竹林ソフト 2024/07/03 20:00

NPC をコーディングして領地経営するゲーム開発(リリース版の見直し、タイトル)

早期アクセスでのリリース予定まで1ヶ月をきったので、リリース版の動作検証もやっていきます。これからリリースまでの作業は

  • リリース版でのテスト
    • 不足している機能の追加
    • 不具合の修正
  • 新しい機能の追加
    • Python 対応や、Steam Workshop でのステージデータ共有など
  • リリースまでに何をするかの検討

といった内容になります。

やったこと

ビルドして Steam にアップロードして起動からテストを行った

これについては、不要なファイルを Steam に登録していたので修正しました。
具体的には Python まわりの pycache フォルダが生成されていました。アップロードの際に削除するよう修正しました。よいです。

タイトルシーンのテスト

とりあえず各ボタンを押して適切な動作するかを確認しました。気付きとしては、

  • オプションパネルを閉じるときに効果音が鳴らないのが気になる。
  • クレジット、変更履歴を交互に開くと表示すべきテキストが表示されない。

です。
テキスト表示されない不具合が今頃になって見つかったのは割とショックです。
効果音については修正しました。よいです。

テキスト表示については、使っているアセットに原因がありました。
テキストエリアに配置した「閉じる」ボタンをクリックしたときに、そこにカーソルが移動した扱いになって、かつ、長いテキストを表示した後で、短いテキストを表示させると「テキストが(短くなって)もうない箇所にカーソルがあるのでエラー」になっていました。
こういう「買って実際にアセットを使うまでわからなかった問題」は、あるあるだと思います。

どう対処するか悩みましたが、例外を無視するための try-catch を追加して対処しました。あまりよい対処ではありません。

ステージ選択シーンのテスト

気付き

  • 「難しい」のメッセージをもっと簡略化したい。
  • ワールドの項目にカーソルを合わせたときに、そのワールドのステージ名を Tooltip 表示してもいいかも。
  • 右上の「スクリプト言語」「難易度」がださい。
    • ボタンをクリックしたときに効果音が鳴らない。
  • UI に動きがない。
    • タイトルシーンと同様に背景がスクロールしてもいいかも。

↓ 難易度の説明が細かすぎるあたり

難易度の説明については、最初のが行を「最低限のファイルしか作られません。だから自作してね」という内容に変えました。
また、タイトル同様に背景画像が動くようにしてボタン押下時の効果音再生も行いました。よいです。

ワールドのステージ情報を Tooltip 表示するのは後回しにします。

ゲームシーン

とりあえず UI まわりを確認しての気付きです。

  • 建物で何を生産できるかわからない。
  • 建物を建築するために必要な工具がわからない。
    • 木槌、金槌だけなので明記しなくていい気もするが、明記してもよさそう。
  • 建物のフレーバーテキストがない。

  • アイテムがどの建物で生産できるかわからない。
  • アイテムに必要な素材が建物を建築するまでわからない。
    • 同じアイテムでも違うレシピのことがある。
  • アイテムごとのフレーバーテキストがない。
  • アイテムの属性が多いと表示がはみでる。

  • 称号(スキル相当)の情報表示の機能がない。
  • ダンジョン探索中のパーティメンバーの情報表示機能がない。

  • Lua 対応のドキュメントはあるが Python 用のものがない。
    - 併記するか切り替えるかとか、いろいろ決めてない。

  • フィールド表示をホイール操作で小さくした後でリロードすると、デフォルトの大きさで表示された後に、カーソルが UI から外れると即座にリロード前の大きさになる。

ここまでをまとめると

  • フレーバーテキスト等を考える。
  • どこで作れるかの情報や、どんな効果かの情報を記述する必要がある。
    • 表示枠に収まらなさそう。
  • Python 用のドキュメントをどうするか。

という課題があるのがわかりました。

建物とアイテムの情報表示をどうするか

左側の一覧パネルには最低限の情報(名前と1行説明とコスト)だけ表示して、詳しい情報は Tooltip 表示するのがよいかな、と思います。次回以降の作業で着手します。

Python 用のドキュメントをどうするか

早期アクセスの段階ではドキュメントはこのままでリリースしようと思います。Python は実験的な位置づけにしようと思うのですが「Python 対応って書いてあったから買ったのに、使えねーじゃん」ってなるのも嫌なので Python 対応については慎重に扱いたいです。

まとめと今後の予定

タイトルシーンからゲームシーンの UI までを見直しました。必要な機能が実装されてないのがわかります。

特に「この建物はどうすれば建築できて、何ができるの?」とか「このアイテムはどの建物で生産できるの? コストは?」といったあたりは遊んでいてイライラに直結する問題なのでリリースまでに解決します。

次回は、建物とアイテムの情報まわりに着手するか、今回の続きをやって課題の確認だけを先にやるか、のあたりに着手しようと思います。がんばります。

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