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RIPVEIL 2022/10/20 21:18

人物陰影塗り、56p中39pまで完了。『美人OL(下)』。

こんばんは。

新作マンガの進捗状況を投稿致します。

人物の陰影塗りなのですが、現在56pあるなかの39pまでひと通り完了致しました。

10月15日から陰影塗りをはじめましたので、出来高は6日間で39pです。

取り掛かってみると、下書き・ペン入れ以上に集中力を使う作業であったので、1日に作業できる時間は、4時間程度であったと思います。

これまでの出来高から換算すると、1日6.5枚なのであと三日で完成するという計算になるように思われますが、恐れくはもう少し時間が掛かると思います。

なぜなら、完了した39枚のうち、後回しにしているコマが多数あるからです。

1日の完了枚数は、実際のところ3〜5枚程度であると思います。

よって、陰影塗りが56p完了するのは、5日程度かかることを見越して、10月25日ぐらいだと思います。

先の記事で10月30日を目安に完了させると述べましたので、それよりも早くなりそうです。

早いに越したことはないので、早いところ終わらせたいと考えています。

下記は、冒頭からの5ページです。

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RIPVEIL 2022/04/19 20:52

官能小説『清純転校生姉妹・恥辱の学園生活 第六章』が完成。72時間後に発売。


こんばんは。

ご無沙汰しております。

RIPVEILです。

amazon.co.jpにおいて連載しております『転校生姉妹 恥辱の学園生活』の第六章が完成致しましたので、告知させて頂きます。

本日、kindle_kdpに登録を済ませましたので、72時間以内にkindle出版されます。

価格は250円です。

また、新刊発売に際して、一章、二章の無料キャンペーンも行いますので、ご興味のある方は、是非お読み下さいませ。

下記に新刊・第六章の冒頭から一部分を掲載させて頂きます。



第六章




 行列のなかで、身体に細工を施された可憐な少女の憂愁は密かに漂っていた。

 苦悶の声、あるいは官能を感じている様を晒すまいと押し殺し、周囲を恐る恐る憚っている。

 制服の下にされた細工に気付かれたらどうしよう。

 ここから消えてしまいたい。

 そんな苦悶を抱えた少女の重い足取りが行列のなかにあった。

 行列はゆっくりと進み、目的地を目指す。

 休日明けの月曜日のことである。

 朝礼を終えたばかりの聖白百合学園の生徒たちは、体育館に向かっているのだ。

 おおよそ中学生、高校生合わせて二千人余りの生徒たちが、一斉に体育館を目指している。
 
 朝礼の際、各クラスでは、担任の教師が、一限の授業を取り止めにし全校集会をするから体育館に集合することという連絡を生徒にしていた。

 生徒たちは、一体何事かと訝りながら従った。

 なかなか進まない列に並びながら、感の鋭い生徒は、先週木曜日に起きたトイレ盗撮事件の件ではないかと勘ぐっていた。

 生徒たちはゆっくりと進む。

 そうした生徒たちの行列を遠くから眺めている人物がいる。

 三階の学園長室の窓際に、学園長の黒崎と秘書の川島が立っている。

 学園長室からは、グラウンドに面した渡り廊下が見て取れる。

 丁度、窓ガラスに斜めに向かい合う形で双眼鏡を向けると、渡り廊下の端から端までが眺望できるのだ。

 黒崎は双眼鏡で、生徒たちの足取りを眺めている。

 中学生、高校生の足取りは軽快で、おおよその生徒の顔には、双眼鏡越しにも溌剌とした笑顔が見て取れるものだ。

 仲の良い者同士が横に並んで会話をしながら歩いていく。

 子供から大人へと成長していく少年少女たち。

 それは精神的な成長に限ったことではない。

 身体も思春期において大人へと成長していくのだ。

 言わば、今遠くから眺望している少年少女たちの身体は発育過程にあるものである。

 好色な黒崎は、少年少女のなかから少女たちのみに着目して声を漏らす。

「やはり制服というのはいいな。純白のブラウスが発育途上の少女を清楚に引き立ている。未だ世の穢れを知らない清純な少女たち。それを飾るには相応しい代物だ」

 黒崎は水平に双眼鏡を移動しながら続ける。

「やはり発育にも個人差があるみたいだな。この子は小ぶりだ。小ぶりだがブラウス越しのおっぱいも捨てたものじゃないぞ」

 先ほどから飽きることなく、双眼鏡越しに少女たちの身体を舐め回すように物色している学園長。

 双眼鏡を持ち合わせていない秘書の川島は、その光景を見ることができないため、黒崎のそうした言葉を聞く度に内心苛立っていた。

 しかし、黒崎の機嫌を損ねないようにと同調して言葉を返す。

「いい眺めですね。制服少女たちのパレードみたいなものですものね。ところで、例の目標は見つかったんですか?」

 訊ねられた黒崎は、双眼鏡を覗きながら答える。

「いや、まだ来とらんよ」

「そうですか。まさか逃げたなんてことはないですよね」

「それはないだろう。絵里たち実行部隊が付いてるからな」

「普通だったら、身体にそんな細工をされて学校生活を送るなんてことできませんよ」

 川島は、黒崎の官能を刺激し機嫌を取るように言う。

「あはは。普通だったら、ブラもパンツもしっかり履いている筈だからな。それが無いだけでも恥ずかしいだろうが、それどころでは無いからな」

「しかも、それが私たち会員に知られている。本人は知られているということに気付いてないとしても」

「知らぬが仏ってやつだな」

 黒崎がそう答えた矢先だった。

 黒崎の口角が上がり不敵な笑みが表れる。

「とうとう来たぞ。ようやく渡り廊下のところまで来た」

 黒崎の双眼鏡には身体に細工をされた少女、片山美優の姿が映し出されていた。

 他の生徒たちが、溌剌とした姿をしているのに対し、片山美優のそれは対照的だった。

 股下五センチ程度の超ミニスカートから伸びる脚は、膝小僧を擦り合わせるように歩き、双眼鏡ごしにも見て取れるほどサイズの窮屈なブラウスは、胸がはち切れそうに見えるほど引っ張られ横皺がいくつもできている。

 手の動きも、時折スカートの裾を掴んだり、後ろに回して尻の方を庇ったり挙動が落ち着かない。

 はち切れそうと形容した胸の部分は、ブラウス越しにツンと尖った乳首の輪郭が双眼鏡越しでも見て取れるほどである。

 そんな際どい制服を着ていること、またその下に秘密を隠していることもあり、美優の表情には憂いの表情が浮かび、俯き加減である。

 時折、明から様に困惑の表情が浮かぶのが双眼鏡越しにも見て取れる。

 後ろに並んでる男子生徒、女子生徒共に、不思議そうに好奇の目を以ってそうした美優の姿を眺めている。

「流石に学校を全裸で歩かせるのも無理があるからな。あのぐらいがギリギリ・ラインだろう」

 川島は黒崎のその言葉を聞いて、肉眼でその少女の姿を捉える。

 肉眼でも、その少女のスカートの短さ、ブラウスのサイズが異常に小さいことは見て取れた。

「あはは。外見はあれが限界ですか。まあそうでしょうね。しかし、制服のなかを過激にしていくことはできますからね」

「会員たちの意向で、卒業まではその方向で行こうということになっている」

「それはよいですね。でも、ギリギリ・ラインと仰いましたけど、あの制服、校則違反ではないですか」

 黒崎は、川島のその言葉に双眼鏡を覗き込むのをやめて川島に顔を向ける。

「校則違反だろう。説教してやらなきゃな」

「あはは。あなたがやらせているようなものじゃないですか」

 川島が笑うと黒崎も笑った。

 そして、手にしている双眼鏡を川島に「お前も見てみろ」と言い渡すと、黒崎は振り返り、デスク前の椅子に腰掛ける。

 デスクには、ノートパソコンが置かれており、黒崎はマウスを操作する。

 四十五分ほどあるその動画の最後の四分ほどのところにカーソルを合わせて再生ボタンを押す。

 すると、ほぼ全裸の美優がカメラに向かって宣言しているシーンが映し出されるのだった。

 部室を背景に、美優の全裸の姿がニーショットで映し出されている。

 美優お決まりの強○ポーズ、ガニ股に頭の後ろで手を組んだポーズを取っている。

 その美優が引きつった作り笑いを浮かべ、カメラ目線で宣言をしている。

「きょ、今日の、か、片山、美優の・・制服の中を、み、皆様に、お、お見せします。・・・・ち、乳首は、つ、常に、勃たせて、い、いられるように、い、いやらしいリングを、か、噛ませて・・も、もらいました。・・・・つ、付け根を、絞られて、チクチク、し、して、とても、き、気持ちいい、で、です。つ、次に、ク、クリちゃんに、ちゅ、注目してく・・ださい。ク、クリちゃんも、つ、常に、た、勃たせておく、た、ために、リングを、噛ませて、もらって・・います。と、とても、き、気持ちい、です」

 そこまで言うと、少し間を空けて、美優は頭の後ろに組んだ手を恐る恐る無毛の恥部に持っていき、震える手で、大陰唇を両側から両手で開いて見せる。

 そして、宣言を続ける。




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RIPVEIL 2021/08/23 19:50

官能小説『清純転校生姉妹・恥辱の学園生活 第五章』が完成。

羞恥系官能小説『転校生姉妹 恥辱の学園生活』の『第五章』がようやく完成しましたので投稿させて頂きます。

第四章をAmazonで出版したのが三月二十日なので、それから五ヶ月ほど経ってしまいました。

執筆に五ヶ月かけていたわけではなく、少しの間、執筆を控えていた時期がありこれだけ遅くなってしまいました。

結局執筆に要した時間は、七月下旬から書き始めたということで、一ヶ月ほどです。

コツコツ仕事の合間を縫って書きました。

どうも歳を取ってしまったということもあり、自分自身が執筆している最中、官能を感じにくくなってしまったという現状ですが、どうにか頑張って完成させました。

ご興味のある方は、是非Amazonにて当小説をお読み下さいませ。

冒頭から途中までこの記事に本文を掲載させて頂きます。



あらすじ

白昼の公園で露出プレイを強要されていた片山美優を捕らえた築山と谷。公園の管理者と名乗るその二人組は、警察や学校には行きたくないという美優の意志を組んで、打開策案を提示する。疑心暗鬼ながら、二人組の打開策案に乗らざるをえない美優は二人の要求に応じるが、それは新たな恥辱へのはじまりでしかなかった。
 二人の男が見ている前で、全裸に剥がされ、自分が露出狂のマゾヒストであることを自白させられ、様々な器具を装着させられ、さらには「燃料を入れてやる」と言われるとあるものを注入される。
 美優はその「燃料」に踊らされ一芸披露することになるが・・・。


第五章



 裏口から入ったため、このビルの全貌は明らかでないが、雰囲気からすれば、どこかこぢんまりした商店の控え室のようであった。

 八畳ほどの部屋には、折りたたみ式のパイプ椅子が数台置かれており、長机が窓のある壁一面に寄せられるように置かれている。

 またその窓のある壁に直角に接する壁には、ロッカーや山積みにされたダンボールなどが置かれている。

 長机の上には、食べ終わったコンビニ弁当の空などが無造作に置いてあり、この部屋が普段から使われていることが窺える。

 その長机の上方の曇りガラスからは光が漏れ、蛍光灯だけでは薄暗い部屋を明るく照らす。

 美優の破廉恥な姿が、その曇りガラスから入った柔らかい光に横から照らされている。

 シースルーの破廉恥レオタード、乳首と股間にはハート型のニップレス、そのニップレスからは怪しげなコードがそれぞれ伸びている。

 身体に書き殴られた落書きの数々。

 胸の上に『変態』、矢印でニップレスで隠れた乳首を指し『勃起中』、腹には『羞恥芸人』、下腹部から股間には四段に分られて『いつも』、『ヌルヌル』、『ツルツル』、『マ○コ』。

 そして、頭からはSMプレイに使用される全頭マスクが被されている。

 怪訝な顔つきをした男二人の前、パイプ椅子に座らされた美優は、これまでの警察の取り調べのような二人の威圧的な訊問に、消え入りそうな心境だった。

 身体を縮め、脚をピッタリと閉じ合わせ、それでも見えてしまう股間には握りしめた右手を添え、もう一方の左手は乳房を覆う。

 全頭マスクの顔はあからさまに俯き、できる限りこの状況から自分をシャットアウトするように努めているようだった。

 事情を説明する前に、せめてまともな服に着替えさせてはくれないだろうか。

 せめて身体を隠す毛布かなにかでも与えてくれないだろうか。

 なぜこのおじさんたちはそうした配慮を取ってくれないのだろうか。

 美優は男二人に破廉恥な身体を見られながら質問に答えさせられている状況に苦汁をなめる思いであった。

 しかし、男二人はそんな美優の心情を十分察してはいるのだが、配慮しない。

 先ほど、美優を公園のトイレで発見した後、公園の管理者二人組は、美優を公園脇に路駐しておいた乗用車に乗せ、ここまで連行したのだった。

 美優は抵抗し逃げようとした。

 しかし、男二人の腕力には敵わず、羽交い締めにされ、連行されるに至っては、二人それぞれが美優の両脇に付き、その細い腕をガッチリ両手で掴まれ、そのまま車まで担がれたのだった。

 はじめ、「やめて」という叫び声にしては可愛らしい少女の声が響き渡ったが、男の「黙らなければ、このまま警察に突き出すぞ」という脅し文句におののき、美優は泣く泣く黙り込んだ。

 公園の管理者は二人とも美優の前のパイプ椅子に深く座り、脚を威圧的に前に突き出している。

 腕を組み、顔には眉間に皺を寄せ、怪訝そうな表情を浮かべている。

 美優の向かって右側の男が口を開く。

「それにあなたは、注意してきた夫人に、露出のなにが悪いんだクソババア、と暴言を吐いたそうじゃないか。その夫人から通報が入ったんだ。何故そんな暴言を吐いたんだね?説明してみろ」

 男の口調は先ほどから、疑ってかかるような疑心暗鬼の口調で厳しかった。

 美優は顔を上げ、か細い声で弁明する。

「そ、それも、ですから、言わされたんです。イ、インカムで・・・」

「インカムで?それじゃそのインカムを見せてくれないか」

 美優はインカムを耳から取り外し見せたがったが、そのためには全頭マスクを脱がなければならず躊躇した。

「私の左耳にしてあります。本当です」

「だから、それを見せてみろと言ってるんだよ」

「で、できれば顔を見られたくありません。もう説明したじゃないですか。このまま帰して下さい」

「いや、ダメだ。名前を聞いても、言いたくない、年齢も言いたくない、住所も言えない、そんな状況でなにが説明しただね?せめてその悪趣味なマスクを外してみたらどうだ?」

 追い討ちをかけるように向かって左の男が口添えをする。

「そうだ、知人に無理やりやらされたの一点張りだ。名前も明かせないんじゃ信憑性もクソもないじゃないか」

「そ、そんな、私は嘘なんて付いていません。信じて下さい。こんなこと、好き好んでするわけがないじゃないですか」

 美優は必死に弁解する。

「む、無理やり、やらされたにしても、公園でへ、変なことをしてたのは、謝ります。だ、だから、もういいじゃないですか。このまま、帰して下さい」

 左の男が右の男に向かって言う。

「谷さん、これでは埒が明きませんね。やっぱり警察に突き出した方がいいかもしれませんね」

 警察という言葉を聞き美優は動揺する。

 まるで自分を犯罪者のように扱う公園の管理者にも不信感を抱いたが、それ以上に事態を大事にされるのが怖かった。
 
「い、いや・・・」

 美優は咄嗟にこぼす。
 
 それを聞いて谷が言い返す。

「なに、本当に無理やりやらされたんだったら、警察に行ってそう言えばいいじゃないか。それとも嫌がるのは行けない事情があるのかね?」

 その谷の質問に戸惑ったが、やるせない気持ちを抑えて、正直に事情を説明する。

「だ、だから、お、脅されているんです。も、もし、なんかあったら、い、今まで撮りためた写真とかを、ネットに、な、流すって」

 美優がそう言うと、向かって左の男が口を出す。

「だったら、尚更、警察に行ってそうした事情を説明すればいいじゃないか?」

「そ、それは・・・」

 美優は再び俯き黙ってしまった。

 確かに警察に行けば、全てが解決するかもしれない。

 しかし、警察はそんなにうまく立ち回ってくれるだろうか。

 警察に行った恨みに理沙たちは、報復に出るかもしれない。

 今まで撮られた、見られたら死にたくなるような痴態を映した映像、写真が流出し、さらには妹にも危害が及ぶがもしれない。

 そう考えると、物怖じし警察にも行くのがためらわれる。

 美優がどうすることもできず、黙っていると谷が左の男に向けて言う。

「築山さん、どう思いますか?脅されているから警察にも行けないらしいですよ」

 築山は答える。

「撮りためた写真類をばら撒く、そう脅されているのなら、君の事情はよく分かった。しかし、だからと言って打開策をなにも打たないんじゃ、いつまでもこのまま脅され続けることになるんだぞ。ここは勝負に出るときじゃないのかね?」

 築山のその言葉を聞くと、確かにその言い分には一理あり、美優の心は揺れ動く。

 外面上は威圧的な態度を取っているこの男二人は、実は自分を蟻地獄から救い出してくれる人間たちではないか。

 誠実に助けを求めれば、二人は助けてくれるのではないか。

 そんな期待が胸のうちに湧き水のように湧くのだった。

 そして、ここは勇気を出して、この男たち二人を信用してみようという気持ちを美優に起こさせた。

 そして、美優は切り出す。

「私、どうしていいか分からないです。どうか助けて下さい。け、警察に行くにしても報復が怖くて踏ん切りがつかないんです。私はどうしたらいいんですか?」

 谷と築山は美優のその言葉に心の中で慢心した。

 目の前の可哀想な女は「助けて下さい」と私等にすがろうとしている。

 二人は妙な優越感がするのだった。

「そうだな・・・」

 築山は顎に手を当て、渋々考えている素ぶりを見せた後、口を開く。

「私等は公園の管理を任されている一般人だが、こうした問題に対処する手立てがないわけじゃない。もし警察に行ったらどうなるか、君は今の状況から解放され自由の身になるだろう。しかし、いくらかのリスクは取らなければならないよ。今まで撮りためたという写真や動画類は世に出回ることは覚悟しなければならないな」

 その言葉を聞いて、ほんの束の間、光が射していた美優の心は、またもや暗雲に覆われるのだった。

「い、いや、いやです。酷い動画を撮られたんです。あんなのが出回ったら、私、い、生きていけません」

 美優は俯きうなだれながら返答する。

「そうか、それじゃ、やっぱり、警察に行くのはやめるということだな。それじゃ、私等でなんとかしてやらなければならんな」

 そう言うと築山は谷の方に顔を向ける。

 谷は返答する。

「そうですね。警察に行ったら調書も取るし、裁判なんかになったら、今までされたことを克明に語らなければならない。そして撮られた写真は流出する。そんな屈辱的な不遇に追い込まれるのだったら、この場で私等で解決してやった方が、この女のためかもしれませんね」

 そこで美優は藁をもすがる思いで恐る恐る尋ねる。

「私等で解決するというのは、どうするんですか?」

 美優の質問に築山が答える。

「こういう時のためにマニュアルがあってな、敢えて言えば、それを打開策案Xとしよう。これからそれを開始する」

「そうですね。こういうときは打開策案Xですね」

 谷も笑みを浮かべて築山の言葉に便乗する。

 美優は不安になり再び尋ねる。

「だ、打開策案Xってなんですか?」

「なに、詳しいことは後に置いといて、ここは私等を信用してXに乗るんだな」

 築山は美優にそう言ったが、美優にしてみたら、なにをするかも分からずにその打開策案Xに乗るということは躊躇われた。

 美優のためらいの表情に追い討ちをかけるように築山が言う。

「でないと嫌が応にも警察に突き出さなければならない。そうすれば、写真動画が流出して君は破滅だろう。それだったら、私等の案に乗ってみた方がいいんじゃないかね?大事には至らないよ」

 その脅し混じりの言葉に美優のためらいは益々深くなるのだった。

「私等も無理強いはできないからな。どうするか自分で決めるんだな」

 谷がそう言うが、依然美優は躊躇していた。

 それを見て築山は、「よし警察に通報しろ」と谷に命じるのだった。

 谷は、ポケットに入れておいたスマホを取り出し操作する。

 が、その仕草を見て、美優は慌てて返答するのだった。

「わ、わかりました、だ、打開策案Xというのをお願いします、た、助けて下さい」

 慌てて返答した美優の言葉を聞くと、築山と谷はほくそ笑むのだった。

 そして、築山は早速、美優に命じる。

「それじゃいこうか。まずはじめにその全頭マスクを脱げ。そんなもの被って恥ずかしいとは思はないのか」

 先ほど美優は、顔を見られたくないという理由で、全頭マスクを脱ぐことを拒んだ筈だったが、今回はためらいながらも脱ぐこととなった。

 一か八か藁をもすがる思いで打開策案Xに乗った美優は、男たちの命令に応じる他なかったのだ。

 美優は、自分の頭に覆い被さってる全頭マスクに手を掛ける。

 そしてその黒い覆いを脱ぎ去ると、美優の美しい顔が露わになる。

 はじめ美優は、顔を背けていたが、谷の「正面を向け」という声に脅かされて、男二人に方を見るのだった。

 美優の眼は潤んでおり、その下の頬は濡れていたので、美優が今まで継起的に涙を流していたことが窺える。

 切れ長の大きな眼、嫌味にならない程度に通った鼻柱、艶かしく潤った唇、きめ細やかな白い柔肌、胸元まで伝う艶のある髪・・・。

 涙に濡れていようが、その顔は美少女以外の何者でもないことを物語っていた。

 美優は左耳に手を添えると、インカムを取り外して、男たちの目前に持ってきて言う。

「こ、これがそのインカムです」

 向かって左側に座る築山はそのインカムを受け取りはするが、無関心で言及すらしなかった。

(写真で見るより実物の方がはるかにべっぴんじゃねぇか。たまんねぇな)

 築山と谷は内心ほくそ笑むのだった。

 しかし、二人は初めて美優を見るような口調で調子を合わせて言う。

 「どこのブス女がしてることかと思ったら、たいそうな美人じゃないか。歳もまだ若いだろう」

 築山が美優の顔を見た感想を述べると谷が言う。

「そうだ、まだ名前も、年齢を聞いてなかった。教えてもらえないかね?正直に」

 美優は男二人組を信じる他なく、正直に答える。

「か、片山、み、美優です。歳は、十八です」

「ほう、なるほど。ということは高校生か?」

「そうです」

「学校はどこかね?」

「・・・・聖白百合学園です」

「そうか、それじゃ学校に通報したらどう思うかね?」

「そ、それは・・・やめて下さい」

 美優は先ほど警察に行くのほ拒否したのと同様、学校への通報も断固として断った。

「そうか、まあいい。それじゃ今度は、立って身体をよく見せてくれないかね」

 美優は言葉を疑った。

 何故、立ち上がり身体を見せなければならないのか。

 美優は聞き返す。

「な、何故です?打開策となんか関係があるんですか?」

「まあ、そう先を急ぐんじゃない。とにかく立ちなさい」

 築山のその言葉を美優は拒む。

「で、できません。むしろ毛布かなにかを貸してくれませんか。こ、この格好が恥ずかしくて、ならないんです」

「饒舌にないを言ってるんだ?その格好で公園を闊歩していた分際で。私等は立って身体をよく見せろと言ったんだぞ」

「そ、そんな・・・」

 美優は築山のその言葉を聞くなり、裏切られたような気持ちとなり困惑する。

 先ほど「助けてやる」「信用しろ」と言ったじゃないか。

 それが、何故立って身体を見せることになるのか。
 
 美優は勇気を出して男二人にもう一度尋ねる。

「だ、打開策案Xが、あ、あるって言った、じゃないですか。そ、それと、身体を、み、見せることと、なんの関係が、あ、あるんですか?」

「いいから立ちなさいと言ったんだが。それとも私たちに逆らうのかね?このまま警察に突き出してもいいし、学校に通報してもいいんだぞ」

「そうだ、私たちを信用しないということは、それを意味しているんだぞ。いいな覚えておけ」

 不敵な笑みを浮かべた築山と谷。

 二人の言葉は脅迫へと変わっていた。

 その言葉を聞いた美優は、がっくりと首が直角になるほどうなだれるのだった。

 その美優の姿を見るや、このまま言葉で脅したり諭したりしていては長引くと考えた二人は、無理やり美優を立たせることに決める。

「このままじゃ日が暮れちまう。よし、ここはひとつ、私が優しく立たせてあげましょう」

 そう言うと谷は美優に近づき、力なくうなだれている美優の両脇に手を入れ、立たせにかかる。

 その際、谷は美優に「打開策案Xがないかはあとで分かるさ」と微笑みながら告げるのだった。

 こうして美優は男二人の前で立たされることとなった。

 立たされた後も相変わらず、美優は俯き加減で恥ずかしさに胸と股間の前に手を当て隠している。

 築山がそんな美優の態度を好奇の眼で見ながら言う。

「まずは事実確認をしたいんだ。身体がどうなっているか見せるんだよ」

 その言葉は美優の心に突き刺さった。

 身体がどうなっているか見せるということは、乳房、股間に貼られたハート型のニップレスはもとより、身体に書き殴られた落書きの数々、敏感なところに細工された器具すらも見せるということを意味する。

 それでは、新たに辱めに合うのとなんら代わりがないじゃないか。

 言葉を詰まらせ、手を身体からどかそうとしない美優に対して築山が改めて言う。

「事実確認をするから早く手をどかすんんだ。なに、このことは誰にも口外したりはせんよ。たかが男二人の前で少し恥ずかしい思いをするぐらい辛抱すればいいじゃないか。でないと君を助けることができなくなる」

 築山の諭す言葉に谷が便乗し付け加える。

「そうさ。ここはひとつ私等に身を任せてみてもいいだろう。でないと、結局警察に連れて行くことになるよ。そうなれば、さっきも言った通り、加害者は君の破廉恥な写真類をばら撒くだろう」

 築山の諭す言葉と谷の脅迫とも取れる言動。

 美優は、おずおずと身体の前面を覆う手をどかすのだった。

 すると、美優の身体が二人の前に明らかとなる。

 そして二人は、美優の心境に配慮しないどころか、逆に羞恥心を煽りたいのではないかと思える言葉を交す。

「ほう。よく見るとこれは酷い。こんな破廉恥な格好初めて見たよ。いや、歳頃の娘には耐えられんだろう。よく、これで公園を歩いていたものだ」

「破廉恥を通り越して狂気の沙汰ですね。シースルーのレオタードに書き殴られた落書きの数々。乳首や股間から怪しげなコードが伸びている。これが脅迫されたものだったら、度を超えたと言うぐらいじゃ物足りないほどのイジメですよ」

「ところで、ハートマークのシールから伸びているコードはなんだね?」


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RIPVEIL 2021/03/21 12:49

官能小説『清純転校生姉妹・恥辱の学園生活 第四章』が完成。

amazonに掲載中の『転校生姉妹 恥辱の学園生活』の最新作、第四章を掲載致しました。

内容は下記の通りになっています。

『転校生姉妹 恥辱の学園生活 第四章』

「プレ・ヒロイン披露会という辱めの催しを受けた明くる日、美優は自宅で目を覚ますと全裸であった。そして、妹のチャイムに促されて外に出ようと、タンスから衣服を取り出そうとするが、それらが全て無くなっていることに気付く。絵里たち映像部員は美優の衣服類を全て没収したのだ。どうすることもできず佇んでいると、絵里たちが自宅に迎えに来る。今日は土曜日で学校が休みということもあり、野外レッスンをするという。そして美優は、破廉恥な格好をさせられ公園で恥辱を味わうことになる。
 シースルーのレオタード姿に、乳首、股間にハート型のニップレスを貼り、エレクトロ・バイブを仕込まれ、衆人視姦のなか公園を闊歩させられ、そして妹に・・・・。

24667文字(原稿用紙約62枚)」


 持論ですが、漫画、CG、ボイス等の色々メディアがあるうちで、官能小説が一番エロいと思っています。

 小説は文字だけで構成されており、自分の想像に頼るところが多く、その分、想像力を掻き立てられるものです。

 興味のある方は是非、kindle unlimitedで読んでみて下さい。

 

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