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猪熊夜離 2023/06/03 05:08

生涯を捧げる運命のチンポが朋也ではなく義父のモノだった坂上智代を全体公開へ変更

『生涯を捧げる運命のチンポが朋也ではなく義父のモノだった坂上智代(CLANNAD)』を読み放題プランから全体公開へ変更しました。

 もともとはSkeb依頼で書いた義父NTRものです。これを機に読んでみてください。

生涯を捧げる運命のチンポが朋也ではなく義父のモノだった坂上智代 - 猪熊夜離 - Ci-en(シエン)

二人の10年後を書いた義父との智代アフターもあります。義父との間にデキた子供6人を朋也の子供だと偽る智代。

彼女は相変わらず朋也を朋也と呼ぶ一方で、義父を「おとうさん」と呼ぶ。真の理由を朋也だけが知らない。

義父との智代アフター - 猪熊夜離 - Ci-en(シエン)

我已将《坂上智代一生应该奉献的命运之阴茎的主人不是朋也而是她的义父(CLANNAD)》从「読み放題プラン」更改为全面公开。

坂上智代被醉酒的义父强奸。通过这次经历,智代意识到,能让她最快乐、感觉最好的阴茎的主人是她的丈夫的父亲。借此机会请你阅读一下。

我也写了一个描绘了坂上智代和她义父十年后的后续故事。智代已经生下了和义父的6个孩子,并假装他们是她和丈夫的孩子来抚养他们。

她依然称呼朋也为"朋也",但是她称义父为"爸爸"。朋也是唯一不知道这背后真正原因的人。

坂上智代是一位美丽、有品德、强大的女性(她擅长踢击技巧)。我喜欢那些像智代这样的女性遇到与自己完全兼容的阴茎,到了仿佛是命中注定的程度,并且真正得到满足和幸福,得到很多爱和关怀的故事。


I have changed "Tomoyo Sakagami's Destiny to Dedicate Her Life to a Penis Belonging Not to Tomoya but to Her Father-in-law (CLANNAD)" from an unlimited reading plan to full public access.

Her drunken father-in-law rapes Tomoyo Sakagami. Through this experience, Tomoyo realizes that the owner of the penis that gives her the most pleasure and happiness is her husband's father. Please take this opportunity to read it.

I also wrote an after-story about Tomoyo and her father-in-law, set 10 years later. Tomoyo has given birth to six children due to her relationship with her father-in-law, and she raises them pretending they are her husband's children.

While she still refers to Tomoya by his name, she calls her father-in-law 'father.' Tomoya is the only one who doesn't know the real reason behind this.

Sakagami Tomoyo is a beautiful, virtuous, and strong woman (she excels in kicking techniques). I love stories where women like Tomoyo meet a penis that is so perfectly compatible, to the point where it feels like destiny. They are delighted and made happy, receiving lots of love and affection.

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猪熊夜離 2023/05/31 21:18

【進捗】スクール乱ブル(沢近愛理、周防美琴、高野晶)

pixivリクエストより。

 チンポが乾く暇もない夏がやって来た。

 ビーチに立てたパラソルの下、レジャーシートに寝転んで辺りの様子を窺いながら遠藤は、沸き上がる愉悦を抑えきれず好色な笑みを浮かべてしまう。

 黒髪の短髪で筋肉質な体をした遠藤は、パッと見はスポーツマンタイプのイケメンなのだが、この男とにかく無類の女好きで常に自分のチンポを挿れる穴を探して生活している。

 好きが高じて現在では自主製作のAVを売って生活していた。今日も相棒二人と共に新作の主演女優を探すため、ナンパ目的でビーチにやって来た。

 夏休みが始まったことで、今週末から海水浴シーズンが本格的に始まることを地元出身の三人は知っていたのだ。

「あの子なんてどうよ」と遠藤が指さした先には、黒いビキニを着た女が一人。顔はまずまず。素人ものAVならリアル感があって丁度いいくらいのルックスだ。体のほうは、胸は普通サイズだが、尻が大きい。バックでハメてケツ叩きピストンしたら映えそうだ。

「及第点ってところだけど男連れだからなしでしょ。人目があるところで目立っても良いことないですよ」

 遠藤の意見に反対したのは山岡という男だ。ミディアムヘアをセンター分けにした童顔の男で、二五歳になった今でも馴染みのない店では年齢確認されてしまう。甘いルックスで一見すると無害そうなのだが、三人の中で最もずる賢く、ナンパでは参謀役を務める。遠藤のアダルトビデオ事業では、撮影技術の提供と編集を担当している。

「あんなひょろい男ぶちのめすのは簡単だけど、避けられる厄介ごとは避けないとな」

 山岡に同意したのは顎髭を生やした筋肉質の男で大沢という名前だ。三人の中では最も体格が良く、うっかり遠藤が男連れの女に声を掛けてしまったときなど、荒事になったときの担当だ。高校時代は柔道九〇キロ級でインターハイにも出場したことがある。高校卒業後は総合格闘技のジムに出入りしながら家業である旅館を手伝いつつ、遠藤のAV事業にも参加していた。

「これだけ女がいても、なかなか好条件が揃った女は見つからないもんだな」遠藤が痺れを切らしたように言った。

「先輩はせっかちすぎなんですよ。時間はたくさんあるんですから、じっくり構えていかないと」山岡が遠藤を宥めるように言う。

 三人は高校の先輩と後輩の間柄だった。遠藤と大沢が同学年で、彼らが三年の時に入学してきたのが山岡だ。

「そうは言っても、もうすぐ昼だぜ。海水浴客なんか夕方で帰っちまうから、時間はあるようで残ってないぞ」大沢は傍らに置いたクーラーボックスから缶ビールを取り出し、一口で半分ほど飲んだ。

「あまり飲むなよ。いざって時に足下フラフラ、チンポしなしなじゃ格好つかないからな」

「ビールなんか水だろ? 何本飲んだって酔えるかよ」

 遠藤の忠告を煩わしく思いながら大沢はビーチに目を走らせる。遠藤の言うとおりビーチには男好きするエロい体をした女がたくさんいる。だが、そういう女は男連れであることが多く、声をかけにくい。

「あの子たちなんてどうです?」

 そんなことを考えていると、不意に山岡が口を開いた。彼が指差したのは、浜辺に設置されたパラソルの下で休んでいる女たちのグループ。年齢はまだ若い。大学生? それとも女子高生だろうか?

 金髪を頭の両サイドでツインテールにした女と、長身で巨乳な女、それに小柄で切れ長の目をした和風美人タイプの女だ。

「ちょっと若すぎないか」大沢が懸念を表した。「未成年は厄介だぞ」

 遠藤、山岡は地元出身と言っても、土地に根ざした商売をしている訳ではない。もし危ない雰囲気を感じたら、いつでもこの土地を捨てて余所へ逃げることができる。だが大沢には家業があった。真面目な跡取り息子には程遠い不良だが、一応この土地に生活基盤を持っていた。そのため大沢は、二人ほど地元を捨てることに思い切れない。その分だけ彼のターゲット選びは遠藤や山岡よりも慎重になる。

 そんな大沢の境遇を知っていても、遠藤は気楽な様子で「平気だって」と笑い飛ばした。「顔にモザイク掛ければ分かりゃしないだろ」

「せっかく可愛い顔してるのにモザイク掛けるのは勿体ないですけどね」

 遠藤だけではなく、山岡まで乗り気なようだ。大沢は二人の顔を見比べてため息をついた。「お前らはいっつも頭よりチンポで物考えやがる」

「見た目だけなら大沢さんが一番、脳筋ゴリラっぽいのにね」山岡は撮影用のビデオカメラをバッグから取り出し、目をつけた少女たちに向けた。「僕あの金髪の子がいいな。如何にも高飛車なお嬢様って感じで、ああいう女の子を体の隅々まで気持ちよくしてあげて、男の言うこと聞いてチンポに媚びてればこんなに幸せなんだよって調教してやりたくなりません?」

「確かに、あれは上玉だな」山岡の言葉に、遠藤も頷く。「でも、あっちのショートカットが俺は好みかな。ああいう大人しそうな女をチンポ狂いに堕とす過程が楽しいんだ。大沢はあの背が高い子だろ? お前はタッパと乳のデカい女が好きだもんな」

「いや、まあ、そうだけどよ」

 三人それぞれ女の趣味が違うため喧嘩にならない。これが彼らが長くチームを組んでいられる理由だった。

「じゃあ決まりだ。ほら、行くぞ」

 そう言って遠藤が立ち上がろうとしたときだ。彼らの前で別なナンパ男たちが少女らに声を掛けた。

 ナンパ男は少女たちを取り囲むように進路を塞ぎ、立ち止まったところで口々に言い寄った。

「あいつら俺たちの獲物を横取りしやがって」と遠藤が不機嫌になった。

「別に俺らが先に約束してた訳でもないけどな」

 大沢の冷静なツッコミなど聞こえていない遠藤は、すでに男たちのもとへ歩み寄っていた。仕方なく、大沢たちもその後に続く。

「あの子たち嫌がってるみたいだから、タチの悪いナンパから助けてあげれば一気に好感度マックスかも」

「その作戦で行こう」

 遠藤が山岡の思いつきに飛びついた時だった。

 ナンパ男の一人が長身の少女の腕を掴んだ。遠くから見ても、男の誘い文句に一番動揺していると分かる、三人の中で最もウブそうな女だった。男慣れしてない様子がナンパ男には狙い目と映ったのだろう。

「正義の味方登場にはうってつけの場面だな。大沢行け!」

 遠藤の指示を受け、大沢が足早に駆けだそうとした、その時――。

 腕を掴まれていた女が逆に男の腕を捻じ上げ、そのまま地面に引き倒した。肘関節を逆方向に曲げられた男は、焼けるように熱い砂浜の上で悲鳴を上げている。

「すげー。何やったか見えました?」

 山岡が感心したように言う。それに答えたのは大沢だった。

「合気道か少林寺だろうな。なんかしら護身術やってるのは間違いなさそうだ」

「大沢さん、ああいう女の子好きですよね。自分のこと強いと思ってる女の子」

「まあ、嫌いじゃねえな」

 山岡の言葉に気のない返事をした大沢だが、目の前で男を倒した長身少女の動きを見て、俄然ヤル気になった。彼は少し格闘技をかじった程度で、自分は強いと思っている女に、女じゃ男には勝てないと現実を突きつけてやる征服セックスが好きだった。そのため、女に武道の心得があると分かって、彼の中の獣欲スイッチが入ったのだ。

「それより見ろよ、あいつの顔。ざまぁねえぜ」と遠藤は少女に倒されたナンパ男を見て意地悪く笑った。関節技を解いてもらった男は半泣きだった。

 仲間が倒されたことで、他の男たちは退散していった。残されたのは少女ら三人のみだ。少女たちは警戒心を強めたのか、周囲を威嚇するように見回している。

 そんな中でも大沢は武道少女を見据え、その隙のなさそうな立ち姿に欲情していた。

「どうします?」山岡が尋ねる。

「当然、声かけるに決まってるだろ」遠藤は即答した。

「いや、待て」と大沢が遠藤を手で制した。「あの子たち、どっかで見た顔だと思ったら、うちの旅館に泊まってる客だ。今夜一泊して明日帰る予定になってる」

「マジ? それなら上手くやれば一晩中ヤリまくれますね」

 山岡が言うと、大沢は渋い表情を浮かべた。

「ただ、あの様子じゃガード固そうだぞ。どうやって堕とすか」

 大した経験もなさそうな小娘たちだ。一回抱いてやれば大人しく従うようになるだろう。だが問題は、最初の一回をどうやって済ませるか、である。

「みんなー」

 三人が思案していると海のほうから浮き輪を持った少女が駆け寄ってきた。長い黒髪の左右を触覚のように結い、ピコピコと揺らした可愛い少女である。彼女はナンパ男を退けたばかりの少女たちと合流した。

「愛理ちゃんたちも泳ごうよ」

 海から上がってきた少女が金髪ツインテールの少女に声を掛けた。どうやらブロンド娘の名前は愛理というらしい。

「嫌よ。私は天満と違って浮き輪でプカプカ浮いてるだけなんて。如何にも泳げない人じゃない」

 金髪の少女はツンとそっぽを向いて断った。長い髪が顔に張り付き、それが妙に色っぽい。そんな愛理の態度に、天満と呼ばれた少女は頬を膨らました。こちらは高校生にしては子供っぽい仕草だ。

「そんなこと言わずに、ほら、行こうよ」

 そう言って、天満は強引に愛理の手を取り、引っ張っていく。

「ちょっと、やめなさいよ。分かったから、自分で歩くから、引っ張らないで」

 文句を言いながらも、どこか満更でもなさそうな表情で、金髪の少女――愛理は海へと連れられていった。そんな二人を追いかけるように黒髪ショートの女の子と、護身術使いの長身おっぱいちゃんも海のほうへと向かう。

「四人組だったのか。人数ちょうど合うと思ったんだけどな。一人余るから誰か呼ぶ?」と遠藤は二人に意見を求めた。

「余計なの呼んで無駄に人数増やさないほうが良いんじゃないですか? 三対三が限界だと思いますよ。それより」と山岡は悪巧みを思いついた顔になる。「あの天満っていう子には人質になってもらいましょうよ」

「なんか物騒な単語が出てきたな」面白がってる調子で遠藤が言った。

「あの三人を大人しくさせるために必要な囮があればスムーズに進みますよね?」

「まあ、そうだな」と大沢が山岡の言葉に頷く。

 たったいま思いついたばかりの作戦を山岡は二人に説明した。




「はぁ~、今日は楽しかったわね」

 夏の太陽も水平線に消えた夜。一日の疲れが出たのか気怠く感じる体を伸ばしながら、沢近愛理は一緒に来ていた友人たちに話しかけた。

 普段は頭の両サイドで揺っているツインテールを解き、長い金髪を背中まで下ろすお嬢様スタイルの愛理は、普段の彼女よりも大人びて見える。英国人の父と日本人の母を持つ日英ハーフで髪の色は天然物のブロンドだ。

 気の強そうな瞳に、スッと通った鼻筋、ふっくらとした唇と整った顔立ちをした美少女である。その容姿は同性異性問わず魅了するほど美しく、学校でも人気の存在だ。

「一時はどうなるかと思ったけど、やっぱり邪魔な男子はいないほうが楽しいわね」

 今回の海水浴はもともと男子と四対四で行く一日デートとして企画された。先だってプールでナンパされた四人は、成り行き上一日デート権を賭け男たちと水泳で勝負することになったのだ。

 高校生ともなれば男と女の体格は別物。女子が男子と水泳で競うのは不利しかないが、愛理は一緒にナンパを受けた周防美琴、高野晶の運動能力の高さを知っていたため、彼女たちなら誰か一人くらい男子よりも速く泳げるだろうと考えた。ちなみに、泳げない愛理本人と体育が苦手な天満は最初から戦力外の計算だった。

 ところが蓋を開けてみたらこの勝負、女子側は誰も泳げないという予想外の結末だった。負けた愛理たち四人は下心満載の男子と夏休みに一日、海でデートしなければならなくなった。

「しっかし全員が直前に来られなくなるとはね」美琴が浴衣の胸元を緩め、手で顔を扇ぎながら言った。女しかいないことで油断しているのだろう。胸の谷間がよく見え、汗ばんだ肌が艶めかしい。

「美琴、あなた少しは気をつけなさい。いくら友達の前だからってはしたないわよ」

「はいはい、分かったよ。だけど沢近だってノーブラなのに背伸びして。浴衣に形が浮き上がってたぞ」

 慌てて胸元を隠す愛理を見て、美琴がゲラゲラと笑う。

「綺麗な美乳の形がくっきり」と追撃を加えたのは晶だった。

「だけど浴衣って下着はつけないものでしょ?」

 中学の途中までイギリスで過ごした愛理は、日本の文化に疎いところがある。ネットで下調べした情報を鵜呑みにしたのだが、自分以外の三人は風呂上がりに脱衣所で新しい下着に着替えているのを見て失敗したと思っていた。

「もともと浴衣はお風呂上がりに着る寝間着だったから、家族以外の目がないことを前提にして下着をつけなかったけど、旅館は他の人もいるからね」博識な晶が戸惑う友人に説明した。

「知ってたならもっと早く教えてよね。でも、この格好のほうが楽でいいわね。女同士だし部屋の中だけなら大丈夫よね?」

「それはブラで支えないと垂れるほどないから……いや、うん、いまのは忘れてほしい」

 皮肉で揶揄おうとした晶だったが、愛理から発せられた怒気を感じて、そっと軌道修正した。

「それにしても暑いな」美琴は襟をバサバサと開け閉めして胸元に風を送りながら言った。彼女の額には、うっすら汗が光っている。

「冷房は動いてるのに変よね。もっと強くしようかしら?」

「よしたほうがいい。体を冷やして夏風邪をひくかもしれない」

 晶が愛理の提案を窘めた。愛理は名残惜しそうに少しだけ冷房のリモコンを指先で弄んだが、やがて諦めたように手を放した。

「こんなに暑いのに天満はよく寝てられるわね」

 沢近が言うと三人は蒲団が敷かれた隣室に目を向ける。そこでは枕を掻き抱く格好で天満が熟睡していた。

「遊んで食べて寝る。子供みたいなやつだな」と美琴は小さく笑った。

「それにしても本当によく寝てるわね。睡眠薬でも飲んだみたい」と愛理が言った。

「遊び疲れただけじゃないか?」と美琴が言う。

「そういえば、ずっとはしゃいでいたような」と晶が思い出したように言った。

「じゃあ、寝かせておいてあげましょうか」

 愛理はそう言うと美琴に倣って少しだけ浴衣の胸元を緩めた。本当に暑い。暑すぎる。まるで体の内側から火照って熱を持っているような暑さだ。豪快に胸元を開けた美琴はもちろん、無表情な晶も頬を赤く染めている。

「ねえ、やっぱり変じゃない?」

 愛理の言葉に美琴、晶は気怠そうに親友のほうを振り返る。ただ体が熱いだけではない。頭がボーッとして、なにか考えようとするとすぐに霧散してしまうのだ。思考がまとまらない。そして、なぜかとてもムラムラしている。他の二人には恥ずかしくて言えないが、沢近愛理は今、とてもエッチな気分になっていた。

「それにしても本当にあちーな」

 そう言って美琴は立ち上がり、部屋の冷蔵庫から麦茶が入ったボトルを持って戻って来た。宿の無料サービスだというのでありがたく飲ませてもらっている。三人分のコップに注ぎたすと、美琴は一気に飲み干した。それでも熱が引かないのか、彼女は浴衣の裾を大きくはだけさせた。

「ちょっと、美琴、行儀悪いわよ」と愛理が注意したその時、部屋のドアをノックする音が聞こえた。

「誰かしら?」

 不思議に思いながら愛理が立ち上がる。そのときふと嫌な予感が頭を過った。まさかとは思うが、ビーチで撃退したナンパ男たちが仕返しに来たのではないか? そんな不安に駆られつつ、彼女は恐る恐るドアを開ける。

 そこには見知らぬ男が三人立っていた。

「こんばんはー」

 男たちは揃いの甚平を着て、如何にも営業スマイルといった人当たりが良い、しかし感情が込められてない笑みを浮かべている。見るからに軽薄そうな男たちだ。

「あの、どちら様ですか?」と愛理が尋ねると、真ん中に立つ青年が一歩前に出て答えた。

「僕たち宿の依頼でマッサージサービスに来た者です」

 黒髪を短く整えた爽やかな青年だった。清潔感のある外見とは裏腹に、その目はどこか虚ろで濁っているように見えた。なんだか嫌な感じがする。愛理がドアを閉めようとしたとき、青年は素早く足を滑り込ませ、それを阻止してしまった。

「ちょ、ちょっと……」強引に部屋に押し入ろうとする男たちに、愛理は困惑しながらも抗議する。

「まあまあ、そんなに警戒しないでくださいよ。僕たちはちゃんと依頼されてここに来たんですから」

 男はニコニコしながら室内に入ろうとする。愛理はドアを押し返して抵抗するが、彼女より頭一つ以上背が高い成人男性の腕力には太刀打ちできない。結局、三人は部屋に入り込んでしまった。

「ああ、もうっ!」苛立ちながら愛理は自分を押しのけた男たちの後を追いかける。

「しつれいしま~す。マッサージのサービスにやって来ました」

 部屋に入るなり、アッシュブロンドのミディアムヘアをセンターパートにした男が、人懐っこい笑みを浮かべて挨拶をした。男たちの中で彼が最も小柄で一番軽薄そうに見えた。小柄と言っても一目して、女子組で一番背が高い美琴より長身だ。身長一八〇センチはありそう。他ふたりの体格が良すぎるため相対的に小さく見えているだけなのだ。

「なんだお前ら?」と美琴が驚き、仰け反った。続いて彼女は自分が浴衣を着崩していたことを思いだし、慌てて胸元を隠す。

 美琴ほど強い反応を示さなかった晶も、言葉にはしないが「この人たちなに?」と表情で愛理に問いかける。

「僕ら宿のマッサージサービスの者です。仲居から説明ありませんでした? 宿泊料金に含まれたサービスなんですけど」

「聞いてないわよ、そんな話。あなたたち本当に旅館の人なの?」

 愛理がツリ目をさらに吊り上げて問い詰めると、顎髭を生やした一番大柄な男がポケットから名刺を取り出した。

「申し遅れました。当旅館の接客サービス担当で大沢と申します」

「こんな名刺くらい誰でも作れる。なんの証明にもならない」

 晶の言葉を「確かに」と黒髪が認めた。「それならお客様の客室を担当した仲居を連れて来ましょうか? 他の従業員からの証言があれば納得していただけますよね」

 男たちの堂々とした態度に愛理は次第に弱気になっていく。自分たちが自意識過剰すぎるのか? しかしマッサージサービスなど何の説明もなかったぞ? でも、もし私たちが過剰に騒いでるだけで本当に旅館の人だったら、大人を何人も右往左往させて空騒ぎした迷惑な客になってしまう。

(あー、もう! さっきから頭が回らない。なんなのこれ?)

 他の二人も愛理と同じ症状が出ているようだ。美琴は妙に大人しいし、知恵者の晶も熱に浮かされたような表情で男たちを見るばかりで、ちっとも話に参加しない。

「体の具合がおかしいと感じませんか? 昼間は楽しいから忘れてるけど、夜になると夏の日差しで疲労した体の疲れがドッと出てくるんですよ。そういうお客様にスッキリしてもらうためのマッサージサービスなんです」

 それから大沢は交感神経と副交感神経がどうのとマッサージの効果を説明し始めたが、愛理も美琴も晶も彼の説明はほとんど理解できなかった。先ほどから感じていた体の気怠さが本格化し、頭もぼんやりと霞が掛かったようになる。

 大沢の低音ボイスが耳に心地よい。大人の男の声。まだ男になりきれてない同級生のキンキンした声とは全然違う。高校生の少女たちは、なぜか無性にその声に甘えたいような、彼らに隷属したいような衝動に駆られてしまう。

 彼女たちの中に眠る雌の本能が媚薬で活性化され、成熟した雄の気配を感じて急速に目覚め始めていた。三人の子宮が揃って疼く。体が熱くなり、汗が滲む。体のあちこちが敏感になって呼吸も荒くなってくる。まるで全身が性感帯になったかのような感覚だった。そして、その中でも一際熱い部分が……下腹部にあった。

「大丈夫ですよ。僕たちはプロですから」いつの間にか愛理の傍らまで近づいていた山岡が、彼女の体を横から抱きしめ、子供をあやすような優しい口調で囁いた。「このマッサージ受けたあとは皆さん、昇天するくらい気持ちいいって仰いますからね」

 その言葉を聞いた瞬間、愛理の心臓がドクンと跳ね上がった。身体がカッと熱くなり、呼吸が苦しくなる。

「ちょ、ちょっと、離しなさいよ」

 愛理は山岡を振り払おうとするが、腕に力が入らない。それどころか、彼に触れられているところが妙にくすぐったいというか、気持ちいいというか、今まで感じたことのない感覚が全身を駆け巡る。愛理は身をよじって逃げようとするが、うまく体に力が入らずに弱々しく抵抗を続けるだけだった。

「他の二人はマッサージの準備できたみたいですよ。沢近さんも早く準備しましょうね」

 そう言って、山岡は愛理を抱き上げるようにして、蒲団が敷いてある部屋まで連れていく。美琴と晶も男たちに腰を抱かれて寝室のほうへ誘導された。



○沢近愛理と山岡の場合



「それじゃあ、早速始めましょうか」

 うつ伏せに寝かせた愛理の背中にタオルを掛けながら山岡は言った。その隣では、やはり同じように美琴と晶にもタオルが掛けられている。

 一列に蒲団を敷いた寝室。右端から天満、愛理、美琴、晶の順に並んでいる。

 寝ている天満を気遣って部屋の灯りは薄暗く灯されている。だが、そんな気遣いなど無用だと男たちは知っていた。天満の夕食には睡眠薬を混ぜていた。

 愛理たちの部屋を担当する仲居は山岡たちの仲間だった。彼女だけでなく、旅館の仲居は半数近くが山岡たちの仲間である。若くて可愛い新人が入って来るたび、大沢の手引きでキメセク乱交を繰り返し、仲間を増やしててきたのだ。

 三人に代わる代わる犯された仲居は、肉の責めがもたらす官能から離れられなくなってしまった。それでも警察に行くと強情を張る女には、部屋に仕掛けた隠しカメラの映像を見せて説得した。

 果たして大沢の両親がこのことを知ったらどうなるだろうか? と想像すると、山岡は愉快な気分になってしまう。先祖から受け継いた由緒ある旅館が、不肖の息子のせいでとんでもないスケベ旅館になっていると知ったら?

 今のところバラしても山岡の特になることはない。むしろ仲居に協力させて美人の宿泊客を喰っちまう楽しみが減るだけ損をする。だから彼は黙っている。だが元来この男は、自分の計略で他人の人生が台無しになる姿に愉悦を感じる性分なのだ。いつかうっかり大沢の両親に分かる形で証拠を残してしまいかねないなと自分で自分の行動に疑問符をつけていた。

「まずは、これからマッサージする部位を手のひらで摩ります。これは軽擦法といってマッサージ前にリンパの流れを促し、老廃物が流れやすくする動きです」

 話ながらも山岡は一定のリズムで愛理の背中を撫でさする。

「あ……」

「どうしました?」愛理がビクッと震えたのを見て、山岡が尋ねた。

 愛理は慌てて誤魔化す。「な、なんでもないわよ」

 反射的に否定したものの愛理は自分の体に違和感を覚えていた。

(なんで、こんなに、気持ちいいの?)

 浴衣とタオル越しに体を摩られているだけなのに、彼に触れられた箇所がじんわり温かい。

「んっ、ふぅ、あっ、はぁ、んくっ、ぅう」

「声、我慢しなくていいですよ。その方が気持ちよくなりますから」

「だ、誰がっ、ぁ、あんっ、そんなこと、言ったのよ、ぉ、んぅ、ああっ」

 口では強がりつつも、愛理は無意識に喘ぎ声を上げてしまう。山岡が指を動かすたびに、ぴくんぴくんと体が反応してしまう。

 山岡が媚薬マッサージを施すのは今回が初めてではない。何度も繰り返してきた動きと見慣れた女体の反応は、愛理が隠したい本音を容易く山岡に暴露してしまう。

「軽擦法で血液循環を促したら次は末端からマッサージしていきます。手足の怠さやむくみ、冷えなんかも解消されますからね。軽くオイルも使ってみましょうか」

 明らかに感じてしまっている愛理の様子を無視して、山岡は淡々とマッサージを進める。愛理は媚薬の効果で発情トランス状態に入りつつあるが、まだ完全に堕ちきってない。この段階の女相手には、まだ強引にいくべきでないと彼は経験で学んでいた。

「失礼します」と断りを入れてから、山岡は愛理の浴衣を膝の辺りまでまくった。露わになった愛理の下肢にオイルを垂らしていく。愛理の綺麗な脚が、ぬらぬらと光りながらテカっていく様子はなんとも艶めかしい。

「ひっ、冷たっ」

「ああ、すみません。でも、すぐに温かくなりますから我慢してくださいね」

 山岡は愛理の太もも裏に垂らしたオイルを塗り広げるように、彼女の足首から脚の付け根に向かって揉み上げていく。きめ細かく張りがある十代の肌はオイルがよく馴染んだ。

 繰り返し揉むうちに山岡は少しずつ終着点を深い場所へズラしていく。最初は内ももをいやらしく撫でて帰ってきていた男の親指が、今では愛理の太ももとお尻の付け根をなぞるように動いていた。

 お尻には触っていないと言い訳できるギリギリの境界線を何度も山岡の指先が縁取る。

「ちょ、ちょっと、そんなとこまで塗らなくていいから」

「大事な場所ですから念入りにやっておかないといけませんよ」

 山岡は慌てる愛理を嘲笑いながら、ゆっくりと指先を動かしていく。尻肉に触れないように細心の注意を払いつつ、しかし確実に脚の付け根や股関節にある性感のツボを刺激する。

 人間の体は筋肉や腱で広範囲に繋がっている。たとえば腰が痛いからといって腰ばかりマッサージしても一時しのぎにしかならない。腰痛の原因は立ち仕事による、ふくらはぎの張りにあるかもしれないからだ。そういうケースでは、ふくらはぎ、太もも、臀部、腰を一繋ぎのものとして考えて、ケアしなければならない。

 いま山岡がやっていることはそれの悪用と言える。彼は脚の付け根付近にあるツボを刺激することで愛理の生殖器回りの神経を活性化させると共に、ヴァギナへの血流を増やしているのだ。こうすることで直接性器に触れることなく、あくまでも健全なマッサージと言い訳しながら、女の性欲や感度を高めていく。

「それじゃ次は腰、背中にオイル塗っていきますね。浴衣失礼します」

 山岡は愛理が同意する前に彼女の浴衣を背中まで、まくり上げてしまった。下着を身に着けていなかった愛理は、搗き立ての餅のように柔らかく白い尻を丸出しにしてしまう。

「あ~、寝るときは下着つけない派ですか、そうですよね締めつける物がないほうがリラックスできますもんね。整体的にもグッドです」

「違うわよ。今日は浴衣だからたまたま脱いだだけなんだから。そんなことより! そこまで浴衣をまくるなんて聞いてないわ。すぐに戻しなさい」

「大丈夫ですよ。皆さんやってらっしゃる普通のマッサージですからね。少し恥ずかしいかもしれないけど我慢してください」

 山岡は有無を言わさずマッサージを再開する。愛理の背中をまんべんなく撫で回した後、両手で円を描くように揉んでいく。

「うっ、くぅ、んん、ふ、ぅう、くぅっ」

 くすぐったさと快感の狭間で愛理は唇を嚙み締めて耐える。山岡の手つきは実に巧みだった。ただ、機械的に触れているのではない。愛理の反応を見ながら、最も感じるポイントを探っている。

 背中には背骨を支える太い筋肉が二本ある。その外側から背骨がある体の中心部分に向かって指圧する。人間が二足歩行の動物である限り一日の疲れは腰に溜まる。そこを適度な力で揉まれると、媚薬など使わなくとも、じわーっと気持ち良くなってくる。

 ありふれた普通のマッサージ手順なのだが、今の愛理は媚薬の効果によって全ての快感が子宮と直結してしまう。山岡の手が繰り返し腰の筋肉を揉むたび、これまで感じたことのない甘酸っぱい電流が愛理の子宮を痺れさせた。きゅん♡ きゅん♡ と切ない気分がおまんこから脳髄まで駆け上がってきて、早くお腹の奥にある大事な部分に直接触れてもらいたくなってしまう。

 最初は気のせいかと思ったが、時間が経つにつれて下腹部の切なさはどんどん強くなっていく。どうして早くそこを直にマッサージしてくれないんだと怒ってすらいるようだ。

 愛理の体に起きた異変はそれだけではない。彼女は自分の股ぐらが濡れていることに気づいた。お漏らしと言うには、溢れ出した液体は粘度が高かった。ぬるつく液体が何なのか思い至らないほど愛理も子供ではない。

 愛理の股ぐらから濃厚な雌臭がすることは山岡も感じていた。しかし、今はまだそこに触れるときではない。もう少しマッサージを続けることにした。

「それじゃ次は肩甲骨回りを解していきますね。ここが疲労してると肩こりになったり、腕を動かすのが怠かったりするんですよ」

 山岡の親指が少女の肩甲骨を縁取るように押した。親指の第一関節あたりに力を込めてグイグイ押し込むと、それだけでも十分に気持ちいい。

「肩甲骨と頸椎、胸椎を結んでいる菱形筋という筋肉があります。ここが凝ってると首・肩まで張りが出るんですよ。ちょっと手を失礼しますね」

 山岡は片手で愛理の肩甲骨の隙間に親指を入れながら、反対側の手で彼女の腕をつかみグルグルと回した。そうやって肩甲骨を旋回させながら押すことで、より深い場所まで指圧を届けることができる。肩甲骨周囲を揉みほぐすことに特化したテクニックだ。肩甲骨の間に入り込んだ指先が硬くなった菱形筋にゴリッと食い込む。

「くっ、ふぅうぅ、ぅぅっ」

 山岡の指が肩甲骨を体の外側へ押し出すように指圧すると、愛理の背中では、じんわりと温かく心地よい刺激が広がっていく。その感覚に、愛理の口から自然と声が漏れ出た。

 さらに胸郭周りの血流がよくなったせいか、胸の高鳴りまでもが大きくなっていた。心臓の動きそのものが大きくなり、血液が大量に送られていく。

 全身がぽかぽかと温まり始めてくると、肌を覆う産毛ひとつひとつにも感覚が行き届くようになってきた。汗腺が開いたかのように肌がじっとりと湿り気を帯び、うっすらと浮いた汗が真っ白い肌に浴衣を貼り付ける。

 これが媚薬の効いた体にマッサージを施す効果だった。血流が良くなることで全身隅々まで媚薬が巡り、より体が敏感に、そして、感じやすくなっているのだ。

「次は頭部、頸部のマッサージをしていきます」

 山岡は愛理の背中から手を離し、今度は両手を使って彼女の後頭部を包み込むように触れた。指先に力を込め、ゆっくりと頭皮を持ち上げる。

「頭部の血の巡りは良いですね。血行が悪くなると皮膚が硬くなって、こうして揉んでも頭皮が動かないんですけど、沢近さんの頭皮は柔らかいですね」

 そのまま男の手が頭のてっぺんからうなじ、首筋までを優しく撫でるようにマッサージしていく。

「んっ、ふっ、ん」

 山岡の手つきは非常に優しかった。髪の毛を引き攣るような激しい手つきではなく、あくまで繊細で柔らかなタッチで愛理の神経を甘く揺さぶっていく。頭皮のコリ易い部分を指先で丁寧に探り当てて、そのコリをほぐすように揉んでいく。それがたまらなく心地いい。

(あぁ、だめ……これ、気持ちよすぎるぅ)

 擦過法と指圧を組み合わせた頭皮マッサージは絶品だった。女を堕とすためなら努力を惜しまない男たちは、邪悪な向上心でマッサージの技術を身につけていた。

「あ~、あっ、ふぁ、ああっ♡」

 絶妙な力加減に愛理の脳味噌はトロトロに蕩けてしまいそうだった。血流が促されたからだろうか。耳の奥で血が血管を勢いよく流れるゴーっという音が聞こえてきた。それが脳全体を媚薬漬けにしてしまう音だと彼女は気づかない。

 愛理は顔を枕に押しつけた状態で、口を半開きにしながら、鼻にかかった吐息を漏らす。その顔はすでに快楽に堕ちた女のものだった。

「だいぶリラックスできたみたいですね。次は膝を立てて、お尻を突き出してみましょうか」

「そんな! この格好でそんな体勢になったら」

 全部見えてしまう。いまの愛理は浴衣の下には何も身に着けてないのだ。そんな格好で、まるで男を誘うように尻を突き出し、四つん這いになったら何もかもが見えてしまう。

(駄目よ、そんなの。そんなことしたら私の大事な部分が見られちゃう!)

 だというのに、媚薬成分が末端の血管まで余すところなく回りきった愛理の肉体は、男に愛されることを悦びと感じてしまう雌の本能が理性を上回り、気づけば自ら進んで男の前に無防備な尻を差し出していた。

 愛理の真っ白い双丘の中央に、ぷっくりと盛り上がったピンク色の谷間が覗いている。その中心部からは、興奮を示すように甘酸っぱい愛液が垂れ落ち、シーツの上に染みを作っていた。

「綺麗なおマンコですね。それにヒクついてますよ。そんなに興奮してるんですか?」

「ひぁ♡ あ♡ ああ♡ そんな♡ ちが、う♡ これは違うんだから♡ もう! あなたが変な風に触るからでしょ♡」

 愛理は慌てて弁解するが、声は上擦り、甘い響きを帯びている。説得力など皆無だ。言葉で否定する間にも、彼女の割れ目はさらに濡れそぼり、クリトリスが充血して肥大化している。

「こんなに濡らしちゃって……しょうがないなぁ、僕が綺麗にしてあげますね」

 山岡は愛理の後ろに座り、右手で彼女の割れ目を左右に広げた。Vの字に開いた指の間で愛理の恥ずかしい部分が全て丸見えになると、山岡はその中央に顔を埋め、舌で彼女の秘裂を舐め上げた。

 じゅるるるるるぅぅぅぅぅっ、ぴちゃ、れろぉ、ちゅぱっ、ちゅっ、ぢゅうううぅぅっ!

「ひいぃっ? いやぁぁああああああああああああっ♡♡♡」

 わざと大きな音を立てて山岡は女の恥ずかしい部分を舐め上げる。舌の先っぽを尖らせて膣内へ挿入すると、内側の壁を削るように上下に動かす。肉ヒダを一枚ずつ掻き出すように舐めながら、時折円を描くように舌を動かしてネバつく液体を掻き混ぜる。

 山岡は左手で愛理の尻たぶを撫で回しながら、彼女の恥部を責め続けた。愛理の口から歓喜の悲鳴が漏れる。

「あっ、ああっ……そ、そこっ。は、恥ずかしい……汚い……やあっ……やあああ……」

 今の愛理は媚薬によって感度が何倍にも引き上げられている。しかも相手はセックス経験豊富な大人のヤリチンである。初めて他人におまんこを触ってもらう女子校生が、いくら我慢しても無駄だと言わんばかりに、山岡は愛理の膣洞を苛め抜くように、ねっとりと舐め回した。

「やああっ、な、舐めちゃ、ああううっ、ダメぇ。そこ、汚いよっ。ああん、そこ舐められると、恥ずかしいのに、感じちゃうっ。ふぁあんっ、ひゃああんっ」

「僕レベルになると味だけで女の子の体調が分かっちゃうんですよ。だから触診だと思って受け入れてください」

「いやああっ、もう、そんなところ舐めるなんて、変態っ、へんたいぃ、あああっっ、やぁ、ああああっ、あん♡」

 あまりの衝撃に愛理は絶叫した。男の舌が自分の最も敏感な部分に触れている。彼の指でおまんこをくぱぁされ、およそ目が届く範囲の深さは余すところなく見られて、舌でほじくり返されているのだ。こんなことありえない。恥ずかしすぎる。

 だが媚薬で沸騰した頭は、その羞恥さえ快感に置き換えてしまう。見られていることに恥ずかしさを感じれば感じるほど、身体の奥底から熱いものが湧き上がってきて止められない。

(嘘でしょ? なんで、こんな)

 自分の体の変化に動揺していると、山岡が囁くように言った。

「凄い濡れ方ですね。処女のくせにクンニされて感じちゃうなんて、沢近さんはとんでもない淫乱娘ですね」

 その瞬間、愛理の中で何かが弾けた。羞恥心と罪悪感、そして圧倒的な被虐心と快感が、ごちゃまぜになって押し寄せてきた。愛理はたまらず叫ぶ。

「いやぁぁあああっっっ!」

 愛理は尻を高く突き上げて絶頂した。全身を貫く強烈なエクスタシーに全身の筋肉が硬直する。今まで味わったことのない感覚だった。

「おやおや、もしかしてイッちゃいましたか?」

「え、ぁ」

「まだマッサージは終わってませんよ」

 山岡は愛理の股間に触れた。イッたばかりで敏感な膣粘膜に触れられた瞬間、電撃のような鋭い快楽が愛理の下半身を駆け巡った。

「ひっ、ぃい、いいっ♡」

「あれ、どうしました?」

「あっ、あぁあ、いま、さわられたら、また、き、気持ちよくなっちゃう♡」

「いいですよ、何度でもイってください」山岡は再び愛理の秘裂を舐め始めた。今度はクリトリスに舌を伸ばして舐め上げる。同時に左手で愛理の乳首を摘み上げ、右手でお尻を撫で回す。

「ひぃああああ、ああ、だめ、そこ舐められるの、き、気持ち良すぎちゃううう、ああ、だめ、そんなの反則、だめなのに、ああああ、いくぅうううう」

「セックスに反則なんてないんですよ。気持ちいいか気持ち良くないかの二択。気持ち良ければそれが正解なんです」

 山岡が言うと、そのタイミングで再び愛理が絶頂を迎えた。ビクビクと体を痙攣させて二度目のオーガズムを迎える。山岡は片時も休ませることなく、さらに激しく愛理の性器を責め立てた。四つん這いの姿勢を維持できなくなった彼女の体を蒲団に転がすと、細い腰を両腕で抱え直して処女おまんこに顔を押しつける。

 クリトリスを口に含んで吸い上げ、舌で転がしながら、右手の中指を膣内へ挿入した。左手は愛理のおっぱいを鷲掴みにして、乳肉を揉みしだきながら勃起した乳首を指先で転がす。その全てが愛理の神経を焼き切るような刺激を備えていた。

「んんっ、あっ、ダメっ、これダメっ……ああっ、おかしくなっちゃうっ、ああっ、あああぅっ、またイクッ!」

 愛理の脳味噌はもうドロドロに溶けていた。もともと媚薬のせいで理性が蒸発していたところに、女体を弄ぶことに掛けてはプロ級のヤリチンテクニックを叩き込まれては、まともな思考などできるはずがない。今や愛理は快楽の下僕と化していた。口からは甘い喘ぎ声が途切れることなく漏れ続ける。

 山岡の指が膣内で動くたびに愛理の腰は跳ね上がり、ぷっくりとした陰唇がヒクヒクと震える。

(こんなのマッサージじゃない。さっきこいつもセックスって言った。こんなの、これ以上続けちゃ駄目よ。断らなきゃ……こいつの顔を蹴ってでも、逃げなきゃ……そうしなきゃいけないのに……)

「愛理ちゃんのおまんこ、ぐっちょり濡れてホカホカ。分かる? 僕の指がどこまで入ってるか。ここだよ」

 山岡が愛理の膣内で指を鉤状に折り曲げ、おまんこの壁をトントンと叩くと、膣ヒダが蠢いて悦んでしまう。

「ゆっくり出し入れしてみようか。痛くないようにしてあげるから」

 にゅちっ♡ じゅぷっ♡ にゅるるっ♡

 山岡の指が動くたびに愛理の股ぐらからは粘着質な水音が聞こえてくる。そのことを恥ずかしいと思う余裕もなく、愛理は男の愛撫に翻弄された。

 山岡の動きに合わせて腰が勝手に浮き上がり、さらなる刺激を求めて自然と動いてしまう。ふしだらで下品なダンスを止めなければと思うのに、止められない。それどころか、もっと強い刺激が欲しいとさえ思ってしまう自分がいた。

 クリトリスの裏側あたりを圧迫されるたびに、ゾクゾクとした快感が生まれ、お腹の奥に溜まっていくような感覚があった。

「あっ♡ あひっ♡ ああんっ♡」

 男の指がGスポットを擦り上げるたびに、視界が真っ白になり意識を失いそうになるほどの快楽に襲われた。歯を食いしばって耐えようとするのだが、それすらも許さないとばかりに山岡の手マンが激しさを増す。

「ひぅぅっ♡ んお゛お゛お゛お゛ぉ゛っ♡ あっ、あっ、おほぉぉっ♡」

「愛理ちゃん、お嬢様っぽいのに、おまんこのここトントンしたり、こっちをゾリゾリすると、下品な声が出ちゃうね。いいよ、もっと聞かせて。僕サドっ気あるから、可愛い女の子が下品なオホ声で気持ち良くなってるの大好き♡ 女の子にしてもらうのも好きだけど、やっぱり男なら女の子が正気を失って馬鹿になっちゃうまで気持ち良くしてあげてこそだよね」

 山岡の言葉責めに、愛理の顔が赤く染まった。恥ずかしさのあまり涙が滲む。それでも彼の指戯から逃れる術はない。愛理はシーツを掴み、必死に快楽に耐えようとした。

 しかし、そんな努力も虚しく、山岡の指先はさらに激しくなる。

「本当にやめて、これ以上されたらおかしくなる……からぁ!」

「おまんこ解されて気持ち良くなるのは普通のことだから怖がらないで。気持ちいいことは素直に受け入れちゃったほうが得だよ。それに、ほら、お友だちは一足先に楽しんるよ」

 そう言って山岡は隣の蒲団を見る。彼の視線に誘われて美琴、晶がいる方向を向いた愛理は絶句した。そこでは友人二人が男たちと性行為に励んでいたのだ。

 まだ性器の結合こそ許してないものの、美琴は浴衣を脱がされ、ブラジャーも剥ぎ取られて乳首を吸われていた。大沢とかいう髭面の男は美琴の巨乳に夢中なようで、片方の乳首に吸い付きながら、もう片方の手で乳房を捏ね回している。美琴は恍惚とした表情を浮かべて喘いでいる。彼女の口から漏れる声は甘く蕩けるような響きを持っていた。

 普段の美琴は男っぽい喋り方をする少女だ。子供のころから少林寺拳法をやっていたこともあり、並の男以上に逞しい少女なのだが、自分よりも遥かに大きく力強い男に巨乳を弄ばれている姿は、普通の女の子と変わらなかった。

 さらに向こうの蒲団では、仰向けの晶が男に右足首をつかまれ、脚を大きく広げさせられていた。大開脚させた晶の中心では、男の指が何度も彼女の性器に出入りしている。耳を澄ませば、ちゅぽ♡ ちゅぽ♡ と音が聞こえてきそうなくらい、晶のおまんこは濡れていた。薄暗い灯りの下でも、女子校生のマン汁で男の指が怪しく光っているのが見えた。

 晶は両手で口を押さえ、必死に嬌声が漏れないよう抵抗しているが、そうしなければはしたない声が止まらない自覚あるのだろう。息を止め、声を我慢する彼女の顔は朱に染まり、額からは汗が流れ落ちている。

(噓でしょ)

 友人の痴態を見て、愛理の顔は青ざめた。

(どうしてあんな酷いことされてるのに感じてるのよ)

 そんな愛理の心を読んだかのように山岡が言った。

「大丈夫だよ、彼女たちも悦んでるんだから」

「悦んでいるって……?」

「だってそうでしょう? 二人ともあんなに気持ち良さそうにしてるんだから」

 確かに美琴も晶も嫌がっている様子はなかった。むしろ自分から望んで受け入れているように見える。二人の乱れようは明らかに普通ではない。まるで媚薬でも盛られたかのような狂いっぷりだった。

 自分の思いつきに愛理は目を見開いた。「あなたたち、私たちになにをしたの?」

 彼女が怒りを込めて尋ねると、山岡は悪びれもせずに答えた。

「なにって、ただマッサージをしただけですよ? ちょっと特別なマッサージをね」

 そう言って山岡は指を引き抜くと、今度は二本揃えて挿入した。

「あっ♡ ちょ、ちょっと何してんのよっ、あんっ♡ ちょっと、ちょっとっ♡♡ 変なクスリでも使ったんでしょ。そうじゃなければ私が、あんたなんかにッ♡」

 山岡の指が的確に膣内のスイートスポットを捉え始めると、愛理は抗議の言葉を最後まで言わせてもらえなかった。言葉が無理なら、せめてもの抵抗と愛理は山岡の顔を睨みつけるが、おまんこほじくられてる女子校生がいくら睨みつけても山岡は気にしない。彼は涼しい顔で手を動かし続ける。二本の指をバラバラに動かして膣内の壁を複雑に刺激する一方で、親指でクリトリスを転がすことも忘れない。

 そのあまりの巧みさに愛理は、腰を浮かせて身悶えしてしまう。媚薬を使うような卑怯な男には負けたくないと思うのに、圧倒的な快楽の前では理性による決意など容易く砕かれてしまう。

 山岡は巧みなテクニックを駆使して、愛理をどんどん追いつめていった。指をピストンさせたままクリトリスに顔を近づけると、唇で包皮を剝き上げ、むき出しになった突起を舌先で転がした。

「ひぅっ♡♡♡」愛理の口から甲高い悲鳴が上がる。短時間で連続絶頂に導かれた愛理の肉体は、クリでイケる感覚を刻み込まれてしまっていた。「やっ、それダメっ♡ そこ舐めるなぁ……あっ♡ ああっ! ああぁ~~♡♡♡」

「卑怯なクスリを使われたのにイキたくないと思って頑張ってるんだよね? 逆に考えれば良いのさ。卑怯なクスリを使われちゃったから、気持ち良くなっても仕方ないんだよ。愛理ちゃんは普段ここまでエッチな女の子じゃないんだよね? 知らない男の人におまんこ舐められて何度もイッちゃう女の子じゃないんでしょ?」

「そうよ! わたしは、こんなことで、よろこんだり♡ おっ♡ お゛ぉっ♡ しな゛♡ ぉお゛ぉおぉおおっっ♡♡♡ また、イクぅううぅぅううっ♡♡♡」

「だけど今の愛理ちゃんは媚薬がバキバキに効いちゃってる状態だから、気持ちよくなるしかないんだ。それにこの媚薬は一度や二度アクメった程度で効果が切れるような弱いものじゃないよ」

 快感に丸まった足指で蒲団をつかみ、腰を浮かせてブリッジしている愛理にトドメを刺すべく山岡は、さらに強く彼女のクリトリスに吸い付いた。同時にGスポットを指で突き上げ、クリの裏側を小刻みに振動させる。

「理解できたら素直にイッちゃえ」

 無様なイキ姿を晒しても愛理が悪いのではない。媚薬のせいなんだと言い聞かせることで、山岡は愛理に負けても仕方ない言い訳を用意してあげる。

(あ、もうダメかも)

 そう観念した瞬間、愛理の中で膨らんでいた官能の身が弾け、毒のような悦楽が末端の毛細血管に至るまで全身に流れ込んだ。

「ぁああっ、ダメっ、ダメっ、またイッちゃうっ、もうイッちゃうっ、あっ、ああんっ、んああんっ、イクッ、イッちゃうぅ、イクイクッ、イクゥッ、イッ……んああああぁぁっっっ♡♡♡♡♡」

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猪熊夜離 2023/05/21 23:01

この世界がゲームだと知ってる種付けおじさんがママサレンを寝取って「本物のママになるんだよ!」

「これで本当に約束を守ってくれるんでしょうね」

 薄暗い部屋で全裸のエルフ少女が不機嫌そうに言った。彼女は少しウェーブが掛かった金髪を腰まで伸ばし、青い瞳をした美少女だった。普段の彼女は孤児院ギルド『サレンディア救護院』のギルドマスターを務める優しい少女だが、今は卑劣な交換条件を申し入れてきた男に怒りと猜疑心の籠もった眼差しを向けている。

「もちろん約束は守るよ。だからサレンちゃんも大人しく、おじさんの言うことを聞くんだ」私が言うとサレンは口惜しそうに歯を食いしばった。私はその様子を見ながら内心ほくそ笑んでいた。

「いつまでも部屋の隅っこにいないで、早くこちらへ来なさい」

 私はベッドの上から手招きする。言うまでもなく私は裸だ。私の股間では勃起したペニスが天を衝かんばかりにそそり立っている。

「そ、そんなの入らないわよ……無理に決まってるじゃない……」サレンが私の勃起を見つめながら言う。

「大丈夫だよ、ちゃんと慣らしてあげるからね」

 私はベッドに横になり、彼女を迎え入れるように両腕を広げた。それを見たサレンの表情が引きつる。まるで化け物でも見るかのような目つきだ。

「ほら、怖がらなくていいからおいで」そう言うとサレンはおずおずといった様子で近寄ってきた。私は彼女を抱き寄せた。「どのみち今日は僕に抱かれるため来たんだろう? サレンディア救護院の子供たちを路地裏の掏摸や物乞いにしないためには、お金が必要だって君もわかっているはずだよね?」

「そ、それは……そうだけど……」

 サレンが口ごもる。やはりまだ迷いがあるらしい。もし私たちの立場が逆なら、私だって迷っただろう。若く美しい貴族のお嬢さんが、私のような禿げデブ中年男に処女を捧げるなど迷って当然だ。しかし、ここで退いてしまえば孤児院が潰れてしまうと思っている彼女は、私が強引に抱き寄せると己の運命を受け入れた。

「分かったわ。その代わり約束して。私はあくまでアナタのお金で買われた身。愛人なんかになるつもりはないんだから」

(まったく、強情なお嬢さんだよ)

 とはいえ、私はそんな彼女の頑固さにむしろ興奮していた。私たちの関係は金で美少女エルフの処女を買った男と買われた女なのだから、それ以上の仲に発展できると思うなと釘を刺しながら、サレンの体は小刻みに震えていた。

 いくら王宮騎士団の副団長を務めた過去があり、人並み以上に剣を使えると言っても、裸にひん剥いてしまえば、サレンなどただの小娘に過ぎないのだ。私は彼女の背後に回ると、美少女エルフの華奢な体に腕を回して抱きしめた。

「大丈夫だよ。君の気持ちは分かってる。だから無理矢理になんてしない。ゆっくり時間を掛けて愛し合うことにしようじゃないか」

 私は余裕がある大人の男ぶって言う。実際は、私のような禿げデブ中年男に豊富な女性経験などあるはずもなく、彼女の肌に触れただけで私の肉棒はガマン汁だらけになっていた。

 それでも勢いに任せてサレンの初めてを消費したくない私は、精いっぱいの理性を働かせ彼女の乳房を愛撫することから始めた。手で優しく乳房を包み込むと、ゆっくりと円を描くように揉みほぐしていく。

「どうだい? こうされるのが好きかな?」

 私は彼女の耳元で囁く。サレンは体をピクッと震わせたが、唇をきつく噛み締めたまま返事をしなかった。どうやら私の手で反応する姿は見せたくないらしい。

 ならばと思い、私はサレンの小さな乳首を摘まむと、指先で軽く捩った。急な刺激に「ひゃうっ!」と可愛い声を上げるサレン。彼女は慌てて口を押える。

(なんだ、結構感度がいいんじゃないか)そう思うと、私はサレンの胸を揉みながら乳首への責めを続けた。

「あっ♡ はぁ……はぁ……んぅっ! あぁ……はぁ……んんっ!」

 必死に声を押し殺すサレンだったが、次第に甘い吐息を漏らすようになっていった。最初は強張っていた彼女の体からも力が抜け、私の手の中で巨乳が小さく弾んでいる。一七歳という年齢を考えれば今でも充分実っているが、もっともっと私の手の中で育ててやろう。私はサレンの乳房を下から掬い上げ、その柔らかさを堪能した。

「んっ………んぅ、んふぅ…………んふぅっ………ふぅっ!」

 私の腕の中でサレンは快感に身を捩り、喘ぎ声を上げないよう耐えている。エルフの特徴でもある三角耳は酸欠と性的興奮で朱に染まっている。

 そんなサレンの様子が私をさらに昂らせた。私は左手でサレンの乳房を揉みながら、反対の手で彼女の脇腹や臍下、内ももなど広範囲を撫で回す。私の手がサレンの敏感な場所を発見するたび、彼女の体は小さく跳ねた。

 鼠蹊部のラインに沿って太ももを撫でてやると「あっ……そこはダメ……だめぇ……」と言いつつサレンの腰がくねった。彼女は背中を仰け反らせ、無意識のうちにヒップをぐいぐい突き出してくる。

 サレンの白い臀部が、今すぐにでも彼女を犯せるほど勃起した私のイチモツを擦り、一〇代の瑞々しい肌の弾力と彼女の体温を伝えてくる。

(この娘……思ったよりスケベなのかもしれないな)

 私がサレンの股間に手を這わせると、指先が彼女の割れ目に触れた。その瞬間サレンは「はうんっ!」と悲鳴のような叫び声を上げた。

(やっぱりここが一番感じるみたいだな)

 私はニヤリと笑うと、彼女の秘所に中指を差し込んだ。彼女のソコはすでに濡れそぼっており、男の指をあっさり受け入れてしまう。私は膣内の具合を確かめるように指を動かし、徐々に奥へ奥へと侵入させていった。

(すごいな、もうこんなにビショビショじゃないか)

 指を動かすたびにクチュクチュと淫靡な音が鳴り響く。サレンの口からも熱い吐息が漏れていた。

 さらに人差し指を足すと、さすがに少しキツイ感じがしたが、それも最初のうちだけだった。サレンの中は、どんどん私を受け入れていく。

 サレンは歯を食いしばり必死に声を抑えているが、体の方は素直だった。二本の指でかき混ぜるようにサレンの中を弄ぶと、彼女は唇の隙間から細切れの矯正を漏らす。

「くふぅ……んん……はぁ……はぁ……ああ……んぅ……」

 ぬるぬるしてきたオマンコの内壁を優しく撫でながら、乳房を揉んでいた手のほうはサレンの乳輪をなぞる。私は最初に強めの愛撫を加えたあと、彼女の乳首に触れずにいた。これも焦らしプレイの一環だった。すると、もどかしい気持ちよさに我慢できなくなったのか、サレンは自分から私の手に乳首を押し当ててきた。自分で体の角度を調節し、私の指がコリコリに勃起した乳首に触れるよう誘導している。

(まったく、サレンちゃんはエッチだな。本当はもっと大胆におっぱい触って欲しいんだろ?)

 愛撫に反応して体が揺れてしまうため意図せず、おじさんの手を乳首に招き入れてしまったんです、触って欲しいわけじゃないんですという言い訳の余地を残しつつ乳首愛撫を求めてしまう。そんなジレンマを孕んだ表情をしているサレンに、私は意地悪をしてやった。私は彼女の乳首をあえてスルーし、乳房と腋の窪みの境界線辺りの皮膚だけを執拗に撫でる。ここも神経が密集した敏感な部分だが、彼女の待ち望んでいた愛撫ではないらしい。

 サレンは物欲しげに私の顔を振り返り、物足りないといった表情をする。私は彼女の耳元に唇を寄せ「どうしてほしいのか、正直に言うんだよ」と優しく命令する。サレンは羞恥で顔中を真っ赤にしながらも「お、お願いですから乳首を……」と、ついに本音を口にしてしまった。私はにっこりと微笑むと、サレンの乳首を摘まみ上げた。

「あんんっ! それっ、それがいいのぉ」

 ようやく訪れた乳首への刺激に歓喜の声を上げるサレン。私が乳首の先端を優しく爪で引っ掻いたり、少し強めに摘まんで引っ張ると金髪美少女エルフは快感に足をバタつかせ、シーツを蹴飛ばして身悶えた。

「サレンちゃんは乳首が気持ちいいんだね。もっとして欲しい? して欲しいことがあるなら自分の言葉で言ってごらん。おじさんはエッチなことに素直な女の子のほうが好きだな」

「んはぁっ! ちくび気持ちいい。あはっ、はうぅ……もっと……もっと……わ、わたし、おっぱい、あぅう、触って欲しいんです、おっぱい、もっと、してください……ひゃんっ、わたしの、おっぱい揉んでください……」

「おっぱいだけで良いの?」私はサレンのオマンコに挿れていた右手を抜き差ししながら聞いた。

「あぁっ! あっ、あっ、あぁっ! だめっ、いっしょにされたら、んふぅ、おかしくなるぅ、あぁぁっ!」

「どうなっちゃうのかな?」

「んくっ! ふぁっ! あぁあっ! こ、このままじゃぁ! あぁんっ! んぁあっ! わ、私もぉっ! い゛いぃっ! い、イッちゃいそうですぅっ! あっ、あぁっ!」

 サレンは細い腰を目いっぱい仰け反らせ、私に全体重を預けながらイッた。彼女の膣が私の指を引きちぎらんばかりに締め付ける。その抵抗を楽しみながら、私はサレンがイッたあとも数回、追撃の指ピストンを加えた。

 濡れたマン肉を掻き混ぜてやると、放心状態の少女の口から「おっ♡ おっ♡」と悦びの声が漏れる。

 絶頂の余韻で痙攣を続ける蜜壺から指を引き抜くと、彼女の愛液ですっかりふやけてしまっていた。

「ほら、サレンちゃん、自分の味だよ」

 私がマン汁まみれの指を口元まで持っていくと、彼女は大人しく咥えた。自分の分泌物を舐めさせられる彼女は少しだけ顔を顰めた。

「美味しいかい?」

 私が尋ねるとサレンは首を横に振る。

「そうかい? でもこれはサレンちゃんが気持ちよくなった証拠だよ。女の子がイクときはいつもこういう汁が出るものなんだ。それに、おじさんのような変態中年男性は、サレンちゃんのような美少女のおまんこ汁が大好物なんだよ」

 本当ならこの流れでサレンをベッドに押し倒し、恥ずかしがる彼女のオマンコを舐め回してやりたいところだが、既に私のイチモツは限界だった。はち切れんばかりに膨らんだチンポの先っぽからは、ガマン汁に混ざって微量の精液も漏出し始めている。このままでは挿入することなく発射してしまうだろう。

「サレンちゃん、おじさんも我慢できないから、そろそろ二人で気持ち良くなろう」

 私はサレンの体をベッドに下ろすと、彼女の腰に枕を敷いた。こうすると膣口の位置が通常よりも上がって挿入しやすくなる。理想的な角度を確保した私は、肉槍の先端をサレンの小穴に押し当てた。

 私が腰を突き出すと、処女の隘路はいとも容易く男根の侵入を許した。そればかりか初体験だというのに、サレンの肉体は極太の肉棒を易々と受け入れてしまう。

「あぁ……入って……入ってくる――っ!」

 亀頭がサレンの膣壁を押し広げ、竿部分が彼女の狭い道を拡張していく。やがてサレンが声を漏らし始めるが、それは苦痛を訴えるものではなく、快楽に溺れた嬌声だった。

「あっ、あぁんっ! はぁ、はぁっ、あ゛っ、ああ゛ぁっ……おちんちん……来てるぅ……っ♡ あぁ、はぁ……はぁ……」

 なぜ変態ブサイクおじさんのチンポで破瓜を迎えたのに感じてしまうのか、サレン自身も自分の心と肉体の不一致が理解できず、戸惑いながら喘いでいた。

 だが仕方ないのだ。なぜなら、今の私はマジカルチンポ持ちの種付けおじさんなのだから。



 私が種付けおじさんとして目覚めたのは、今から一週間前のこと。その日、慣れ親しんだ自室のベッドで目覚めた私は、唐突に自分が種付けおじさんであることに気づいてしまった。頭髪が一本もないスキンヘッド、健康診断を受けたら体重過多を真っ先に指摘されそうな肥満体型、加齢臭漂う脂ぎった肌、どこを取ってもイケメンとは程遠い、醜い中年男性の姿が鏡に映っていた。

 自分の正体を思い出すと同時に、私は今まで現実だと思っていたこの世界が精巧に作られたファンタジーゲームの中であることや、突然の不具合でログアウトできなくなったプレイヤーたちが記憶を失い、ゲームの世界に囚われていることなどを思い出した。

 そして自分に与えられた役割、そしてチート能力も把握した。

 私は、ゲーム世界から脱出できなくなった女性たちと様々なシチュエーションでセックスするためだけに生み出された、悪魔の如きバグである。

 そのために私には『エロ同人で種付けおじさんに可能なことは大体できる』能力が備わっていた。たとえば、真面目で身持ちの堅いサレンが私とセックスしているのは、種付けおじさんの能力で彼女の判断力が著しく低下しているためだ。

『種付けおじさんに取り引きを持ちかけられた女は、絶対的に不利な内容でも他の選択肢を選ばず、種付けおじさんとのセックスを選んでしまう』

 そんなシチュエーションを君もエロ同人で読んだことないだろうか?

 種付けおじさんの加齢臭には女の脳を破壊し、正常な判断を困難にする効果があるのだ。それゆえ種付けおじさんに目をつけられた女は、少し考えれば別な方法があることや、相手が脅迫者なら官憲を頼れば良いといった常識的な手段があることを忘れてしまう。

 だからサレンは、私が「サレンディア救護院に出資したい。交換条件として君の処女をもらう」と取り引きを持ちかけたら、悩みつつも応じてしまったのだ。こんなブサイク中年男性に抱かれるくらいなら、父親の脛でも何でも囓れば良いものを彼女はそうしない。今の彼女に常識的な判断は不可能なのだ。

 その結果が現在である。

「ああっ♡ んああぁっ! あ゛っ! んんっ! お゛ぉおおぉおおっ♡♡♡」

 私が激しく腰を打ち付けると、サレンは下品な声で啼いた。それが自分の喉から出た声だと信じられない様子だったが、すぐに快感の波に飲まれて喘ぐことしかできなくなる。

「んあ゛っ、ああっ! しゅごっ! これぇっ!♡ んああっ!♡ あ゛っ、あ゛っ♡ ぎもちいいっ! あ゛ぁっ、あっ、お゛お゛ぉっ♡♡ なんで、アンタみたいな男の人のおちんちんがっ! こんなに気持ちいいのよっ♡♡」

「相性が良いんだよ、僕たちのね。きっと僕たちは、チンポとマンコを擦り合わせて幸せになるため生まれてきた、運命の|番《つがい》なんだ」

「んひっ、あっ、んああぁあっ! ちがうっ、ちがぅううっ! こんにゃのおかしいわっ! んあっ、あぁんっ! だめっ、だめっ♡」

 種付けおじさんの体液には媚薬効果がある。精臭や体臭だけでも女を発情させてしまう。それに加えて先ほど私は、サレンのおっぱいを揉みながら、彼女の背中にチンポを押しつけ、ガマン汁を塗りたくっていた。鼻と肌の両面からサレンは媚薬を摂取した。体が敏感になっていて当然だった。

「んくっっ、あっ、あっ、あんっ! やだっ、これおかしいっ! 私、おかしくっ! あっ、はぁっ、はぁっ! だめぇ、こんなのおかしいっ! こんなのおかしいってばあっ! んんんんっ!」

「おかしなことあるもんか。サレンちゃんは、おじさんのチンポ大好き、エッチ大好きな淫乱美少女エルフだったんだよ。もうすっかりトロ顔じゃないか」

「うそっ、そんなのうそよぉおっ! 私はそんな変態じゃないぃいっ!」

「さっき言っただろ? 僕はエッチなことに素直な女の子が好きなんだ。サレンちゃんも正直になって、おじさんチンポで楽しんじゃおうよ」

 そう言って私は本腰を入れ抽挿した。正常位でサレンを組み敷き、彼女の膣奥を突き上げ、派手に揺れる巨乳の動きを楽しむ。

「おっ♡ おっ♡ おっ♡ すごっ♡ こんなの初めて♡ はじめてなのに♡ アンタのチンポすごいぃっ♡ 好きになっちゃうぅっ♡ おじさんのこと好きになっちゃうぅぅうぅうう~~っっ♡♡♡♡」

 種付けおじさんのマジカルチンポに逆らおうとしても無駄だ。種付けおじさんとは女性の理性を破壊する悪魔であり、男の夢が詰まった理想のチンポを持つ神なのだ。

「あっ、あぁっ、すごいっ♡ そんなっ♡ あたって♡ あっ、あっ、きもちいいのっ♡ おちんぽでっ♡ |膣内《なか》かきまわされてぇっ♡ んはあぁっ♡ これっ♡ これっ♡ このおちんぽしゅごいぃぃっ♡」

 種付けおじさんとして覚醒する前の私は、見た目どおりの冴えないブサイク中年男性だった。女性に好かれる見目形をしてないうえ、容姿の悪さをカバーできるだけの強みも持っておらず、四〇歳を超えるまでお店でしか女性とセックスしたことがない――いわゆる素人童貞だった。

 そんな私が本来であれば処女をイキ狂わせられるはずもないのだが、今の私はただのブサイク中年男性ではない。この世界にただ一人の種付けおじさんである。その肉体も精神も人間離れしており、セックスに関しては万能と言っていいほどのポテンシャルを持っていた。

「んはぁあっ! あぁあっ! すごっ、はげしっ、あ゛ぁっ、あ゛ぁんっ♡ もっと、もっと突いてっ♡ 私のおまんこめちゃくちゃにしてぇえっ!」

「おやおや。いいのかな、そんなはしたないこと叫んで。君が好きなあの少年にも聞かせてあげたいよ」

 私が意地悪く言うと、サレンは恥ずかしそうに頬を赤く染めた。しかし、それでも腰の動きが止められないようで、自ら進んで肉棒を出し入れし、快楽に溺れていた。

「サレンちゃんも自分から迎え腰を使って、おじさんのチンポ奥まで挿れて欲しいよ~ってお願いしてるね。自分でも分かるだろ?」

 その光景から私は目を離せずにいた。普段の彼女からは想像もできないような痴態。サレンの細いウエストが波打ちながら前後する。腰を動かすたびに胸が激しく揺れる。乳房の先端ではピンクパール状の突起がツンと勃起している。そして下半身の方では結合部から淫靡な水音が響いていた。

(すごい音だな)

 肉棒に媚びて吸いつく淫らな粘膜の音。それを耳にすると背筋がぞくぞくしてくる。

「あっ♡ あんっ♡ ああぁ~~っ!」

 サレンが激しく痙攣すると、私にも振動が伝わってきた。

「ふひぃ……あへぇ♡」

 種付けおじさんのチンポで人生初の本気アクメを果たしたサレンは、焦点の定まらない瞳で天井を見つめ、口を半開きにした間抜け面で脱力していた。彼女は自分の父親と同年代のブサイクおじさんに侵されたというのに、今がまさに人生の絶頂期といった幸福顔で私の目を見つめている。

 絶頂後の余韻に浸っているサレンに私は「おいおい。まだまだこんなもんじゃないぞ」と告げてやった。

【 読み放題プラン 】プラン以上限定 支援額:500円

バックから第二ラウンド~サレンディア救護院の一室で(約8400文字)

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猪熊夜離 2023/05/19 03:16

【予告】この世界がゲームだと知ってる種付けおじさんがママサレンを寝取って「本物のママになるんだよ!」

パソコンの不具合で消えたと思ってたデータがクラウドに残っていたので書き足してる。ここまでで7000文字くらい。続きは後日『読み放題プラン』で。

本文

「これで本当に約束を守ってくれるんでしょうね」

 薄暗い部屋で全裸のエルフ少女が不機嫌そうに言った。彼女は少しウェーブが掛かった金髪を腰まで伸ばし、青い瞳をした美少女だった。普段の彼女は孤児院ギルド『サレンディア救護院』のギルドマスターを務める優しい少女だが、今は卑劣な交換条件を申し入れてきた男に怒りと猜疑心の籠もった眼差しを向けている。

「もちろん約束は守るよ。だからサレンちゃんも大人しく、おじさんの言うことを聞くんだ」私が言うとサレンは口惜しそうに歯を食いしばった。私はその様子を見ながら内心ほくそ笑んでいた。

「いつまでも部屋の隅っこにいないで、早くこちらへ来なさい」

 私はベッドの上から手招きする。言うまでもなく私は裸だ。私の股間では勃起したペニスが天を衝かんばかりにそそり立っている。

「そ、そんなの入らないわよ……無理に決まってるじゃない……」サレンが私の勃起を見つめながら言う。

「大丈夫だよ、ちゃんと慣らしてあげるからね」

 私はベッドに横になり、彼女を迎え入れるように両腕を広げた。それを見たサレンの表情が引きつる。まるで化け物でも見るかのような目つきだ。

「ほら、怖がらなくていいからおいで」そう言うとサレンはおずおずといった様子で近寄ってきた。私は彼女を抱き寄せた。「どのみち今日は僕に抱かれるため来たんだろう? サレンディア救護院の子供たちを路地裏の掏摸や物乞いにしないためには、お金が必要だって君もわかっているはずだよね?」

「そ、それは……そうだけど……」

 サレンが口ごもる。やはりまだ迷いがあるらしい。もし私たちの立場が逆なら、私だって迷っただろう。若く美しい貴族のお嬢さんが、私のような禿げデブ中年男に処女を捧げるなど迷って当然だ。しかし、ここで退いてしまえば孤児院が潰れてしまうと思っている彼女は、私が強引に抱き寄せると己の運命を受け入れた。

「分かったわ。その代わり約束して。私はあくまでアナタのお金で買われた身。愛人なんかになるつもりはないんだから」

(まったく、強情なお嬢さんだよ)

 とはいえ、私はそんな彼女の頑固さにむしろ興奮していた。私たちの関係は金で美少女エルフの処女を買った男と買われた女なのだから、それ以上の仲に発展できると思うなと釘を刺しながら、サレンの体は小刻みに震えていた。

 いくら王宮騎士団の副団長を務めた過去があり、人並み以上に剣を使えると言っても、裸にひん剥いてしまえば、サレンなどただの小娘に過ぎないのだ。私は彼女の背後に回ると、美少女エルフの華奢な体に腕を回して抱きしめた。

「大丈夫だよ。君の気持ちは分かってる。だから無理矢理になんてしない。ゆっくり時間を掛けて愛し合うことにしようじゃないか」

 私は余裕がある大人の男ぶって言う。実際は、私のような禿げデブ中年男に豊富な女性経験などあるはずもなく、彼女の肌に触れただけで私の肉棒はガマン汁だらけになっていた。

 それでも勢いに任せてサレンの初めてを消費したくない私は、精いっぱいの理性を働かせ彼女の乳房を愛撫することから始めた。手で優しく乳房を包み込むと、ゆっくりと円を描くように揉みほぐしていく。

「どうだい? こうされるのが好きかな?」

 私は彼女の耳元で囁く。サレンは体をピクッと震わせたが、唇をきつく噛み締めたまま返事をしなかった。どうやら私の手で反応する姿は見せたくないらしい。

 ならばと思い、私はサレンの小さな乳首を摘まむと、指先で軽く捩った。急な刺激に「ひゃうっ!」と可愛い声を上げるサレン。彼女は慌てて口を押える。

(なんだ、結構感度がいいんじゃないか)そう思うと、私はサレンの胸を揉みながら乳首への責めを続けた。

「あっ♡ はぁ……はぁ……んぅっ! あぁ……はぁ……んんっ!」

 必死に声を押し殺すサレンだったが、次第に甘い吐息を漏らすようになっていった。最初は強張っていた彼女の体からも力が抜け、私の手の中で巨乳が小さく弾んでいる。一七歳という年齢を考えれば今でも充分実っているが、もっともっと私の手の中で育ててやろう。私はサレンの乳房を下から掬い上げ、その柔らかさを堪能した。

「んっ………んぅ、んふぅ…………んふぅっ………ふぅっ!」

 私の腕の中でサレンは快感に身を捩り、喘ぎ声を上げないよう耐えている。エルフの特徴でもある三角耳は酸欠と性的興奮で朱に染まっている。

 そんなサレンの様子が私をさらに昂らせた。私は左手でサレンの乳房を揉みながら、反対の手で彼女の脇腹や臍下、内ももなど広範囲を撫で回す。私の手がサレンの敏感な場所を発見するたび、彼女の体は小さく跳ねた。

 鼠蹊部のラインに沿って太ももを撫でてやると「あっ……そこはダメ……だめぇ……」と言いつつサレンの腰がくねった。彼女は背中を仰け反らせ、無意識のうちにヒップをぐいぐい突き出してくる。

 サレンの白い臀部が、今すぐにでも彼女を犯せるほど勃起した私のイチモツを擦り、一〇代の瑞々しい肌の弾力と彼女の体温を伝えてくる。

(この娘……思ったよりスケベなのかもしれないな)

 私がサレンの股間に手を這わせると、指先が彼女の割れ目に触れた。その瞬間サレンは「はうんっ!」と悲鳴のような叫び声を上げた。

(やっぱりここが一番感じるみたいだな)

 私はニヤリと笑うと、彼女の秘所に中指を差し込んだ。彼女のソコはすでに濡れそぼっており、男の指をあっさり受け入れてしまう。私は膣内の具合を確かめるように指を動かし、徐々に奥へ奥へと侵入させていった。

(すごいな、もうこんなにビショビショじゃないか)

 指を動かすたびにクチュクチュと淫靡な音が鳴り響く。サレンの口からも熱い吐息が漏れていた。

 さらに人差し指を足すと、さすがに少しキツイ感じがしたが、それも最初のうちだけだった。サレンの中は、どんどん私を受け入れていく。

 サレンは歯を食いしばり必死に声を抑えているが、体の方は素直だった。二本の指でかき混ぜるようにサレンの中を弄ぶと、彼女は唇の隙間から細切れの矯正を漏らす。

「くふぅ……んん……はぁ……はぁ……ああ……んぅ……」

 ぬるぬるしてきたオマンコの内壁を優しく撫でながら、乳房を揉んでいた手のほうはサレンの乳輪をなぞる。私は最初に強めの愛撫を加えたあと、彼女の乳首に触れずにいた。これも焦らしプレイの一環だった。すると、もどかしい気持ちよさに我慢できなくなったのか、サレンは自分から私の手に乳首を押し当ててきた。自分で体の角度を調節し、私の指がコリコリに勃起した乳首に触れるよう誘導している。

(まったく、サレンちゃんはエッチだな。本当はもっと大胆におっぱい触って欲しいんだろ?)

 愛撫に反応して体が揺れてしまうため意図せず、おじさんの手を乳首に招き入れてしまったんです、触って欲しいわけじゃないんですという言い訳の余地を残しつつ乳首愛撫を求めてしまう。そんなジレンマを孕んだ表情をしているサレンに、私は意地悪をしてやった。私は彼女の乳首をあえてスルーし、乳房と腋の窪みの境界線辺りの皮膚だけを執拗に撫でる。ここも神経が密集した敏感な部分だが、彼女の待ち望んでいた愛撫ではないらしい。

 サレンは物欲しげに私の顔を振り返り、物足りないといった表情をする。私は彼女の耳元に唇を寄せ「どうしてほしいのか、正直に言うんだよ」と優しく命令する。サレンは羞恥で顔中を真っ赤にしながらも「お、お願いですから乳首を……」と、ついに本音を口にしてしまった。私はにっこりと微笑むと、サレンの乳首を摘まみ上げた。

「あんんっ! それっ、それがいいのぉ」

 ようやく訪れた乳首への刺激に歓喜の声を上げるサレン。私が乳首の先端を優しく爪で引っ掻いたり、少し強めに摘まんで引っ張ると金髪美少女エルフは快感に足をバタつかせ、シーツを蹴飛ばして身悶えた。

「サレンちゃんは乳首が気持ちいいんだね。もっとして欲しい? して欲しいことがあるなら自分の言葉で言ってごらん。おじさんはエッチなことに素直な女の子のほうが好きだな」

「んはぁっ! ちくび気持ちいい。あはっ、はうぅ……もっと……もっと……わ、わたし、おっぱい、あぅう、触って欲しいんです、おっぱい、もっと、してください……ひゃんっ、わたしの、おっぱい揉んでください……」

「おっぱいだけで良いの?」私はサレンのオマンコに挿れていた右手を抜き差ししながら聞いた。

「あぁっ! あっ、あっ、あぁっ! だめっ、いっしょにされたら、んふぅ、おかしくなるぅ、あぁぁっ!」

「どうなっちゃうのかな?」

「んくっ! ふぁっ! あぁあっ! こ、このままじゃぁ! あぁんっ! んぁあっ! わ、私もぉっ! い゛いぃっ! い、イッちゃいそうですぅっ! あっ、あぁっ!」

 サレンは細い腰を目いっぱい仰け反らせ、私に全体重を預けながらイッた。彼女の膣が私の指を引きちぎらんばかりに締め付ける。その抵抗を楽しみながら、私はサレンがイッたあとも数回、追撃の指ピストンを加えた。

 濡れたマン肉を掻き混ぜてやると、放心状態の少女の口から「おっ♡ おっ♡」と悦びの声が漏れる。

 絶頂の余韻で痙攣を続ける蜜壺から指を引き抜くと、彼女の愛液ですっかりふやけてしまっていた。

「ほら、サレンちゃん、自分の味だよ」

 私がマン汁まみれの指を口元まで持っていくと、彼女は大人しく咥えた。自分の分泌物を舐めさせられる彼女は少しだけ顔を顰めた。

「美味しいかい?」

 私が尋ねるとサレンは首を横に振る。

「そうかい? でもこれはサレンちゃんが気持ちよくなった証拠だよ。女の子がイクときはいつもこういう汁が出るものなんだ。それに、おじさんのような変態中年男性は、サレンちゃんのような美少女のおまんこ汁が大好物なんだよ」

 本当ならこの流れでサレンをベッドに押し倒し、恥ずかしがる彼女のオマンコを舐め回してやりたいところだが、既に私のイチモツは限界だった。はち切れんばかりに膨らんだチンポの先っぽからは、ガマン汁に混ざって微量の精液も漏出し始めている。このままでは挿入することなく発射してしまうだろう。

「サレンちゃん、おじさんも我慢できないから、そろそろ二人で気持ち良くなろう」

 私はサレンの体をベッドに下ろすと、彼女の腰に枕を敷いた。こうすると膣口の位置が通常よりも上がって挿入しやすくなる。理想的な角度を確保した私は、肉槍の先端をサレンの小穴に押し当てた。

 私が腰を突き出すと、処女の隘路はいとも容易く男根の侵入を許した。そればかりか初体験だというのに、サレンの肉体は極太の肉棒を易々と受け入れてしまう。

「あぁ……入って……入ってくる――っ!」

 亀頭がサレンの膣壁を押し広げ、竿部分が彼女の狭い道を拡張していく。やがてサレンが声を漏らし始めるが、それは苦痛を訴えるものではなく、快楽に溺れた嬌声だった。

「あっ、あぁんっ! はぁ、はぁっ、あ゛っ、ああ゛ぁっ……おちんちん……来てるぅ……っ♡ あぁ、はぁ……はぁ……」

 なぜ変態ブサイクおじさんのチンポで破瓜を迎えたのに感じてしまうのか、サレン自身も自分の心と肉体の不一致が理解できず、戸惑いながら喘いでいた。

 だが仕方ないのだ。なぜなら、今の私はマジカルチンポ持ちの種付けおじさんなのだから。



 私が種付けおじさんとして目覚めたのは、今から一週間前のこと。その日、慣れ親しんだ自室のベッドで目覚めた私は、唐突に自分が種付けおじさんであることに気づいてしまった。頭髪が一本もないスキンヘッド、健康診断を受けたら体重過多を真っ先に指摘されそうな肥満体型、加齢臭漂う脂ぎった肌、どこを取ってもイケメンとは程遠い、醜い中年男性の姿が鏡に映っていた。

 自分の正体を思い出すと同時に、私は今まで現実だと思っていたこの世界が精巧に作られたファンタジーゲームの中であることや、突然の不具合でログアウトできなくなったプレイヤーたちが記憶を失い、ゲームの世界に囚われていることなどを思い出した。

 そして自分に与えられた役割、そしてチート能力も把握した。

 私は、ゲーム世界から脱出できなくなった女性たちと様々なシチュエーションでセックスするためだけに生み出された、悪魔の如きバグである。

 そのために私には『エロ同人で種付けおじさんに可能なことは大体できる』能力が備わっていた。たとえば、真面目で身持ちの堅いサレンが私とセックスしているのは、種付けおじさんの能力で彼女の判断力が著しく低下しているためだ。

『種付けおじさんに取り引きを持ちかけられた女は、絶対的に不利な内容でも他の選択肢を選ばず、種付けおじさんとのセックスを選んでしまう』

 そんなシチュエーションを君もエロ同人で読んだことないだろうか?

 種付けおじさんの加齢臭には女の脳を破壊し、正常な判断を困難にする効果があるのだ。それゆえ種付けおじさんに目をつけられた女は、少し考えれば別な方法があることや、相手が脅迫者なら官憲を頼れば良いといった常識的な手段があることを忘れてしまう。

 だからサレンは、私が「サレンディア救護院に出資したい。交換条件として君の処女をもらう」と取り引きを持ちかけたら、悩みつつも応じてしまったのだ。こんなブサイク中年男性に抱かれるくらいなら、父親の脛でも何でも囓れば良いものを彼女はそうしない。今の彼女に常識的な判断は不可能なのだ。

 その結果が現在である。

「ああっ♡ んああぁっ! あ゛っ! んんっ! お゛ぉおおぉおおっ♡♡♡」

 私が激しく腰を打ち付けると、サレンは下品な声で啼いた。それが自分の喉から出た声だと信じられない様子だったが、すぐに快感の波に飲まれて喘ぐことしかできなくなる。

「んあ゛っ、ああっ! しゅごっ! これぇっ!♡ んああっ!♡ あ゛っ、あ゛っ♡ ぎもちいいっ! あ゛ぁっ、あっ、お゛お゛ぉっ♡♡ なんで、アンタみたいな男の人のおちんちんがっ! こんなに気持ちいいのよっ♡♡」

「相性が良いんだよ、僕たちのね。きっと僕たちは、チンポとマンコを擦り合わせて幸せになるため生まれてきた、運命の|番《つがい》なんだ」

「んひっ、あっ、んああぁあっ! ちがうっ、ちがぅううっ! こんにゃのおかしいわっ! んあっ、あぁんっ! だめっ、だめっ♡」

 種付けおじさんの体液には媚薬効果がある。精臭や体臭だけでも女を発情させてしまう。それに加えて先ほど私は、サレンのおっぱいを揉みながら、彼女の背中にチンポを押しつけ、ガマン汁を塗りたくっていた。鼻と肌の両面からサレンは媚薬を摂取した。体が敏感になっていて当然だった。

「んくっっ、あっ、あっ、あんっ! やだっ、これおかしいっ! 私、おかしくっ! あっ、はぁっ、はぁっ! だめぇ、こんなのおかしいっ! こんなのおかしいってばあっ! んんんんっ!」

「おかしなことあるもんか。サレンちゃんは、おじさんのチンポ大好き、エッチ大好きな淫乱美少女エルフだったんだよ。もうすっかりトロ顔じゃないか」

「うそっ、そんなのうそよぉおっ! 私はそんな変態じゃないぃいっ!」

「さっき言っただろ? 僕はエッチなことに素直な女の子が好きなんだ。サレンちゃんも正直になって、おじさんチンポで楽しんじゃおうよ」

 そう言って私は本腰を入れ抽挿した。正常位でサレンを組み敷き、彼女の膣奥を突き上げ、派手に揺れる巨乳の動きを楽しむ。

「おっ♡ おっ♡ おっ♡ すごっ♡ こんなの初めて♡ はじめてなのに♡ アンタのチンポすごいぃっ♡ 好きになっちゃうぅっ♡ おじさんのこと好きになっちゃうぅぅうぅうう~~っっ♡♡♡♡」

 種付けおじさんのマジカルチンポに逆らおうとしても無駄だ。種付けおじさんとは女性の理性を破壊する悪魔であり、男の夢が詰まった理想のチンポを持つ神なのだ。

「あっ、あぁっ、すごいっ♡ そんなっ♡ あたって♡ あっ、あっ、きもちいいのっ♡ おちんぽでっ♡ |膣内《なか》かきまわされてぇっ♡ んはあぁっ♡ これっ♡ これっ♡ このおちんぽしゅごいぃぃっ♡」

 種付けおじさんとして覚醒する前の私は、見た目どおりの冴えないブサイク中年男性だった。女性に好かれる見目形をしてないうえ、容姿の悪さをカバーできるだけの強みも持っておらず、四〇歳を超えるまでお店でしか女性とセックスしたことがない――いわゆる素人童貞だった。

 そんな私が本来であれば処女をイキ狂わせられるはずもないのだが、今の私はただのブサイク中年男性ではない。この世界にただ一人の種付けおじさんである。その肉体も精神も人間離れしており、セックスに関しては万能と言っていいほどのポテンシャルを持っていた。

「んはぁあっ! あぁあっ! すごっ、はげしっ、あ゛ぁっ、あ゛ぁんっ♡ もっと、もっと突いてっ♡ 私のおまんこめちゃくちゃにしてぇえっ!」

「おやおや。いいのかな、そんなはしたないこと叫んで。君が好きなあの少年にも聞かせてあげたいよ」

 私が意地悪く言うと、サレンは恥ずかしそうに頬を赤く染めた。しかし、それでも腰の動きが止められないようで、自ら進んで肉棒を出し入れし、快楽に溺れていた。

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猪熊夜離 2023/05/16 23:07

Arcueid rides the Magic Mirror Car

1

He's only this spry when it's playtime. Arcueid Brunestud watches Shiki Tohno with a look that's part surprise and part admiration. Her lover is currently working his hips in a fervor, all to bring her pleasure.

Shiki's hands grasp Arcueid's waist, pulling her closer to him. Rather than thrusting, he moves in a way that presses against the depths of her inner walls.

Arcueid wraps her long legs around his waist. She locks her ankles firmly against Shiki's back and from her bottom position, she sensuously writhes her hips.

”Arcueid!”

”Shiki, you always climax so quickly when I do this. Does it feel that good?”

Teetering on the edge of release, Shiki distorts his face like a guitarist lost in a solo, trying to savor this euphoria just a little bit longer.

It feels good, but Shiki fights his urge to climax. As a man, he believes he shouldn't finish before his woman. Seeing his adorable, resolute face, Arcueid can't help but feel like teasing him even more. She rolls her hips in all directions.

”Ahhhh~”

Arcueid grinds her drenched folds against Shiki's shaft from all angles. As she does, he trembles with unbearable pleasure, letting out shallow breaths.

”Pathetic, aren't you? Already giving up? Was your energy only for the beginning?”

”Don't act so high and mighty, Arcueid. Today, you've climaxed way more times than me.”

Shiki's words are absolutely correct. He's already climaxed four times tonight, but Arcueid has reached the peak far more often. Her insides are barreling towards a grand finale of climaxes for the day.

”Such a mean thing to say.”

”Arcueid, you're getting so wet and your insides are softening. If you keep grinding your hips like that, I might really not be able to hold back.”

”I'll make you come a lot. I love the face you make when you climax, Shiki. It's cute.”

”Meanie.”

The passion between them is now burning uncontrollably.

Shiki's hands grasp Arcueid's cheeks. As he leans in for a kiss, Arcueid slightly juts out her chin in response. The two press their lips together repeatedly, changing the angle of their connection each time.

Feeling the love and passion in Shiki's kiss, Arcueid experiences a thrill that makes her tremble from deep within.

Shiki's fingers rake through her lustrous golden hair, gripping her head. In response, she wraps her arms around his neck.

Even when their lips part, Shiki continues to gaze at his lover with heated eyes. This will likely be their last coupling for the day. What will he ask for in the end? Arcueid's cheeks flush in anticipation of what's to come, her heart fluttering with expectation.

Shiki kisses her again. But this time, he only lightly touches his lips to hers. Almost instantly, his tongue travels down to her neck, where he nibbles lightly.

The mix of pleasure and pain quickens Arcueid's breathing. Feeling the warmth radiating from Shiki's body, the two enjoy their embrace for a while. They relish not just the wild pursuit of carnal desire, but also the tranquil intimacy, a reaffirmation of their closeness.

Eventually, they separate, ready to race up the stairs of pleasure once more.

Shiki begins to move with great force in the missionary position once again. Mixing long strokes with smaller, rapid movements, he pushes Arcueid to the brink of feminine delight.

Arcueid quivered with pleasure, her voice rising in ecstasy. As her breaths became increasingly short, Shiki's thrusts grew faster and faster. His thrusts were hard and deep, penetrating the hot, melting core of the woman he loved with a forcefulness that surpassed anything they had done before. Wave after wave of pleasure assaulted her, pushing Arcueid to the brink of orgasm.

At this moment, the Princess of the True Ancestors was focused solely on her own breathing and Shiki's. She heard no other sound. She could feel their desire intensifying with every thrust he made.

Their lust seemed to grow without end. Arcueid could feel the heat building in her body, her cheeks flushing, and pleasure coursing through her like a river. Her heart pounded like a drum. The sexual tension spreading throughout her body felt as if it was about to explode. Her muscles tensed, and her breathing became even more ragged and shallow.

”Ohhhhh! It's so good! More, I want more! Ravage me!”

Arcueid is a woman of high pride. Normally, she would never utter words like ”ravage me more”. However, when she's on the verge of climax during sex with Shiki, things are different. In these moments, she yearns to surrender to the masculine allure of her lover.

Answering her plea, Shiki responded with all the vigor he could muster. Their lower bellies mercilessly collided. Shiki's member, slick with the love juices he had coaxed from her, left Arcueid wet all the way to her anus.

Feeling his pleasure mounting, Shiki grasped her hips tightly with both hands and thrust with all his might. When he struck her cervix with a thud and Arcueid's inner muscles clenched in response, he let out a deep groan of pleasure.

Arcueid also raised a choked cry of pleasure, and they both reached their climax at the same time.

”Hah, ahh! Ohhhh!”

Having expended all his energy, Shiki collapsed onto her body, burying his face in the neck of his lover, now glistening with sweat. Neither of them could speak until they had caught their breath. But words weren't necessary. They simply held each other, spending time together in the afterglow.

”You're usually so frail, but you're so energetic only in bed,” Arcueid, who had recovered first, pointed out with a tone of exasperation about Shiki's bedroom vigor.

”Can't help it. That's how much I'm captivated by Arcueid.”

Arcueid blushed involuntarily and smiled back. ”You've gotten better not only at sex but also at sweet talking.”

”Thanks to you.”

”We're going to the beach as planned this weekend, right?” She changed the subject, realizing her disadvantage.

”Of course. I'm looking forward to it.”

2

Sakai Toshiki, also known as ”Softball Sakai,” has been an adult video (AV) actor for three years. The physical actor, who participated in the national wrestling tournament during his student days, was known for his macho sex that easily handled women's bodies.

With a height of 190 cm and a weight of 120 kg, most actresses looked like children next to Sakai on the screen. Sakai's performance, which symbolizes male size and strength, was popular not only among men but also among women who wanted to experience sex being overpowered by a strong man.

Now, he was on a midsummer beach.

The beach was crowded with a large number of beachgoers. They were walking around in outfits that were practically underwear in terms of fabric area.

”The weather turned out good, didn't it, director? Looks like we won't have to postpone the shoot.”

Sakai spoke to the man standing beside him. He was an ordinary-looking man in his forties, of average height and build. If Sakai was referred to as having a body like a professional wrestler, then the man standing next to him was an ordinary middle-aged man that could be found anywhere.

”Even though the weather forecast was clear, we had an unexpected heavy rain last week. I'm glad we didn't have to postpone two weeks in a row.”

The man called the director squinted his eyes in the summer sunshine and kept his gaze on the bikini-clad beauties walking on the beach as he replied to Sakai. His name was Rodriguez Ando, an AV director who had been in the industry for almost 20 years.

After graduating from a film-related vocational school, he got a job at a small production company. After the company went bankrupt a few years later and he became unemployed, he got a job at a company that produced adult videos. It wasn't the job he had hoped for. It was an industry he had entered by chance. However, now he believes that this is truly his calling.

Ando, like most men, loved erotic things and cute women, and he enjoyed the time he spent trying to capture them beautifully on film. Whether it was due to his efforts or not, his work was highly praised both within the industry and by fans for his skill in showcasing actresses in an attractive light.

”Did you find any promising girls?” Sakai asked Ando.

”Not yet. How about you? Have you found any good-looking girls?”

”Not yet,” Sakai said, looking around.

There were many women on the beach who were excited by the sense of liberation in the summer, walking around swinging their breasts and butts. Some of them were young girls in bikinis. There was no need to think about which girl was better, they were all attractive. However, even for Sakai, an alpha male brimming with masculine power, it was indeed difficult to bed all the beauties on this beach. Besides, they were currently scouting for amateur girls who would agree to appear in a pickup-themed AV. Considering the time available for filming, they couldn't just take home 10 or 20 girls. They had to make a strict selection.

”What do you think of this project from a director's perspective?”

”Hm? Ah, I think it's not bad. Luring girls we find on the beach into the Magic Mirror van for a massage... Well, it's a summer classic, though it may lack novelty or originality. Sometimes it's not bad to have a project that follows a formula.”

Ando was the one who had brought Sakai into the AV industry and pushed him up to become a star actor.

As a martial arts enthusiast, Ando watched not only professional matches but also a wide range of amateur ones, so he had known about Sakai since his wrestling days.

To Ando's eyes, Sakai was a promising talent with a muscular heavyweight wrestler's physique that instantly conveyed his strength as a male, topped with a surprisingly cute baby face. He had an inspiration that if he could pull this man into the AV industry, he could dominate the field of macho actors for a decade.

Trusting that intuition and acting on it, Sakai is now a popular AV actor who is indispensable in the adult video world. Of course, his physique and the impact of his powerful sex play a big role, but the main reason is probably his inherent human charm.

Although he's a tall, sturdy young man, he's gentle in nature, often smiles, and his voice is soft and melodic. In the job of an AV actor, where it's important to build a relationship of trust with the actress, his soft interpersonal communication skills were a major asset in offsetting his intimidating physical appearance.

Sakai was also well-known for his calm, kind personality and being a good listener. In pickup projects where he approached girls on the street, Sakai would listen with a gentle smile, easing the girls' tension. One of the highlights of Sakai's street pickup scenes was watching the faces of girls, who were initially surprised and slightly frightened by Sakai's physique, soften as they talked with him.

However, Sakai also self-analyzed that his personality hindered his success as a wrestler.

As a competitor, Sakai was too kind. Of course, like anyone else, he wanted to win and didn't want to lose when he competed. But that alone wasn't enough to aim for the top. He didn't have the fighting spirit to strive to be the best, to overcome anyone who got in his way with force.

Ando was the one who suggested to Sakai, who was unsure whether to continue wrestling after graduating from university, ”If you utilize your physique, you can become the top macho actor in the AV industry.”

Sakai agreed that his mentality was not suited to being an athlete. Furthermore, he was moved by Ando's words that if he utilized his blessed physique, he could become a person of interest both inside and outside the industry.

There were voices pointing out that Sakai, with his large physique, should have a tougher face, saying, ”Your cute face doesn't match your physique.” But Ando believed that Sakai's baby face and inherent kindness were his weapons.

What Ando sought in Sakai was duality. Not only the intense sex that S-men and M-women seek in a macho man, but he also thought it was possible for him to please actresses as a male prostitute serving a mistress with his inexhaustible stamina and consideration.

Among fans, the route of flaunting his arm strength and penis size is sometimes referred to as ”Black Sakai,” and the route of wrapping women in kindness is referred to as ”White Sakai.”

There were voices from within the industry that worried about the coexistence of different characters in one actor, suggesting, ”Shouldn't you focus on one or the other, at least in the beginning?” However, Ando had a winning strategy based on his unique industry analysis.

Adult videos are no longer just for men to watch. It's an era where it's important to gain popularity with women as well.

Ando produced Sakai as an ideal large dog for women. He's big and strong, but gentle at heart and faithful to his master.

After showing his strength and the fearfulness when he gets serious in the Black Sakai route, he switches to the White Sakai route, showing how he devotes himself wholeheartedly to a particular woman he has become intimate with. This contrast makes women want a large dog like Sakai.

In terms of simple sales, videos of the Black Sakai route that showcase male dominance sell better, but the White Sakai route has a dedicated fan base.

This shoot was also a white route where Sakai makes the woman feel good.

”Just got to the beach and you're not feeling well, so you can't play with me, what are you doing!”

As I was gazing at the beach, I thought I heard such a voice from somewhere. Looking around, I saw several girls in swimsuits, one of whom was calling out to a boy sitting in the shade of a tree. Are they a couple? They both look young. They don't seem to be in their twenties yet.

”I'm sorry, Arcueid. I really can't...”

”Are you really feeling that bad?”

A blond beauty with a worried face accompanying the boy. It seems she's nursing the boy. The girl's expression as she inquires about the boy's condition is as serious as if it were her own.

”I might feel better if I rest a bit. I'm sorry, but could you let me rest here for a while?”

”I understand.”

”I'm sorry,” the boy said with a face as pale as a corpse.

”What a weak boyfriend,” Ando, who had been watching the two, said. ”It's a disgrace for a man to make a girl sad just because of this much sunlight.”

”Well, it is indeed hot today. I hope the air conditioning in the car is okay,” Sakai said, looking up at the clear blue sky.

”When I checked earlier, it was cool inside. It was the perfect temperature for intense activity.”

”That's good then.”

More importantly, Sakai whispered to Ando, still looking at the girl's face. ”What about that girl? She's a rare beauty.”

”What a coincidence. I was thinking the same thing.”

Judging from the boy's words, the girl's name seems to be Arcueid.

She has a beautiful face and an attractive figure. Right now, she was wearing a white bikini that showed off her body without hesitation. Men passing by the two of them stared at Arcueid, desperately fighting the urge to untie the strings on her back and waist.

”Do you know her size?”

”By my estimation, her three sizes from the top are 88cm, 55cm, 88cm.”

”As expected of the director. Your observational skills are as sharp as ever.”

Ando snorted in what seemed like satisfaction.

Sakai stared at Arcueid as if licking her entire body with his eyes. It had been a while. The strong desire to fuck this woman was.

In the current AV industry, it is said that the visual level of actresses has risen to the level of mainstream entertainment. Sakai had also slept with many beautiful women who could rival idols and actresses. In fact, some of them had the title of former idol. However, the moment he saw this girl named Arcueid, all those memories became things of the distant past.

He wanted to hold only her.

...No, that's not it.

He wanted to conquer her. A strong thirst to make her submit and make her his own was born.

Even during his wrestling days, he had never wanted to make a specific opponent submit this much. Sakai was perplexed by this emotion that he couldn't control himself. What is this feeling? Why is such a passion swirling inside me?

”Is something wrong?”

”Nothing.”

”The lead actor is saying he wants to do it. Let's get that girl on the Magic Mirror truck this time.”

Although he was pretending to be calm on the surface, Sakai was almost jumping for joy at Ando's words. In his mind, he was already thinking about how to pleasure that beautiful girl and continue the relationship even after the shoot.

”Since we've come all the way to the beach, why don't you take a walk on the sandy beach alone, Arcueid? I'll catch up when I recover,” the boy said.

That was the word Sakai had been waiting for. ”That's a good idea.”

Arcueid seemed hesitant, but eventually she made up her mind and left the boy's side. His words that it was unfair for Arcueid not to enjoy herself because of him seemed to have worked. Even if they were together, the boy would probably feel guilty about Arcueid's kindness.

”Now's your chance.”

Sakai had already started moving before Ando urged him.

”I'll prepare for the shoot. You lure her in smoothly.”

Without being told, Sakai chased after Arcueid's back, replying to Ando in his heart.

3

”And now for our first girl of the day. Could you please say your name to the camera?”

As the camera started rolling, a man named Ando began to speak. His cheerful, friendly way of speaking was clearly aimed at the viewers likely watching from the other side of the camera, rather than Arcueid in front of him.

”My name is Arcueid Brunestud. This car is quite unusual, isn't it?”

”That's right. It's a strange car where you can see outside from the inside, but you can't see inside from the outside.”

”And there's even a mattress. I could probably sleep comfortably just like this.”

Arcueid is fascinated by the Magic Mirror Track, which she's seeing for the first time. Like a cat, her eyes are wide as she looks around curiously.

”May we proceed with our conversation?”

”Yes, please go ahead.”

”Thank you very much. As explained by our staff earlier, we will be providing you with a free massage today. We've invited a skilled professional, so you can trust us with this beauty-enhancing massage. The plan is to show your boyfriend the difference before and after the treatment.”

Despite his lengthy speech, Ando continues to reel off his words without a hitch, like water off a duck's back.

”Normally, we would ask your boyfriend to wait outside the Magic Mirror van, but it seems he's not feeling well at the moment...”

”It seems he got too much sun. He said he'd be fine with a little rest, so I think he'll be okay.”

”Let's show your boyfriend how beautiful you've become after the treatment, shall we?”

Saying this, Ando deliberately lets out a prolonged ”but~” sound.

”Maybe you don't need a beauty massage, Arcueid. I've been working in video production for a long time, and I've never seen such a beautiful lady.”

”Praising me won't get you anything, you know?”

Arcueid replied dismissively. Compliments from anyone other than Shiki didn't resonate with her.

Unaware of this, Ando cheerfully continued.

”No, really, I promise. Shall we get started then?”

At Ando's words, the door at the back of the Magic Mirror Track opened. The man who came out was familiar. He couldn't possibly forget such a conspicuous figure.

”He's going to be doing the massage? The man I met earlier?”

The man who had approached Arcueid while she was strolling alone on the beach after parting with Shiki. He had asked for her cooperation in filming, and Arcueid thought it would be a good way to kill time, so she agreed to come along.

”Embarrassingly, we're a late-night program on a local cable TV station, so our budget is small and our staff is limited. That's why we're asking the therapist to help us find the participants,” Ando said with a bashful smile. ”The therapist is well-known, so I can assure you of his skills in massage.”

”Oh, really?”

Ando, trying to liven up the scene, laughed boisterously in a forced cheerfulness. On the other hand, Arcueid was only giving disinterested responses. The only reason she hadn't left was that nothing definitively unpleasant had happened yet. If anything even slightly unpleasant were to occur, she planned to return to Shiki. If she wished to do so, no one in this place would be able to stop her.

”Well, shall we get started then?” Ando said in a slow, gentle tone. With that, the main part of the filming began.

”First, please lie face down here.”

Following Sakai's instructions, Arcueid lay down on the mattress. Immediately, the man's fingers slid from her shoulders down her back. His touch was devoid of any hesitation, stagnation, or lecherous intent. Sakai's hands were purely professional, casually stroking the beautiful woman's body as a massage therapist would do his job.

When his hand slid from her back to her armpit, Arcueid's body twitched. As she tried to escape the ticklish sensation, Sakai said, ”Just relax,” and continued to stroke her armpit.

Arcueid squirmed at the ticklish sensation, but the massage had just begun. She didn't want to give in to such a sensation, so she endured.

As she continued to accept Sakai's touch, she began to notice a feeling of her body's tension unwinding, leaving her more relaxed.

(This feels good. Surprisingly delicate touch for such a huge body.)

As time passed, Arcueid's relaxation deepened. And slowly, her consciousness started to drift away. Sleepiness was creeping up on her, and she began to doze off.

”Next, I will proceed with an oil massage.”

Sakai's voice was soothing, sounding distant. All Arcueid could do was nod slightly.

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