禍津神ROSS 2022/07/18 21:55

擬人化競走馬の紹介その23「シャザイカイケン」



キャラクターデータ



 名前:シャザイカイケン
 由来:【謝罪会見】
 身長:150cm
 体重:39.8kg
  B:75(A) W:56 H:78
  父:ドゲザ
  母:プリンシパル
母の父:ノーザンダンサー
誕生年:2001年  引退:2004年
 成績:14戦9勝 GⅠ:5勝



【キャラの特徴】

・落ち着いた物腰で言葉遣いも上手。
 礼儀作法・マナーに詳しい。
・人に物事を教えるのが得意。
 問題児達の指導員としても活動している。
・普段は優しいが怒ると笑顔のまま罵倒してくる。
・身体が弱く無理するとすぐ熱を出す。
 弱っている時はすごく甘えてくる。
・エロ耐性皆無。キスシーンだけで顔が真っ赤に
 なって倒れる。



【競走馬データ】

父はスノウノイズの活躍から飛躍を遂げ始めたドゲザ。
スノウノイズ後も産駒がオークスを制し、海外GⅠを
勝利し、評価が上がってきた頃。

母プリンシパルだが、母はモンテオーカン。
ハイビジョン・フルカラーの母デュアルカラーの妹に
あたる。
母父は…ノーザンダンサー。
世界の血統図を塗り替えた化け物種牡馬である。
そしてこのプリンシパルが、ノーザンダンサー最後の
産駒である。
1987年に種牡馬を引退する事になったノーザンダンサー。
その引退直前に滑り込みでモンテオーカンを種付け。
プリンシパルが誕生したのであった。
現役時代はGⅡを勝利。ノーザンダンサーの仔という事
で世間的の期待もされていた。

そのプリンシパルはこれまでに
・海外GⅠ勝利のファーストソリスト
・日本ダービーを制したシルキーブレイド
を輩出。シャザイカイケンは4番目の産駒になります。

幼駒時代の評価は勿論高く…とはいかなかった。
評価は下から数えて中間寄り程度。
クラブに売却してクラブ所属で走らせる予定で育成を
行っていました。
が、運命の悪戯というべきか…
2歳になりクラブに売却する日。プリンシパルの仔が
高熱を出して寝込んでしまった。
輸送不可能となり、またクラブオーナーから
「体質弱い馬は利益出せないからその仔は買えない」
と、買い取り拒否。
仕方なく禍津神牧場所属で走らせる予定の馬を売却。
売れ残ったプリンシパルの仔を禍津神牧場所属で
走らせる事に。
父ドゲザが命名される際に候補に挙がっていた
「シャザイカイケン」の名で出走する事となった。

2003年7月にデビューを迎えたシャザイカイケン。
父ドゲザからのシャザイカイケンと、名前の面白さ
からか1番人気に。
絶好のスタートをして先頭に立つと―かかってしまい
暴走し始める。

※かかる
 騎手の減速指示を無視して加速する事。
 大抵スタミナ切れして負ける。

前で粘るも3着に敗戦。
次走の未勝利戦も3着。やはりこの程度なのかとやや
諦めムードに。
―が、ここからシャザイカイケンの快進撃が始まる。
3戦目で初勝利を挙げると条件戦も勝ち連勝。
賞金が足りたので2歳GⅠ阪神JFに出走。
1番人気はリターンアナト産駒のクラベスアナト。
牡馬相手に重賞勝利しており、勝ち確と見られていた。
シャザイカイケンは6番人気。

クラブ関係者「あれが例の売れ残りですか」
オーナー「クラベスほどじゃないですけど走りますよ」
クラブ関係者「じゃあ勝ったら謝罪会見ですな」

なんて笑い話をしながらスタート。
最終コーナー曲がって先頭はクラブ馬シェイクサミット。
シャザイカイケンとクラベスアナトが横並びで2番手。
全然伸びないクラベスを置いてシャザイカイケンが加速。
シェイクサミットも躱すと―1着でゴールイン。
シェイクサミットの3馬身つけての完勝であった。

オーナー「え~この度は…このような大舞台に~」
    「うちのシャザイカイケンが勝利してしまい~」
    「クラブ関係者の方には大変申し訳なく~」

そして何故か表彰式で謝罪会見を始めるオーナーであった。

まっこの後山ほどやるんですが

2004年。チューリップ賞を始動戦に選び出走。
昨年の完勝もあり1番人気になると2馬身差で勝利。
なおこの時の4着がツンギレ女王様ことスイープトウショウ。
本番桜花賞でも文句なしの1番人気。
しかし徹底的にマークされて中団に閉じ込められる展開に。
最後の直線で進路を防がれて負けたか―と思った残り100m。
前の馬を躱すと他馬が止まって見える加速力で勝利。
あまりの怪物ぶりに観客が一瞬言葉を失ったほどである。
そしてオークスだが、完全に勝ち確ムードである。
ドゲザ産駒がオークスの適性が高いのは証明済み。
そして当日は、まさしく独壇場。
前を走るダンスインザムードを躱すと伸びる伸びる。
追走するスイープトウショウを影を踏ませず勝利。
夏を全休して9月のローズSを完勝。
三冠最終戦の秋華賞。1番人気。
最後の直線でリードを稼ぎに入るが猛追する
ダンインザムードに追いつかれ―しかしアタマ差残して
勝利。牝馬三冠を達成。
そして始まるいつもの謝罪会見…と思ったが、

オーナー「来週の菊花賞に出走します」

菊花賞出走馬「来るんじゃねぇぇぇ!!?」

前代未聞の秋華賞→菊花賞の連闘である。
というのも…この年の菊花賞出走馬があまりにもパッと
せず、禍津神牧場からも出走馬が他にいなかったのだ。

オーナー「軽く走らせるだけでいいぞ」

当日は1番人気。しかし軽く走らせた影響か最後の直線で
オペラシチーとのたたき合いになり…しかしあっさりと
抜き去って1着でゴール。
牝馬による菊花賞制覇は1947年のブラウニー以来、
57年ぶりの快挙…しかも連闘でという異常な記録を
叩き出した。
しかしそれで燃え尽きてしまったのか…
エリザベス女王杯は8着。
ダート適性があるからと出たチャンピオンズCは4着。
有馬記念は6着となり、引退する事となった。



【産駒(擬人化)】

ゴールデンエイジ




ケイカクドオリ




シャザイランド





といった感じで今回の紹介は以上になります。
次回をお楽しみに!

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