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日記の記事 (2)

ここに名前を入力 2024/05/28 21:48

さびついた心 ざらついたケツ

変な記事しかないので今後の計画と方針と内省とをここにしたためておこうと思います
重要なのは①のみです


今作っているミニCG集ですが かつて一度でもfantiaで支援していただいたことのある方には無料配布する予定です
リリース前にも記事を書くのでそこの告知画像でライブラリに加えるか否かを判断していただき 吝かではないなと思ってもらえた場合はお手数ですがfantia有料プラン加入時のユーザーネームをDMかコメント欄などで教えていただければギフトいたします
よろしくお願いします

(cm)
自分の計画が進んでないのにどうなん?という感じではありますが現在コミッションと絵仕事の依頼を募集をしております
コミッションはhttps://lit.link/hanadidover
の各種サービスまで
絵仕事は
ippeichandaisuki@gmail.comまで
絵仕事に関しては一枚絵 キャラデザ デフォルメが可能です(ポートフォリオ)
何とぞよろしくお願いいたします

フォロワー以上限定無料

蛇足部分

無料

ここに名前を入力 2024/03/31 22:42

再開します(恥も外聞も後悔もなく)

ある夕方 日課であるゴミ漁りの帰り道
薄暗い路地を歩いていると 普段そこにはないはずのスペースが顕在していることに気づいた
折り畳み式であろう簡素な作りのテーブルとその奥に座した占い師である

「そこの方 どうですか」
声の主・・・占い師は齢70ほどの長い白髪をした老婆で
私の姿を見るやいなや掠れた声で呼びかけてきた

「あいにくと持ち合わせが少ないもので」
私はそう答えてやり過ごそうとした
気が進まないから適当な嘘をついた訳ではない 本当にジリ貧なのだ
気づいたらCi-enやYoutubeでオキニの配信者を支援する資金すらなく しかし悲しくなるほど能と体力がないので金を稼ぐこともできない・・・したがって最低限の生命活動をするために人のおこぼれにあずかってきた直後であった
口座って無限にお金がわいてくる場所じゃないんだね!

「ほほほ 構いませんよ」
占い師は私の予想とは裏腹におどろくほど上品に笑った
「たとえ畜生道のマラソンランナーであってもお客であることに変わりはありませんじゃ」
私は即座に彼女にまつわる上品の二文字を撤回した

「たとえ1000円でも10円でも構いませんよ あるだけの誠意を払ってくれるのならね」
「有り金ぜんぶ徴収するってこと?」
横暴としか言いようのない算用に面食らって
思わず大声で聞き返してしまったが占い師に特に焦るそぶりはない
それどころか堂々たる態度でこう切り出したのだった
「見たところ相当に困窮したご様子」
「悩み困り果てて助けを求めているのではありませんか?アタシにゃそれができるんですがね」
その指摘が占いの腕前によるものだとはまったく思わない
見ればわかるだけ 誰にでも入手できるだけの情報を喋っただけでありそれが私の悩ましい現実なのだ
留まった自身の両足が地面に釘打ちされたような感覚に襲われ 私はそのつま先から両手までゆっくりと見やった
汚く みすぼらしかった・・・少し視線を下にやれば腹が見えた
■■■の近くのゴミを漁ってもまだ飢えたままの腹が

そのわずか一瞬の思慮の末に
無視してその場を去る判断もできたのだが 私はなぜだかテーブルの前の椅子に座ってしまった

「よい選択です」
老婆はほほえむと ゆっくりと屈んで足元から大判のトランプのようなカード いわゆるタロットカードを何組かと翡翠色をした水晶玉を取り出した
「これがアタシの占い道具でしてね 少々年季が入っておりますが他のじゃどうも上手く視えません」
よくシャッフルしたカードを並べながら老婆がつぶやく
「ふむふむ やはりか・・・」
カードをテーブルに並べ終え水晶玉を手元に置いた占い師が眉をひそめたので私の胸にはえも言われぬ不安感がよぎった
「占った結果ろくでもない未来だなんて勘弁してくださいよ」
無礼極まりない発言だったがそもそも私は占いも自分自身も未来も信用していないのだ
信用していないのに不安になることなんてあるのか?

占い師からの返答はなく彼女は黙々と自分の仕事をこなしていた
翡翠色の水晶玉に手をかざし目を瞑っている
と そこで占い師の肩が震え始めたことに気づいた
最初は笑っているのかと思った・・・実際問題 私は人に笑われても仕方ない滑稽な人生を送っている・・・
だがすぐに我に返り腹が立ってきた
いくら汚くみすぼらしいとは言え私は占いの客ではないか!ポケットの中には3ケタ円しか入っていなくとも私はこの女に金を払う覚悟でこのテーブルの前に腰を下ろしたし 彼女もそれを了承したはずなのだ

「視える・・・視える・・・ああ・・・これはなんと・・・」
今や占い師は目を見開いていた 相変わらず震えは止まらず顔面は蒼白で 額にはうっすら汗をかき 両の目はあらぬ方向を泳いでいる
その唇はますます渇き言葉は切れ切れで 喉でも腹でもない人体の奥底にある器官からどうにか絞り出しているように見えた
「・・・なんと恐ろしいことか」
不安は的中したのだ

老婆はようやく私の方に視線を定めると最悪の状況で最悪の言葉を放った・・・
「アナタは 呪われている」

呪われている?なんで?いったい何に??
私が思ったままの言葉をそのまま口にすると 老婆は申告すべきことを告げられて安堵したのだろうか
先ほどよりは幾分落ち着いた顔つきでハンカチで額をおさえながらゆっくりと答えた
「どんな些細なことでもかまいません 動物に罰当たりなことをした覚えはありませんか?」
「4年か5年前 家の前に小鳥が倒れていた・・・私はてっきりそれを死体だと思って花で囲んで目印を作って埋葬しようとしたんだけどスコップを取りに行っている間に死体が消えていたことがあったな 心をこめて弔おうとしたのに呪いとか祟りの対象になるだなんて思いませんでした もちろんぜんぶ素手で行ったんですよ」
心当たりがあるので即答できた 私は両手で小鳥をやさしく掴む仕草をしながらなるべく詳細な埋葬の工程を説明しようとしたのだが占い師は無言で首を振った
「鳥は気絶して地上に落ちてしまうことがあるから死体とは限らないというのはあとで知ったんだっけ」
私が話し終えると占い師はこちらを汚物でも見るような目つきで見つめた
もっともそれは最初からだったのかもしれないが・・・

「とにかくそれが原因でございましょう」
占い師は重々しく言い放ち そしてこう続けた
「アナタの不遜な行いが小鳥の怒りを買い大変な呪いをかけられてしまったのです」
「そう・・・SNSの呪いを ですじゃ」
SNSだって?想定外のワードが飛び出したことで私は思わず吹き出した
「SNSの呪いってなんだそりゃ」

「SNSにまつわるすべてのことが失敗する呪いでね お客さん バカにしちゃあいけませんよ 今時の人間に取っちゃ致命的な呪いです」
占い師はそこまで言うと何かを思い出したかのようにピカピカのiPhone14をどこからか取り出すと IGのアカウントを表示させて見せてくれた
「ほれ見てください アタシだって年寄りだけど無関係じゃないよ」
ちくしょう俺のはもっと安くて古いモデルだってのに・・・

「アナタの不運は2021年から始まっているんじゃあありませんかね?」
「それはSNSに登録した年だったりするんじゃないかね?」
「鳥がモチーフのSNSだったりしないかね?」
矢継ぎ早に占い師が言う
その目は眼光鋭く とても先ほどまで様子がおかしかった老婆と同一人物とは思えなかった
これが占い師というものなのかと感心しそうになっているとふと心覚えがあることを思い出す

「そういえば2021年~2022年も2023年にもSNSでクソ野郎と絡んでしまってえらく疲弊した・・・」
「2024年に至っては被災して病気も再発して・・・散々でした・・・SNSあんま関係ないけど」
「これは・・・やはり呪いなんでしょうか」
老婆がカッと目を見開いた
その迫力に俺は思わずごくりと唾を呑む

「そうですとも!それらすべてはそのSNSが原因なのです
それを消すのですじゃ!」

という訳で消して新しく始めました!!!!
よろしくね→https://twitter.com/nos313leed
(本当は最悪のタイミングでスラブ系のHNに変えてしまったことをずっと後悔してるからなんてことはない)
あと新規アカウントはシャドウバンされてフォローされにくいというのがマジでエグくてこんな記事を書いてしまいました

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