ふたさこのサクフウです。
前回とうとうふたなりネーロエとエロトラップダンジョンver.2で新規追加されるエロドットアニメの製作が終わりました。
今回の記事では次の作業に進む前にアニメーション製作作業全体を振り返りたいと思います。
彼我の距離
さて今回の作業では実に4/14~7/26もの期間がかかりました。
さらに言えばその前に行ったキャラデザ作業。これも結局アニメーションを作るための準備なのでそれを合わせるとだいたい3/29~7/26もの期間がかかったことになります。
つまりまるっと4ヶ月ほどの製作期間です。
長いでしょうか?それとも短いでしょうか?
気にかけてくださってる方々にとってはどう感じましたか?
私にとっては少なくとも7月の頭ごろには終わらせることができた案件だと感じています。
当初の目標では6月の半ばでの製作完了を目指していた本案件ですがなにが起きたのでしょうか?
BIG3
まずはこちらのアニメーションをご覧ください。
本案件におけるビッグバン級のアニメーション達です。(それぞれの絶頂差分はこちらの記事から→上中下)
宇宙に匹敵する作業量を生み出すことからビッグバン級と呼ばれているこれら3つのアニメーションは作業に遅れをもたらす強敵です。
しかしこれらの襲来だけがスケジュールに致命傷を与えたかというとそうではありませんでした。
本案件でなにより致命的だったこと。
それは後半で作業効率が低下したことでした。
なんかダルいしやる気がでない。
そのために作業時間が思うようにとれませんでした。
考えられる原因としては今までの作業で蓄積した疲れ。
そして目の前に構えているビッグバン級2連戦への厭戦感。
これらが原因です。
と、思っていたのですが違いました。
それは前回のアニメーションに取り組んでいるのときこと。
作業中に軽い頭痛が起こりました。
そのとき本当の敵がなにかを完全に理解しました。
部屋が、暑い
全ての原因はエアコンにありました。
古いためか効きが悪く、私は軽い熱中症状態に陥っていました。こいつゴーゴー言っとるだけか!
すぐに扇風機をつけ冷凍ペットボトルを設置。さらに両脇に保冷剤を装備することで全てが解決。
この猛暑対策陣形をとってからはダルさなどは一切現れませんでした。
毎年聞きますが今年の日本の夏はかなり暑いです。皆さんも気をつけていただければと思います。
それにしても以前も部屋の寒さに気がつかずしもやけになってるあたりどうも私は気温の影響を甘くみているようです。これからは人一倍気をつけたいと思います。
というかこれを書いてる今まさに気がつきましたが我が家の環境劣悪なのでは……?
ふたさこの活動での最優先事項は少しでも長く続けることです。
そのためにもこれらに対する早急な環境改善が必要でしょう。
とはいえ、それにしてもビッグバン級がもたらす作業量の多さは考えものだと感じています。
一体あといくつ作品を作ることができるのか?
今回の作業中、まだまだあると思われる私に残された時間を否応なく意識せざるを得ませんでした。
エゴ
今回生まれたビッグバン級のアニメーションは3つです。
この数自体は間違ってないと私は思っています。
なにをビッグバン級にしなければいけないか考えるとやはりプレイヤーが最初と最後に見るアニメーションがふさわしいのではないか、という判断です。
しかし……そもそもビッグバン級を生み出さなければいいのでは?
言えてます。
だからこそこの問題は複雑になっていると言えるでしょう。
先程ふたさこの活動における最優先事項に触れましたがここで改めて全て紹介しておきます。
まず1。なにより大事なのが「少しでも長く活動を続ける」こと。
そして2。次に優先してるのが「少しでも多く作品を完成させる」こと。
最後に3。「少しでも良い作品を作る」こと。
この3つが存在します。
ビッグバン級誕生は3を遵守しつつも2を侵害しています。
普通であれば優先順位が高い2を遵守するためにビッグバン級誕生は却下されます。
しかし1の「長く続ける」観点から見ればビッグバン級の誕生は許容すべき点もあります。
自分でも良いと思える作品を作れないならもうわざわざ自分でなにか作る理由はありません。
とはいえ終わりの見えない作業はそれはそれで1を侵害します。
このようにビッグバン級の誕生は最優先事項を遵守してるとも侵害してるとも言えます。
今回、私は3つのビッグバン誕生を許容しました。
正しかったのでしょうか?
漕ぎ出そう戦いの海へ
といった感じで今回のアニメーション製作は創作の難しさが深く印象に残りました。
とはいえ悲観さはなく、むしろボルテスVのOPソングのような健全な前向きさがあることは強調しておきます。
今回のビッグバン級問題の面白いところはただ作ることだけを考えてもこんなに判断が難しいのに、作品をどう多くの人に届けるかやどうすれば喜んでくれるかといったところは別口であるところです。
石川賢の作品のような壮大さがあります。ドワォ!
今はまだそういったところに手が回らないし最優先事項の侵害にあたるのでほとんど手がつけられていませんが、いつかその領域をにたどり着いている自分を想像するとワクワクします。
それでは最後に今回作ったアニメーションを改めてご覧ください。(絶頂や他の差分はこちらから個別記事をどうぞ)
壮観です。
こうして並べて見ると自画自賛にはなりますが良い仕事をしたなとちょっとじーんと来ました。月並みですがどれも好きです。作ってよかったです。
終わりに
さぁこれでひとつの作業が終わりました。
登山で言えば山頂到着です。
そしたら次にやることはひとつ。下山です。
これからはこの作ったアニメーションをUnityで使えるように実装し、効果音などをつけていきます。
よろしくお願いします。