禍津神ROSS 2021/09/29 18:44

擬人化競走馬の紹介その3「ドゲザ」


こんにちは。本日も擬人化した競走馬を紹介していきます。

関係性


リターンアナト。同期。何考えてるかよく分からないが、何をしたいのかは
大体分かる。


ナシダー。後輩。勝つ為に色々無茶してるので気にしている。


エルフィンアナト。後輩。リターンアナトから監視してくれと頼まれている。


スノウノイズ。娘。スキンシップが過激なので距離感に困っている。


シャザイカイケン。娘。無理をしてないか不安になる時がある。


ポモージェ。娘。お酒の飲みすぎと悪い男に捕まりそうで心配。


プラチナカラー。娘。日で態度が違うのでどう接すればいいのか分からない。


カイシャク。息子。少ない息子なのでとっても大切にしている。

幼駒時代

評価額は6400万円。
父はアメリカの有力種牡馬。母はタマモクロスの祖母。
良血で芦毛が綺麗で健康そうな馬体から、競馬関係者から注目を浴びて育つ。
有力調教師に預けられたドゲザ。なお名前は公募で決めたものである。
調教を初めてすぐ、問題点が浮き彫りになる。

脚が、あまりにも遅い…!

能力試験の基準タイムギリギリでクリア。これまでの高評価の反動か、
デビュー前に「弱い」「あんな遅い馬は見た事無い」と酷評される。



2歳時

1987年9月にデビュー。2着に敗れる。次走の未勝利戦も4着敗戦。
3戦目でやっと勝利。1勝クラスに昇格する。



3歳時

こぶし賞から始動。15頭中14番人気となり、結果は―最下位。
長めの距離ならと選んだゆきやなぎ賞は10着。
同期のリターンアナトが桜花賞を制する中、あずさ賞を12着。
リターンがオークスに挑んでいる頃、メルボルンTで4着。
青島特別6着、積丹特別は14着最下位。
リターンが秋華賞の準備に入る中、1勝クラスに出走。
2番人気から―逃げて見事勝利。オーナーは人目を憚らず叫んでいた。

2勝クラスとなり南武特別に出走。しかし4着に。
だが境港特別を勝ち2勝クラスを脱却。3勝クラスへ。



4歳時

3勝クラスは松籟Sから始動。4着となる。
但馬Sは3着。烏丸Sで勝利してついにオープン入り――
しかし賞金不足により1戦も走らないまま3勝クラスに降格する。

まあ1度はオープン入りしたんだし、すぐに戻れるだろう…

そう思っていた時期が、僕にもありました…!

博多Sは9着。比叡Sは11着。オリオンSは5着となり4歳を終える。


5歳時

迎春Sから始動するも4着。2回目の松籟Sは5着。尼崎Sは3着。
御堂筋Sは7着。2回目の烏丸Sは6着。下鴨Sは11着大惨敗。
7月の五稜郭Sでは、何故か1番人気に。けど3着。
しかしこのレースで「雨に強い」という事が判明。

そしてここから、陣営の雨乞いが始まるのであった

TVh杯5着。ムーンライトH3着。古都S3着。逆瀬川Sは15着。
5歳は1度も勝てずに終える事となる。



6歳時

迎春Sから始動。雨乞いが通じて雨が降るも良馬場。
しかし最後まで脚を使って2着となる。やはり雨が必須なのか…!
格上挑戦でGⅢ小倉大賞典に出走。しかし雨が降らず。
それでも4着と好走し、もしかしたら…と思わせる。
だが御堂筋Sで4着。烏丸Sは7着…小倉大賞典の好走はなんだったのか。
下鴨Sで10着となり、雨乞いを再開する。

願いが通じてグリーンSにて雨が降り稍重の馬場となる。
騎手・馬場・枠順…全てが噛み合い、2着に3馬身差つけての勝利!
ついにオープン入りを果たすのであった。

GⅢ七夕賞に出走。快晴。5着。小倉記念。快晴。10着。
オクトーバーS3着。アンドロメダSは10着。
しかし陣営は待っていた…12月になるのを。

12月、中山競馬場――GⅡステイヤーズS(芝3600m)。国内最長レース。
スタミナのあるドゲザなら…と陣営は考えていた。
当日は2番人気。他にダイユウサクとメジロパーマーが出走してきた。
特にメジロパーマーは長距離が得意な馬。勝ち目は薄いか…

最後の直線――先頭を走るドゲザに、付いてこれる馬は、いなかった…!

日本レコードを1.9秒更新しての圧勝。
最弱と称された競走馬が、重賞を勝ち歴史に名を残したのであった…!



7歳時

まだまだ余裕!と元気さを見せるドゲザ。3400mのダイヤモンドSに出走。
1番人気で見事勝利!重賞2勝目を挙げる。

長距離なら敵はいないと天皇賞(春)に出走。初のGⅠ挑戦となった。
昨年の王者メジロマックイーンと、昨年の無敗二冠馬トウカイテイオーの
頂上対決に割り込む事になったドゲザ。
が、メジロマックイーンが2着に6馬身差つけての圧勝。ドゲザは6着。
3200mは短い。3400m以上で走りたい。けど国内GⅠは3200mが最長。
ならば…と、勝利を求めて海外遠征をする事となった。

イギリスGⅢヘンリーⅡ世S(3300m)に出走。9番人気ながら3着と好走。
迎えたイギリスGⅠゴールドC(4000m)。雨が降り不良馬場。
最高の条件が整ったが…海外の壁が厚かった。ロスメドレーの3着に敗戦。

2800mレースのモーリスドニュイユ賞とアイルランドセントレジャーに出走。
しかし短すぎて5着、10着となってしまう。
カドラン賞(4000m)に出るが最低人気。ロスメドレーの5着となってしまう。

帰国してステイヤーズSへ。しかし敵はおらず1着圧勝となった。



8歳時

衰えが見えてきたが現役続行。ダイヤモンドSから始動。
勝ち確と思われていたが、アフリカンアスペンの3着と敗戦してしまう。
天皇賞は回避してヘンリーⅡ世Sへ。しかし4着。衰えの影響なのか…

そしてゴールドC。10番人気。衰えたドゲザでは勝つのは不可能。
無事に戻ってきてくれれば…とファンは思っていた。
最後の直線。ドナシェイディに抜かれもう終わりか…そう思った直後、
再び加速するドゲザ。差し替えして――1着でゴール!

【最弱】と蔑まれた馬が、世界で勝利を収めた瞬間であった

しかしカドラン賞ではドナシェイディに逆襲されて2着であった。
帰国してステイヤーズS。3連覇が期待されたが、シンボリカフェのハナ差で
敗北。
そして引退試合となった有馬記念。
だがトウカイテイオー奇跡の復活の前に11着であった。



産駒(擬人化)

スノウノイズ





シャザイカイケン





ポモージェ





プラチナカラー





カイシャク





ヒショガヤリマシタ





といった感じで今回の紹介は以上になります。
次回をお楽しみに!

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