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緒又しゆう 2024/02/20 00:00

【skeb】性処理お嬢様と真面目な和風男の娘が、濃密純愛おせっせする話

今回は、skebリクエスト作品となりますわ!ご依頼ありがとうございました!

依頼者様のオリジナルキャラクターをベースに、お嬢様が生徒会長君を家にもてなしてスる……という体で描いて欲しいという内容でしたわ。

キャラの概要はこんな感じ。

◯お嬢様
気弱だが心優しい女の子。流されやすい。
生徒会長のことは会長、生徒会長と呼ぶ。
◯生徒会長
お嬢とメイドの男が通っている剣道場の跡取り息子兼お嬢の学校の生徒会長。女性が苦手で目を合わせるだけで赤面してしまう。
お嬢のことはお嬢さんと呼ぶ。

これ以外にもいろいろと他の登場人物があったり、カップリングがあったり……設定資料を読んでおくこと前提のキャラクターを小説に落とし込むのはなかなか難しく……「流されやすい女の子が自分から招いてスるのかぁ……どうすれば……」と頭を抱えはしましたが……

まあ、そもそも依頼者様の考えていらっしゃる設定にはない「お嬢様は使用人達の性処理係をされている」という設定もありましたし、
「お好きに」ということでしたのと、ある程度パラレルワールド的な、本筋とは少し違う世界観で考えていらっしゃるんだなぁというのと、
あたくし個人的にはこの二人のカップリングが好きなので、
お好きにさせていただきましたわ!!!!

非表示ではありますがどこに公開してもいいという事でしたので、こちらに掲載。
改めまして、ご依頼ありがとうございました!
熱く求め合う二人を、皆さん是非お楽しみくださいませ。

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緒又しゆう 2024/02/20 00:00

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緒又しゆう 2024/02/16 00:00

【ケイトさんとモニカちゃん】第6話 ケイトさんとモニカちゃん、二人で楽しむ“伝統文化”♡

 こういうのがいけないことだということは正直わかっている。まあ、それは当然だろう。いくら居候とはいえ、プライベートな場所として用意してある部屋である以上、その中は住んでいる人だけの守られた空間だ。だから不用意に見たり覗いたりするものじゃない。ましてや……♡

「あっぉぉっ、んっくぅぅ……まん、こっ……マン、っこぉ~……♡」
「……♡」

 その相手がオナニーをしている場面をじっくりと眺めるなんてもっての外だろう♡
 窓を締め切った部屋は冬だと言うのにむわりと湿った空気が渦巻いている。ちょっとしたサウナのようになっている部屋の中央では、一人の女性が腰を揺らしていた。褐色肌に、赤い三つ編みの髪。彼女の体を覆うのは、赤いニットと、股間部を覆う白いショーツのみ。いや、オナニーなんて言っちゃいけないわね……あれはあくまで、「祝福のおまじない」なんだから♡

「まっ、まんこ~……まん、こぉ~……ぉっ、おぉっんぉ……♡ んっ……ま、まんこ、まんこっ、まんまんこぉ~……まんこっ、まんこっ、おまんこまんこぉ~……♡」

 酒瓶のすぼまった硬い部分に、腰を何度も擦り付けているモニカの股間部は、白いショーツがしっとりと透けるほどに濡れていた。クリトリスの形も、オマンコの形もぷっくりと浮き上がり、それらが緑色の瓶にぐりぐりとこすりつけられていく。片手で瓶の口を掴み、もう片方の手で姿勢を保ちながら、上下にヘコヘコと腰振りをした後、彼女は……♡

「ぉっ、おっグッ、んぉおっ、ぅぅ~~~~~っ♡」

 無事にアクメを迎えていた。オマンコから漏れる透明なお汁が、ぴゅっぴゅと漏れ出て……瓶の側面を滴り落ちていった。モニカはとろけた顔で呼吸を整えた後、瓶を自分の右隣へと奥。その反対側、左隣には、まだ数本の日本酒の瓶が残っていた。彼女は呼吸を整えながら新しい瓶に手を伸ばすと……それを再び、クチュリと股間に押し当てた。

「もっと、もっともっと……しないと、全部……♡ ぉっ、お、んぉ~……♡ まっ、まんこ、まんこっ、まんこっ、まんっ、こぉぉ~……♡」

 これからまだ暫く続くだろう♡ 私は彼女の様子を眺めて小さく微笑みつつ、足音を立てないように一階へと下っていく。時刻はちょうど昼食すぎ。食事を終えた彰久さんは、テーブルに肘をつきながら私の方に視線をやった。

「……モニカちゃんは、あれかい? おまじない?」
「ええ♡ 熱心に、全部の瓶に祝福をかけてくれています♡」
「なるほどねぇ……しっかし……ここ数日はずっとあの調子だなぁ……ケイトちゃんは、いいのかい?」
「ええ、私は構いません」

 背中から語りかけてくる彰久さんに、私は二人分のお茶を入れながら答えた。

「もちろん、何にも知らないあの子が襲われるのは避けたいですし、あの子を無理矢理に、皆さんや彰久さんの肉穴にしようというつもりはありません。だから最初の日に村の皆さんにお願いしたんです。もちろん、彰久さんにも……でも、だからって無理に遠ざけるのも、それはちょっと違うのかなって」
「ふむ……?」
「私は、あくまでもきっかけを与えるだけ。今の段階では儀式とか、文化とかは、彼女が性を楽しむ言い訳になって良いと思います。私はただ、彼女が知りたいというのなら、それを教えるだけ。別に無理強いも何もしませんし、選択肢は常に彼女に委ねるつもりです」
「……なんか、心境の変化かい? さては、秋子ちゃんになんか言われたな?」
「ん……っ」

 指摘されてついつい、頬が熱くなってしまう。少し膨れながら後ろを見やると、彰久さんはいたずらっぽく笑っていた。

「も、もう……なんでバレちゃうんですか?」
「秋子ちゃんと話した後は、ケイトちゃんそういう雰囲気だからなぁ。でもまぁ……いいんじゃねえか? 別にエロいことは悪いことじゃねえんだ。特にここじゃあな。見たいっつ~なら見せてやりゃあよ」
「まあ、流石に思い切りセックスさせたり乱交パーティーにいきなり参加させるってのはちょっとな~って思いますけどね?」
「ということは、いきなりじゃない方法なら、何か考えがあるってわけだ?」
「……♡」

 ほんと、私ってわかりやすいのかしら。自分の考えが頬肉に伝わり、にんまりとした笑みを浮かべているのが自分でもわかる。彰久さんもそんな私の笑みを見てニヤリと口の端を浮かべた。

「ま、俺に協力できることがあんならよ、何でも言ってくれや。力になるぜ?」
「ありがとうございます、彰久さん♡」
「あ~ところでぇ~……義姪の元気が良いことは大変喜ばしいことなんだが……ちょいとそれで面倒見てもらいたいもんがあってなぁ?♡」
「……♡」

 私はそっと机の下に潜り込み、彰久さんの足の間に、顔をうずめていった♡






「ふぅ~……んっ……おば、さまぁ~……?♡」

 洗い物をしている最中、階段の方からとろけた声が聞こえてきた。ふと視線を向けると、ぬるりとした液にまみれた瓶をいくつも抱え、モニカが階段から顔をのぞかせてくる。私は口の中のどろっとした白濁液を飲み干してから彼女に向き直った。

「あら、モニカ。ちゃんと全部、おまじないかけてくれたのね?」
「は、ハイ♡ トテモ、大変ですネ。全部終わったら、汗だくですヨ♡」
「大丈夫? 無理してやることじゃないから、ほどほどにね」
「い、いえ……無理ってことはないですし、その……結構なんていうか、気持ちいい、のデ……♡」
「……そう……♡」

 彼女に「天女のおまじない」と称してオナニーを教えてから、早3日……現状彼女がこの行為を嫌がる様子は見せていない。朝食後に日課のジョギングを終えた後は……キッチンから酒瓶を持ち出し、せっせこせっせこ、腰を揺らして濡らしている……♡ この分ならまた何か、新しい“文化”を教えても良いかもしれない……♡

「ねえモニカ」
「……っ♡ は、はい……♡」
「おまじないを気に入ってくれたなら、天女の衣装、着てみない?」
「て、天女の衣装っテ、あの……♡」
「ええ……こういう、の……♡」

 彼女に向き直り、胸の乳首のあたりに横一直線。おマンこの辺りからオヘソにかけて、縦一直線に、指を動かして見せる。それがどういう形なのかは、彼女にも伝わっただろう。頬を真っ赤に染めたモニカは、もじもじと股間の前で手を動かしていた。

「……もちろん無理にとは言わないわ♡ いちおう上に羽織るものがあるから、それも着ることはできるし♡ やっぱり露出度も多いから、恥ずかしいものね♪」
「……あ、あの、えっと……いちおう、その……上に着るモノ、つけたラ……どうなるんです、カ?」
「……♡ そうね、こんな感じ♡」

 スマホを操作し、私は画像を検索する。褌に、晒と法被を身に着けた装束。山笠衣装っていうのね……。ともあれ例としては申し分ない。彼女に見せると、褐色の頬は赤く染まり、同時に緑の瞳はとろけて画面を見つめていた。

「……やって、みたいデス……♡」
「ん、わかった♡ じゃあ、モニカのは体験用ってことで、なるべく肌の露出を少なくしとくわね?」
「は、はぃ……おねがい、し、マス……♡」

 洗い物を終えた私は、すでに軽く息を粗くしている彼女の腰に手を添え、居間へと連れて行った。服を脱がせて、形の良いおっぱいのち首から下乳、お腹辺りまで隠してあげて、下半身には褌を巻いてあげた。最後に法被で覆うようにしてあげれば完成だ。
 一方で私は、晒は乳輪をなんとか隠すくらいの一本の布。褌も普通の褌よりもずっと高い位置で、ぎゅっとオマンコに食い込ませ、お尻も丸見えになるように調整……♡ 法被にしたって、胸の谷間の下辺りでリボン結びをして、ほとんどビキニトップのような状態にしてしまう。

「ん~、この格好だとやっぱり気分が乗るわねぇ♡」
「お、おば様は、普段からコーユー、格好ヲ……?♡」
「いいえ。あくまでこれは特別なときだけよ? 公民館で集まってこの間みたいな儀式をする時とかにね……これで男の人達の前に立って、お清めをしたり、お世話をしたり……♡」
「これ、で……♡」
「……♡」

 モニカもすっかりその気のようだ。まだなんにもしていないのに、晒の下から、乳首はぷっくりと浮かび上がって、法被に影を作っているし……もどかしそうに褌をいじっている♡ もっとも、それは私のほうが顕著だろうけど♡ 薄い晒は乳輪から勃起した乳首も透けているし……下半身の方も勃起クリが透けている……♡ もう少ししたら、オマンコ汁を吸ってもっともっと見えてしまうだろう……♡

「まあ、今回はこれだけ。あくまで衣装ってだけだから。すぐに脱いじゃってもいいし、このまましばらく過ごしてもいいわ?」
「お、おば様は……?♡」
「私? 私はせっかくだし、このまましばらく過ごしていようかしらね♪ 今日は村の人の家事周りはお休みだし……んっ、ちょっとごめんなさい、っと……♡」
「ぁっ、ぅぅ……♡」

 私はモニカの前で足を少し開くと、褌を一度股間から話して広げ、ピッタリと形が浮き上がるように貼り付けた。その状態で再び、ぎゅっと食い込ませると、甘い声が漏れてくる♡

「さ、お掃除の続きでもしようかしらね~♪」
「……♡」

 なんてことはないとばかりに、私は日常の仕事へと戻っていく。けど……案外これ、やばいかもしれない♡ 自分で始めたことながら、思ったよりも興奮する……♡ 家の中の掃除機をかけるにしても、洗い終えたお皿をしまうにしても。歩くたびにいちいちお尻もおっぱいも揺れてしまうし……当然それが、モニカの目にも映り……♡

「……っと、あ、そ、それじゃ、本でも、読みましょっかネ~……♡」

 彼女にとっても興奮の材料となってしまっていた。
 本を読むのであれば、自室に戻ってゆっくりとメモでも取りながらすればいいだろうに。本なんか開いているだけで、ずっと私の体を目で見て追っている。彼女は別にレズビアンというわけじゃないはずだ。いや、バイセクシャルかもしれないけれど……ともあれ、この異常な服装で日常を送るという状況は、私にもモニカにも、興奮を得るためのシチュエーションとして働いている。
 私の揺れる胸の先端は、乳輪からぷっくりと乳首が浮き上がっているし……膝を抱えて座ったモニカのお尻の間では、彼女のクリもびんっびんにフル勃起してしまっていた……♡

「ん……ぁ……ふ……♡」
「……♡」

 洗濯物をたたむ時、布地に乳首が擦れるだけで声が漏れてしまう。これはもう、耐えられないわね……♡ そうだわ♡

「ねえ、モニカ?♡」
「……なん、ですカ? おば様……♡」
「せっかくだし、新しいおまじないも覚えてみない? またちょっと、恥ずかしいかもしれないけれど……♡」

 もはや彼女にとって「恥ずかしい」は一種の暗号になっているかもしれない。とろけた顔のまま、何度も頭を上下に振って、彼女は私の言葉を待った。

「この間教えたおまじないは、天女の密を擦り付けるお清めだったでしょ? あれはね、他のものにすりつけるのでもいいのよ?♡」
「ほかの、もの……♡」
「そう、たとえばそうねぇ……♡」

 私は少し悩んでから、居間のちゃぶ台に目をつけた。四角いちゃぶ台だけど、角の部分は丸くなっている。これならちょうどいいわね……♡ 左右に足を広げて、褌オマンコの濡れている筋のところを、ぐっと押し当てて見せる。

「んんっ、っく……♡」
「ァ……♡」
「どぉ?♡ これは、別に声、出さなくてもいいのよ? もちろん、出しても、いい、けど……ぉっ、ぉっ、ン♡」

 ああ、やばぁ……♡ モニカに思いっきり、角オナしているところ見せちゃってる♡ 下から、上に、下から、上に……♡ 強すぎず、かといって弱すぎず。自分の好きな強さでちゃぶ台の角を押し付けて、オナニーしていく。褌に包まれたその場所は、すぐにくちゅくちゅと音を立て始めて、ちゃぶ台の角にぬめぬめとしたテカりを作っていく♡

「ンッ……んっく、ぉ……ぉっ、ぅ、んぉ……♡」
「……おば、様……♡」
「ンぅん……や、やって、みたい?♡」
「……♡」
「やりやすい方法でいいのよ? 私みたいに腰を前にしても……テーブルを抱えるようにしても、ね?♡」
「わかり、ましタ……♡」

 モニカは小さく頷くと、ちょうど私の対角線上の角に向かった。

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緒又しゆう 2024/02/14 00:00

【催〇わ~るど】あるバレンタインデーの風景 2024 ~ドスケベ幼馴染・花ちゃんの告らせ大作戦~

「はい、小城戸君もどうぞ」
「おぉ、ありがとう! 花! 開けていい?」
「んふふ、どうぞ~。喜んでもらえるといいんだけど」

 私が差し出した箱は無事に受け取ってもらえた。真っ赤なラッピングペーパーに、ピンクのリボンを施したハートの箱。中を開くと金色の緩衝材の中に、一口サイズのチョコが並んでいた。目の前の男子はそれを見ると目を輝かせながら一つ取り出して、口に放り込む。すぐに満面の笑みが彼の表情に現れた。彼の茶色い前髪の間。爛々とした黒い瞳には、金髪を揺らして柔らかく微笑む私の姿が映っていた。

「美味い! すっげー美味いよ!」
「よかったぁ。一応レシピ見て作ったんだけど、ちゃんとできてるか不安だったから」
「へへ、花の手作りチョコ、絶対美味いと思ったわぁ。サンキューな」
「んふふ……小城戸君とはよくセックスしてるでしょ? いつも気持ちよくしてもらってるから、そのお礼もかねて、ね?」
「へへ♪ じゃあ今日は、バレンタインセックスでブチ犯してやっから。な?」
「ん~……♡」

 小城戸君は、少年らしい整った顔を輝かせていた。おチンポを勃起させて、私にアピールさせてきている。そっと手を取って、大きくなったその場所を、ゆっくりと撫でさせてくるのだ。まあ、そりゃそうだよね。当然、大きくなるよね……だって……♡

「おっ、ぉお、いいッ、ンっぐ♡」
「ああ、やっべぇ、きもちぃ~……♡」
「お、チンポッ、ちんぽいい、ちんぽ、ぃいいッ♡♡♡」
「はやくっ、はやく舐めてッ!」
「あっむ、んっぢゅ、ぢゅるるる、ずっぢゅ、ぢゅるっ、ぢゅぞぞぞぞぞっ♡」

 クラスの中では、あちらこちらで女子と男子がセックスに明け暮れているんだから♡
 今日はバレンタインデー。ほとんど毎日、誰かしらがセックスしたり、オマンコするような日常を送るの私達だ。今日はいつも以上に大手を振ってセックスできるイベントの日。ともなれば、クラスの子達が我慢なんてできるはずがない。仲良しグループの女の子達が、義理チョコ渡した男子達と乱交していたり、あるいは彼氏に媚薬入りチョコレート渡して、ギンギンになったオチンポをしゃぶっていたり。ともあれ授業を終えた教室は、帰宅部や部活のないクラスメートたちの乱交の場と化していた。
 私だって、目の前の小城戸君とは何回もセックスしたことがある。体育の後とかは興奮しているから、保健室に誘われてシたり、トイレに連れ込まれてシたこともあったっけ。結構性欲強い男の子だから、下校中にファミレスで勉強する時にも誘われて、そこでシたこともあったかなぁ。
 でも、今日だけは、ダメ……♡

「ごめんね、バレンタインセックスの相手は、もう決めてあるの」
「……え?」
「だから、ごめんね。今日は一緒にできないんだ。普段のセックスなら、いつでもいいから。それじゃ」
「え……あ、お、おお、それじゃあ」
「……へへ、振られてやんの」
「残念だったな~、小城戸」
「っせぇな……くそっ」

 後ろの方で小城戸君が友達にからかわれているのが聞こえる。ちょっとかわいそうなことしちゃったかな。でも、多分大丈夫。小城戸君は結構かっこいいし、イケメンでおしゃれな男子だし、勉強も運動もできるタイプだ。別に私がしなくても、バレンタインセックスの相手としては、いろんな女の子が求めるだろう。だからこそ申し訳ないけれど……私がわざわざ相手する必要はない。
 私がするべき相手は、もっともっと、別にいる。
 階段を下って、昇降口へ。ロッカーで上履きからスニーカーに履き替える。特別な日、特別な時間。校門に待っている彼に、私は声をかけた。

「たっくん、お待たせぇ」
「……は、花、ちゃん……」

 でっぷりと太った、地味な男子。同じ学年の肝田卓郎君。幼馴染の私はたっくんと呼んでいる。私は彼に微笑みかけると、そのふくふくと太った腕に、私の腕を絡めてみせた。

「行こっか?」
「……いい、のか? クラスの奴らに誘われてたりとか」
「いいのいいの。だって今日は年に一度のバレンタインデーだもん。それに、毎年の事でしょ? 私だって、たっくんにチョコあげないと、なんだか落ち着かないもの」
「……ん……」

 緊張しているのかな。彼は遠慮がちに、私の手を握りながら、一言だけ声を漏らした。そういえば、ここ一か月の間は、あまりセックスすることもなかったっけ……。したとしても、フェラとか手コキとかだけだったし……そう思うのも仕方ないか。私は彼の手に絡めるようにして、そっと微笑みかける。

「じゃ、行こう?」

 まだほんのりと肌寒い冬の午後、私達はクラスの皆よりも一足先に帰路へとついた。
 学校から歩くこと15分、隣り合った一軒家が、私達の家だ。私達が入っても、家の中からは返事はない。静かなものだった。外の車はなかったし、多分おばさんは買い物にでも行っているんだろう。玄関で靴をそろえて上がると、たっくんは首後ろを掻きながらリビングへの扉を開く。

「先、行ってて。飲物、持っていくから」
「あ、手……洗わないとだめだよ、たっくん」
「いやそれは花ちゃんもだろ……ちゃんと持っていく前に洗うよ」
「うん、それならいいでしょう。飲物だけでいいからね?」
「ん……わかった」

 鞄を手にしたまま、勝手知ったる家の中を進む。手を洗い、軽くうがいをしてから二階のたっくんの部屋へ。いつ見てもかわらない、彼の部屋に入ると、私はまず深呼吸をしてみた。鼻腔をくすぐる、雄の匂い……多分これは、昨日の夜にオナニーしたな、さては……♡
 壁にはアニメやゲームの女の子が描かれたポスターやタペストリーが飾られている。私はあんまりアニメとか漫画って詳しくないんだけど、それらの女の子に共通しているのは……金髪で、優しい女の子。そんな子達が所狭しと並んでいるお部屋の中、一枚の写真が飾られている。

「……♪」

 もう見慣れた写真だけど、私はついつい、それを手に取ってしまった。
 太っちょな男の子と、肌の白い金髪のおかっぱ少女が、並んでザリガニを持ってピースしている。これは何歳の時だっけ……。確か、小学校一年生とか、二年生とかの時だったと思う。もうあれから、十年は経っているんだよね……。私はしみじみと……いや、もうしみじみとかじゃない。私はそっと耳をそばだてた。下の方からは水道の音がしてきている。まだもう少し、登ってくるまでには時間がかかるだろう。私は写真を元に戻すと、ゴミ箱の一番上にあるザーメンティッシュを鼻に当てつつ……ベッドに突っ伏した。

「はぁ~~もぉ、ヤバいなぁ、可愛いなぁ、たっくんてばぁ♡ もう思いっきり私の事意識してるじゃなぁい♡ やばいやばいやばい♡ いつ見てもこのお部屋、私で抜いてるの丸わかりだしっ、ていうか抜いてるの見てるしぃ、知ってるしぃ~抜いてるしぃ~~♡ あっはぁ……んふ、んふふふふぅ……たっくぅん、たっくんたっくんたっくぅん……♡」
「お待たせ、牛乳でよかっ……何してんの?」
「ありがとう。ちょっと、ベッドに皺があったから、気になっちゃって」
「ん……あ、ご、ごめん、ちゃんと掃除してなくて」
「もう、本当だよ? 男の子だから、オナニーすることはあるだろうけど、ちゃんとごみ箱に捨てないと」

 危ない……思わず顔に出すところだった。たっくんのタイプは、金髪で優しくて、そして……大人しくておしとやかな子なんだから。彼からの告白を待つこと、早十年。こんなところでボロを出すわけにはいかない。今日こそ、今年のバレンタインデーこそ、彼から告白をもらう! そのためにいろいろと準備してきたんだから! 気張っていくのよ~~~、花ァ~~~!

「はい、花ちゃん」
「うん、ありがとう」

 私はおっとりとした笑顔の裏で、情熱の炎を燃やし続けていた。

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緒又しゆう 2024/02/13 00:00

【#4-9穂香おばさんは欲求不満】結局マンコが欲しくなっちゃう淫猥おばさんはお下品淫語で迫りがち

 自分の性欲との戦いは、簡単なことじゃない。性欲が強ければ強いほど戦いは困難なものに変わっていくし、それが希薄な人間には決してわからない悩みとなる。頭の中を常に塗り広げて来るインクを、ゴムベラで押し戻しては塗り広げられるのを繰り返すようなものというと、話は早いかもしれない。

「んっ、あぁ、どうです、かぁ? 穂香、さんっ♡ 僕のちんぽ、はぁ♡」
「ぉっ、おお゛ッ、い、いい゛っ、さいこ♡ 最高で、ございまん、こぉぅッ♡」

 私はお尻の穴に感じる剛直でほじくられながら、頭の中を支配する性欲に抗っていた。時刻はおおよそ、夜の20時前後。仕事でたまった疲れが、お尻の穴からかきだされるかのような心地よさに、私は震えている。以前何処かで、こんなことが書かれていた。『アナルに入れている感覚は輪ゴムに締め付けられている感覚に近い。力が入るのは肛門付近のみだからだ』と。本当にそうだろうか?

「僕も、穂香さんのケツマンコ、最高ですよっ♡ 奥まで締め付けてっ、まとわりつい、てぇ♡」
「お゛っ、ぉおっ、おっ、んぉお、お゛~~~……♡♡♡♡♡」

 少なくとも今、私は体の奥底まで彼のおちんぽを感じている。お尻の穴からずぬるんっと抜けていく感触を心行くまで味わった後に……。

「ふに゛ゅぅん゛ッ♡♡♡」
「あっ、それ、いいッ……♡♡♡♡」

 一気にお尻を叩きつけられ、奥までぶち込まれる♡ 本来入るべきではない、抜かれていくべき場所に、異物が挿入されていく感覚……♡ 曲がりくねった腸がオチンポの形に動いてはゆっくりと抜けていく快感に、私の表情は自然と緩み、舌がこぼれてしまっていた。生温かいおチンポ汁が、腸壁にかかってその熱を伝える度に、私の腸は消化器官から、快楽器官へと姿を変えたのだと思い知らされてしまう♡

「あっ、あぉぅ、お゛っ、ぉお、お゛っほぉ~~……♡」

 い、いけない、いけない。夢中になりすぎちゃ、バレてしまう。今の私はあくまでも性処理奴○。聖哉君がマインドコントロールで支配している『聖哉様専用性欲処理奴○38号』なんだから、それっぽくふるまわないと。私は頭の中で自分を奮い立たせ、性処理奴○として彼に語りかけていった。

「ん゛っふ、ぃ、いかがです、かぁ♡ 聖哉様ァん♡ 聖哉様のぉ、でかでかオチンポ様ぁ、穂香のケツマンコで気持ちよくなってくださってますかぁ?♡」
「ああもう、すっごく、気持ちいいです、よぉ?♡ 最高……♡♡ ケツマンコ、とけて、チンポに絡みついてきている、みたい……ぁっ、あっんっぐ♡♡」
「ふぅぅぅ、ふぅぅう♡ わ、私、もぉ♡ ぉっ、お゛っ、んぉ……つ、強くてでっかくて、ガッチガチのぉ、聖哉様、のっ♡ わかちんぽっ♡ け、ケツマン快楽最高でございまんこぉ♡」
「んっふふ……もっともっと腰振って。気持ちよくなって良いんですよ? ほらっ♡」
「ほっ、ほっ、ほッ、ほぉお゛っ、お゛っ、んぉほぉお♡ けちゅっ、けちゅまんっ、けつまんきもっぢぃ♡ おっぐん゛ッ、ぅうん゛っふっぐぅう゛♡♡ お~~~~ぎもぢぃ~~~♡ けつまんほぢりっ、ケツマンセックシュ、きもちぃ、の゛ンッ♡ おっ、ぉっ、お゛ぉお~~~♡」
「ああ、最高、気持ちいい……♡」
「んっぐっ、ぉっ、おっぎゅ、ぉお、んぉお゛~~~……ッ♡♡♡」

 ダメだ、こんなところで負けるわけにはいかないのだ。ここで快楽に流されてしまっては、全てが水の泡になる。バックからのケツ穴快楽に染まる一方で、頭の中で一筋光を放つ思い出を両手で握りしめ続けていた。それは数時間前の記憶。この家にやってくるまでのわずかな時間の記憶だった。

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