禍津神ROSS 2022/01/01 23:26

擬人化競走馬の紹介その14「カスティーリャⅡ」



キャラクターデータ



 名前:カスティーリャⅡ
 由来:【カスティーリャ女王】
 身長:165cm
 体重:47.6kg
  B:88(E) W:58 H:84
  父:コンキスタドールシエロ
  母:ストリークイーン
母の父:バックパサー
誕生年:1995年  引退:2000年
 成績:26戦11勝 GⅠ:6勝


【キャラの特徴】

・外では社交的で気さくな絵に描いたお嬢様。
・自宅では後輩を顎で使って自分では何もしないめんどくさがり。
・他者の長所を見つけるのに長けているが、
 褒めると負けた気になるので絶対に褒めない。
・芸術品や装飾品に詳しく、1億円で手に入れたブローチを
 常に付けているが、実際には7億円相当の品物である。
・自分の美に絶対の自信を持っており、男性の性欲等も理解
 しているのでかなり寛容な面もある。ただし安売りはしない。



【競走馬データ】

同期はアドミラルアナト。ストリークイーンの初仔。
父はアメリカで13戦9勝、常識外れなローテーションで
GⅠを連勝したコンキスタドールシエロ。
産まれてきてからの評価も高く、ダート路線中心で活躍させる
戦略構想でデビューを迎えました。

しかし中々気難しい部分もあってか調教が遅れ、デビュー戦は
98年2月に。ここを勝利し、次の条件戦も勝利。
しかし次のオープン戦、伏竜Sは2着に敗戦。
ここでちょっとした手違いが発生。
オーナーは5月1週にフランスで行われるヴァントー賞に出走する
アドミラルアナトに付き添ってフランスに遠征。
この際に調教師に
「目標はジャパンダートダービーで」とだけ告げ、
ローテーションを任せていきました。

調教師「じゃあ俺の自由にしていいな」

後にアグネスデジタルのローテーションで盛大にやらかす事に
なる調教師が選んだのは5月1週のスイートピーS。
芝の、オークス前哨戦であった。
芝最強馬がダート走っても強いなんてのはごく一部の限られた馬で
あり逆もまた然り。
が、当日は何故か1番人気。競馬ファンも頭がイカれたようだ。

ヴァントー賞を勝ち、オーナーが帰国したのが5月2週。
 オーナー「で、カスティーリャⅡはどうだった?」
SRI最強「勝ちましたよ」
 オーナー「そうか。じゃあ次走はユニコーンS辺りで?」
SRI最強「いえ、オークスに出走します」
 オーナー「ああ、関東オークスね」
SRI最強「いえ、優駿牝馬(オークス)に出走です」

…何言ってんだこいつ?
こうして迎えたオークスは4番人気。
結果は…3着。ダート馬なのによくやる…
次走は川崎競馬場で開催されるGⅡ関東オークス。余裕の1着。
かくして芝レースで好成績を出した馬がまさかの地方GⅠ、
ジャパンダートダービー参戦。当然の1番人気。
2番人気にインテリパワーが付けるが…役者が違いすぎた。
先行する馬群の中に付けると直線でスッと抜け出し、
インテリパワーに寄られるも先頭を譲らずゴール。
母が獲れなかったジャパンダートダービーの勝利を手に入れました。
2か月ほど放牧して迎えたレディスプレリュードは圧勝。
牝馬限定ダートGⅠ、JBCレディスクラシックも敵は無く、
3歳代表として中央ダートGⅠ、チャンピオンズカップに出走。
1番人気は笠松競馬場所属のアメージングレイス。
2番人気は…岩手競馬場所属のメイセイオペラ。
カスティーリャⅡ最大のライバルとなる馬との初対決となった。
カスティーリャⅡは3番人気。
後方待機しつつ、常にインを走るカスティーリャⅡが最終コーナー
から進出。メイセイオペラ達が追走するも届かず…
カスティーリャⅡが1着でゴールイン。
3歳牝馬が強豪で倒して中央ダートGⅠを勝利。
しかもチャンピオンズCは母が1度も勝っておらず、
母を超えた瞬間であった。

…しかしここからカスティーリャⅡは低迷していく。
海外GⅠ挑戦を見越してアメリカに遠征。
GⅡのラカナダSを5着となり、一旦帰国。
中央ダートGⅠフェブラリーSに出走。
1番人気はメイセイオペラが勝利し3着。
ドバイワールドCに出走するも5着。
そのまま海外遠征するも勝利はできず。
連覇のかかったチャンピオンズCもメイセイオペラの3着。

2000年。初戦はフェブラリーS。
マークされて馬群で苦しむメイセイオペラを尻目に、
直線で抜け出したカスティーリャⅡが1着でゴール。
1年以上ぶりの勝利。これに気を良くして再び海外遠征を決意。
昨年も出走したエグデンフィップスSは3着。
ホイットニーSは7着。
やはり海外はダメなのか。
次走はパーソナルエンスンS。これまでの成績もあり6番人気。
今回もインをついてコーナーを曲がると、一気に伸びて先頭に。
後続が抜き返そうとするが…そのままゴール。海外初勝利となった。
次走のゼニヤッタSも勝利し、1番人気でBCディスタフに出走。
しかし直線で伸びきれず3着に敗戦。
帰国して迎えた3回目のチャンピオンズC。
1番人気に選ばれメイセイオペラに人気で勝ったが、
本格化したウイングアローに負けて2着。
東京大賞典で引退を迎える事に。1番人気。
2番人気に衰えが見え始めたメイセイオペラ。
直線でカスティーリャⅡが先頭に立った直後にメイセイオペラが
さらに加速しそのままゴール。最後にメイセイオペラが意地を見せ、
2頭とも引退となりました。



【産駒(擬人化)】

カステーラ



といった感じで今回の紹介は以上になります。
次回をお楽しみに!

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