禍津神ROSS 2021/10/03 18:34

擬人化競走馬の紹介その4「ストリークイーン」


こんにちは。本日も擬人化した競走馬を紹介していきます。

関係性


レインボーダンサー。姉。面倒な事をいつも言ってくるのが面倒。
けど大好き。姉に近づく男は容赦しない。


レインボーインク。妹。絡んでこないので素直に可愛がっている。


レインボームーン。甥。リアクションが面白いのでからかって遊んでる。
目の前で着替えたり胸触らせたり。


カスティーリャⅡ。娘。自分の事を尊敬してくれるのは嬉しいが、
もっと女性らしく~と小言を言ってくるので苦手。


クイーンコマンド。娘。慕ってくれてるけど口煩いので苦手。


エリクサーウェーブ。息子。曖昧な答えを返すとハッキリさせようとしてくる。
飛行機嫌いなので飛行機ネタで弄んでいる。


サウンドウェーブ。息子。何考えてるかよく分からない。
言った事を忠実に実行しようとするので、たまに扱き使っている。


ナシダー。同期。互いに素を出して話し合える仲。
アマルガムウェーブの事で相談したりしている。


アマルガムウェーブ。口説いてくる。こういうタイプの男は苦手。
突っ返してるのに何度も絡んでくる。最近距離感が縮んでいる模様。



幼駒時代

評価額は4100万円。
ラシアンコートの第3仔でありレインボーダンサーの半妹となる。
姉レインボーダンサーがデビュー前なので未知数な面が多いが評価は
同期ナシダーの次に高く、三冠に挑むリターンアナトに続く新戦力として
期待を受けて育った。


調教師はナシダーと同じ、リターンアナトを担当した調教師となり、
万全の状態でデビューを迎える事となる。
ただ騎手だけはタイミングの問題か主力どころを起用できず、新馬に定評の
ある中堅騎手に依頼する事となる。

2歳時

1990年8月にデビュー。1番人気となるが…ニシノテンザンとの叩き合いの末に
2着となる。
2戦目の未勝利戦も1番人気となりゴール直前で抜け出した…のに抜き返されて
3着となる。
これはおかしいと騎手に確認したところ、
「ストリークイーンは先頭に立つと手を抜く癖がある」と判明。
しかし騎手もストリークイーンのさせるがままにさせていたのが判明したので
鞍上を変更する事に。
なんとかベテラン騎手を確保に成功。その騎手曰く
「周囲に馬がいると競うのを面倒くさがる」という新たな面が見つかった。
同時に「他馬と競わせないように最後方に位置して大外から全頭抜く」という
追込戦法が提案され、これを未勝利戦で実施したところ―6馬身差で圧勝。
続く1勝クラスもちの木賞もニシノテンザンに3馬身差で勝利。
疲労もあって全日本2歳優駿には出走叶わなかったが、来年の
ジャパンダートダービー最有力候補となった。



3歳時

オープン戦のヒヤシンスS・伏竜S・青竜Sを連勝し、GⅢユニコーンSへ。
ここで騎手はある提案をしてきた。弱点克服の為、ストリークイーンを
コースの内側の柵、内ラチ沿いに走らせたいとの事だった。
賞金は十分だったのもあり騎手の言うとおりに走らせる事に。
内ラチに擦りそうなくらい内側でレースを進めたストリークイーンは
前が空いた瞬間に一気に加速して先頭に立ち、見事勝利。
めんどくさがる癖は解消された―と思われた。

迎えたジャパンダートダービー。1番人気となった。
2番人気はカネユタカオー。オッズ差は明確でストリーの勝利は確実と
思われていた。
作戦通り最後方から内ラチ沿いに一気に抜けようとした…だが前方の
3番人気のリバーストンキングが蓋をする形となり減速。
大外からカネユタカオーが進出。なんとかスペースを確保したストリーは
リバーストンキングを躱した…直後にリバーストンキングが抜き返した
ところがゴール地点。
勝ったのはカネユタカオー。ストリーは3着となった。

このままで終われないと、アメリカへ遠征するも7着8着。
帰国してGⅠ南部杯に出走。3番人気となる。
大外から進出するも遠征疲労もあって伸びず3着に。
中央ダートGⅠのチャンピオンズカップは4着となり、連勝が嘘のような
連敗となった。



4歳時

始動はGⅠ川崎記念。近走の悪さの中2番人気に。
1番人気のサリュウスキーが逃げる中、大外から追込を始めるストリー。
サリュウスキーとストリーが同時にゴール。
写真判定の結果―勝ったのはストリークイーンであった。

次走は中央GⅠフェブラリーS。ストリーは2番人気に。
しかし内枠発走となり大外に出る事ができず、内ラチを突っ切る事に。
残り300mで前が塞がって進出できなかったが、前がバラついた隙を突いて
一気に加速し、先頭のカネユタカオーへと並び―並ぶ時すらなく先頭に。
そのままゴールし、GⅠ2勝目を挙げた。
牝馬によるフェブラリーSはこれが初である。
91年で有馬記念を制した姉レインボーダンサーに続いて妹のGⅠ制覇。
さらに5月に妹レインボーインクがオークスを制した事で競馬ファンから
非根幹距離の女王
砂上の女王
府中の女王
という異名を与えられ、「女王三姉妹」として取り上げられるようになった。

この活躍で、ドバイワールドカップへの出場が決定するも、9着惨敗。
それで調子を崩したか、地方GⅠかしわ記念は2着に敗れる。
しかし帝王賞は進路で苦戦しながらも後方一気で勝利。
南部杯・JBCレディスクラシックはこれといった敵はおらず勝利。
そして春秋ダート制覇を狙い、チャンピオンズカップへと出走する。
もはや国内に敵はいない――と思っていたら海外から化け物が来日。
父アメリカ三冠馬、母父アメリカ三冠馬のエーピーインディである。
ダートの本場アメリカからの参戦に、日米対決が期待されたが、
外にも内ラチにも寄れずに馬群に囲まれ加速できず4着に敗戦してしまう。
なら次こそ…と思って出走した年末の東京大賞典。
しかし徹底的なマークを受けたのも影響してか、9着と惨敗してしまう。

この敗戦と、ストリーの調教タイムが徐々に低下しているのを受けて、
陣営は引退させるか現役続行かの選択を迫られる。
姉ダンサーと妹インクは今年で引退となり、ならば一緒に…と思われた。
だが調教師とオーナーは「展開次第で勝てる可能性がある」と判断し、
現役を続行させる事に決定した。



5歳時

連覇を狙った川崎記念。陣営はここでなんとか復活を…と考えていた。
しかし前を走るハシルショウグンの巧みなブロックにより3着に敗れてしまう。

次走はフェブラリーS。1番人気となるが不調の影響が露見してか2番人気との
差はあまりなく、混戦模様となっていた。
さらに最後の直線で外・内ラチへの進路を防がれ、それでも無理矢理内ラチに
移動した事で減速してしまった。
しかしその勢いに臆した前の馬がビビって外に逃げた事で進路ができた事で
再加速していき…先頭のグレイトショウリと並んだところがゴール地点。
ハナ差で…勝ったのはストリークイーンであった。
エーピーインディ戦から崩していた調子をついに取り戻す事ができた。
その勢いのままかしわ記念に挑み勝利を収めるが…ここまでであった。

帝王賞では内に行くか外に行くかで右往左往してしまい4着に敗戦。
南部杯で復活…と思われたが、地方で眠っていた大物トウケイニセイが
中央へと挑戦しにやってきた。
その実力はまさに本物で、ストリークイーンは一切太刀打ちできず2着となる。
これで完全にやる気を無くしてしまったようで、JBCレディスクラシックは
これまで倒してきたドラールオウカンに負けて2着。
チャンピオンズカップは14着第惨敗、東京大賞典は7着となり、引退となった。



産駒(擬人化)

カスティーリャⅡ





クイーンコマンド





エリクサーウェーブ





サウンドウェーブ





といった感じで今回の紹介は以上になります。
次回をお楽しみに!

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