貂/Flieger 2022/10/03 19:46

ダークセデューサーのあらすじとキャラクター達

来年GWぐらいに発行しようか考えているダークセデューサーについて設定の忘備録も兼ねて書き記しておきます。

これはかつて2010年くらいに描いた漫画「DARKSEDUCER」の完成版となる予定です。
当時まだイラスト畑から漫画描きに転向したばかりで、ストーリーを練る能力がなく皇帝に忠誠を誓う女性の調教師によってとりあえずめっちゃ調教されるサフィラの姿しか描いてませんでした。

12年越しの野望達成なるか!?

◆あらすじ◆

進撃の如く領土を拡大させるヴェログラント帝国
東方への遠征ルート開拓のためにそこに位置するアルドラン王国は攻め入られる。

その際、アルドラン国王アーサー4世が抗戦の決断を下したために
城壁を突破され都は破壊のかぎりを尽くされてしまうが
王都陥落の一歩手前でヴェログラント側から、とある条件付きの停戦
および不可侵条約案を提示される。

それは、アーサー4世の王妃であり神族の娘サフィラを1年間
ヴェログラント帝国に差し出すことだった。


アーサーは葛藤したが、ガレオン皇帝とヴェログラントの圧政、
自身が処刑されるかもしれないことに対する恐怖から
王妃を差し出す決断を下したのだった………。




アルドラン国王アーサー4世


皇太子時代にサフィラに猛アタックし結婚まで漕ぎ着けた。
神族とのコネクションが持てるいわば政略結婚のようでいてその実、本当に好きだったらしい。
だが彼女が有能すぎて民衆から支持を得ている一方で自分自身が無能であることで
劣等感を感じるようになり、やがて贅や女たちといった享楽に溺れるようになる。

2人の間にお世継ぎがいまだに生まれていなかった焦りやプレッシャーも関係しているかもしれない。




アルドラン王妃サフィラ


神族の女性。人間のなりをしているが人間ではなく長寿。
神族は遊牧民族であり国家を持とうとはせず、その神秘の力で行く先々で人間を助け、人間たちはかれらに教えをこうた。

サフィラは子供の頃から自然や動物をいたわる少女だった。
アルドラン王妃の座に就いてからも民を守るためにその力と智恵を惜しまず使った。

なかでも特殊な能力は、予知夢をランダムで見ることがあり(己の意図とは関係なく)
それは必ず現実となるという、ある種の未来透視の力を持っている。
そのため宮廷は、その予知夢を元に国の改善策を練り、国家運営は驚くほど改善された。

アルドラン国王を献身的に支えながら民衆を助ける意志の強さと慈愛の精神から瞬く間に国民の支持を得たが、それがかえって陛下を苦しめていたことに自分も苦しむ。




ヴェログラント皇帝ガレオン


魔族は名前では魔族というものの昔は魔力を持ついち部族であり、シャレーという小さな王国を運営したに過ぎなかったが、かれの即位後に国は瞬く間にその勢力と領土を拡大させ覇権帝国ヴェログラントと化した。(物語はそれに至る過程の時代)

戦術家であり、戦前降参・追従するなら自治を認め厚遇し、抵抗の場合は容赦なく陥落させ奴○として財産を没収し従属させた。
そのためかれの国に隷属化された諸外国からは暴君や雷帝と揶揄される反面、シャレー国民や厚遇を受けた国からは絶大な信頼を置かれている。

かれ自身は第三王子で王位継承順位も4位だったが、2人の兄と叔父がいずれも不審死を遂げている。
目的を達成するためならば手段を選ばない。


※「ヴェログラント」はシャレー王国初代国王ヴェログラントに因んで名付けられた。

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