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2022年 03月の記事 (8)

猪熊夜離 2022/03/26 06:37

橘さん家ノ愛人事情~京香~

橘さん家ノ出産事情

 聞き慣れた声はスマホのスピーカーを通すことで少し違って聞こえた。

「それじゃ無事に着いたのね。お疲れ様。今晩は美味しいものでも食べて、ゆっくり休まなければね。明日から研修が始まるんでしょう」

 電話の向こうにいるのはユウだ。もともとは隣家で祖父と二人暮らしだった少年。その後、祖父が倒れたのを機に橘家で預かるようになり、高校を卒業したいまも一緒に暮らしている。この数年で京香と彼女の二人の娘、そしてユウの間には紆余曲折あったが、現在では四人で内縁の関係にある。

 ほぼ高校進学と同時にユウと三人の女は関係を持ち、一時期は毎日のように身体を繋げる熟れた日々を送っていた。京香も二人の娘も年下の男の子を憎からず思っていたため、母親が抜け駆けして彼の童貞を奪ってしまうと、我先にと競争するように少年のチンポを奪い合った。

 その後、ユウが三人に与えられるばかりでなく、女たちを養っていける大人にならねばと一念発起。煩悩を封印し、男磨きに邁進したため四人の関係はキスやハグ止まりのソフトなものに後退したが、彼が高校を卒業すると再び母娘三人で一本のチンポをシェアする生活が戻った。

 高校卒業と同時にユウは就職した。当然のごとく進学希望と考えていた京香は驚いた。

 学費の心配をしているのは問題ない、進学するつもりで用意していたと京香は考え直すようにユウを説得したが、彼の決心は固かった。

「一刻も早く京香さんたちを支えられるようになりたい。男として自立したい」

 希望の光に満ちた目で告げられては男の決意に水を差すだけ野暮と感じた。

 幸いにしていい縁に恵まれたユウは社会人として充実した毎日を送っている。規模は大きくないが将来性のある会社で目を輝かせながら働く姿に、彼の可能性をひとつ閉ざしてしまったのではと心配していた京香の罪悪感も、多少なりとも軽くなった。

 私生活ではユウと京香の間に子供ができた。まだまだ若手社員の給料で子供を作るのはと躊躇う彼を説き伏せ、京香からベッドに誘い、避妊具を着けない生の男性器を受け入れた。

「私はユウくんだけに幸せにしてもらおうと思ってないわ。私も働いてるし、ふたりの収入を合わせれば大丈夫なはずよ。それに、あまり待たされすぎてしまうと、私の年齢のこともあるし……すでに高齢出産だもの、少しでも若いうちのほうがいいわ」

 女体に残されたタイムリミットを口実に迫ると、ユウは首を縦に振った。

 数年ぶりに交わるユウとのセックスは幸せなものだった。彼の男性器は記憶より少し大きくなっていた。そこも成長期を過ごしたということか。

 彼の腰に両足を絡め、もっと奥で射精してとねだる。久しぶりの女性器の感触に背筋を引き攣らせながら溜め込んでいた精子を吐き出した。

「はぁ、あああ! ……京香さん、京香さん!」

「うああっ、ああっ♡ ユ、ユウくん♡ あ、はいって、きたぁ♡ ユウくんのおちんちんから出た精液、私の子宮にきたわぁ♡」

 高校一年で初めて童貞を捧げた相手に数年越しの種付け。少年時代から憧れた女性に自分の子供を産ませる幸福。ユウは膣内射精しながら涙をこぼした。

 自分とのセックスで感極まる彼の姿に京香も胸が熱くなった。

 行為後にユウは京香と正式な夫婦になりたがった。生まれてくる子供のためにも、はっきりさせたほうがいいからと言う彼のプロポーズを京香は断る。まさか子作りは良くて結婚は断られると思ってなかったのだろう。ユウの顔には困惑の色がありありと浮かび、なぜ受けてもらえないのかと萎びた陰茎を揺らしながら京香の肩を掴んだ。

「ユウくんの子供が欲しいのは私だけじゃないから」京香はユウの指を一本ずつ剥がす。「結花も小春もユウくんの子供を産みたがってるもの。私だけ結婚するわけにいかないわ。全員一緒じゃないと」

 三人が平等でなければ私たちの関係は成立しない。

 京香の主張にユウは抗う。

「そんなの分からないよ。あのときだって三人の中で誰が最初に妊娠するかで、僕と付き合う人を決めるって言ってたじゃないか。誰が最初に妊娠しても恨みっこなしだって」

 ユウが言うあの時とは、童貞卒業から程なくして出かけた家族旅行のことだ。それこそ当時は京香、結花、小春と暇さえあればセックスばかりしていた。いずれ劣らぬ美人母娘のオマンコ食べ比べがやめられず、女たちのほうもかわいがっていたユウのチンポで気持ちよくなるのが幸せで、求められれば身体を許してしまった。

 そんな生活にどこかで区切りをつける必要があった。

 結花の提案で家族旅行に行き、旅先でコンドームを着けない生エッチ解禁、最初に受精した女がユウの正妻で、二番目以降は潔く身を引くか愛人という男には夢のような話だった。

 だけどユウは旅先で女を残して眠ってしまった。深い眠りに落ちていた彼は知らない。危険日ど真ん中の子宮を他の男たちが犯していたことなど。

「あの時とは違うの。状況が変わったのよ」

 言葉足らずな説明にユウは納得しなかった。何度か説得を試みられたが彼女は頑として譲らなかった。

 京香には娘たちに対して後ろめたさがあった。

 男たちに輪○された夜、三人の中で最初に陥落して男たちと「エッチしたい」と言ったのは、誰あろう京香だったのだ。母親として一番冷静でいて、欲望に抗わなければならなかったのに、率先して男たちのチンポを欲してしまった。

 娘たちの心身に傷を負わせたことを悔やんでいる。

 それとは別に、もし自分が二人を出し抜いてユウと夫婦になったら、報復にあの夜のことを暴露されるのではないかという不安もあった。

 最低ね、私ったら。自分の娘のことをそんな風に思うなんて。自分がお腹を痛めて産んだ子供のことすら信じられないなんて。

 そんな娘たちではない、きっと祝福してくれるはずだと思いながらも、京香は三人が横並びでいることを望んだ。

 二十数年ぶりの出産は難事だった。思っていた以上に高齢出産は命を搾り取る。過去にふたり産んでるから大丈夫、いまのほうが医学も進歩しているし、そんな過信を吹き飛ばすつらい時期を乗り越えて京香は娘の|有香《ゆか》を産んだ。

 ユウは有香を溺愛している。いまも旅先から電話を掛けてきて娘の様子を尋ねていた。

「有香は今日も元気よ。さっきお乳を飲んでいまは寝てるわ。心配しょうね、パパったら」

 パパという呼び方にユウは電話の向こうで照れくさそうに笑う。未だに慣れないようだ。京香だけでなく母娘を三人同時に孕ませ、いきなり三人の子供を持つ父親になったのだから慣れてもらわないと困る。

「有香だけじゃなく私には何かないの。私だってユウくんと一週間も離れるのは寂しいのよ。仕事だから我慢してるんだから」

 拗ねた口調で言うと「僕だって京香さんに会えなくて寂しいよ」の台詞が耳をくすぐる。

「明日の準備もあるだろうし長電話もいけないわね。家のことは心配しなくていいから、しっかり働いてきなさい」

 電話を切った京香はスマホを胸に抱き、目を閉じる。耳の奥でユウの声がこだまする。何度も何度も彼の声を、言葉を反芻した。それだけで勇気が湧いてきて、これから始まることを乗り越えられそうな気がした。

「お母さん」

 有香を眠らせていた寝室から出ると、小春が話しかけてきた。戦地へ赴く京香を心配そうに見つめる。

「大丈夫よ、なんてことないわ」

 京香は努めて平静を保った。

「有香のことは私たちで見ておくから」

「お願いね」京香は結花に笑いかける。

「帰りは明日になると思うから。家の戸締まりはしっかりしてね」

「分かってる。母さんこそ気をつけてね。約束破って生でしようとしたら金玉蹴り潰して逃げてきたっていいんだから」

 結花の物騒な物言いが京香は嬉しかった。自分を励まそうと敢えてそんな言い方をしているのが分かったからだ。

「行ってきます」

 母は娘たちに一言言い残して家を出た。

 ユウ以外の男に抱かれるために。

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猪熊夜離 2022/03/24 09:17

【進捗】橘さん家ノ愛人事情

 リクエスト頂きました。

〈設定〉
 橘さんの作中から数年後。ユウが就職した会社の社長が黒い繋がりもある人物で、裏ルートから手に入れたビデオを使って三人を脅し、ユウの子供を産んだ後に愛人契約させられる。
 竿役がユウを買ってるのは本当。京香、結花、小春を自分の女にしたいとは思っているが、ユウの生活を壊すことは望んでない。


橘さん家ノ出産事情

 聞き慣れた声はスマホのスピーカーを通すことで少し違って聞こえたが、それでも耳に心地よく、橘京香の気持ちを落ち着けた。

「それじゃ無事に着いたのね。お疲れ様。今晩は美味しいものでも食べて、ゆっくり休まなければね。明日から研修が始まるんでしょう」

 電話の向こうにいるのはユウだ。もともとは隣家で祖父と二人暮らしだった少年。その後、祖父が倒れたのを機に橘家で預かるようになり、高校を卒業したいまも一緒に暮らしている。この数年で京香と彼女の二人の娘、そしてユウの間には紆余曲折あり、現在では四人で内縁の関係にある。

 ほぼ高校進学と同時にユウと三人の女は関係を持ち、一時期は毎日のように身体を繋げる熟れた日々を送っていた。京香も大学生だった二人の娘も年下の男の子を憎からず思っていたため、母親が抜け駆けして彼の童貞を奪ってしまうと、我先にと競争するように少年のチンポを奪い合った。

 その後、ユウが三人に与えられるばかりでなく、女たちを養っていける大人にならねばと一念発起。男磨きに邁進したため四人の関係はキスやハグ止まりのソフトなものに後退したが、彼が高校を卒業すると再び母娘三人で一本のおちんちんをシェアする生活が戻った。

 高校卒業と同時にユウは就職した。当然のごとく進学希望と考えていた京香は驚いた。

 学費の心配をしているのは問題ない、進学するつもりで用意していたと京香は考え直すようにユウを説得したが、彼の決心は固かった。

「一刻も早く京香さんたちを支えられるようになりたい。男として自立したい」

 希望の光に満ちた目で告げられては男の決意に水を差すだけ野暮と感じた。

 幸いにしていい縁に恵まれたユウは社会人として充実した毎日を送っている。小規模だが将来性のある会社で目を輝かせながら働く姿に、彼の可能性をひとつ閉ざしてしまったのではと心配していた京香の罪悪感も、多少なりとも軽くなった。

 私生活ではユウと京香の間に子供ができた。まだまだ若手社員の給料で子供を作るのはと躊躇う彼を説き伏せ、京香からベッドに誘い、避妊具を着けない生の男性器を受け入れた。

「私はユウくんだけに幸せにしてもらおうと思ってないわ。私も働いてるし、ふたりの収入を合わせれば大丈夫なはずよ。それに、あまり待たされすぎてしまうと、私の年齢のこともあるし……すでに高齢出産だもの、少しでも若いうちのほうがいいわ」

 女体に残されたタイムリミットを口実に迫ると、ユウは首を縦に振った。

 数年ぶりに交わるユウとのセックスは幸せなものだった。彼の男性器は記憶より少し大きくなっていた。そこも成長期を過ごしたということか。

 彼の腰に両足を絡め、もっと奥で射精してとねだると、彼は久しぶりの女性器の感触に背筋を引き攣らせながら溜め込んでいた精子を吐き出した。

「はぁ、あああ! ……京香さん、京香さん!」

「うああっ、ああっ♡ ユ、ユウくん♡ あ、はいって、きたぁ♡ ユウくんのおちんちんから出た精液、私の子宮にきたわぁ♡」

 高校一年で初めて童貞を捧げた相手に数年越しの種付け。少年時代から憧れた女性に自分の子供を産ませる幸福。感動のあまりユウは膣内射精しながら涙をこぼした。

 自分とのセックスで感極まる彼の姿に京香も胸が熱くなった。

 行為後にユウは京香と正式な夫婦になりたがった。生まれてくる子供のためにも、はっきりさせたほうがいいからと言う彼のプロポーズを京香は断る。まさか子作りは良くて結婚は断られると思ってなかったのだろう。ユウの顔には困惑の色がありありと浮かび、なぜ受けてもらえないのかと萎びた陰茎を揺らしながら京香の肩を掴んだ。

「ユウくんの子供が欲しいのは私だけじゃないから」京香はユウの指を一本ずつ剥がす。「結花も小春もユウくんの子供を産みたがってるもの。私だけ結婚するわけにいかないわ。全員一緒じゃないと」

 三人が平等でなければ私たちの関係は成立しない。

 京香の主張にユウは抗う。

「そんなの分からないよ。あのときだって三人の中で誰が最初に妊娠するかで、僕と付き合う人を決めるって言ってたじゃないか。誰が最初に妊娠しても恨みっこなしだって」

 ユウが言うあの時とは、童貞卒業から程なくして出かけた家族旅行のことだ。それこそ当時は京香、結花、小春と暇さえあればセックスばかりしていた。いずれ劣らぬ美人母娘のオマンコ食べ比べがやめられず、女たちのほうもかわいがっていたユウのチンポで気持ちよくなるのが幸せで、求められれば身体を許してしまった。

 そんな生活にどこかで区切りをつける必要があった。

 結花の提案で家族旅行に行き、旅先でコンドームを着けない生エッチ解禁、最初に受精した女がユウの正妻で二番目以降は潔く身を引くか愛人という男には夢のような話だった。

 だけどユウは旅先で女を残して眠ってしまった。深い眠りに落ちていた彼は知らない。危険日ど真ん中の子宮を他の男たちが犯していたことなど。

「あの時とは違うの。状況が変わったのよ」

 言葉足らずな説明にユウは納得しなかった。何度か説得を試みられたが彼女は頑として譲らなかった。

 京香には娘たちに対して後ろめたさがあった。

 男たちに輪○された夜、三人の中で最初に陥落して男たちと「エッチしたい」と言ったのは、誰あろう京香だったのだ。母親として一番冷静でいて、欲望に抗わなければならなかったのに、率先して男たちのチンポを欲してしまった。

 娘たちの心身に傷を負わせたことを悔やんでいる。

 それとは別に、もし自分が二人を出し抜いてユウと夫婦になったら、報復にあの夜のことを暴露されるのではないかという不安もあった。

 最低ね、私ったら。自分の娘のことをそんな風に思うなんて。自分がお腹を痛めて産んだ子供のことすら信じられないなんて。

 そんな娘たちではない、きっと祝福してくれるはずだと思いながらも、京香は三人が横並びでいることを望んだ。

 二十数年ぶりの出産は難事だった。思っていた以上に高齢出産は命を搾り取る。過去にふたり産んでるから大丈夫、いまのほうが医学も進歩しているし、そんな過信を吹き飛ばすつらい時期を乗り越えて京香は娘の|有香《ゆか》を産んだ。

 ユウは有香を溺愛している。いまも旅先から電話を掛けてきて娘の様子を尋ねていた。

「有香は今日も元気よ。さっきお乳を飲んでいまは寝てるわ。心配しょうね、パパったら」

 パパという呼び方にユウは電話の向こうで照れくさそうに笑う。未だに慣れないようだ。京香だけでなく母娘を三人同時に孕ませ、いきなり三人の子供を持つ父親になったのだから慣れてもらわないと困る。

「有香だけじゃなく私には何かないの。私だってユウくんと一週間も離れるのは寂しいのよ。仕事だから我慢してるんだから」

 拗ねた口調で言うと「僕だって京香さんに会えなくて寂しいよ」の台詞が耳をくすぐる。

「明日の準備もあるだろうし長電話もいけないわね。家のことは心配しなくていいから、しっかり働いてきなさい」

 電話を切った京香はスマホを胸に抱き、目を閉じる。耳の奥でユウの声がこだまする。何度も何度も彼の声を、言葉を反芻した。それだけで勇気が湧いてきて、これから始まることを乗り越えられそうな気がした。

「お母さん」

 有香を眠らせていた寝室から出ると、小春が話しかけてきた。戦地へ赴く京香を心配そうに見つめる。

「大丈夫よ、なんてことないわ」京香は努めて平静を保った。

「有香のことは私たちで見ておくから」

「お願いね」京香は結花に笑いかける。「帰りは明日になると思うから。家の戸締まりはしっかりしてね」

「分かってる。母さんこそ気をつけてね。約束破って生でしようとしたら金玉蹴り潰して逃げてきたっていいんだから」

 結花の物騒な物言いが京香は嬉しかった。自分を励まそうと敢えてそんな言い方をしているのが分かったからだ。

 母は娘たちに一言言い残して家を出た。

 ユウ以外の男に抱かれるために。

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猪熊夜離 2022/03/20 23:12

アンケート終了

前回の投稿で募集したアンケートを締め切りました。投票ありがとうございました。pixivとハーメルンにアンケートフォームを設置して、回答数が合計150票でした。予想を大きく上回る票数でした。

結果

pixiv


ハーメルン

序盤からリードしたヤリチン同級生が、デカチン絶倫アラサーの追い上げを躱して逃げ切りました。
これは何かの参考にさせてもらいます。

ありがとうございました。

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猪熊夜離 2022/03/17 15:44

橘さん最エッチ竿役選挙開催中

橘さん家ノ男性事情』スケベ二次創作小説に出す竿役の人気アンケートを取っています。



投票所

橘さん家ノ親子丼事情 - 猪熊夜離(リク受付中)の小説 - pixiv

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17204024



橘小春は頭も尻も軽い - エロマッサージ師に目をつけられた橘小春 - ハーメルン

https://syosetu.org/novel/283226/1.html



アンケートフォームでは文字数の関係で、細かい内容を質問欄に書けないのため、ここで詳細を書きます。

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猪熊夜離 2022/03/12 02:01

橘さん家ノ親子丼事情

Skeb依頼品。おっぱい開発されたあと男に貢ぐため身体を売り始めた小春と京香。デート先でデカチンおじさんと出会い、母娘でご奉仕することに。


橘小春ノ乳腺開発事情
https://ci-en.dlsite.com/creator/8322/article/602476


醜男のザーメンをキスバトンする橘母娘

 ホテルのラウンジという場所は様々な目的を持った人間が集まる。そのホテルの利用者は元より、場所だけを借りたい人間もいて、お互いの人相や目的にはあまり頓着しない。
 お互いを詮索しないことがマナーの場所でも、周囲の目を集めてしまう目立つ人間は存在する。いまなら奥まった位置のテーブル席を使っている二人――橘京香と小春の母娘がそれだ。少女から大人の女へと花開く時期の小春に、大学生の娘がいるとは信じられないほど若々しく、所作の一つ一つに色香が漂う京香。加えて二人ともバストサイズ三桁の爆乳とあれば無視することは難しい。
 ラウンジに集った男たちは無関心を装いながらもチラチラ彼女たちを盗み見る。
 金曜の夜である。こんな時間に美女二人がホテルで誰かと待ち合わせだろうか。その男との関係は。
 辺りの視線を感じながらも二人は努めて気にしないようにして人を待っていた。
「そろそろね」京香が腕時計に目を落として言う。彼女にしては珍しく浮足立つ気配があった。デート相手を待つ少女のようにウキウキしている。
 小春も待ちきれないように呟く。「久しぶりのパパとのデートだから、今日はいっぱい甘えてもいいよね」
 京香は娘の様子に微笑ましいものを感じ、頬が緩んだ。
「好きにしなさい。あの人なら許してくれるわ。とっても包容力があって逞しい大人の男性ですもの」
 旦那と若くして死別してから、並の男以上に働いて娘二人を育ててきた京香は、ちょっとやそっとの男では頼りがいがあるなど感じないようになっていた。年下の少し頼りない男の子に母性を感じることのほうが多いくらいだ。
「それにしても今日は遅刻しなくてよかったわ。まさか出掛けに小春のブラジャーが壊れるなんてね」
「慌てて着替えて大変だったよね」
 さあ行こうかと立ち上がった瞬間にホックが弾け飛んで大慌てだった。心配する京香、まだ大きくなってるのと呆れる結花、真っ赤な顔で俯くユウと三者三葉のリアクションに小春も恥ずかしくなった。
「サイズ変わっちゃったから新しい下着が必要だなぁ」
「私も近ごろ胸が窮屈だから買い直そうと思ってたの。時間があるとき一緒に見に行きましょうか」
「お母さんも? やっぱりマッサージの影響かなぁ」
「それ以外の理由は思い当たらないわね」
 長田の店で受けた卑猥なマッサージ。乳腺の性感帯を開発する男の手に翻弄された二人は、それが完全な性交だと知った現在でも通い続けている。長田のゴッドハンドから生み出される未知の快感が病みつきになった。店に通い続けるため彼に紹介された秘密の倶楽部で男たちとデートを繰り返している。初めは本当に会って食事をするだけのデートだったが、それだけでは長田の店に通い続けるには足りず、一度だけの覚悟で朝までの誘いを受けた。
 一度だけと自分に許してしまうと、箍が外れて一度だけでは済まなくなる、罪悪感や抵抗が薄れて同じ行動を繰り返すことに躊躇いがなくなってくるのが世の習いだ。
 いつしか京香も小春もデートはセックス込みが当然になっていた。長田に開発されたおっぱいの感度向上も背中を押した。母娘の胸は目立つ。とにかく普通に歩いていても人目を引く。裸に剥かれたらましてや目を逸らすことなどできない。
 男たちは京香、小春をベッドに押し倒すと、執拗に二人のおっぱいを責めたがった。長田によって桁違いに感じやすくされてしまったド下品おっぱいを。
 スイカでも詰め込んで歩いてるのかというサイズの爆乳なのに感度がよく、軽くかわいがってあげるだけで発情してチンポ媚びフェイスさらす美女の存在は噂が噂を呼んだ。京香と小春を指名した男たちは競うように胸だけで彼女たちをイカせたがった。
 男たちのオモチャにされることを悔しいと思うどころか、悦んで胸を差し出し「おっぱいでイカせて♡」とおねだりするくらい、彼女たちの調教は済んでいた。
 倶楽部の中でも指名数一位、二位を争うようになった二人は、男に選ばれる存在から男を選ぶ存在になった。倶楽部では一人の女に複数の男から同一スケジュールで指名が重複した場合、女に誰とデートするか選択する権利があった。母娘は自分たちの最近のデート状況を話し合ううちに、近ごろ同じ男のスケジュールを分け合ってることに気づいた。
 彼は瀬野という名前で登録していたが、小春には「パパ」と、京香には「あなた」と呼ばせたがった。
 醜い男だった。見た目で言えばセイウチのような男だ。年齢も六十手前で母娘とは美女と野獣。ミスマッチな組み合わせだが母娘は、いくつかの点で瀬野を気に入っていた。
 瀬野は巨根だった。これまで母娘が見た最大のチンポは海で罠にかけられたヤリチンたちのものだったが、瀬野の勃起サイズも彼らに匹敵する。他にも巨根を自慢する会員はいたが瀬野のサイズは圧倒的だった。
 加えて彼は肥満体の五十代とは思えない底なしの体力を持つ絶倫だった。京香も小春も彼とベッドを共にすると、いつも先に失神させられ最後まで付き合えたことがない。
 倶楽部の男たちの中には、高い金を払っているのだから多少の無茶は聞いてもらう権利があると考える者もいた。ソフトSM程度なら京香も受け入れる覚悟はできていたが、それだけでは済まない身体に決定的な痕が残るプレイを提案されたときには断った。しつこく食い下がる男は運営に通報したこともある。そこへいくと瀬野の性癖はノーマルで、女に無茶な要求をすることもない。
 最後に瀬野は金払いがよかった。一晩付き合うだけで帰り際には高額のお小遣いをくれた。
 忘れてはいけない。京香と小春は、お金のために男たちとデートしているのだ。
 小春のデート相手も最近もっぱら瀬野になってると気づいた京香は、娘と瀬野に「どうせなら三人一緒にデートしないか」と持ちかけた。一度に済ませてしまったほうが効率的ではないか。この誘いに瀬野が乗り、小春も異存なかったため現在では母娘デートが繰り返されている。
「かわいい下着がなくなるから、あまり大きくなって欲しくないかも」
 貧乳からすれば贅沢な、だが持てる者からすれば切実な悩みを小春が口にしたとき、京香のスマホが着信音を奏でた。
「行きましょう」
 ディスプレイに映った名前を見て京香が立ち上がる。
「パパ?」
「いつもどおり先に部屋へ行ってるそうよ」
 瀬野はデートするとき人目につかないようにして欲しいと頼む母娘に配慮し、部屋以外では二人と合わないようにしてくれた。そういった要望が通りやすいのも彼を気に入っている理由だった。
 エレベーターで指定された階数まで上がる。部屋のドアをノックすると中から開いた。
「いらっしゃい」
 二足歩行のセイウチが立っていた。性欲にギラつく眼を二人のおっぱいに向ける。
 これからセックスが始まるのだと思うと母娘のほうも滾ってきた。

 部屋に入ると三人は余計な手間を省いてセックスの準備を始める。デートとは名ばかりの割り切った関係がそこにはあった。
 下着姿になった母娘が瀬野のパンツを脱がせる。布地の下で勃起していた彼の巨根がお目見えすると、二人は揃って生唾を飲み込み、これが入ってきたときの圧迫感を思い出しておまんこを濡らした。
 絶倫の瀬野に最初から貫かれたのでは身体がもたない。先に一度抜いてしまおうと二人の手が彼のチンポを弄ぶ。ベッドに川の字で寝た体勢で右から小春の手が肉竿を、左から京香の手が玉袋を揉む。
「お、お、お、おっほぉぉ」
 美人母娘に左右から挟まれ、おっぱいを押し付けられながら、竿と玉を同時に刺激される悦楽に瀬野がだらしない顔で呻く。
 小春は指で作った輪っかが回らない太さのチンポを手コキする。カウパーをニチャニチャ鳴らしながら竿全体に塗り伸ばし、時たま亀頭をいい子、いい子するように撫でる。
 京香は玉々の精子製造工場に増産を命じるよう丁寧な手付きでマッサージ。同時に瀬野の乳首を舐めて彼の性感を高める。
 母娘の責めは力加減が絶妙で、連携が取れた動きに瀬野は腰をくねらせる。
 股間の肉棒はますます巨大に、硬く、熱く勃起する。
「パパのチンポおっきぃ♡ 今日も私とお母さんをいっぱい気持ちよくしちゃうんだ♡」
「お父さんは睾丸も大きいのよね。今日も一晩中、私たちに出すための精子がギュンギュン作られてるんだわ。本当に逞しくて素敵な男性♡」
 美女二人から男としての機能を褒められて悪い気はしないだろう。脂下がった顔で瀬野は二人の肩に手を回し引き寄せる。女体の柔らかさを堪能しながらチンポの心地よさに目を細めた。
「手もいいけど、これだけじゃ射精しないわよね」
 京香は瀬野の手から抜け出すと、彼の足元に回って勃起の根本に舌を這わせる。
「ピクピクさせちゃって。気持ちいいのね」
「お母さんズルい。私もパパのチンポ舐める」
 小春も瀬野の股間に顔を寄せ、天に向かって突き出した勃起を口に含む。根本を責める京香に対して小春は亀頭を攻撃した。
 ニ枚の這い回る舌に瀬野は快感に身を任せて喘ぐばかり。彼女たちがしたいようにさせてスケベ母娘のWフェラを堪能する。
「んちゅっ、れろぉ……んりゅりゅ、ぷはぁ……やっぱりパパのチンポ、好きかも。パパ、パパのおちんぽ大好きだよ♡ はむ、はむっ……れろぉっ♡」
「んちゅっ、ちゅぷ、ぢゅぷぷ……お父さん、気持ち良さそう……私も負けていられないわね……はむ、れろれろぉ……んちゅっ、ちゅぱっ、むちゅううぅぅ……ちゅううううぅ……はぁむ……」
 私のほうが気持ちよくフェラできる。対抗心を燃やした母娘が競って奉仕する様子は、男の支配欲を凄まじい勢いで満たす。
 それぞれの舌が亀頭やカリのくびれ、裏筋、玉袋や会陰部に至るまで舐め回す。
 興奮した青筋が浮き出た怒張全体が唾液にまみれ、ぬらぬらヌメヌメ光っていた。
「私がパパの射精お手伝いしてあげるね」
 小春はぽってりした厚めの唇を開くと、瀬野の巨大な亀頭を怯んだ様子もなく飲み込む。顎関節が悲鳴をあげるほど口を開いてやっと入る大きさの亀頭を咥え、長い髪を振り乱しながら顔を前後に振る。
「むぐ、むぐ、むぐ、んがぁっ……んっ、んぶっ、んぐぅぅっ、んっ、んぐんぐ、んぐぅぅっ! むぐっ、むぐぅぅ……!」
 大きすぎるチンポを持て余し気味に呻きながらも、決して小春は吐き出そうとしない。唾液ごと吸い上げるバキュームフェラで、頬肉を押し付けながらチンポを扱く。
 献身的な責めで強烈な快感が駆け抜け、性豪を自認する瀬野も腰を震わせながら喘ぐ。
「二人だけで盛り上がって寂しいわ。チンポは小春に任せようかしら」
 京香は薄ピンク色のブラを外し、Kカップの爆乳を自由にすると瀬野の腰を跨ぎ、馬乗りになって彼とキスをする。
 すでに乳首が尖っている爆乳を押し付け、瀬野の胸板でコリコリ刺激しながら大胆に舌を動かして彼の口内を貪る。
「ちゅっ、ちゅっ、ちゅぱっ♡ んふふっ♡ んじゅるっ、れろっ、ぢゅるるるっ、じゅるるるるっ♡」
 ねっとりした未亡人の舌使いを堪能していると下半身も元気になってくる。
「やあんっ♡ パパのチンポまたおっきくなった♡ お母さんのキス気持ちよかったんだ♡ あとで私ともチューしようねっ♡」
 一方的に二人からの奉仕を受けていた瀬野だが、この辺りで美女の喘ぐ姿も見たくなってきた。自分に跨る京香の胸に手を伸ばし、むんずと掴むと揉みしだく。おっぱいの横にあるという彼女の敏感なポイントを意識しながら。
「あぁん! はぁ……ふぅ……あぁ……んっ! 私の弱い揉まれ方すっかり知られちゃったわね♡ んんっ! はぁ……はぁ……んくぅ……ねえ、今日は出そうな気がするの、おっぱい吸ってみて」
 さらなる快感の予感に京香が誘いの言葉をかける。瀬野は言われるままに京香の乳首を咥え、ちゅーちゅー音を立てながら吸う。
「あぁぁっ! はぁっ……くぅっ……! もっとよ、もっと強く吸って! あぁ……あくっ……んんんぅ……!」
 男の口内で乳首を弄ばれていると、乳房全体がムズムズしてくる。何かがせり上がってくる感触に覚えがあった。
「出るわ! 出るッ♡ 飲んで。私のおっぱい飲んで♡」
 京香の唐突な発言の意味はすぐに分かった。彼女の乳首から乳白色の温かい液体が溢れ出してきたのだ。液体の正体は紛れもなく母乳だった。長田の乳腺マッサージで繰り返し乳房を刺激されるうち、京香と小春は妊娠してないにもかかわらず母乳が出やすい体質に変わってしまった。
 いつも胸を弄られれば出るわけではない。体調がよくて強い性的な興奮が加わったときに出てくる。今日は朝から胸が張り苦しかった。出やすい状態にあるとは思っていた。
「んぐぅッ♡ んッ♡ んッ♡ んんーッ♡」
 京香は瀬野の頭を胸に掻き抱く。赤ん坊に乳を与えるように。五十男の|禿頭《とくとう》を手で支え撫でる。薄くなった髪に手櫛を入れながら彼の頭を胸に押し付けた。
「ママのおっぱい美味しいよ」京香の乳首を舌で舐り回しながら瀬野が言う。
「子供二人産んだとは思えない綺麗な色の乳首だ。卑猥な苺ちゃんにアラフォー未亡人の特濃ミルク掛け、美味い、美味い」
 乳首を舌で転がし、口に含んでチューチュー吸い、片時も放さず瀬野は|譫言《うわごと》のように囁いた。目の前に垂れ下がった乳房を弄ぶことに夢中のようだ。
「あなたの舌使いも素敵よ♡ あん、も、もうっ♡ あ、ああ、だめぇ 私の乳首、蕩けちゃう♡ あぁっ、はぁ、あぁっ、いいっ! すごくいい」
「パパのチンポ、びくんびくんしてきた。お母さんのおっぱい吸って興奮してるんだ♡ 私にもパパのおちんぽミルク飲ませて欲しいな」
「あぁ、あぁ、いいぞ、なんぼでも飲ませてやる。だからもっと強く吸いながら扱くんだ」
「ありがとう♡ パパ大好き。おちんぽ気持ちよくなーれ、気持ちよくなーれ」
 じゅるるっ! じゅぶっじゅぶっじゅぶっ♡ じゅぼっじゅぼっ、じゅぼっ、じゅぶっ♡ ぶぢゅっ♡ ぐぽっ♡ んぶぢゅっ♡
 小春の頭が先程までよりも激しく上下する。男の精を絞り出すための動きに変わったことで、瀬野の腰がベッドから浮き、チンポが少女の口の中で暴れ回る。
「おちんぽ、きもちよくなーれ、ひもちいいれすぅかぁ? うぁっ♡ あんっ♡ あんっ♡ パパのおっきいチンポで口の中擦られて、わらひのほうがひもちよくなってきりゃぁ♡ おちんぽの傘で口の中ぞりぞりされるの気持ちいいよぉ♡ チンポ咥えてるだけで濡れちゃう」
「ぐふふっ。パパも小春の口マンコ気持ちいいぞぉ。パパ好みのフェラチオできるようになって偉いな。小春は孝行娘だ。もう少しでイケそうだから頑張るんだぞ」
「パパ、イッて。じゃないと私、お口マンコだけでイカされちゃう……んくぅっ、うぅっ♡ ふぉん、おぅっ♡ おほっ♡ ふぉっ♡ おっ♡ んっぐ、んんんぅぅぅ♡ は、はふっ! おほっ♡ おほぉっ♡ おふぅぅんぅっ♡ おほぉおぉぉっ♡ おうぅ……」
 でっぷり突き出した腹の下に顔を埋め、陰毛で鼻をくすぐられながら、小春は母譲りの美貌を歪め一心不乱に男のモノを口で扱く。美女にグロテスクな排泄器官を咥えさせている背徳感にも突き上げられ、瀬野の射精欲は限界に達した。
「出すぞ小春。しっかり口で受け止めて飲むんだ。パパの子種は一滴だって無駄にするんじゃないぞ」
 瀬野は尻を震わせ、腰を突き上げる。
 喉奥まで達したチンポに噎せそうになりながら、小春は先端の割れ目から吹き出した白濁液を受け止める。
「んぶぶ、じゅぼっじゅぼっ♡ んぶっ……んぐっ♡ んっ、んぐっ♡ んごぉごぉっ♡ あ゛っ♡ お゛っぉ゛っ♡ お゛っぐぅぅううっ♡ お゛ぼっ♡」
 人並み外れた性欲を持つ瀬野の射精量もまた常人とは桁外れだった。口内で受け止めきれなかった粘液が喉奥から鼻のほうへ逆流する。水辺で溺れたときのように鼻がツーンと痛んだ。生臭い液体が鼻水のように垂れ出してくる。
 飲み下そうと思っても粘性が強く、喉に絡みついて腹まで流れていかない。餌を溜め込んだリスのように口をパンパンに膨らませ、小春は涙目で口内の精液と格闘した。
「小春、苦しいなら母さん半分飲んであげるから、こっちにちょうだい」
 助け舟を出したのは京香だった。彼女は瀬野に跨ったまま上体だけ捻って娘を振り返る。
 小春はチンポから口を放すと、瀬野に言われたとおり彼の精液をこぼさないよう上を向き、口の中に唾と一緒に溜めながら京香のもとへ急ぐ。
「口を開けて。母さんに半分ちょうだい」
 小春は京香の唇に自分の唇を押し付ける。いまよりずっと幼いころは母娘で親愛のキスをしたこともあるが二十歳を超えてから、しかも一人の男を囲んでキスすることになるとは。ヤリ部屋でナンパ男たちに結花とキスさせられた記憶が蘇った。
 京香は小春の口中に溜まった精液を啜り上げる。生暖かくイカ臭い液体が娘から母に渡された。
 母娘は舌を絡ませ、互いの口中を舐めしゃぶり、歯茎や舌の裏側にこびり付いた精液をこそげ落とし合いながら、大量にあった精液をシェアして飲み干す。
「じゅっ、じゅぶっ、ちゅるっ、じゅるるっ♡ んはぁっ♡ あっ♡ やだ、お母さん、キス上手っ♡ お母さんのキス気持ちいい♡ もっとしたくなっちゃう♡」
「んちゅっ♡ んっ、じゅるっ、ちゅうぅ……はぁぁぁぁぁ……昔はお休みのキスしたわね」
「うん。だけど、こんなにエッチなキスはしたことないよ。舌を絡めてパパのチンポから出たネバネバを舐め合うキス。ぶちゅっ♡ じゅるっ、じゅるっ、ぢゅぱっ、ちゅばっ♡ えへあへぇ、私のキス美味しぃ? ちゅっ♡ ちゅうぅぅっ♡ うふふぅ……お母さんとのキスも癖になりそう♡」
「いくつになっても甘えん坊なんだから」
 困ったように笑う京香だが嫌がってる風ではない。娘に甘えられて嬉しいという気持ちが表情に表れていた。
「全部飲めた? お母さんに見せなさい」
「やんっ♡ んっ、あふぅ♡ んっ、ちゅぱっ♡ 子供のころ歯磨きチェックされたこと思い出す。よく磨けてるか点検されたよね。ねろねろねろねろっ、じゅるるるるっ♡♡ えへ~、やっぱりザーメンって、不思議な味だよね♡ これが赤ちゃんになるなんて変な感じ」
 小春とてナンパ男たちに|膣内射精《なかだし》されて一度は孕んだことのある身だ。チンポの割れ目から飛び出してきた白濁液を子宮にぶっかけられたら妊娠することは体感で理解している。それでも腐った牛乳にしか見えない液体が人間になるなど完全には了解できない。
「お父さんとお母さんが|膣内射精《子作りエッチ》したから私とお姉ちゃんが生まれてきたんだよね」
「……そうよ」
「最初から妊娠するつもりでエッチしたの」
 女の身体は膣内で射精されると望むと望まぬとにかかわらず孕んでしまう。一度は望まぬ形で妊娠した小春は、自分たちの時はどうだったのか気になった。
 真っ直ぐ見つめてくる娘の視線を京香は正面から受け止める。
「結婚して数年経っていたし、夫婦で話し合ってそろそろ子供をと決めた矢先の妊娠だったわ」
 計画通りの子作り、妊娠、出産。計画と違うのは彼が幼い娘を残して逝ってしまったことだった。
「嬉しかった?」
 反応を窺うように小春は尋ねる。その瞳が不安げに揺れていた。
 京香は娘に持てる限りの愛情を伝えるべく言う。
「もちろん。私たちがどれだけ嬉しかったか、たぶん言葉にしたって十分の一も伝わらないでしょうね」
「えへへっ。そっか~」
 愛する人との子供を授かるという幸せ。それを娘たちにも味わって欲しい。一年前に体験した悲劇的な妊娠が小春の人生に暗い影を落とすことがないよう京香は願っていた。
「京香も小春もパパを仲間ハズレにしないでくれよ」
 瀬野は京香にマウントポジションを取られたまま下から言う。「二人とも赤ちゃんが欲しいなら、パパが膣内にたっぷり注いであげるよ。本物の母乳が出るようにしてあげるからね」
 肉付きの良い手が京香の尻を撫で回す。脂ぎった手でありながら指先は加齢で水分が失われカサカサしている。乾いた手が尻の丸みを撫でると肌に引っかかる気がしたが、ガサついた感触も程よい刺激となって京香を気持ちよくする。
「パパとの子供がデキるまえに小春にもおっぱいのあげ方を教えよう」
 瀬野はベッドに手を付き、上体だけ起こした。「こっちに来て乳首を出しなさい。パパが赤ちゃん役をやってあげるから母乳を出すんだ」
「いつもそう言って私とお母さんのおっぱい飲み比べるんだから~」小春の頬は緩み、口角が持ち上がる。瀬野の言葉に満更でもない笑みを浮かべる。
「パパが左乳首、ママが右乳首を吸うぞ。ママは授乳経験者だからな。しっかりアドバイスをもらいなさい。生まれてくる子供のためだ」
「うん♡ お母さん、よろしくね」
 小春は瀬野と京香の間に場所を移動すると、両乳房を手で持ち、二人の口に咥えさせる。
「あん、パパに、おっぱいあげちゃうのぉ……お母さんにも吸われてる……んふぅっ♡ あはっ♡ 私の乳首、二人から同時に吸われてる」
 左右それぞれ吸い方に特徴があった。京香は授乳の練習という建前を守り、余計な小細工はせずシンプルに乳を吸う。かつて小春や結花にされたように、ミルクタンクからご馳走を絞り出す吸引を繰り返す。一方で瀬野は建前など忘れ、淫らな舌使いで小春の乳首を嬲る。すでに固く凝った乳首をなおも限界に挑戦させるべく舌で転がす。興奮に膨らんだ乳輪ごと口に含み、歯を立ててときおり鋭い刺激も与えながら飼いならす。
「んふぁぁっ♡ パパもお母さんも上手ぅ♡ もっと、もっと吸ってぇ♡ もっとオッパイ吸ってぇ♡」
 規格外の爆乳でありながら感度抜群な小春の乳房。その頂にある桜色の突起を別々な方法で可愛がられて小春の口からは、あられもない声が出る。
「いいっ……おっぱい吸われるの気持ちいい……はぁっ、はあぁああんっ! ふあああぁっ! 赤ちゃんにおっぱいあげるの癖になりそう。どうしよう。赤ちゃんにおっぱいだけでイカされちゃったら。あんっ♡ はぁ、はぁ、はぁ……あぁぁ……」
 小春は母である京香に母乳を吸われることに不思議な幸福を感じていた。かつて自分を母乳で育ててくれた母への、これは一種の恩返しにも思えた。受け取ったものを還す。循環する生命と世界の一部に組み込まれる安堵。
「小春は乳首が弱いからねえ。赤ちゃんに気持ちよくされてセックスしたくなったら、パパのところにくるんだよ。二人目も授けてあげるからね」
「んっ、はぁ♪ はぁ♪ もっと、もっと乳首、いっぱい苛めてぇ♪」
「子供におっぱいあげながらエッチな声を出したら駄目よ。ご飯をあげてるだけなんだからね」
「そんなこと言っても……くうああっ! はぁ……はぁ……ッ! 二人とも気持ち良すぎる……あっ♡ あっ♡ ああああぁ~~~~ッ♡♡♡」
 母乳が出てくる予兆のむず痒さに身体をくねらせていると、瀬野のウインナーソーセージのように太い指がショーツの裾から入り込み、小春のオマンコを弄る。醜男は左手で未亡人の尻を撫で回し、右手でその娘の愛液まみれになった性器を揉む。
「パパだめっ♡ そんなこと赤ちゃんはしないから♡ 赤ちゃんはおっぱい飲みながらオマンコに悪戯しないっ♡ んっ! やっ♡ いい……気持ちいいっ……あっ、ああッ♡♡♡ ひゃ、あっ……♡ あぁ……♡ ゆ、ゆび、だめぇ……♡ クチュクチュしないでっ♡ オマンコ濡れて恥ずかしいよぉ♡」
 大量の愛液にまみれてヌルつく割れ目を押し広げながら、瀬野は指先に潤滑剤をたっぷり取る。カサつく肌を天然のローションでコーティングすると、小春の敏感な突起に触れて転がしていく。
「んんっ!! んっ、んっ、んんっ、んぁっ、あああんっ♡ だめぇっ♡ パパっ、それっ、だめっ♡ クリトリス、そんなにされたらっ♡ パパ、お願いっ♡ それ以上、クリクリってされちゃったらぁ♡ わたし、私っ……だめぇ!」
 小春の反応は激烈で、彼女は背中を弓なりにそらし、形のよい爆乳を突き出して小刻みに震えだす。
「あらあら、すごい音」
 ショーツ越しにも聞こえる粘ついた水音を京香がからかう。本気汁が内ももまで垂れている濡れ方を指摘され、小春の身体はカッと熱くなる。
「あっ、あぁっ♡ だって、二人がかりで、そんなにされたら……我慢できないよぉ♡ 出るっ! おっぱい出ちゃう。胸がムズムズして、乳首がキューッてする」
 小春の母乳イキ宣言を受けた京香は、乳首を吸い転がしたまま手で乳房を揉む。根本から先端に向かって中で溜まっている母乳を絞り出す動きを繰り返した。
「ふぁ、あっ、はぁっ、はぁっ♡ あっ、あんっ、あっ、あぁ♡ やぁんっ♡ はぁああっ♡」
 一際甲高く啼いて小春は限界に達した。男が射精するように乳首から母乳が吹き出す。溜めて、我慢して、渾身の墳乳。目の前がバチバチ弾けるほどの快感に襲われる。
「ふあぁ、あぁんっ、あっ、あっ、あぁん、はぁんっ♡ も、もう乳首っ、乳首いいぃぃ♡ もっと、もっとぉ♡ お願い、もっと飲んでぇ、あぁん♡」
 小春は胸を突き出しながら二人に懇願する。よし心得たとばかり両サイドから強く乳首を吸われた。京香の手が牛の搾乳のように娘の乳房を揉む。一揉みごとにビュバッ! ビャッ!と勢いよく母乳が飛び出す。
 瀬野はショーツに滑り込ませた手を忙しなく動かす。ホカホカの膣肉が物欲しそうに指を食い締めてくる力に負けず、膣壁を押し返してイキながら痙攣するオマンコを虐める。チンポ以外のモノでイッてしまった切なさに身を震わせる小春は、瀬野の指が動くリズムに合わせて腰を揺らした。
「おごっ♡ おほっ♡ くひぃ♡ いぐっ♡ イグゥっ♡ イグのとまんにゃいのぉ♡ しゅごいの止まんないよぉぉ♡ またイグっ♡ イグの止まんないぃぃぃぃ♡♡ おほおおおぉぉぉっ♡♡♡」
 小春は整った顔をくしゃくしゃに歪めてイキ狂う。遺伝子の勝利を高らかに歌い上げる母親譲りの美貌が、いまは見る影もなく快楽の泥土に沈んでいた。
 瀬野と京香が口に含んでいた乳首を放してやると、小春の肉体は力なく倒れる。全身を紅潮させ、桜色の肢体を震わせながら、涙に震えた瞳で年長者二人を見上げる。その眼には己を容易くイカせた二人への畏敬と媚びがあった。

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