【明日発売！】It was a human.

　
かつて人間だった者たちへ。

　　　　　　　　　　　　　　暗闇の底から愛をこめて。

It was a human.　７月２７日発売です。

だから前日に告知するのやめてね。

ストアページ、毎度ワクワクしますね。
（ダンガンロンパやってる……）

紹介して頂き、ありがたという気持ちです。

――あらすじ――

佐賀県嘉瀬市にて、バラバラ殺人が発生しました。

容疑者は無職の少女・勇魚虎魚。

軍人であるあなたは彼女を尋問し、
彼女を理解しなくてはいけません。

この世界は酷く多面的で、歪んでいます。
解像度が低く、曖昧で、不安定で、身勝手で、
内向的で、露悪的で、趣味も悪く、自己完結的です。

あなたはこの世界に意味は無く、
ランダムで一貫性のない無価値な物だと思うかもしれません。
そしてそれは、その通りかもしれません。

だけど、空想をやめないで。

それは、あなたにしかできないことだから。

実況などについて

好きにしてしまって構いません。
全然、収益のやつとかもして大丈夫です。

是非遊んで、わけわかんねー！　って言ってください。

リリースした感想。

この作品の背景にはAIを使っているので、
正直、リリース出来る場所は無いなと思ってました。

そしてそれで、特に構わないと思ってました。

It was a human.は自分の為に作った作品で、
完結した時点でその役目は終えていたからです。
僕の中では。

しかし周りの方に折角ならリリースしなよと勧められたり、
SteamさんがAIイラストを可としたことで、
今回、リリースすることになりました。

It was a human.は、
ずっと自分と対話するような気持ちで作りました。
……違うか。なんか対話とかじゃない気がする。
なんというか……。
今まで自分の臭くて蓋していた部分を切開して、
それを混ぜたりこねたりうんうん唸ったりして、
自分の露悪的な部分だとか、
拭いきれない罪悪感だとか、
外側に対する強い嫉妬の心だとか、
そういう……なんでしょうね？　なんか。
自分を見つめ直す、みたいな正しい事をしたつもりではないのですが。

自分と対話したとか、
自分を見つめ直したとか、
自分を客観視したとか、

それに似ていた事をしていた気はするのですが、
そういう素晴らしい話では無くて……。

自分を見下げ果てた。

この表現が一番しっくりくる気がします。
見下げ果てた。
でも果てまでいったから、やっと、少し、良かったな。と思えた。

別にIt was a human.を作ったからと言って、
僕の人格が肯定されただとか、
僕の人生が良い方向に向かうだとか、
僕の何かが変わったということは何も無いです。

なにもなかった。

それだけは間違いないです。
そしてこの物語の主人公である勇魚虎魚にとっても、
このゲームの最初と最後で、何一つ変わる事は無いでしょう。

ただそれでも……良かったな、とは思えた。

外がめちゃめちゃいいお天気だったとか、
猫が可愛かったとか、
トマトが赤くて綺麗だったとか。

そのレベルで、良かったな……とは思えた。

これは本当にそういう話の作品であり、
エンタメというよりかは、

橋の上で全裸で歩いている変な人が居てウケる。

みたいな方向に近いです。
そんなんおもろいのか？
おもろいと言って売っていいのか？

勇魚虎魚　とかいう女。

僕は物語に出てくるキャラクターに、
自分の理想だったり、自分の好きだったり、
自分の面白いと思う何かを込めます。

だから基本的に、僕は僕の作品の登場人物が好きです。

でもこの勇魚虎魚とか言うやつは……。
生まれて初めて、嫌いだなと思った奴です。
嫌いというか……。
こいつは僕の敵なので……。

てちょっと暗い話が始まりそうなので、
後はなんか会員さん向けの記事で書きます。
ごめんね

かつて人間だった者たちへ

It was a human.を、

「面白いゲームです！」

とは言えないです。

「いや……これ面白いのか……？
変だけど……超変だけど……」

「まあでも、
……誰か一人ぐらいは……何か想ってくれるだろう……」

という気持ちでリリースします。
だからこのゲームがつまんなくても、
次回作は超面白い物作るから許してね。

It was a human.
とうとう明日発売です！！

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