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アニメ感想の記事 (78)

レジュメ【アニメ感想】『ルミナスウィッチーズ』3話「何の為に、誰の為に歌うのか」

公開している感想動画のレジュメ置き場です

©2021 島田フミカネ・KADOKAWA/連盟空軍航空魔法音楽隊
https://youtu.be/BJxJnXfIw4s

ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40784909

本編

こんにちは、アッ子Pです。今回は、ルミナスウィッチーズ 3話感想 行ってみたいと 思います
軽くネタバレありますので ご注意下さい

えー、ポンコツというと 可愛らしい イメージが 浮かびます。
しかし、今回は その ポンコツを 通り過ぎて、かなり ネガティブな 方向性へ いきそうになった 危うい回でもありました

隊長が 会議で 不在だった今回、おそらく ナンバー1 とでも言うべき アイラ様が 指揮を取る事になりましたが
自らが 抱えている問題が 大きすぎたんでしょうね
自分へのいらだちを スパルタ指導という 形で みんなに 押し付けてしまった

じゃあ、彼女だけが 悪いのかと言えば、そうとも言えず
本来彼女を サポートするべき ナンバー2のエリーは マイペースが過ぎたか、アイラ様への 何らかの想いも あってか
マリアが 倒れるまで…wというか 寝るまで 手を差し伸べる機を 逸してしまったわけです
でもって、部下はと言えば、こちらは 本物の ポンコツ揃いな上に、気持ちはバラバラ

がんばったって、どうにもならない事だって、あるんです
ミラーシャの言葉が、アイラ様の 背中に突き刺さります
彼女もまた、どうにも自由に 動かなくなってしまった腕を 抱えていたからなんですね

そんな時、ジニーが やってきました
底抜けに 明るくて、前向きな 彼女は、一瞬で 場の雰囲気を変えました
まさに ムードメーカー、主人公

村に出て、子どもたちと 一緒に 踊る彼女たちを 見た 村の大人たちは
最初こそは 戦わない、戦えないウィッチに対して 冷ややかではありましたが
次第に その 考えを 改めて行く事に なります

彼女たちが 守ろうとしているのは 人々の 笑顔だったんですね

これは、ストライクウィッチーズ3期である ロード・トゥ・ベルリン5話でも 描かれていたお話です
ネウロイによって、国土は奪還できたものの、国の象徴である 花が失われそうである事
ペリーヌやヨシカちゃんたちは、ハウス栽培を 必死で 手伝う。そんな お話なんです

住む場所さえ 確保できれば、人は行きていけるのか
違いますよね。そこに 希望がなければ、やはり、人は生きて いけないものです
その希望こそが、今回の 子どもたちの 笑顔だったんですね

アイラ様が、子どもたちに 背中を押されるようにして 言った言葉
ああ、私も 歌う ウィッチだ
今まで、上流階級の おかざりとして、慰み者のような 歌を 歌っていた彼女は
今度は 村の子供達の 笑顔を 守るために 歌う

歌っている歌は 同じでも、聞いてくれる人たちへの 気持ちは 大きく 変わったんでしょうね

ルミナスウィッチーズ 3話感想 アッ子Pでした

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レジュメ【アニメ感想】『リコリス・リコイル』3話「スタンド・バイ・ミー月世界旅行」

公開している感想動画のレジュメ置き場です

©Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11
https://youtu.be/EBbetDmP-PM

ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40779060

本編

こんにちは、アッ子Pです。今回は、リコリス・リコイル 3話 感想行ってみたいと思います
軽くネタバレ ありますので ご注意ください

最初に、仕込みネタを 2つほど
OPで チサトが 尻キックして、タキナが 半ギレで 蹴り返しするシーン
これ すごく良いなあと 思っていたら、Twitterで 検証動画がでておりまして
これは アメリカの 青春ドラマ スタンド・バイ・ミー の 1シーンだったんですね
私も 見てはいたんですが、すっかり 忘れておりまして 急いで確認したところ
開始から 14分くらいのところで このシーンを 見つけました

これは主人公たちが チンピラにからまれたあと
その行き場のない怒りを じゃれ合いキックで 発散させるという とても良いシーンでした
いや、見たはずだったんですが、すっかり 忘れていました

あとこれは 結構有名だと 思うんですが、EDの この顔に ロケットが 突き刺さっているやつ
これは 1902年、ジョルジュ・メリエスの「月世界旅行」という モノクロ サイレント映画が 元ネタです
膨大な制作費、当時としては 15分ほどもある 長大な映画、斬新なトリック撮影などを 駆使し、
後の 映画業界に 多大な 影響を 与えた作品でも あります

その他にも この作品、前回の ガンアクションDVDとかも ある通り、色々な 映画の オマージュが 散りばめられており
遊び心が たっぷり あって、元ネタ探しだけでも 楽しめる 作り込みが 嬉しいですね

さて、今回は DAに帰りたがっている タキナちゃんが 一時里帰りして、自分の 居場所を 見つけていく
そんな お話でしたね

リコリコの みんなが 楽しんでいる ボドゲ会に 出ようとしない タキナちゃん
相変わらずの 意地っ張りっぷりを 見せてくれて まあ 可愛い事
でもそれは、DAへの 強い執着がみせるものであり、
こんなヌルい 喫茶店なんかに いつまでも くすぶっている私じゃないわ、みたいな 気持ちもあるんでしょうね

そんなこんなで DAに 連れて行ってもらえる事に なった タキナですが
行きの電車の中では、外は 雨が降っているんですね
これが ラストで 物語が めでたし めでたしで 終わって 帰る時には 雨がやんで 温かい夕日に包まれている
こういう、大道具で 予感と、しめを 見せる辺り、映像作品の 醍醐味といった ところでしょう

そして 予感通り、陰口を叩かれるタキナですが、
このあたり、特にチサトと ふきちゃんとの 会話辺りから 視聴者は おや?と思い出すんですね
DAにいる娘は、厳しい娘が 多そうだけれど、意外と 悪い子は いないんじゃないかと

フキは、遠回しに、チサトに対して、タキナは ちゃんと やれているか、なじめているか、と
気にしている 質問を やたらと します

もちろん、司令に噛みつくチサトも そうです
せっかくできた 可愛い妹分みたいな タキナを 本当はDAになんか 戻して上げたくない はずなのに
タキナが 戻りたがっているから、全力でそれを サポートするんです
良い娘じゃないですか

でも結局ダメ
動いている人たちが 大人数である限り、必ず、メンツとか、信条とか、犠牲とか、命令とか それらがないと 動いていかない
DAは 大きく なりすぎたんでしょうね
だから、もっと 小さなところから、やりなおしてみない?
チサトは そう言っているようにも 聞こえるんですね

私は 君とあえて 嬉しい、嬉しい、うれしい!
母性溢れる チサトお母ちゃんです

そしてバトル。
殴り合って仲直りとか、どんな少年マンガだよっていうね
これを 美少女たちで やる辺りが、この作品の 面白いところなわけですよ

冒頭、フキちゃんから くらった パンチは 完治したようですが
その痛みは、ずっと タキナの 心のなかで わだかまっていたのでしょう
そんなタキナは、最後に 殴り返し、笑顔を見せるんですね
にくいやつを 殴り返してやって スッとしたって笑顔じゃなくて
心にあった 付き物が 落ちたような そんな 爽やかな 笑顔をするんですね

フキちゃんは、やっぱりお前は 使い物にならねえ リコリスだよ
二度と返ってくるんじゃねえ、と 言いますが これはもう ツンデレ台詞そのものですね
今のところで、チサトと うまく やっていけよ
そんな 激励だったんじゃないでしょうか

この作品、DAという ガッチガチの名門校から ちょっとした事件で 退学になってしまった 生徒が
リコリコという 喫茶店で バイトを しながら その 心の 傷を 癒やしていく
そんな、学園ドラマにも 見えます

毎回、手を変え、品を変え、色々な ドラマを展開させていく
すごく 懐の大きな アニメなんじゃないかと 思うように なってきました
今後も楽しみです

リコリス・リコイル 3話 感想 アッ子Pでした

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レジュメ【アニメ感想】『ウマ娘1期』1話「小ネタ満載楽しい出だし」

公開している感想動画のレジュメ置き場です

©2018 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」製作委員会

https://youtu.be/S4R2zS7u31U

ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40765250

本編

こんにちは、アッ子Pです。今回は、ウマ娘1期 1話 感想行ってみたいと思います
軽くネタバレ ありますので ご注意ください

さて、ウマ娘 良いって話はね 前々から 噂で 聞いていたんですけれど
イマイチ 踏み込めなかったのは、私が 競馬を 全く 知らないって事も ありました

それに加えてですね、史実に基づいた 作品だということも 聞いていて
それが、架空のドラマとの 兼ね合いで
歴史を 全く知らない人間が見て、ドラマ単体として見て、納得できるんだろうか、という所に 不安を感じていたんですね
ほら、よく 言うじゃないですか。事実は小説よりも奇なり、と
なので、この ウマ娘の 感想は、完全に ドラマだけを見ての 感想になります
よって、トンチンカンな 解釈をするかも しれませんが その辺は お手柔らかに お願いします

さて、冒頭のナウシカ絵巻。これは 面白かったですね
どうやら、ウマの 魂のようなものを 受け継いだ母親が ウマ娘を生み 育む、みたいな世界観なんでしょうか
その辺の メカニズムは まだわかりませんけど これが Aパートに 繋がって行って
スペちゃんが 寮に 到着するまでの 道中で 設定が 何と なく 頭に入ってくる感じになっていて
この辺 上手いな と 思いました

キャラ演技一つ とっても ドアに しっぽが 挟まれそうになる ところを描くとか良いですよね
都会の 電車の 自動ドアに 慣れていないという事、ウマ娘には しっぽがあるという事
そして 普通に 可愛い事。同時に描けるわけですから

彼女が どんな性格なのか、彼女が何を 目指しているのか、そのために どこに 行こうとしているのか
すごく分かりやすいんですよ
これは、単純とか いうものではなく、ストレスなく、設定が 頭に入ってくる きれいな 脚本だと 思いました

あと このカットは 笑いましたね
なんで 受話器を持ち上げてるんだろうと 思ったら 耳に当ててたんですね
てことは、ケモノ系キャラにあるように、頭の耳は アクセントじゃなくて
頭の上の耳は 本物の 聴覚器官って事を 示してるんでしょうか
これ ちょっと 後の描写が これに 沿ったものになるのか 楽しみですね
耳をすませる 時とかに 耳に 手を当てる定番演技が ありますけれど
そういう時にも 頭の上に w手を持っていくんでしょうかね
これ、ウマ娘 独特の アクションになったら 可愛いなとか 思います
それに 限らず、投げたジャージを 拾う サイレントスズカとか、全体的に いちいち芸が細かいのが 見てて楽しいです

また、解説の細井さん、一言しか 喋らなかったんですが、他の 声優さんとは ちょっと違う声の出し方をしていたので
これ、実在の人物じゃないかなと 思いますが、どうなんでしょう

そんな事 言ってる 間に どんどん 知らない名前が 出てきますけど この辺は もう 気にしないで置きましょう
なんで スペちゃんが 1着になれなかったのかとかも、私 全然わからなかったんですが、気にしないでおきましょう
なんか、競馬的な そういう ルールが あるんでしょう

で、ここまででスペちゃん、 結構 ど田舎 出身で ピュアな 性格という部分が 前に出されております
それに対して、本人は さほど 気にしている様子は ないようには見えるんですね
でも、やっぱり 日本一のウマ娘に なることが 目標だという、自分の夢を笑われたりすると 傷ついてしまう
そんな時、その言葉を受け入れてくれたのは スピカの人たち、というか 人とウマ娘たちだった
それが 決定打と なったわけです

さあ、なんか すごく 豪華でいて 分かりやすくて キャラクターにも 親しみが持てる この作品
予算も わりと 潤沢に ありそうな 気がしますし 期待できるかも しれませんね

ウマ娘1期 1話 感想 アッ子Pでした

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レジュメ【アニメ感想】『リコリス・リコイル』2話「錦木千束 能力者説?」

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©Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

『リコリス・リコイル』2話「The more the merrier」より
https://youtu.be/POXh-_c9904

ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40747352

本編

こんにちは、アッ子Pです。今回は、リコリス・リコイル 2話 感想行ってみたいと思います
軽くネタバレ ありますので ご注意ください

前回これ、何か 名称あるのかな、と 言っておりました チサトちゃんの構え
コメントで 教えていただきました
これは、シー・エー・アール システムと 書いて カーシステムと 読む ものらしいですね
敵が1メートル以内に いるときとか、使う、近接戦闘用の 構えだそうです
両腕を伸ばす 基本の構えができない時とか、近すぎて 銃を 奪われる 危険性がある時などに使う そうです
いやあ、また一つ 勉強に なりました。ありがとうございました

前回の ネタついでにですね、動画の終わりに コブラの絵を 入れておいたんですが
「なぜコブラ?」という コメントがありまして、
ああ、たしかに こりゃ わかりにくいな、と思いまして、解説入れておきます
銃弾が来たのを チサトちゃん、右に避けるでしょ
髪の毛が 貫通して 焦げちゃってるほど スレスレ描写のこの絵
これ、コブラのOPラストで、エネルギー弾を 目視で 避けるコブラの絵と そっくりだったんですよ
アングル的にも 右に避けるあたりも。
それで、ネタとして 突っ込んでおいた次第です
わかりにくくて、すみませんでした

で、こんな 先週のネタを 長々と話したってのも、ここに 引っかかるところがあったから なんですね
今週もありましたでしょう、敵の 銃撃を まるで 先が読めるように 避けていくカット。
これは 演出として チサトに 弾が 当たらない事を 印象付けているんじゃ ないかと 思います
また、ラストシーンで タキナが イタズラで 輪ゴム鉄砲を チサトに 打つシーンで
まるで 偶然かの 様に それを 避けてしまったりするところ
これはちょっと 分かんないですね
訓練の賜 といっても、これは レベルが高すぎですし
何か 能力的な物なのかも しれないなあ、とか 思ったりして

まあ、まだわかりませんよ
このアニメを 見ると、どうやら 明るいガールズ・ガンシューティング・アクション のようにも見えますし
だとしたら、楽しませてくれる為に、このくらいの 嘘は つくかもしれません

ただその他にも 引っかかる所は 多々ありまして
前回、孤児を連れてきて訓練させて、コロコロしちゃう人に 仕上げる みたいな 事も 言っていましたし
今回は 彼女たちには 戸籍がない、みたいな事まで 言わせています
「jkの殺し屋なんて 異常だよ」
狂ってますよね、この世界

でも、チサトは あんなに 明るいんですよ
しかも、超優秀で、不殺を信条と しているっぽい
喫茶リコリコの 人たちも そんなチサトを 容認し、家族のように 包んでくれている
不思議な暖かさがあるんですね。それもまた 謎。

こういう風に、序盤で 手の内を 全部 「見せない」 作品ってのは 構成の妙と いいましょうかですね
視聴者の 期待を 次へ、次へと引っ張る 牽引力にも なるわけですね  

あと、嬉しいのは、チサトちゃんが やたらと スキンシップしてくる ところですね
やっぱ 可愛い女の子同士が ギューッてやってるのって 絵になりますしね
それもこれも含めて、特に チサトちゃんの キャラ立ちが 良いのが 物凄く 好感度高いです

恐らく中盤では、彼女たちの 辛い生い立ちとか
チサトちゃんの 不殺を 試されるような エピソードが 挟まれることでしょう
でも、彼女なら きっと、それを 乗り越えられる、そんな 気持ちにさせてくれる 主人公です

リコリス・リコイル 2話 感想 アッ子Pでした

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レジュメ【アニメ感想】『リズと青い鳥』「ゆりかごから出た時」

公開している感想動画のレジュメ置き場です

©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会
https://youtu.be/AMWK-ESvbyQ

ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm39062952

本編

こんにちは、アッ子Pです。今回は リズと青い鳥 感想 言ってみたいと思います
さあ、この作品を 百合か否かで語ると、恐らく 視聴者の間で 戦争が起きてしまうでしょう
まあ、なるべく フラットな立ち位置で 見ていきたいのですが
すみません、私は 百合好きです
なので、今回は あー、また百合厨が 妄想ぶっこいてるなあ、と
生暖かい目で ニヤニヤしながら お話を聞いてくださると 嬉しいです

冒頭、ぴょこたん、ぴょこたん。歩く度に揺れる ノゾミのポニーテールを 見つめるミゾレ
親鳥を 一所懸命 おいかける ひな鳥のごとく ノゾミ べったりの ミゾレです
あ、可愛いなと 思う反面、視聴者は あれ? とも 気づくはずです
ミゾレから ノゾミへの 気持ちは 依存に近いほどなのに
ノゾミから ミゾレへの 気持ちは 仲の良い友だち 止まりなんですね
あ、これ 百合的に ダメ? とかは、まあ後で考えましょう

物語は、演奏曲である「リズと青い鳥」の 原作小説が ベースとなっています
詳しく話すと長くなるので、ポイントだけ話しますね

リズという女の子と、実は青い鳥が本体である女の子が 出会うお話です
二人は、とても 仲良くなって、一緒に暮らすようになりました
でも、青い鳥は、本来、空に帰るべきなんだ
リズはそう 思ったんですね
しかし、空に帰ったら 自分はまた一人ぼっちになってしまう
そして、リズは、青い鳥の 幸せを 考えて、カゴを開けます
青い鳥は、空へ 羽ばたいていって しまいました
すごく簡略化してますが、こういうお話なんですね

で、ミゾレは、リズに 自分を重ねます
私だったら、ノゾミ以外何もいらない。大好きな人と一緒にいるカゴを 開いて 外に放つなんて 考えられない
私は、ノゾミと一緒に この カゴの中で 一生を送ってもいいんだ
そんな 考えを 抱いていたんじゃないでしょうかね

ところで、カゴ。カゴを開くと、青い鳥は逃げてしまいます
この作品。カメラは学校内しか 映さないんですよ
一緒に祭りに行こうって、行ったような描写もありました
プールにも いきました
でも、それは セリフの中だけであり、プールも スマホという カゴの中に 閉じ込められているんです

ミゾレが 好んで入り浸っている 多分 生物準備室だと 思うんですが、そこには おびただしい数の 瓶があります
みんな、閉じ込めるものの メタファーでしょう
そして ミゾレは 水槽に入ったフグが お気に入りのようなんですが、これもまた、閉じ込められた、もしくは
外に出ない事を 自ら好んで いる 自分を 投影しているのかもしれません

ミゾレたちは、学校という カゴの中にいたんですね

図書館で借りた リズと青い鳥の小説も、1ヶ月経っても返却しません。図書委員は プンスカです
恐らく、全部読んでしまったら、リズである自分は 青い鳥を手放して 一人ぼっちになってしまうから
読んだら 終わってしまうからなんですね
ミゾレの心は リズに 反発します

だから、そんな事をしているうちに、コンクールの練習は 行き詰まってしまうわけですね
楽器のパート。リズ、そして青い鳥の少女担当である、ミゾレとノゾミ、それぞれの 掛け合いソロが バラバラになっちゃったんですね
ノゾミはノゾミで、とある事で、やはり 心をみだしていたんです

しかしそこに、とある 大どんでん返しが 起きるんですね
これは さすがに 見ていて びっくりしました
どんな 事が 起きたかは、ぜひ 本編を ご覧になって お確かめください

さあ、ラストシーン近く。ミゾレは、ノゾミに 小さな声ながら 思いの丈を ぶちまけます

ノゾミの笑い声が好き
ノゾミの話し方が好き
ノゾミの足音が好き
ノゾミの髪が好き

ミゾレは、ノゾミ「そのもの」が 好きだと まくしたてます

ノゾミの…全部

しかしノゾミは その言葉を 遮って こう言うんです

ミゾレの「オーボエ」が好き

この瞬間、ミゾレの 恋は 終わったんですね
そして 二人は 互いの道を 歩みだしたのです
自分たちの 物語を終えたミゾレは、wやっと 小説を 図書館に返します。良かったね、図書委員ちゃん
カゴのようだった 学校から、彼女たちは ついに、外に出たんです

繊細な 青春時代は 終わりを告げようとしています

でも最後に ノゾミは こういうんですね
ミゾレ、私、ミゾレのソロ、完璧に支えるから
今は ちょっと 待ってて

ノゾミは いきなりすぎて 受け入れられなかった ミゾレの告白を
今一度、自分の中で 整理するよ。 答えがどうであれ、きっと、それを伝えるからね
そう言いたかったんじゃないでしょうか
ワンチャンあるよ、ミゾレちゃん! っていうね

やっと カゴから 外に出たからこそ、互いに空へと 羽ばたいたからこそ
自分を 見つめ直す 勇気が 出たのかも知れませんね

リズと青い鳥 感想 アッ子Pでした

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