鶯命丹 2024/08/02 22:27

エロトラップに遭うタンク受けの話【全文2万文字】

【お試し読み】才能あふれるがまだまだ未熟な魔法使い君×用心棒の屈強なタンクおじさん【全文2万文字】
 
 ファンタジー世界のエロトラップにかかるためだけのCP
 タンクってドスケベすぎんか???って思ってずっとタンクおじさんを書きたかったけどタンクのこと1ミリも知らんにわかが書きました。
 そういうのでも大丈夫な方は是非!
 

 【あらすじ】
 催淫効果のある体液を持つモンスターの攻撃を、攻め君を庇って受けてしまうおっさん。
 淫毒に侵されて苦しむおっさんにお詫びセッ○スしてあげる攻め君と、こんな事させてごめんねって言いながら感じまくりイキまくるおっさんの話
 
 【あるもの】
 年下攻め、年上受け、ガチムチおっさん受け、催淫、媚薬、攻めのフェラ、連続絶頂、だいしゅきホールド

 すごい!私の好きなものしか入ってない!
 同じ志の方がいれば是非

 魔法使い君
 エイル――黒いローブに尖ったフードを被ったメガネ男子。魔法が希少な世界で魔法が使える選ばれし存在だけど未熟ゆえに発動に時間がかかる。そのせいで自信がなくオドオドしがち

 タンクおじさん
 ガズー――用心棒をしている屈強なおじさん。顔は怖いけど基本的に親切。ガッチリむっちりしているドスケベボディーで魔法の発動に時間がかかるエイル君をモンスターの攻撃からガードする。王都へ無事にエイル君を届けるのが今回の仕事。





――――――――――――――――――


 とある街のギルドに寄ったガズーは、ギルド互助会の役所員ヤヴドに声をかけられた。
「おお! ガズーちょっと頼みたいことがあんだよ」
 ヤヴドはにんまり笑うと、ガズーを手招く。
「なんだ? 面倒な仕事か?」
 既知の気安さで笑い返すと、ヤヴドの近くに隠れるように小さくなっているひとりの少年を見つけた。
 少年は大きな丸メガネの奥から不安げな目でヤヴドとガズーを交互にちらちらと見ている。
「面倒……っていやぁ面倒なんだが、そう言うとこの坊主に悪いからなぁ。な! 坊主!」
 職員は太い腕でドンっと少年の背を叩きぐっとガズーの前に押し出す。
「うわぁっ!」
 よろよろとよろけながらつんのめりそうになる少年の肩を支えてやると「す、すみません……」と蚊の鳴くような声で謝られた。
「おい、ヤヴド。気を付けろよ。お前は馬鹿力なんだから」
 ガズーが注意してもヤヴドはガハハと笑うだけである。
「で。なんだってんだ面倒な依頼ってのは」
「この坊主のお守りだよ」
 ヤヴドが親指を立てて傍らに立つ少年を指差すと、彼はさらに縮こまってペコリと頭を下げた。
「お守りって……お前さんを? 魔術師なら魔物も野盗も怖い物無しじゃないか?」
 ガズーは少年の身なりをまじまじと見つめる。
 少年の黒いローブも、尖ったフードも、両手に抱える曲がりくねった木の杖も彼が世にも珍しい魔術師であることを示している。
「確かに魔術師ってのはひとりいりゃ旅だってなんだって格段に楽になるがな。この坊主はまだまだひよっこなのよ。何をするにもやたらめったら時間がかかるんで、全く役に立たねえんだ」
 歯に衣着せぬヤヴドの言葉に、少年はますます俯いて「すみません……」と小さく鳴いた。
「でな、この坊主は王都に行きてえんだと。なぁ。ガズーよ。この坊主頼まれちゃくんねえか?」
「お、お願いしますっ!」
 間髪入れずに少年が深々と頭を下げる。
 そうしてガズーは、少年魔術師エイルとともに王都を目指して旅立った。


~中略~



 室内は、性の匂いが充満していた。
 熱を帯びた低い唸り声が、エイルの鼓膜を震わせ、腹の奥を火照らせる。
 ガズーはベッドの上に寝ていた。
 装備を外し、シャツだけを着ているが、胸元までまくれ上がっている。下に至っては裸だった。
 用心棒らしく傷と、加齢によって蓄えられた脂肪と、生きるために鍛え上げられた筋肉に覆われた肌を、あらわにしている。腹の上には白濁の汁が飛び散っていた。
 体格に見合ったずっしりと重そうな巨根が、下腹にぴったり着くほど勃起している。
 ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐぢゅっ。
 大きなそれを、大きな手のひらで掴み、激しく扱いている生々しい音が部屋に響いており、エイルは唾を飲み込んだ。
 普段のガズーならとっくにエイルに気づいているだろう。なのに、彼は眉間に皺を寄せて瞼を閉じ、自慰するのに夢中になっていた。
「……ガズーさん」
 掠れた小声で話しかけると、ガズーの目がバッと開く。
 慌てた様子で身体を起こすと、股間にシーツを当ててエイルを睨む。
「エイルッ! なんで……っ!?」
 普段の冷静沈着な姿からは考えられないほど、動揺し、震えた声でガズーは叫んだ。
 その弱り切った姿は、魔物の淫毒を抜きにしてもエイルの情欲に火を灯すほど、扇情的だった。
「ご、ごめんなさい……ガズーさんが、心配で寄ってみたら、扉の鍵が開いてて……」
 ガズーは自身の失態に目を見開き、苛立ちを滲ませて低く呻いた。
「あ゛ー……そうか、それは悪かった……だが、早く出てってくれ……」
 苦し気に眉を顰めるガズーを見て、エイルは喉を鳴らし速足でベッドへと近づいた。
「おいっ、来るなエイルッ……頼む! 近づかないでくれ……ッ」
 あっという間にベッドに乗り上げ、近づいてくるエイルに、ガズーは片手を前に出して制止するように命じている。
 しかし、エイルは止まるどころか挙げていたガズーの手を両手で包みこむ。手が触れた途端、ガズーの身体が跳ね、エイルから、さっ、と紅潮した顔を逸らした。
 エイルはそっぽを向くガズーに更に近く、互いの体温を感じられるほどの距離まで詰める。
「……ッ! エイルッ……く、るなっ!」
「ぼ、僕、が治します」
 エイルは、シーツを押し上げて主張する、勃起した亀頭を摩る。
「あ゛ッ♡ お、い゛っ! やめろっ……触るな、あ゛っ♡うぅっ♡」
 魔物の淫毒によって刺激に敏感になった肉体は、ガズーの意思とは裏腹に、カクカクと腰を上げ、エイルの手のひらに亀頭を押し付けている。
 シーツにぬめる体液が染みて、エイルのいまだ未成熟な手のひらを汚した。
「すごい……べとべとだ」
 熱のこもった息とともに、呟いたひと言。エイルは自身の発情し切った声にぞっとする。滾る欲情の止め方もわからず、そのまま身を屈め、染みてぺったりと張り付いたシーツごと、ガズーの亀頭を吸った。
「お゛、い゛っ♡ やめろ゛っ♡お゛♡お゛っ♡うぅ♡」
 シーツのざらりとした感触の奥に、肉の硬さを感じて、エイルはそれを必死に舐めた。舌先を硬く尖らせると、くぽ、とわずかにへこむ箇所があって、それが妙に面白く繰り返しへこみに舌先をはめた。
「エ゛ッ♡エ゛イルッ♡エイル゛ッ♡ゔゔっ♡やめ゛っ♡お゛っ♡それや゛だッ♡あ゛ッ♡あ゛ッ♡はなせっ♡え゛ぅっ♡」
 ガズーの腰は、明らかに刺激を求めてヘコ♡ヘコ♡と持ち上がっている。もっと欲しいと貪欲にエイルの与える刺激を求めて動くので、エイルはシーツ越しにガズーの陰茎を握り、あちこちへ振れないようにする必要があった。
「……い、痛い、ですか?」
 シーツ越しに、陰茎の根本を掴んだ手にも、滑るほどのぬめりを感じられる。ぬめりを借りて、ぬるぬるとシーツごと手を上下に扱くと、ガズーは太い喉元を晒して淫らな呻きを上げた。
「あぁ゛ぁ゛♡エイル゛ッ♡い゛っ……♡いたくな、いっ♡あ゛っ♡だめだっ♡やめろ゛♡お゛ぐっ♡うぅ♡」
「痛くないならよかったです♡僕、不慣れだけど……ガズーさんを助けるために頑張りますから♡」
 エイルははにかみ笑うと、染みの滲む亀頭に口付けて、ずる、と吸った。茎の根本を扱くことも忘れずに扱くとぬちゃ、と卑猥な音がなる。
「い゛♡いい♡きも゛ち゛い゛からっ♡あ゛っ♡だめだっ♡エイル♡離れてくれ♡あ゛あ゛っ♡あ゛っ♡あ゛っ♡エイル♡うぅ♡」
 エイルの手に翻弄され、ガズーは甘く、低く吠える。
 何ものにも怯まない逞しい肉体がいやらしく身悶えていた。
 快感を享受し、淫らに動くその動きに合わせて、エイルは舌を伸ばし、唇で包み込んでガズーの苦しみを取り除くために尽力した。
「あっ♡あっ♡あ゛っ♡ぅぐッ♡エイル゛ッ♡離せっ♡あっ♡あ゛っ♡イ゛くッ♡ぐ……っ♡でるッ♡、出るから゛っ♡あ゛っ♡」
 腰をへこつかせて、ぽっかりと開いた口からひっきりなしに蕩けた嬌声を溢し、ガズーはガチガチに硬くなった巨茎から射精した。
「んぅッ! んっ♡く、ぅ」
 噴き出す精液の勢いは、シーツ越しのエイルの舌を叩くほどに強い。
「あ゛っ♡あ゛、ぁぁぁ……す、すまんっ! 大丈夫か?」
 慌てて手を伸ばして、エイルの頬を包むガズーの分厚い手のひらは、じっとりと汗で湿っていた。
「んっ……あ、大丈夫です。ありがとうございます。ガズーさんも大丈夫でしたか?」
 エイルは自身の頬を包む分厚い手をそっと握り、頬をすり寄せて微笑んだ。
「あ、ああ……俺は全然……エイル、気持ちは嬉しいが……こんなことは、もうさせられない……だから、早く出ていってくれ……」
 低く、威厳のある声でエイルに言い聞かせる姿は、いつものガズーに戻ったように見える。
 しかし、男らしく厚い唇から漏れる息は荒く、瞳はとろりと蕩けて揺れていた。
 目線を下げれば下半身を隠していたシーツは、ガズーの溢した体液でぐっしょりと濡れ、透けており、巨根に張り付いている。最早シーツ越しでさえ、ガズーの陰茎の形や色が丸わかりであり、更にそれは萎えることなく隆起し続けている。
 エイルは、ガズーの潤んだ目をじっと見つめて言った。
「ガズーさん……僕、この毒の中和方法聞いて来たんです。ちゃんとできますから、協力させてください」
 エイルの手が、いまだ硬く勃起したガズーの肉棒を撫でる。
「うっ♡ぐぅ♡うっ♡……エイル……だめだ♡あ゛ゔ♡」
 淫毒に侵されたままのガズーの肉体は快感に弱く、エイルの手のひらがぐりぐりと陰茎を撫でる不慣れな愛撫にさえ、抵抗できない。
 エイルは片腕で、ガズーの屈強な肉体を抱き締めて体重を乗せると、彼は無抵抗にベッドに倒れてしまった。
 逞しい肩に額を擦り寄せ顔を上げると、揺れる瞳とかち合う。
 動揺と、罪悪感を隠すように、ガズーは目を閉じて掠れた声で呟いた。
「う、ぅ……エイル、たのむ……」
 震える唇が、言葉を紡ぎ切る前に、エイルはそれに吸い付いた。
「ぅん゛ッ♡んっ♡……は、あ゛っ♡はぁ、エイル♡う、ぅ♡」
 エイルが想像していたよりもずっと柔い唇を啄み、動く舌を追って舐ると、乗り上げてぴったりと重ねた肉体がぶるッ♡と震えた。
 阻んでいたシーツを避けて、勃起する巨根を握ると、手のひらがまわり切らないほどに硬く太い。
「うわ、おっきい……♡」
 エイルは、手に触れたものの巨大さに思わず驚嘆の声を上げて、ぎこちなく手を上下させた。
 濡れた唇に、エイルの吐息がかかり、肉棒を撫でられて腰が跳ねるガズー。彼は瞼を開けて、涙目でエイルを睨んだ。
「う♡……だから、嫌な思いをする前に、やめろって言ったんだ……あ゛♡」
「あ、違うんです。おっきくてかっこいいなって……♡嫌じゃないです。ガズーさんに触れて、僕、すごい興奮してます」
「ん゛♡……う、っ♡」
 エイルは恍惚とした瞳でガズーを見下ろすと、再び薄く形の良い唇を触れ合わせた。
 小さな唇が、ちゅ♡ちゅ♡と啄むようにガズーの唇に触れて離れて行く。
 ガズーはその甘い口付けを貪欲に求めた。
 大きく分厚い手でエイルの細いうなじを掴み撫で、更なる快楽を求めて舌を伸ばしてエイルの口内を舐る。薄い舌に舌を絡めると、ガズーの肉体が快感にぶるりと震えた。
「あ♡ん♡はぁ♡あ♡」
 エイルも必死に、ガズーの舌に自身の舌を絡める。
 太い首すじを撫でると、ガズーが首をすくめて喘ぐその反応はエイルの情欲をおおいに刺激する。
「んお♡お♡エイル♡ふぅ♡……うぅ♡」
 ゆるく開き、熱い息をこぼす唇に吸い付きながら、エイルはじっとりと汗ばんだガズーの肉体を撫でた。
 厚い筋肉の感触は、思っていたよりも柔らかく弾力がある。エイルは興奮に息を弾ませて、男の肉体を撫で回していた。
「ガズーさん♡はぁ♡やぁらかい♡あ♡んぅ♡ひもちいいよぉ♡」
「ん゛ッ♡ゔぅ♡エイル゛♡ゔっ♡ん゛ぅ♡」
 エイルは夢中で、ガズーの分厚い胸板を揉みしだき、手のひらに触れる弾力のある尖りを捏ねるように転がすと、合わさった口内に低く甘い呻きが響く。エイルが乳首をぐにぐにと指先でいじくり、分厚い舌を吸うのに熱中していると、ガズーの切羽詰まった声がする。
「うぅっ♡エ、イル゛♡、あ゛♡もう無理だっ♡は、やぐっ♡早くほじッ♡頼む♡ゔゔっ♡」
 ガズーは眉を下げた情けない顔で、泣きごとのように呟くと、屈強な足を広げてエイルの肉体を自身の足のあいだに招く。
「うわっ♡あっ♡ガズーさん♡あっ♡あたってる♡んぅ♡」
 へコ♡ヘコ♡と尻を動かし、エイルの固く勃ち上がった陰茎に擦り付けて、ガズーは必死に挿入をねだっていた。



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