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2023年 08月の記事 (2)

やさにき 2023/08/26 19:00

【無人島】基本システム作りの終わりが見えてきた

こんにちは、やさにきです。早いもので8月も終わりが近づき、ゲーム業界は『アーマード・コア6』のリリースに沸いていますね。当方、フロムゲーマーを自称しつつも恥ずかしながらアーマード・コアは未プレイでして、今回初めて体感する鉄と硝煙の香りに大興奮しております。


子供が寝静まった後に少しずつプレイしていくつもりですので、開発に支障をきたすことはありません。その点、ご安心いただければと思います。


『無人島社員旅行記』の作業は現在もアイテム管理画面を中心とした基本システムの制作がほとんどです。拠点となる洞窟を背景に見ながらの作業──「穴ぐら生活」もずいぶん長くなりました。


ただ、それもようやく終わりが見えてまいりましたので、その成果の一部をご覧いただこうと思います。


アイテム制作システム



前回の進捗報告から2週間にわたり、ほとんどの時間をこのクラフトシステムの構築に割きました。同様のシステムを『エルフと暮せば』でも作りましたが、要素が増えた分、開発の難易度は段違いにアップしています。


今作はクラフト要素を利用することで、上のスクショのような消費アイテムのほか、ナイフや釣り竿といった道具を製作することができます。


アイテムの管理画面を作るのと並行して、「こんなアイテムも要るよなー。そしたらこういう素材も必要だよなー」と連想ゲームのように扱うアイテムを増やしていきました。それもシステム制作に時間がかかってしまっている原因です。


今は森の中で収集できるアイテムがほとんどで、実装したいと考えている漂流物についてはまだアイディアを出せていない段階です。そのため、アイテムの種類は今後も増えていくと思います。


道具製作の独自システム

上のスクショでお見せした「毒液」のような消費アイテムは素材を揃えてボタンをクリックすれば、その場でアイテムが完成して使えるようになります。


しかし、調理や伐採などに使う道具や大規模な設備もレンチンするが如くお手軽に作れてしまうのは如何なものかと考えた末、道具や設備の製作にはもうひと手間かかる仕組みを取り入れることにしました。


その要素というのが、製作ポイント制です。


このポイントがどういうものなのか、実際に道具製作の過程を動画で見ていただいた上でご紹介していこうと思います。



このように必要な素材を選択することで製作を進められるのですが、これで完成とはなりません。あくまで必要な素材が揃っただけとなっており、完成にはもうひと手間必要です。




制作準備が完了した道具・設備の情報は上のタスク一覧にストックされ、ここで製作を進めることで、完成に導くことができます。ここで登場するのが製作ポイントです。


タスク一覧を経て製作を行うと、1時間の作業につき製作ポイントを一定量獲得します。獲得したポイントの総数が道具・設備に割り当てられたポイントを超えると、ようやく完成するという仕組みになっています。


製作ポイントは、完成までに要する時間と言い換えていいかもしれません。製作を担当するメンバーの技量が高ければポイントの獲得量は大きくなりますし、たまたま作業が捗って通常より獲得量が増えることもあるかもしれません。タスク一覧に入ったアイテムは主人公とは別のチームに製作を進めてもらうことも可能です。


製作ポイント制の導入によって、家具や船といった大きなもののクラフトを時間をかけて行う仕組みを取り入れることに成功しました。


ゲームの快適性を考えるとだいぶ面倒な要素ではありますが、ツールが整っていない環境で、しかも素人集団によるものづくりは時間がかかります。時間がかかる分、食材調達の合間を縫ってコツコツ製作し、完成したときの達成感は大きくなるのではないかと考えています。




今作はこのような感じで独自ルールが多い作品なので、TIPSによるフォローは前作以上に手厚く行います。チュートリアルもしっかり行う予定ですが、読み飛ばしてしまってもTIPSを見ればほとんどの内容は理解できると思います。



「リアリティ」をどこまで追求するか



上のトピックにも関わってきますが、今作の開発においてどこまでリアリティを追求するかは非常に悩ましい問題となっています。


例えば、矢。こういうクラフト要素が存在するゲームにおいて、矢は自作したり回収したりする必要があるケースが多いように思います。


では、本作にも矢をクラフトする要素を導入するかというと、否です。本作は計4人のメンバーの装備を管理しなければならないのですが、作った矢を誰に何本持たせて、なくなったら何本補充して……などと考えると、システムが複雑化しますし、ゲーム的にもかったるいものになってしまいます。


そういったわけで、「空いた時間にちまちま枝を削ってストックしてる」というフォローは入れますが、矢は無限にします。


製作ポイント制のところで話したことと少し食い違いますが、このように本作はゲームとしての面白さや利便性を追求する過程で、現実とは異なる設定を入れたり、本来あるべき過程や描写を省いたりすることがあります。


「実際のサバイバルはこうだ」「亜熱帯と思しき島に○○が棲息してるわけがない」などなど、いろいろツッコミどころはあると思います。ただ、本作はエロゲですから、食べると都合よくエッチな気分になるキノコも出ますし、野外でセックスしても感染症になったりはしません。そもそも現実ではありえない食べ物や現象が多発します。


純粋に私の知識不足から現実と異なる設定が組み込まれることもありますが、「ゲームの面白さに寄与する設定」の取捨選択を継続して行なっていきたいと考えています。その点、お含みおきいただけますと幸いです。




当初の予想通り、今月はシステム開発に終始することになりそうです。それもようやく終わりが見えてまいりましたので、今は一旦穴ぐらを出てオープニングのシナリオとチュートリアルを制作しています。上のスクショはその1シーンで、エリア探索のチュートリアルです。


誇張抜きで数ヶ月ぶりにちゃんとシナリオテキストを書いたような気がします。文章は書かないと退化していくものなので不安でしたが、思いのほかするすると文章が出てきてホッとしています。


9月は基本となるシステムを完成させて、島での1日を通しでプレイできるくらいには仕上げていきたいです。引き続き頑張ります。


といったところで、今回は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。下記の「★」ボタンツイートボタンのクリック、コメント等で反応いただけますと、励みになります。


それでは、次回もよろしくお願いいたします。

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やさにき 2023/08/12 19:00

【無人島】自己申告Hステータスと体臭について

こんにちは、やさにきです。本日はコミケ2日目参戦に備えてお台場に前乗りしております。あまり雨が強くなりませんように。


前回ご紹介した戦闘パートのシステム構築は一旦お休みして、ホーム画面のシステムを作っていました。システムを作る段階で新しく思いついた要素などをご紹介していきますので、よろしければ最後までご覧ください。


汗の匂いがするお姉さんは好きですか?

突然ですが皆様、女の人の汗の匂いはお好きでしょうか。


個人的に匂いがキツいのは勘弁ですが、仄かに漂う汗の匂いは嫌いではありません。女性がたしかにそこに生きていることを実感させてくれて、抱くときに興奮を煽ってくれるように思います。


今作では、そんな「体臭」にかかわるステータスを実装することにしました。





先週の記事でもチラッとお見せした最新のステータス画面です。他のサバイバルゲームを参考にしつつ、【免疫】【清潔】というステータスを新たに追加しました。


お察しの通り、匂いにかかわるステータスは【清潔】です。ヒロインたちは勝手に沐浴して体を洗ってくれるわけではなく、こちらから「洗体」コマンドで指示してあげる必要があります。



▲ホーム画面のUIもいじっています

体を洗うのにも時間を消費するので、清潔のステータスに余裕があるときは体を洗わず作業を続行するという判断をすべき場面があるかもしれません。


体を洗わずに過ごし、【清潔】が減少する弊害としては「猛獣や毒虫が寄ってきやすくなる」というのを考えており、ネタっぽいステータスの割にはけっこう重要です。


もちろんそれだけでなく、「匂い」がエッチに影響するというエロゲらしいシチュエーションも考えておりまして……。




エッチのお誘いに対して、清潔のステータスが低いとこうして体臭を理由に断られます。肌を重ねる際、体臭はやはり女性が気にするところではないかと思います。




あなたは「一向にかまわんッッ」と、汗でムレムレの洗ってないおま○こにズップリ挿入し、首筋や脇の匂いを堪能しながら種付けしてもいいし、しなくてもいい。


まだ構想段階なので、実際にどのような形になるかは定まっていませんが、個人的にはぜひ描いてみたいシチュエーションです。



自己申告型エロステ表示

上のスクショの通り、本作には各キャラに対して様々なステータスが割り振られています。体調に関するものやサバイバルに必要なスキル、猛獣との戦いにおけるステータスなどなど……。


いろいろと新しいステータスを加えつつUIのレイアウトを組んでいたのですが、ある弊害が発生しました。


エロステを入れるスペースがない!


これは大変一大事ということで、エロステだけ個別にページを設けることも検討したのですが、ふと1つのアイディアが振ってきました。


エッチなことした回数を恥ずかしそうに申告してもらおう!


ということで、こうなりました。



▲エロステの内容は予告なく変更される場合があります



「この島に来てから何回オナニーしましたか?」
「何回中出しされたんですか?」


と聞かれて、恥ずかしそうに答える様はなかなかに来るものがあります。皆様もぜひ、ステータス画面で彼女たちを恥ずかしがらせてお楽しみください。



【宣伝】『エルフと暮せば』Steamストアページ公開中!

進捗は以上なのですが、最後に少し宣伝をば。サークルとしては第2作目にあたる『エルフと暮せば 憩いの森の2人暮らし』のローカライズ版のストアページがSteamにて公開されました。


【ストアページURL】
https://store.steampowered.com/app/2311810/_/



タイトルロゴも元のデザインを上手く活かしつつ、英語と繁体字・簡体字に翻訳していただいています。


「やさにき=人妻寝取り」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、『エルフと暮せば』は120%純愛です。


エロの刺激という点では『おとなり』シリーズと比べて少々見劣りしますが、純愛シチュにこだわったエロとシナリオを評価していただいており、DLsiteAward2021では優れたストーリー賞をいただいています。


もしまだプレイしていない方がいらっしゃいましたら、この機会にぜひお手に取っていただけたら幸いです。ローカライズ版はSteamにて2024年第1四半期のリリースを予定しています。


ストアページ公開と、リリース2周年のお祝いに久しぶりにルシアを描いてみましたので、お納めくださいませ。






【感謝】『おとなり』シリーズ・ローカライズ版の御礼

『おとなり』シリーズのローカライズ版がSteamでリリースされてから1ヶ月以上が経過しました。1ヶ月の売上は『1』が14000DL、『2』が25000DLといずれも好調です。


『1』をDLsiteで販売したときの1ヶ月の販売数は3000程度だったと記憶しているので、4倍以上のスピードで売れている計算になります。リリースから2年以上経過している作品がこうしてまた日の目を見ることになるとは……本当に感謝しかありません。


『おとなり2』に至っては一時、Steamにおける売上上位トップ100で40位台を記録。同接の人数も非常に伸びまして、リリース直後は800人以上の方がプレイされていたそうです。


これがすごいのかいまいちピンと来なかったのですが、他の名だたる名作同人ゲーと比較しても決して見劣りしない数字らしく、多くの方が期待して待っていてくださったんだなと誇らしい気持ちになりました。


今回の成功を受けて、Steamのコミュニティにて皆様に感謝のメッセージを書かせていただきました。そしてなんと、台湾のイラストレーターFishine様(@FishineArt)に春香のイラストを描いていただきました。




エッチ過ぎてビックリです。全身に隈なくサンオイルを塗ってあげたい。


該当の記事があるコミュニティは以下のURLです。R18のコミュニティなのでログインしてご覧ください。


https://steamcommunity.com/app/2274980


最後に進捗と無関係の話を長々してしまい申し訳ありません。久しぶりにエロゲらしい進捗報告ができたものの、今月も基本的なシステムの構築がメインになりそうで、現在はクラフト要素とチーム編成の実装に悪戦苦闘しているところです。


地味な作業が続きますが、Steamの成功も相まって高いモチベを維持できております。引き続き頑張ってまいりますので、応援よろしくお願いいたします。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。下記の「★」ボタンツイートボタンのクリック、コメント等で反応いただけますと、励みになります。


それでは、次回もよろしくお願いいたします。

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