【18禁SS】僕の夢日記-二日目
〇月△日、曇り。
今日は、こんな夢を見た。
人の気配のない薄暗い町の中を、僕は1人で走り続けていた。
靴底がアスファルトを踏みつける度に胸がジクジクと痛む。喉がひりつく。僕の肺は悲鳴をあげていた。
やけに蝉の声が大きく感じる。
それがなんだか怖くて、無意識に足に力が入る。
「うっ」
いつの間にか出来ていた膝の傷口が開いたのか、ズキリとした痛みとともに生暖かい液体の感触を感じた。
それでも構わずに走り続ける。
後ろから何かに追われているような気がしたのだ。
逃げなければ……逃げなければ! その思いだけが僕を突き動かしていた。
しかしどれだけ走っても追手の姿は見えない。それどころか人っ子一人見当たらない。
いつの間にか日は暮れて辺りには闇が広がっていた。
街灯もない道では月明かりだけが頼りだ。
自分の息遣いと心臓の音しか聞こえない世界。
ここは本当に現実なのか?そんな疑問すら浮かんでくるほどに静寂に包まれた空間だった。
すると不意に、首筋に違和感を感じた。
「どうして?」
それは、どこか悲し気な声音。そしてこの季節にはとても不釣り合いなほどの冷たさを帯びた感触が僕の首筋を撫ぜる。
「うわぁ……っ?!」
「どうして逃げるの? 遊んでくれるって言ったのに」
振り返るとそこには、小学生くらいの男の子が悲しそうな面持ちで佇んでいた。
正直、わけがわからなかった。
目の前の彼を僕は知らないし、そもそも僕はなぜ、そして何から逃れようとしていたのか。全てがわからなかったのだ。
ただ、ひとつだけ嫌でもわかることがあった。
(この子に関わらない方がいい気がする)
僕は本能的に踵を返し再び走り出そうとする。けれど、それは……彼の手で服を掴まれたことにより制止されてしまう。
その手は、あまりに白く……そして、冷たかった。
「遊ぼうよ。僕、どうしてもお兄さんがいいんだ」
目の前の少年はそう言って微笑むと、僕の腰にぎゅっと抱きついてくる。
すると、僕はまるで全身の骨を抜かれたかのようにその場に崩れ落ち、動けなくなってしまう。
「遊ぼうよ。ねぇ、お兄さん」
しゃがみこみ僕の顔をのぞき込む少年の顔は、恐ろしい程に美しかった。
「僕ママがいないんだ。だから、ままごとね。お兄さんがママで僕が赤ちゃん」
すると、少年はおもむろに立ち上がると仰向けのまま動けない僕の足元の方へ移動したかと思えば軽くまたがり、スラックスを一気に引きずり下ろした。
声は出ない。ただただ、恐怖だけが僕を支配する。
「僕は赤ちゃんだから、ママに沢山よしよしされたいんだ。でもね、やっぱりその前にご飯だよね」
そう言いながら、少年は……僕のものを下着から取り出すと白く冷たい指先で優しく包み込んだ。
「お兄さんはママだから、たくさんミルクを出さなきゃいけないんだよ。わかった?」
少年の唇が、僕のものの先端に触れる。
そのまま彼は小さな口を目一杯広げるとぱくりとそれを口に含んだ。
その瞬間、今まで感じたことの無い快感が背中を走り抜ける。
「あ……っ!??」
冷たく、ぬめりけのある少年の口内は……味わったことがないほど、刺激が強かった。
ちゅぷちゅぷという水音が静かな路上に響く。
やがて、僕のものは熱く蕩けるような感覚に襲われていく。
「んふぅ……」
少年の小さな口から時折漏れる吐息がくすぐったかった。
しかし、それはすぐに快楽へと変わる。
「あっ、だめだ!出る……!」
絶頂を迎えた途端、視界が真っ白になる。
気がつくと、僕は少年の頭を両手で押さえつけていた。
しまった、と思ったのもつかの間。少年はそのまま、苦しげな素振りを見せることも無く喉奥まで咥え込むと、人の力だとは思えないほど強い力で僕のものを強く強く吸い上げ始めた。
「っあ、ぁ゛……?!」
まるで、まだ中に残っているものを無理やり引きずり出されるような……そんな感覚だ。
それが、休む間もなく何度も何度も続くのだから、僕は堪らず声を上げてしまう。
「やめてぇ……ッ!」
それでも、少年は止まらない。それどころか更に激しくなる一方だった。
「ごめんなさい……!!もうしないで……許してくれ……!」
あまりの気持ち良さに、僕は泣きじゃくるように謝罪の言葉を繰り返す。
はたして、何に対する謝罪なのか自分でも分からなかったが。
それでも、少年は一度視線をこちらへ向けるとただ目元を細めて微笑むだけで再び視線を落とせば、僕の玉袋を揉み込むように冷えた手のひらで刺激しながら吸い上げ続けた。
「うぐっ……ああ ぁ ッ!!!」
そして、遂に限界が訪れた。
僕は少年の口内に思い切り射精してしまう。
「ひぃ……っ、あぁ……っ」
身体中の力が抜けていくようだった。
少年は、ごくりとそれを飲み下すと満足気に笑う。
「うん、美味しい。お兄さんのミルク、すごく甘くて……大好きだよ」
「……っ」
「だからね、もっと欲しいな」
少年はそう言うと、左手で竿を握るようにして固定すると右手の小指を先端へとクリクリとねじ込ませる。
「きっとまだ残ってるはずなんだ。意地悪しないでよ、ママ」
口先を小さくとがらせどこか不服そうな、子供らしいとさえ思える表情を浮かべながら少年の小指は尿道の中へとつぷりと侵入していく。
「痛いの?へー、ママって大変なんだね」
痛い。それなのに、この胸から項へかけて走る電気のようなものはなんだろうか。
まぶたの裏がチカチカとして、気がつけば開いたままふさがらない口からは唾液が溢れ顎へと滴る。
そして、少年の細い小指が第1関節ほどまで入った後、少しの間くねくねと動いたかと思うとゆっくりと引き抜かれる。その時だった。
まるで、焦らすような……誘い出すかのような……ひどくゆっくりとした速度で小指を引き抜かれると、僕は堪らず大きくのけぞり…夜であるにもかかわらず今まで出したこともないような大きな声を上げながら、達してしまった。
「あ゛ぁ゛あ゛ア゛ーー!!」
ビクンビクンと、体が僅かに地から浮くほどの痙攣が止まらない。
気がつけば、僕のものからはまるで壊れた蛇口のようにトロトロと精液が流れ続けていた。
(止まら、ない? 嘘だろ、何で……)
なんで?どうして?混乱する脳内とは裏腹に、少年の冷たい舌で竿を舐めあげられると僕はまるで喜ぶように声を上げる。
「あひっ?」
「わー、いっぱい出てきたねぇ!ありがとうママ!大好きだよ♪」
少年は心の底から嬉しそうに微笑むと、一通り竿に垂れた精液を舐め終えた後……僕のものの先端に唇をつける。そして、再び強く強く吸い上げ始めた。
それはまるで赤ん坊が母乳を摂取するように、チュウチュウとけれど力強く吸い上げ続ける。
強○的に引きずり出される感覚に、僕の脳は次第に麻痺していった。
「あぁ……っ、んんっ……っ」
「んふふっ、ママのミルク美味しかった!じゃあ今度はなでなでだね♪」
やがて、少年は僕のものを口から離しそう言うと、いつの間に脱いでいたのだろうか。少年は下半身を丸出しにすると、僕の両足を「よいしょ」と言いながら持ち上げ抱えるようにして覆いかぶさった。
「僕ね、ギューってされながらなでなでして欲しいんだ」
そういう少年の股間にあるそれは、どう見ても子供のそれとは思えないほど太く、長かった。
「だから、たくさんギューってしてね?ママ♪」
そう告げると、少年はぎゅっと僕の両足を抱えたま……アナルへと、自身のそれを叩きつけるようにねじ込んだ。
「っ!?? あ ぁ あ ぁ あッ!!」
その瞬間、目の前が真っ白になる。
身体中が熱くて熱くて堪らない。
「ほらっ なでなでして?」
言われるまま手を伸ばせど、少年のものがゴリゴリと前立腺を無遠慮に刺激するものだから、僕は手のひらを彼の頭に乗せることで精一杯だった。
「もー、なでなでだってばー!」
少年は頬を膨らますと、パンパンと音を立てて激しく腰を打ち付ける。
そんな経験などないはずなのに、僕はそれがたまらなく気持ちよくて再び恥ずかしげもなく喘いでしまった。
「あひっ? んぁ、あ……!」
「手を動かすの、なでなでがいいんだってばー!」
辛うじて、手首だけを動かすこと後できた。
すると少年は、パァっと表情を輝かせると覆い被さるようにして僕に抱きつく。
それと同時に、腰はさらに深く押し付けられ彼の亀頭は僕の結腸の中へとねじ込まれたようだった。
「あっ、ぐぅ……!」
「なでなで嬉しいっ!ありがと、ママっ」
少年はそのまま僕の首筋や胸元へと顔を埋め、甘えるように鼻を鳴らしながら匂いを嗅いだりペロリと舐めたりを繰り返す。
その間、少年の腰は休むことなく動き続け、結合部からは水音が響き続けた。
「ママ、大好きだよ。ずっと一緒にいよ?ママ……」
「あ ぁ あ あ あ あ あ……ッ!!!」
何度も繰り返される「ママ」という言葉に、僕は次第に例えようのない高揚を感じるようになっていた。
そして、絶頂を迎える。
少年が「ママ」という度に大きく仰け反る。
精液はもう出なかった。
そのかわり、尿とも違う半透明の液体がそれに合わせるように噴き出し続ける。
恐らく住宅街だと思われる道路の真ん中で、半裸で足を開き、少年にママと呼ばれ、アナルを犯され喜んでいる。
けれど僕はそれを、おかしい事だなんて微塵も思いはしなかった。
そう、僕はママなのだ。
少年の、母親なのだ。
子供が望む時に、食事や愛を与えるのは当たり前のことだ。
それは、親としての義務なのだ。
だからこれは、なにもおかしいなんてことはなかった。
「あっ、あ、あひぃ……!」
出しても、出しても、終わらない。
◇◇◇
蝉は未だ懸命に鳴き続けている。
太陽は未だ登ることはない。
僕は、少年と2人きりの静寂の中でただ延々と大きな悲鳴にも似た嗚咽や喘ぎを発しながら、乱れ続ける。少年が満足するまで、永遠に。
そう、きっと……死ぬまで、これは続くのだ。
僕は、本能的にそんなことを考える。
そんな、夢だった。