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キャラ紹介的なやつの記事 (5)

遠蛮亭 2022/12/04 10:02

22-12-04.くろてん3幕5章8話+くろてん再アンケート

おはようございます!

まだ「日輪宮」完成すら前途遼遠なわけですが、今のうちから本編である「くろてん」のイラストを決めておかないといけません。まず瑞穂さん、雫おねーちゃん、エーリカの三人娘は12枚ずつとハーレム2種+バトルカットイン1枚ずつ、これは決定で不動だとして、みのりん、晦日さん、文さん、アーシェおかーさん、ルーチェさん、フミハウ、初音のうち広輪さまにお願いできるのが4キャラしかありません。以前にも似たようなアンケートをやりましたが、今回もう一度。

まずは別枠の主人公勢。左から雫おねーちゃん、辰馬くん、瑞穂さん、エーリカ。まあこの4人に関しては変わらないので。エーリカの人気がいきら低かろうとヒロイン降格とかありえないのでここは問題なし。問題は以下7人です。

まずみのりん。磐座穣さん。表向き怜悧だけど実は情熱的かつ甘えん坊なところもある感じのキャラ。ただし五十六ジジイの愛人で中古。今回の「日輪宮」でお当番ありなので「くろてん」では遠蛮の絵にダウングレードしてもいいかも。

晦日美咲さん。自分に厳しくひとにやさしいタイプのメイドさん。密偵、くのいちキャラ。でもくのいち装束の立ち絵はなし。この子も「日輪宮」に出番ありなので以下略。

北嶺院文さん。レズビアン学生会長。なんか最近の風潮で同性愛差別するなとかありますけども、差別というか区別というか、男は男らしくあるもんだし女は女らしくというのは厳然としてあるかと思います。人と違うありようで生きるのなら多少の偏見で見られるのは我慢してもらわないとというか、気色悪いものは気色悪いのだしそれを法律だなんだで表向きだけ封殺するのはナンセンスというか言論統制・思想統制ではないかと。これは自分が重病人で色眼鏡かけられるのに慣れてるから「そういうのを声高に言うな」と思うのかもしれませんが。さておき文さんは感心のあるなしにより極端な性格。好きなものには執着するけどそうでないものは無視。

アーシェ・ユスティニアおかーさん。アルティミシア世界史上最高の聖女であり、作中最大、瑞穂さんの121を上回る巨砲128。おかーさんとルーチェさんに関してはプレイアブルにすると設定的に強すぎるので、演出同行キャラで済ませるかもしれません。穏やかで甘いように見えて、案外厳しいところもあり。

ルーチェ・ユスティニアさん。アーシェおかーさんの妹、16年前の第一次魔神戦役を魔王を殺して終わらせた英雄の一人。でもって現在人妻でギルドの看板娘。32歳ですがまだまだきゃんきゃんした騒々しい性格。というか性格的にはエーリカに似てます。

ライバル校明芳館のフミハウ。アイヌ語で「音と声」という名前からして歌姫キャラ。歌姫とか喉が資本のキャラにはぜひともフェラ奉仕のシーンをいれたいところ。性格は朴訥。歌うときは流れるように言葉を紡げるんですが、言葉を大事にする性格上普段の喋り方はぽつりぽつり。瑞穂さんと同い年なので年下系です。

もう一人ライバル校賢修院から源初音。狐神の少女でこの子の本領は「資質のある肉体に霊体を憑依させる」ことなので依り代である武蔵野伊織の絵もないとちょっと困るのですが…、初音=広輪さま、伊織=遠蛮では少々ちぐはぐになっちゃいますがまあ壊滅的というほどのこともないでしょう。この子はとにかく優しく平和主義。でも狐なので警戒心は強く、また自衛のための剣術は達人のレベル。

以上7人のうち、「くろてん」で広輪さまの絵で描いていただきたいキャラに投票お願いします! サブキャラ1キャラにつきイベントCG枚数は5枚。3枚ずつにすればあと1人2人入るのですが、それではどうしてもイベントが薄くなるので。

………………
黒き翼の大天使.3幕5章8話.神と魔と人の相克-2

「……たまらんよなぁ……」
「クズノハ先生のお言葉ですか?」
 魔軍数十万、その陣頭。辰馬と美咲は寡言を交わし合う。

「わたしを殺してくれるかしら?」
 魔王クズノハはそう言った。もとより、魔族としての先の長い長い人生を生きるつもりはなかったらしい。それでも、辰馬が自分を満足させられないようなら人類を滅して魔王として君臨するつもりだったが、辰馬が見込み通りに自分を凌駕したのであれば最初から位を譲る……いうなれば、禅譲して身を隠す用意があったのだそうで。

覇城瀬名を通じて辰馬に接触したときは、確かに辰馬を殺そうとした。それは辰馬の中に実父オディナ・ウシュナハの影をみたからで、父の亡霊、その束縛から逃れたいがための逃避であったが、すぐにその考えは消える。ローカ・パーラのユエガ打倒以降はつねに辰馬の成長を促す方向で立ち回り、一度などは絶命寸前の辰馬を救い蘇生させて「無窮の盈月」として完成させた。そして、それらすべては世界に害為すしかない自分を、最愛の弟に屠って欲しいという、その念に結実する。

 この神魔人みつどもえの大戦が終わったら、辰馬の手で殺して欲しいとクズノハは言う。「できないというなら人類を滅ぼすわよ? わたしは魔王なのだから」そう言われては辰馬にぐうの音も出ない。

「やるしかねーのか……っくあぁ~……!」
 可憐な美貌を苦悩に歪め、銀髪をぐしゃぐしゃにかきむしる辰馬。平和のために負わされる十字架はあまりにも重く、そして目を背けることを許されない。辰馬自身の意思で明確に殺さねばならない以上、戦場での不特定多数を殺したときのように「本意では無かった」という言い訳に逃げることも出来ない。

「大丈夫です」
 美咲が馬を寄せた。卓越した馬術。女神ロイアの行で見せた技量は健在であり、辰馬の馬と併走しながらその肘にそっと手を置く。

「つごもり……?」
「辰馬さまは一人ではありません。負う十字架が重たくて耐えきれないのなら、みんながいます。瑞穂さま、牢城先生、エーリカ女王、磐座さん、サティア様、それに、微力ながらわたしも……。ひとりで世界のすべてを背負い込む必要はないんです」
「……、ん。あんがと」
「そこのカップル、イチャイチャしてる場合じゃないでしょう? 敵が見えてきたわよ!」
 奥の本陣からニーズホッグを騎竜に一騎駆けしてきたクズノハが、空から怒鳴る。手にするのは巨大な三叉の大槍「ピナーカ」。かつて旧世界の破壊神が手にしていたとされる塵滅の神槍であり、本来魔族には手にすることが出来ない代物だがクズノハは魔に落とされたとはいえ創世神でもある魔王と神獣妖狐のハーフ、神力の焔に灼かれることもなくこれを軽々と扱う。この一事を持ってして彼女もまた、以前は発現させることが敵わなかった盈力の覚醒に至っていることがわかる。

 ピナーカを、頭上で一閃。天がたちまち曇天に包まれ、豪雨が降りしきり、雷鳴が轟く。神軍の前衛数千の天使がたちまち黒焦げになって消滅、それを合図に魔軍の精鋭たちが突撃をかける――!

 兵勢はまぎれもなく魔軍にあった。最精鋭たるアスラ(阿修羅)とラクシャーサ(羅刹)の部隊は神に敵する、神殺しの種族。きわめて旺盛な魔力を頼りに、天使・神使の神力障壁などものともせず、錐のように吶喊し、切り裂き突き刺し、あるいは焼き、凍らせ、感電させて屠っていく。本能だけの存在である天使が本能故に怯えすくんで動きを止めるほどで、これまで一方的に狩られる側だった彼らの反撃、その殺戮は酸鼻を極めた。

しかし。

圧しまくられる前衛にもかかわらず、神軍総帥・混元聖母の本陣は揺るぎもしていない。天使を受肉させた神使の少女たちに囲まれ、聖母は悠々と令を下す。

「……右翼下げて。敵を誘引、……隘路に引きつけて岩を落として。分断後は18分隊と24分隊で挟撃」
「……左翼展開、おおきく広げて敵を飲み込んで。……包囲、しかるのち殲滅」
「……中翼左右わかれ。空隙に乗り込んだ敵に烏銃、砲兵、術士隊一斉射撃」
「第4、第7分隊、迂回して敵側翼に突撃、窪地に押し込んで。反撃してきたところを、第10、第11分隊前進して挟撃」
矢継ぎ早の軍令。特に慌てた風もなく、あくまでも淡々と。しかし神軍が普通の軍隊と違うのは天使・神使が聖母の脳波から発した命令を完璧に理解して遂行できるという、指揮官と兵員レベルでの齟齬のなさ。聖母が「こうする」といったことは神軍のすべてが間違いなく達成してのける。36の分隊に分かった25万を手足のごとく操り、その操作レベル・精度の高さによって兵力に勝る対神魔連合・魔軍の合同軍を圧倒する。

「辰馬! なにやってるの! こんなところであんな女にやられてる場合ではないでしょう!? ここであなたが本気を出さないと、人類は滅びるわよ!?」
 殺しても殺しても、死を恐れず群がる天使たちに辟易し、クズノハが叫ぶ。この期に及んでまだ殺すのが嫌だと適当に敵をあしらっていた辰馬も、事ここに至って覚悟を決める。

「わかった……やるか! 我が名はオディナ・ウシュナハ! 銀の魔王の継嗣なり! ……今日のおれは容赦なし、本気でいかせて貰う!」
 咆吼とともに、魔王の力をまとう。背に発す金銀黒白、巨大なる双翼。天が謳う天が割れる。地が嘶き風がうねる。完全に真なる魔王・創世の神の片割れとして完成した新羅辰馬が、そこにあった。

「輪転聖王・梵!」
 天楼一閃。迸るは金銀黒白の凄絶なる稲妻。いままでの辰馬が意識的にか無意識的にか抑えてきた威力を完全解放した盈力の波動はあまりにも桁外れだった。25万、36部署に展開している敵軍のほぼ過半を飲み込み、さらにその過半は一撃で絶命……塵一つ残さず蒸発させる。絶命は免れても戦闘力を奪われた相手の数は、一撃で10万近くにおよぶ。

「す……すごい……辰馬さま……」
「……ははっ、さすがよ辰馬、それでこそ私の弟! さぁ、魔軍の精鋭! 勝機逸すべからず!!」
「はっ!! 我が名はローゲ、魔神ローゲ! この名を聞いて命が惜しくない輩は掛かってこい!」
「猪。突出されると邪魔なのだけど。……まぁ、私の矢は決して外さないけど」
 ここまで力を温存していた焔の魔神ローゲは魔剣レーヴァティンを手に突撃、その後方からデックアールヴの弓手オリエが次元を越える矢を嵐のごとく放つ。軍隊の有機的運用は混元聖母のお家芸だが、彼女にはない個人戦の勇者がこちらにはいる。

「……さて、今みてーな一撃はさすがに連発できないけど……そんじゃ晦日、行くぞ。みんなと合流する!」
「は、はいっ!!」

………………
「……っ!! まさか……一撃で……」
 混元聖母は力を失った旗を手に、一瞬呆然とする。新羅辰馬の一撃、真なる輪転の盈月を止めたのは「混元幡」。ありとあらゆるエネルギーを混沌の虚無に変換して無力化する秘蔵の宝貝だが、辰馬の一撃を止めたことで限界を超え、ただの布きれと化した。聖母4幡といわれる4枚の宝幡のうち、これで混元幡と坤地幡のふたつが無力化、残るはふたつ。うちひとつ昏冥幡は天に影を作りその影の下の相手をまとめて昏睡させるもの、最後の一人魂還幡は失われた魂を蘇らせるもの。

「こちらも……出し惜しみはしない……」
 聖母は衝撃に痺れる指を奮わせて、昏冥幡と魂還幡をふるう。それは敵には死をもたらし、味方を復活させる力。女神の反撃ののろし。

………………
「たのもー! 帰った!」
「たつま遅い! けどよくやった! ヴェスローディア金十字章をあげるわ!」
「なにそれ、いらん……、つーかまだ終わってねーぞ、総員奮起! 成否はこの一戦にあり! ……指揮は今まで通り任せるとして、おれは敵中に突っ込んで混元聖母の首を取ってくる! しず姉、瑞穂、ついてこい!」
「ほいほ~い♡ やっぱここぞでたぁくんが頼るのはおねーちゃんだよねぇ~♪」
「ろ、牢城先生だけが頼りにされたわけじゃないですよ?」
「ちょっと、待ちなさいよ! あたしも行くってば!」
「なに言ってんだエーリカ、お前は全軍の指揮があるだろ?」
「ここであたしひとりのけ者とかありえねーっての! 絶対ついて行くからね!!」
「じゃあ……」
「ならばここは余に任せて貰おうか……それにしても、貴公のまわりには美しい華が集まるものだな」
「皇帝……任せて大丈夫か?」
「誰に向かって言っている。少なくとも、この連合の中で貴公を除いては、余が随一の指揮統率力を持っていると思うがな」
「……、そーかもな。んじゃ、任せた! 行くぞ!」
「辰馬サン、オレも行くっスよ!」
「当然、俺も行きます!」
「拙者の忍者盈術も必要でござろう!?」
「旦那様、サティアのこともお忘れなく」
「辰馬さま、わたしも一緒に」
 シンタ、大輔、出水、サティア、美咲も次々に随行を進言する。現在軍総参謀の穣、実戦指揮中の文を除けばいつもの新羅辰馬一党が勢揃いすることになった。

「んじゃ、行ってくる!」
「うむ。……たいした衆望だ。余の覇道の一番の障害になるのは、あるいはあの少年かも知れぬな」
 人気の無くなった幕舎で、ヘスティア皇帝オスマンは独りごちる。その予言は正しく、「第二次魔神戦役」後の9大国の総力戦「大陸唱覇戦争」における最終勝利者決定戦は赤帝・新羅辰馬と雪王・オスマンの間で争われることになる。

………………
辰馬たちが神軍敵中に滑り込んだそのとき、昏冥幡が魔軍と対神魔連合の前衛を失神させ、同時に魂還幡が神軍の使者を蘇らせた。辰馬の真なる輪転の盈月で存在そのものを消失させられたものはさすがに復活できないが、それでもかなりの数が蘇生する。

魔軍の前線ではローゲが昏睡させられ、ローブの人影によって回収されたがやはり崩れたつとこちらが脆い。昏冥幡の2撃目を避けてクズノハは陣を下げた。

魔族が大打撃を受けて人間が無事なわけもなく、対神魔連合の被害は当然、魔軍のそれより大きい。寸前まで優勢を信じて敵中に深入りしていたために、前衛は殲滅と言って良い損害を被ることになった。

………………
「……これは、さっさと決めんとな」
 後方で友軍ピンチとなっているのを確認した辰馬は、そう言って拳の先で軽く顳顬を叩く。殺す、と決めてやったこととはいえ、やはり気分が悪く頭痛がする。這い上がってくる胃酸と血管の中にのたうつミミズを入れられたような不快感はどうしようもなかった。

それでも。

辰馬たちの侵入に気づいた天使が襲いかかる。その数数十!

「邪魔ァ!」
怒号ひとつ。それで数十匹の天使は一匹残らず、ぐずぐずの肉片となった。

「ご主人さま?」
「たぁくん……?」
「辰馬サン?」
「今日のおれは容赦なし、って決めたからな。うじうじ悩んでる場合でもねーんだ」
 奥歯を噛んで、辰馬。実のところ脳が焼き切れそうなくらいにじんじん言っているが、泣き言は今ではない。事情を知る美咲が少し痛ましげな顔で辰馬を見遣ったが、言葉はかけない。
………………
「侵入してきた……? 望むところ、返り討ちにする」
 侵入者に気づいた混元聖母は隔離世結界を展開、表界では依然軍の指揮を継続しながら、裏界では迷宮を形成して辰馬たちを迎え撃つ。
……………
以上でした、それでは!

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遠蛮亭 2022/12/03 08:42

22.12.03.「日輪宮」メインキャラ7人立ち絵完成です!

おはようございます!

昨日はいつ寝たのかまったく覚えてません…、よっぽと精神を摩耗してるのか、薬を飲みすぎなのか。なので今日からうつ病の薬を減らします。エビリファイ24mgとか、効かない薬の割に量だけやたらと多いのがたぶんよくない。頓服のクリアミンだけあればなんとかなるのではないかということで1日3回の服薬を2回にすることに。

さておきまして今朝、「日輪宮の齋王」メインヒロイン7人の立ち絵が完成しましたのでお披露目。

集合絵。那琴がアンドレ・ザ・ジャイアントみたいなデカさになってますがさすがにここまで巨人キャラではないです。人数7人入りきらなかったのでこんなふうに。

では以下改めて紹介。

神楽坂瑞穂さん。ここをご覧いただいている方々にとってはもう言わずと知れた、感があるかと思いますくろてんと日輪宮とのメインヒロイン。くろてんで語られる「ヒノミヤで受けた凌○」というのが「日輪宮」のストーリーになります。幼少時はアカツ二に等市街区貧民街のスリで、スリをするのに人の心が読めたら、時間を止めることができたら、という願望がもとから強い神力を持っていた彼女にサトリ神やトキジクを呼び寄せました。のち神楽坂相模の養女に迎えられ、修行の日々を経て第49代(ヒノミヤの齋姫は過去「東西戦争」のときに一度途絶しているので、その前も数えると100代を越えますが)齋姫。幼少期は貧相な体だったのですが成長期で一気に巨乳化が進み、異性の目に委縮するもヒノミヤは基本的に女性社会なのでそこまで縮こまる必要もなし。ですが1816年正月以降、ヒノミヤの実権を握った神月五十六、その急先鋒長船言継に攻められると男好きする身体は凌○陵虐の対象以外にはなりえず、ズタズタに犯されてしまう…というキャラ。161㎝55㎏、B121W61H91。領地には神楽坂という山間の土地もありますが、瑞穂さんの統治する封土はその奥の奥津城。

磐座穣さん。通称はみのりん。ヒノミヤ神月派の軍師で国家戦略担当官。神月五十六の秘蔵っ子で愛妾でもある少女。母親は先代姫巫女2位磐座古都、父親はラース・イラのはぐれ騎士リューリク・デア・ベルデ。リューリクに無理矢理侵されて穣たち三兄妹を産まされた古都は子供ら愛情を向けることができず、またヒノミヤという閉鎖された世界において異人の血を如実に表す金髪という身体的特徴は忌み子であり、兄妹は世間から指弾されて育ちました。ここに五十六が手を挿し伸ばして兄妹と古都を救ったので穣としては五十六に強い恩義を感じています。もとから聡明な少女でしたが智謀に磨きをかけたのは五十六さまのお役に立つため。でも作戦力でならともかく、実際戦場での進退は瑞穂さんの方が勝りますがこれは才能というよりも互いの資質の違い。みのりんは参謀型で瑞穂さんは士官型なわけです。瑞穂さんは万人に冠たる名将の器ですが、臆病で圧しの弱い性格ゆえにそこのところを十全に発揮できません。長船言継に呪装機人化の話を持ち掛けて神月派の戦力増強を画策したのもみのりんですが、五十六が言継に信頼を寄せすぎるようになると警戒を強めるようになります。秋津と隣接した神籬の領主であり、常に長船の動静ににらみを利かせています。

晦日美咲さん。名字は「つごもり」と読みます。ヒノミヤ巫女衆ではなくアカツキ皇国諜報部所属の密偵。であり、先代のヒノミヤ姫巫女の以外を接収、その骸から「聖女」の遺伝子を移植した人造聖女。彼女が「祝福」という人間の潜在能力を極限まで引き出す神力を使いこなせるのはそのため。宰相・本田馨紘の命でヒノミヤを内偵、その中で磐座穣と友好を深め穣のために尽力するというキャラ。みのりんの依頼で秋津(長船言継の本領)に潜入、神楽坂瑞穂を救出しようとして失敗、捕らわれて○問調教を受け、運悪しく長船に気に入られて瑞穂・穣ともども徹底的な凌○を受けます。バスト69。

沼島寧々さん。姫巫女としての格は4位ですが最年長20歳なのでおねーさん役。立場的に神官衆(男衆)との折衝役なんかに出ることも多く、そういうことが苦手な瑞穂さんからおおいに頼られています。幼時はヒノミヤの遊女の娘で、母から「巫女になれば儲かる!」と猛勉強を叩き込まれたものの途中でその母が病死(たぶん結核)、幼少にして遊女になるか、それとも自殺するかの二者択一をせまられたところを神楽坂相模の援助を受けて助かり、そのせいで20歳になった現在も相模老人を慕っています。似たような境遇でヒノミヤに迎えられた瑞穂さんに対しては実の姉同然の態度で接し、神楽坂派の頼れるまとめ役。ちなみに相模老との肉体関係はなく(相模老は不犯でないと「神力剥奪」という能力が使えなくなるので、生涯童貞)、処女。交易の盛んな日奈沢の領主を任されています。

鷺宮蒼依さん。いちおう神月派ですがこれは鷺宮さんの領土が神月領と隣接していて攻められるとひとたまりもないため。実質的な心の持ちようは神楽坂派で、なので瑞穂さんに同情的ですし神月派のみのりんや那琴に喧嘩を売ることもよくあります。もともと巫女の血筋というわけではなく、旅の武芸者の娘だったのですがヒノミヤ北奥鬼啾山で崖から落ちて遭難、その際テルケという一頭の大神に救われ、以来強い神力の素養に目覚めました。巫女となっても武人としての色合いが強く、神力より武芸を重んじるタイプ。性格も一本気で腹芸とかできません。現在の所領は封石といわれる霊的な力を秘めた石が採れる南方の鹿ヶ谷。

神威那琴さん。「かむい」ではなく「かむたけ」です。神月五十六の次子で神威家に養子に入った伊央の娘であり、武術・神力ともに非情な才能を持つサラブレッド。でも6歳の時にヒノミヤ入りした瑞穂さんと出会い、本物の才能というやつにぶち当たり愕然として挫折。祖父の叱咤と自らの克己心で立ち直り、瑞穂さんに追いつけ追い越せで修行を続け姫巫女になるも、1816年正月には瑞穂さんは齋姫に就任してしまい追いつけないところに。でもそれで憎悪を覚えるような性格ではなく、瑞穂さんとは幼少期から常に仲のよい親友。通称「なこちゃん」。晦日さんほどではないけれどの貧乳で宝塚的な人気をヒノミヤ内で博していたりします。

櫻香。女神ホノアカの分御霊。ホノアカから欠けた存在ということでホノカです。もともとホノアカという女神は女神には珍しく親人間的かつ献身的な存在(大体の女神は人間を搾取の対象と思っています)で、人間の願いを聞いてあげて人間が幸せになることが大好きな女神でしたが、それで自分の神力をガンガン削って人を救っていたために自分の存在が希薄になっていきます。そんな折ひとりの人間の男と出会い、尊大ながら高潔なその男に惚れて最後に自分の力を分かった分御霊を託したものがこの櫻香ということになります。当然ながら男というのは神月五十六。あのジジイは若いころから今に至るも、かなりモテる男でした。まあ、ホノアカの望みとは裏腹に五十六は櫻香に手を出さない(ホノアカの分御霊、転生体とはいえ自分の娘にも等しい存在なので)のですが。女神ホノアカ消滅の事実を公にするわけにも行かず、櫻香は現在紫宸殿の奥に幽閉されて存在を秘匿されています。

……以上でした、それでは!

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遠蛮亭 2022/06/07 12:50

22-06-07.「しろばん」キャラ紹介

おつかれさまです!

現在くろてん(純愛もの)のシナリオ修復をやり、同時進行でむらいつ(凌○もの)のシナリオも修正しています遠蛮です。むらいつは1回負けたらゲームオーバー、というのだと深度が浅い感じがするので、敗北凌○1回目→再戦しますかの選択肢→再戦→敗北→凌○2回目→ゲームオーバー、という形に一回、猶予を置こうかと。CGが増えるわけではないですけどね、シナリオ量が増えて書き手の自己満足度が上がるだけです。

そして本日は嘉神さまによる「しろばん」のキャラ立ち絵がほぼ出そろってきたのでそのご紹介。まだ2名欠番がいまして、以前に紹介したキャラも含みますが。


主人公ゴリアテ。以前紹介したので今回説明は割愛。


聖女アイオーン。これまた前回紹介しましたので、割愛。


アイオーンの妹アイテール。騎士カドミロスの恋人、寝取られ娘。あっさりゴリアテに堕ちて、それまで身持ち固く拒んでいたカドミロスをいやらしく誘惑したりとかします。ちなみに今作、一部のキャラには通常モードと堕ちモードがあります。悪堕ちとは限らず、奴○堕ちだったりもしますが。


淫魔の姫エリン。もともと山賊の頭目でしかなかったゴリアテに無限の収奪能力を与えた(というか奪われた)のがこの子。犯されてゴリアテの虜になり、山賊団の兵士たちの慰安任務にも着任。


暴力軍師サムソン。これも前回紹介しました、割愛。


異形の馬ブーケファラス。竿役と言えば触手でしょうということで、触手プラス馬並みのバケモノ。こんなナリはしてますがそこそこ知性があり、しゃべれます。


寝取られ騎士カドミロス。これまた前回紹介したので割愛。


魔王ベレト。エリンが暗黒大陸アムドゥシアスからアルティミシア大陸に逃げてきた理由が、この魔王に言い寄られたため。本作は魔王退治が目的の作品ではなく、ゴリアテとベレトの間には同盟が結ばれます。


天使ラシャ。犯されるは妹は淫売になるわで打ちひしがれたアイオーンが発見した古代書に書かれていた、「天使召喚の法」と「生命創出の法」という二つの術のうち天使召喚で呼び出された存在。上位存在ながらエリンの魔力やアイオーンの神力を収奪したゴリアテの敵ではなく、敗北して生命創出法を使われ山賊団の兵士増強の苗床にされる、いってみれば当て馬。


ラシャの上司にあたる女神ロイア。このひとも前回紹介なのでとばします。


ウェルス帝国皇帝ケーサル。しろばんの当時ウェルスって国は帝政でした。くろてんの時代だと王政ですが。この国王と教皇が権力に任せてアイオーンを狙ってて、アイオーンはそこから逃げるために辺境区(のちのクーベルシュルトとエッダ2国ぶんの土地。ウェルスの威光が届いてないだけで、めっちゃ広い)の山賊討伐に出てゴリアテに敗北、ご愁傷様となります。


法王カリクタス。エロジジイ枠。ケーサルとともに若く美しい娘を○すことに血道をあげる間違った聖職者。皇帝の妻ユリアを愛人奴○にしてます。


その愛人奴○がこのひと、ユリア。皇后ですが権力はなく、ケーサルとカリクタスにいいように使われるばかりのひと。ゴリアテ勃興ののちはウェルスとクーベルシュルト親善のため、アイオーンと交代でゴリアテに抱かれる(アイオーンは皇帝と教皇のおもちゃにされる)ことに。


ウェルス騎士団長ベリサール。このひとも前回紹介。


ベリサールが新設した傭兵隊の隊長、藤原芹夏。もともとアカツキのもと斎姫・斎宮椎葉(まだ立ち絵が揃ってないです、すみません!)のおつきの少女で、武人として優秀ながら潜在的な部分がマゾ。ゴリアテに負け、サムソンにボコボコされて開花します。


アカツキ東西戦争勝者東軍から西軍の斎姫・斎宮椎葉を狙う刺客、最強の式神ハクメイ(白冥)。半実体の存在で人間を取り込んで生命力を吸い取り、殺すというゴリアテの収奪能力に似た力の持ち主。数百年にわたって人々の命と力を吸い取ってきたのでその強さは相当のモノですが、ゴリアテに一撃で殺されます。


傭兵隊のもうひとかたの隊長になる、ナヒト。本来女神となるはずの現人神で、水をあやつる神力使い。いちどは大洪水を起こしてゴリアテのクーベルシュルト軍を撃破しますが、乾季を選び戦場を砂地に選んだゴリアテに敗北、ズタズタのギタギタに。


ナヒトの使徒シータ。ナヒトに忠実な少女で、諜報と暗殺が得意。当然とっつかまっていんぐりもんぐりですが。


ナヒトの使徒シュリー。シータと比べて打算的。さきに彼女が捕まりあっさり口を割ることで暗殺者・シータの計画が露見し、ナヒト陣営総崩れ。


イシュハラ。ウェルスをなかば陥落させ宿敵ベリサールも殺し、帝都シーザリオンに遷都したゴリアテが最後に狙うのが「神域の霊峰」に眠る創世の竜女神・スグロリア・ファル・イーリス。その守護者がイシュハラですが、すでにここまでの旅路で絶大な力を手にしているゴリアテの敵ではなく、撃破。そして最終決戦はグロリアと、ということになりますが、立ち絵まだです。

以上でした! 「くろてん」がたぶん24年上旬になると思うので、「しろばん」はそのあとになるか先になるか。それと以前にも言いましたが、イベントCGは白黒ですので、そこのところもよろしくお願いします。それでは!

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遠蛮亭 2022/05/22 14:29

22-05-21.磐座穣(by広輪凪様)暫定立ち絵!

おつかれさまです!
少し予定から遅れましたが、広輪さまによるみのりん(磐座穣)の立ち絵が届きました!


まだ暫定なので最低限ですが、ともかくこの時点で可愛いので問題なし。一応、広輪さまには髪型をセミロングにして眉を細めに、巫女服に上位の巫女とわかるような金糸銀糸の紋様をお願いしておきました。

………………
磐座穣さん。通称みのりん。ヒノミヤ先代姫巫女次席磐座古都の三人兄妹の末妹であり、神月派の天才軍師。父は隣国ラース・イラのはぐれ騎士で、穣たちは暴行の末に生まれ母に愛されることなく育つ。家庭で疎まれ、ヒノミヤという閉鎖的環境で異国人、金髪というだけでまた疎まれ、孤立無援の状態にあるところへ手を差し伸べたのが大神官・神月五十六。五十六と古都の間にはかつて肉体関係があり、母へのコンプレックスが強い穣は五十六の寵愛を求めることで母を凌ごうとするが、五十六からはその優秀な戦略的頭脳以外愛されておらず冷遇されている。にもかかわらず五十六を盲愛し、五十六の敵に容赦ない策を仕掛けて破滅させる。
………………

それにしてもアレですね、この可愛い少女が五十六ジジイの腹の下に組み敷かれて、毎晩のように泣き喘がされてると思うとジジイへの殺意が起こるわけですが、本人が好きで五十六にお仕えしてるのでどうにも。ゲーム「むらいつ」では彼女のお当番は3枚。1枚は五十六との和姦(差分で触手)ですが、残る2枚は瑞穂さんとの3P、五十六のモノをWフェラと、瑞穂さんに跨ってお尻突き出しになります。あと1枚、瑞穂さんが脱出を果たした後、責任を問われてみのりんが下級兵士たちに輪○されるシーンも入れたかったのですが…、CG枚数的にちょっと無理でした。既に18枚、発注してしまっているので変更もできませんしね、あとあと余裕があればお願いできるかもしれませんが。

というわけで、本日は磐座さんでした!

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遠蛮亭 2022/04/11 21:16

22-04-11.進捗ありませんが穴埋めラクガキ

皆様お疲れ様です!

昨日に引き続き今日も書くことありません! 夕方まで病院だったので宜なるかななんですが、いちおう今日もちょこっとお絵描きしたので晒し。ヒノミヤの天才軍師・磐座穣ことみのりんです。pixivでオリジナルだとアーシェおかーさん、雫おねーちゃんに匹敵する人気。案外瑞穂さんが伸びなかったりするのですよね、それは自分の技量不足でかわいく描いてあげられないからなんですが。ともかくこれです。


まず完全武装。巫女服の上から千早。


ついで巫女服のみ。案外大きいのでpixivさん「巨乳」タグつけておきました。


ちょっとマニアックに裸に千早。個人的にはこーいうの好き。


そして全裸。裸にすると物足りない気分。

以上です。

ちなみに


こっちが昔バージョン。個人的には今の髪の長さのほうが好きなんですが、もしかしたら古いほうが受けるかもしれません。

一応キャラ紹介的なこともしておきますと

彼女はヒノミヤの先代姫巫女のひとり、磐座古都さんの娘として生まれました。年齢は16歳、瑞穂さんよりはひとつ年上、辰馬くんと同い年です。まあ出自に関していろいろありまして、端的に言うとヒノミヤという場所は閉鎖社会なので異人の血が混じってるとそれだけで差別対象なわけです。なのでヒノミヤ主流の神楽坂派からは疎まれ、自分を拾って高く買ってくれた神月五十六に全力で仕え、軍師兼愛人という立場に。瑞穂さんのお義父さん、神楽坂相模氏を毒で衰弱させて、しかし殺さず瑞穂さんを泳がせて神楽坂派を切り崩す、という策を立てたのも彼女、というかヒノミヤ神月派の実質的なかじ取りを16歳の小娘が一人でこなすというバケモノです。神力は低いんですけどね。女神サティア篇でのおあそび戦術編とは違って、ヒノミヤ事変篇においては彼女の智謀が存分に炸裂することになるのですが……まあそのためには女神サティア篇で成功することが不可欠。気合入れないとなりません。明日からまたゲーム制作とくろてんリライトと、頑張ります! では!

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