文章生成AIがさらにゲームに組み込みやすくなったぞ
記事の要点
- 文章生成AIを組み込んだゲームがこれからいっぱい出るよ
- 文章生成AIを使うにはちょっとだけお金がかかるよ
ChatGPTと同じものが使えるようになった
先日ChatGPTのAPIが公開されました。
APIとは簡単にいうと、そのシステムを外部から使えるようにする仕組みのことです。つまり、ChatGPTのシステムをそのまま別アプリに組み込めるようなった、という感じです。
それ以前にも似たようなことはできましたが、厳密にはChatGPTと同じシステムのものではありませんでした。それが今回、同じものが使えるようになったということですね。
利用するにはお金がかかる
そしてこれらを使うには利用料金がかかります。その料金は1000トークンあたり0.002ドルということらしいです。なるほど、わからん。
わからないですが重要なところなので、ちょっと調べて計算してみました。例えば次の内容のチャットをしたら、約0.15円くらいになるようです。
彼女: こんにちは、お誘いありがとうございます。ですが、私は来週の日曜日にテニスの練習があるので、その日は都合が悪いんです。
男性: ああ、そうだったんだ。じゃあ、別の日にしようか。いつがいい?
彼女: ええと、来週の月曜日以降なら大丈夫です。どの日がいいですか?
男性: そうだね、木曜日はどうかな?僕はその日は時間があるんだ。
彼女: 木曜日ですね。それでしたら、私も練習が終わってから会えます。それで、場所はどこがいいですか?
男性: じゃあ、映画でも見に行って、それから食事でもしようか。どうだろう?
彼女: それはいいアイデアですね。じゃあ、木曜日の夜、映画館で待ち合わせしましょう。
男性: 分かった、木曜日の夜、映画館で待ち合わせだね。楽しみにしてるよ。
彼女: はい、私も楽しみです。それでは、木曜日に会いましょう。
プロフィール生成あたりは、1円未満で行えそうですが、実際に作ってみないとわかりませんね。
これでも従来の利用料金の10分の1になっています。逆にいうと2月までは10倍の料金がかかっていました。これはちょっと高いので、悩みどころではありましたが、今回の改訂で一気に見通しが明るくなりました。
今後はこのような文章生成機能が当たり前のようにゲームやサービスに組み込まれていきます。
そしてその裏では、ちょっとだけお金がかかっている、ということを知っておいてもらえると、製作者側としては助かります。