら「行こう」でシャキッとシャープになる感じだったり、最後の「君の番だよ ”せーのっ!”」が自分の仮歌が霞んではじけ飛ぶレベルの”””セリフ””””だったのでプロの声優さんはすごいな~と改めて感動したのでした。
RECはお二方とも双方のREC風景を見ていらっしゃったので、和気あいあいとポップにできて楽しい現場でした!
【P.U.R.E.】
「IDOLING!」とはうってかわってクール&ビューティー!な感じの曲ですね。
これもヒアリングの中でお二方ともK-POPが好きでよく聞く、というお話が合ったので、表題曲との差別化をした3曲にしたいと思っていた矢先ぴったりじゃん!となり、方向性はすんなり決まりました。
特に序盤の「down down tuning tuning~」の入りはお打ち合わせした次の日に思いついて「絶対このギミックで入ったらかっこええやんか。。。†††闇†††を感じる。。。(暗黒微笑)」というモードで作っていきました。(結構ガチでこういう思想で作っていったのがシンプル怖いよな)
あ、ちょっと話題それますが、このCDの3曲は繋ぎ方を工夫してまして曲順通りにプレイリストなどで聞くと3曲がつなぎ目無しでシームレスに聞けるような内容になっています。
「IDOLING!」の最後の「ジャーン!」と同時に「down down tuning tuning~」が入ってくる、みたいなね。
アイドルがライブで衣装もステージングも変わって出てくるあの感じをやりたくて。。。
頑張ってみました、えへ。
話題を戻しまして。
しかし「P.U.R.E.」は、いざ作るとなるとかなり難航した思い出。。。
K-POP、自分も聞くんですが、作ったりはしてなかったのでリファレンスをたくさん聞いて特徴を捉えて、それを自分のチャンネルに落とし込んで~…といくつかプロセスを経てえっちらおっちら作りました。総括すると「やべえリフとビートの音色!」なんですが、シンプルなのがいっちゃんムズいんやで。。。
ただ、そのおかげでデモできた後自分でもたくさんリピっちゃうくらいお気に入りの曲にできたのはぴでしたね。
あと歌詞ね!
自分は心にオタクとギャルを飼っているのでギャルを顕現させて書きました。
「ウチらしか勝たん!だぜ?」(←ここ好き)
でもそんなギャルが最後は真面目に教訓を言っちゃう、みたいなね。
ギャップね、ギャップ。
「君が成す価値にずっと無垢であれ」(←さらに好き)
ちな最終的には使用しなかった案ですが、歌詞を書く時のアイデアノートに「我ら偶像なれど チョーHype也ゃ」って書いてあったの言語感崩壊しすぎてて普通に泣いちゃったな。
そして、マジで声を大にしていいたいし聞いた方全員震えたと思うんですが。。。
風花さんが、ラップ、ありえんうめーのよ。。。フロウのニュアンスもリズムもピッチもかなりタイトですげ~~~。。。となりました。。。
プリプロ(本REC前に仮歌を当てる作業)の段階でもだいぶ詰めていただいて正直「え???これで良くない???」ってなってたんですが、RECでさらに仕上げていただいて「いや歌うまwwwww」しか言ってなかった気がする。。。
元々のお上手さもあってのことと思いますが、相当練習してくださってるのを感じて尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。。。なるほど、天才…というやつか…。(涅マユリ談)
ただRECの際にはこんなNGテイクも出てほっこりしたり!
NG①→NG②→完成テイク、という流れです。
ましろさんもこだわり派だったので「もう一回!もう一回!」と、たくさん歌って頂けました~感謝~~~!!!
【ベッドルーム・ファンクラブ】
ソロ曲を作るという話の中で、自分の中のごく個人的な声のイメージとして
風花さん=タイト・クール
天知さん=やわらかい、ナロウ
な感じがあったので「P.U.R.E.」はおそらく風花さんかしら。。。?となった矢先、
天知さんのイメージで書かせていただいたのがこの曲でした。
じゃあ天知さんのソロ曲ってどんなんやろ…?となるときに思い出したのは、最初の項にも書いた「大衆の前だと明るく振舞う一方で、本当はすごく内向的な人間だと思っていて…。」というお話でした。
またまたお話がそれますが、実は1曲目の「IDOLING!」の歌詞制作で意識したことで「変わること」を裏テーマとして設定していました。「アイドルをやる!」ということにリスナーさんとの共感軸を見つけてメッセージ性を持たせたかったので「後ろ向きなものを前向きに変化させること」ということをサブテーマしたんですね。
表題をそのテーマにしたということと、先ほどの天知さんのお話を受けて「全曲で前向きに変わることを歌ってばかりだと疲れる瞬間もある。逆に、後ろを向くことを肯定する曲があってもよいのでは…?」というテーマを思いつき、「ベッドルーム・ファンクラブ」はある種表題曲のカウンターになるようなイメージを持って作っていきました。
ふんわりと「アッパーなエレクトロだけど、歌詞テーマと合わせたいのでチルなイメージを前提にしたい」という相反するコンセプトを同居させたい意識があって、そのバランスを取る調整は最後の最後まで音色などでこだわった部分です
ドラムのサンプルのタイトなパーカッションとかスネアの音色とか、四つ打ちドカーン!はラスサビまでとっておく展開とかね。うまいこと追い込めたかな、と思っております。
そしてこちらもRECの際の天知さんの情感の込め方が素敵なのよ。。。
「優しく、赤ちゃんに語りかけるように歌っていただけたら!」とか「特にららら~のところは子守唄の気持ちで!」などなどご相談していたのですが、「元気な天知が出ないように頑張ります。。。」と、僕がお伝えする前から分かってくださっていたので、非常に素敵な子守唄が取れまして。。。あまりに素敵なので時計の音と合わせたガチ子守唄verが下記となります。。。全部投げだしちゃう日があってもいいと思うよ…自分はね。。。
【総括】
と、いうことでライナーノーツでした!
正直まだ書き足りない感が尋常じゃないんですが、全部書こうとするとあと2年くらい書き連ねちゃいそうなので!このへんで!!!
================
以下、リファレンス(参考にした)楽曲から今作を紐解くオタクくん解説ゾーンです。
もうおにきよの個人的な見解以外の何者でもないので、気になる人だけ見て行ってね。。。
[IDOLING!]
●TOKYO 7th シスターズ / Star☆Glitter
→泣きメロから来るエモーショナル感がすごい。。。
何を隠そう作曲がkz氏なので。。。氏の曲の歌メロはこれに限らず泣きメロのオンパレードで、Ⅳ→Ⅲに下降する流れとかが多いような。それが泣き要素に一役買っているような。手クセなのかな~…。好きです。。。
そのメロにリンクするように、これも記号的というよりはシャープな音色のシンセを多用したソリッドなイメージが強い印象で、サウンドメイキングの参考になりました。
ただポジティブ押しだと「楽観的」な印象になるのに、エモベースにしてポジティブ押しにすると「爽やかさ」という新しい価値が生まれる不思議。。。
てかエッッッ(モ)。。。もうこれがアイドルソングって"事"だろ。。
●Aqours-MIRAI TICKET
→「ラブライブ!サンシャイン!!」の劇中歌ですね。
リアタイでこの曲最初に聞いたときはイントロ1分くらいあるし何回やんねんってくらい転調するしで攻めすぎ嬉しすぎで泣くかと思った。。。ゲームのカードを。。。落としてしまったので。。。
ストリングスとバンドサウンドを基調にした流麗なサウンドメイキングにはやはりモダンさを感じてアンサンブルを組む参考にさせていただきました。
●Shine!! / アイドルマスターシンデレラガールズ
デレマスは1期のOP「Star!」含め、如実に過去作とサウンドデザインを分けているのがとっても面白いんですよね。特に「Shine!!」は今回の楽曲に近いデザインを感じました。
歌詞面の冒頭から「思い通り行かない~」と陰りのある内容から始まるところや、それにリンクするようなⅢm→Ⅳ△→Ⅴ△→Ⅵm(コード進行の中でこれがいっちゃん好き。。。)が採用だったり。もう泣かせる気まんまんやん!!!というね。
あとこれも名曲の法則ですが、Bメロで格言を言ってからサビに入ると一気に説得力が増しますよね。
「ねぇ 捜していたのは 12時過ぎの魔法
それはこの自分の靴で 今進んで行ける勇気でしょう?」
こ…???これが…???感…情…???(自分の胸に手を当てるアンドロイド
●Mrs. GREEN APPLE / 青と夏
→アイドルソングではないですが、アンサンブルの参考に。
やってるのはバンドサウンドなんだけど、泥臭すぎないエモーショナルさと爽やかさを感じる歌モノという絶妙なバランスが素敵!
ミセスに限った話じゃないですが、自分はロキノン育ちなので、この手のサウンドが好きで好きで…。曲中だとDメロの「どうやったって変わっていく~」からの展開は色濃く影響出ていると思います。
[考察]
これらを聞いて感じたこととして、ここ数年で世間的なアイドルソングの在り方も変わってきてるよな、と思ったりしました。
方針で触れたことと近いですが、昔は「かわいい!楽しい!明日に向かってゴー!」みたいな「陽」の部分を押し出したものが主流だったのに対し、現代に向かうにつれてもう少し「陰」の部分を映し出すようになってきたというか。
それが歌詞しかり音色しかりで表現されるようになってきたというか。
多分情報の見える化が進んで誰でも個人が感情を発露できるようになった現代では正も負も感情をずらっと並べられるし、なんなら負を吐露することも多いSNSだったりするので、そんな人たちの希望になるべきアイドルという存在はいたずらにポジティブなことだけでは足り得なくなってきたのかな?とか思ったり。(ただ自分がネクラなだけ説濃厚です)
昔X(旧Twitter)で見たもので「AKBは桜の美しさを、乃木坂は花の散りゆく切なさを、欅坂は木の下に埋まっている死体の憂いを歌っている」みたいなたとえがあって、なるほどなあと。確かに時代の変遷と共にパブリックアイコンとしてのアイドルにはそういう役割が求められてきているのかもなあ、とよぎったりしました。
[P.U.R.E.]
●Giga / CH4NGE
Giga / G4L
→歌ってるのがボカロですが、K-POP以外の何物でもないよね!!!最高!!!
全編渡ってキック&ベース&リフ押しトラックで、歌はほぼラップかメロがあってもサビくらい。てかラップを載せようとするとコード感ゴン!って感じのトラックよりリフ一発で展開したほうがハマりがよかったりするよね~の図。ギガちゃんのアレンジはガチセンスしかなくて大好きです。かっけ~~~。
●aespa / spicy
→ギガちゃんに続きこれもリフ&ビート!でもボーカルワークとか、サビのメロ感とかはアイドルアプローチ感じますね。イマドキのカワイイ~が詰め込まれてる~好き~~~。
●LE SSERAFIM / ANTIFRAGILE
→アイドルソングなのにこんな音楽偏差値高くていいんか!?となった曲。
アイドルソングってある種キャッチーであることが絶対条件だと思うんですが、
「え~~~wwwそれは非常に前時代的というかwwwそんなことではすぐおじになってしまいますぞwwwおにきよ氏www」ってクソイケてる高田馬場のオタクくんに言われているが如くのめっちゃダンスミュージック!!!
サビ音数少な!!!やっぱ韓国は「カッコいいこと」がアイコンなのかな。
国ごとにこんなにアイドル像って違うんですね~勉強になる。
曲中で言えばイントロの「wow oh oh~」みたいなフェイクとか、2コーラス目「カワイイ!なのは当たり前~」の部分におけるトライバル感とかに影響があるかもしれない。
いわゆるK-POPらしさの参考にしました。
[ベッドルーム・ファンクラブ]
●クレイジークレイジー / 一ノ瀬志希、宮本フレデリカ(アイドルマスターシンデレラガールズ)
→どんだけいい曲だよ!!!!!っっっは!!!!!
エモくてチルいビッグルームの金字塔すぎるだろ泣くが。。。
平歌のボーカルサンプリングでリズムを作るとことかドロップがハーフだけどリードフレーズが16フィールだからリズミカルに感じるギミックとか全てが技アリ!!!って感じですね。。。全作曲家の中でTAKU INOUE氏が一番好きです。。。自分は。。。
●秘密のトワレ -Midnight Lab Remix- / 一ノ瀬志希(アイドルマスターシンデレラガールズ)
→同じくTAKU INOUE氏のRemix。曲中のドロップの声ネタで展開するとことかめちゃ影響受けてますね~かっこいい。。。
●aespa / Dreams Come True
→aespa再登場。イントロのフレーズが終始出てくるところや、平歌の音数のスキマ感などは曲中にもだいぶ活きている気がします。
ちょい前のK-POPトレンドの90'sの雰囲気が強く出た曲で、天知さんもK-POPお好きというお話から、クール系じゃない方向のアプローチとして聞いてたりしました。
●古川本舗 / 全楽曲
自分が一番好きなアーティストです、古川本舗様。。。
「!」や「。」を文中に付けてニュアンスを付けるの好き好き委員会の会長やらせていただいているので、サビ中の「夢を見せて、夢を見せて!」にあるようなところは完全に古川本舗リスペクトだったりします。。。あとは全体的に口語調ではなく文語調で詩的な表現にしたりするところとかでだいぶ影響を受けたなぁ。。。
1行目は「夢を見せて、照らされて。」という事象の語り部的ポジだったのがその対になる折り返しで「夢を見せて、夢を見せて!」という感情の吐露になるという。。。はぁ。。。エモ。。。もう無理"Chill"しょ。。。
正直古川本舗に関してはどの曲、というよりほとんどの楽曲に共通して書かれている文法だったりするのでこれ!というのがないのですが、強いて言えば「HOME」とかは結構わかりやすい…かもしれない。。。
自分が言うのがおこがましいくら素敵なのでぜひ聞いてみてください。。。
===