みちのくコミティアに委託参加して一般参加から観察した話
6/12日、みちのくコミティア8が仙台で開催されました。
みちのくコミティアは通常福島のビッグパレットで開催されますが、今回は会場の都合やいろいろな事情が絡んで、仙台で初開催となりました。
私は弩地元民なのですが、コロナの感染対策のため、委託参加して一般参加でお買い物をしに行くことに決めました。
そこで、みちのくコミティアで委託参加する手順や、委託参加する際に気を付けておいた方がいいことなどを備忘録としてまとめておこうと思います。
委託参加の手順
①最初に委託参加費を送金する
まずは申し込みの前に所定の委託参加費を振り込みます。
みちのくコミティアは1種類につき500円参加費がかかり、MAX10種類まで委託できます。
私は今回5種類委託したので、2500円を指定のゆうちょ銀行口座に振り込みました。
この時、振り込み時に出てきたレシートを忘れず受け取りましょう。
そして、このレシートをスマホで撮影しておきます。
大事なことなんですが、みちのくコミティアは「米」が送られてくるサービスがあります。
ティアズマガジン購入者限定のサービスなので、お米が欲しい方はティアズマガジンの購入費用を上乗せした金額を振り込みましょう。
②サークルカットを作成する
イベントサイトにはサークルカット台紙をダウンロードするリンクがあるので、そこから台紙をDLし、サークルカットを作成しましょう。
600dpiのモノクロデータになります。
③申し込みする
さあ、振り込みが終わり、サクカも準備したらいよいよ申し込みです。
申し込みフォームに必要事項を記入し、入金控えのレシートを撮影した写真と、サークルカットのデータを張り付けて送信しましょう。
④参加受付のメールが届く
数日後に参加の受付をした旨のメールが届いたら参加確定です。
⑤封筒が届く
参加締め切りが過ぎた後、参加要項が同封されている封筒が届きます。
内容をよく確かめ、委託作品の準備をしましょう。
⑥委託作品の準備をする
委託作品を準備します。
1.見本誌を用意する
見本誌を一部用意します。この時見本誌シールを裏表紙に貼る必要があるので、裏表紙に直接シールを張ることに抵抗がある方は、百均などでビニールカバーを購入し、透明ビニールカバーの上から見本誌シールを貼りましょう。
2.売り物を梱包する
売り物の本は、一冊一冊ビニール袋に入れる必要があります。本をそのまま送って運営さんに梱包してもらうサービスもありますが、別途料金がかかるので、自分で梱包することをお勧めします。おまけの栞やチラシ、名刺などがあったら、一緒に封入するといいでしょう。
3.納品書を記入する
何を何冊委託するかを書く納品書が同封されているはずなので、その用紙に委託する本のタイトルと冊数、料金を記入しましょう。
この用紙には「コメティアを同梱しますか?」というアンケート項目があるので、お米が欲しい方はコメティア同梱にチェックを入れましょう。返本時にお米が送られてきます。
4.返送用着払い伝票に記載する
売り物の残部を返送する際の着払い伝票が同封されているので、自分の住所を記入して、段ボール箱に同梱しましょう。
5.委託ラベルを箱上部に貼付
箱の上部にこの箱はみちのくコミティアの委託物であるという目印のラベルを貼ります。
そして、不備がないか確認したら段ボール箱に封をして、委託用荷物は完成です。
⑦指定の期間に発送する
コンビニや郵便局、宅配便の事務所などに荷物を持ち込んで、指定の期間に届くように発送します。これであとはイベントが終わるのを待つだけ!
⑧売り上げが振り込まれる
イベント終了後、翌日ぐらいに売り上げが振り込まれます。振り込まれる金額は手数料を引いた金額が振り込まれるので、ちょっと少ないからと言ってびっくりしないでください。
⑨返本される
売れ残った商品が返送されてきます。この時ティアズマガジンとコメティアを希望していた方は、それも同封されているはずです。楽しみですね。
⑩アンケートを送る
売り上げの入金額に間違いなかったか、次回のみちティアへの要望などを書くアンケートが入っているので、それをはがきに貼って、ポストに投函したら委託参加は終了です。お疲れさまでした!
実際の委託の様子
委託した作品はどんな風に陳列されているか、どんなふうにアピールしたら売れるのか、一般参加して感じたことをまとめてみますね。
委託コーナーは会場の壁際に配置されていて、会議室テーブル4台ぐらいにぎっしり平積みされていました。
見やすいような向きで陳列されているので、どこかに配置された人は不利、というようなことはなく、平等に手に取ってもらいやすい配置になっています。
で、ざっと見てみた感じ、お客さんはまず表紙しか見ないというのが印象に残りました。
手に取ってみてみようという気になって、見本誌に手を伸ばすという人はよっぽど表紙に惹かれた人だけでした。
なので、表紙にPOPシールを貼る、キャッチコピーを書いた帯を巻く、特殊紙でぎらぎらで目立つ表紙をデザインするなど、本自体がアピールするような作戦が必要だと感じました。
売り子がいないですからね。自分が宣伝できないですからね。
それから、委託コーナーは一時間早く販売終了してしまいます。
それも、委託はちょっと直参より分が悪いと感じた点でしょうか。なので、本の表紙でいかにアピールして、手に取ってもらうかにかかっていると思います。
会場のアフターレポートで会場の空気を感じてもらえます。
みちのくコミティア8アフターレポート
という感想でした。でも、みちのくコミティアは委託参加スペース枠が広く、R18も委託できるため、貴重なイベントです。
東北に自分の作品を売り込みたい!という方は委託にチャレンジしてみてもいいのではないでしょうか。
次回はビッグパレット福島で12月11日開催だそうです。オンライン申し込みは11/20締め切りだそうなので、委託をお考えの方は忘れずに申し込みましょう!