ぎぎむずバレンタイン小話!!!!!!!!!
ハッピーバレンタイン!!だねえ!!!
季節ネタに便乗出来ないことに定評がある私ですが、超特急でぎぎむずのSSを書いたので置いていきますね!!!!!!!!!!!
難乃ちゃんの口調の監修はママの民子さんにお願い致しました!
でも満点頂いたので修正点はなかったよ!うれし~~!!!!!!!!
今回は本当にちょっとした小話になってしまいましたが、いつかちゃんとしたバレンタインをネタやりたいです。
それでは、皆さまハッピーバレンタイン~♡
偽々人の歴代ボイドラも聴いてね!!!!!!!!↓
偽々人であそぼ!!(ゲーム制作休憩回)
https://ci-en.dlsite.com/creator/9713/article/837405
偽々人であそぼ!! その2(ゲーム制作休憩回)
https://ci-en.dlsite.com/creator/9713/article/1018136
♡ぎぎむずバレンタイン小話♡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
難乃「偽々人くん、これ何?」
偽々人「んぇ? ……チョコレート?」
難乃「……そうじゃなくて。
偽々人くんがファンの子にバレンタインで
貰ったやつじゃないの? って訊いてるの。
昨日、開封配信やってたんでしょ?」
偽々人「違うよ〜。それ、むずのさんにあげようと思って
結構前にオレが買って来てたやつだもん」
難乃「これ置いてあったの、私のベッドの枕元なんだけど。
……偽々人くんに季節感を求めるのは間違ってると思うけど、
クリスマスなら結構前に終わってるからね?」
偽々人「いやいやいや、バレンタインのだって!
フツー流れで分かるでしょ! 何その天然ボケ!?」
難乃「……本当に、私に?」
偽々人「うん。オレ酒飲めないからボンボンなんて食わねーし。
貰った差し入れとかも、酒入ってるのは全部メグちゃん達にあげてるよ。
だからそれは正真正銘、むずのさんの!」
難乃「ふーん……だったら普通に冷蔵庫で保管しておいて欲しかったかな。
うちは寒がりな猫がいるせいで、大体いつも
暖房つけっぱなしなんだし、とけちゃうでしょ」
偽々人「むずのさんは今日もつれないにゃ〜🐱
昨日まではオレの部屋の冷蔵庫に入ってたから大丈夫だし!
てか、バレンタインにクリスマスごっこしたっていーじゃん!
最近お仕事頑張ってた、よいこのむずのちゃんへの
ご褒美だと思ってよ!」
難乃「やっぱりクリスマスだったんだ」
偽々人「いや……バレンタインだけど!
ほーんと、よくやるよねー。
オレへのバカデカい三段チョコケーキだけじゃなくて、
そのまま客に配る分までぶっ通しで作ってたじゃん」
難乃「それも仕事の内だから」
偽々人「ふーん、あっそぉ。そんなことよりさ〜、
去年のチロルチョコの時からオレ、
か〜なり成長したと思わない? ねえねえ」
難乃「別に、くれたのが偽々人くんの時点で、
チョコの価値は何も変わらないでしょ」
偽々人「なにそれ、ひっど!
百貨店の売り場でもみくちゃになりながら、
珍しくおつかい成功させたってのに〜!
まあおつかいってか、フツーに自分の用事だったようなもんだけど。
あーあ、むずのさんはオレの健やかな成長を
喜んでくれないんだね。ぴえん……」
難乃「…………偽々人くんは。
本当に、そう思う?」
偽々人「…………。
んーん、思わないよ」
難乃「そう。……そう。
それなら、よかった」
偽々人「うん」
難乃「どうして分かったの?
私が気になってたチョコレート」
偽々人「むずのさんがリビングに置きっぱにしてたイベント雑誌。
むずのさんは忙しくて行ってるヒマなさそーだったけど、
ご丁寧に付箋まで貼ってありましたもので」
難乃「そっか。なんか、ちょっと悔しいな」
偽々人「どゆこと?」
難乃「なんでもない。……ありがとう、偽々人くん。
このチョコレート、思ってた通りブランデーの中に
サクランボの味がしてすごく美味しい。でも……────」
────────
難乃「────ほら、やっぱり結構とけちゃってる。でしょ?」
偽々人「……そうね。あと、やっぱそれ苦いわ」
難乃「ふふ。来年は偽々人くんの味覚の成長に期待……かな。
この先も食育、頑張らないと。
……あ、そうだ。次は照れないで、直接渡してね」
偽々人「……っ。へいへい。
今後もせーぜー、精進させて頂きますとも!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おわり