クタート・アクアディンゲン

クタート・アクアディンゲンは、水神クタートとも呼ばれる魔導書です。
人間の皮膚で装丁され、雨などで湿度が上がると汗をかきます。
主に水中都市と深きものを研究した内容になっています。
イラストの女性は、寮長日記８［雨女］に登場した、霧雨冷花さんです。
ゾス＝オムモグを崇拝し、知性ある男性を求め、ネオン街に現れる街娼です。
彼女の右手にある書物は、クタート・アクアディゲンですが偽書です。
青色の謎の皮で装丁され、不気味な魚眼と触手があります。
生物の終焉（死）に遭遇すると、歓喜のあまり触手が踊り狂います。
主に水中都市ルルイエの歴史について、詳細に記述されています。
水中都市ルルイエは、クトゥルフとゾス＝オムモグが覇権を争っています。
この魔導書は、ゾス＝オムモグこそ崇拝すべき神だと説いています。
クトゥルフを崇拝する深きものが、忌むべき存在であるとの記述もあります。

関連作品
寮長日記8［雨女］

寮長日記１３［春女］

寮長日記１２［腐女・後編］

寮長日記１２［腐女・中編］

クトゥルフサマー

毎日暑いので、涼しくなるようなイラストを描きました。
今回のクトゥルフは、両腕がないデザインで描きました。
ボーリングのピンみたいで、個人的には気に入っています。
背景の木の根みたいなのは、海底都市ルルイエです。
非ユークリッド幾何学的な外見をもつ、建造物からなる都市です。
原作で読んだ時は、何だそりゃ？としか思いませんでしたわ。
手前の女性は、学生寮３０４号室の紫村恵さんです。
寮長日記に登場する、人間と深きものの混血種です。
ルルイエが浮上してますので、夏の終わりどころかこの世の終わりです。

関連作品
寮長日記２［魚女］