第1回「ライド・アーミー」について
人型兵器ライド・アーミー
対幻種用に開発された機体。
元々は魔法デバイス搭載型兵器「アルミュール・マリオネット」と呼ばれる兵器が使われていた。
「ロストマギア事件」と呼ばれる事件により、魔法が世界から消失したため、その代替兵器として魔法の技術を科学に置き換えた「ライド・アーミー」が生まれた。
幻種にはもともと魔法以外の攻撃を無効化する能力があったが、ロストマギア事件以降、その能力も消えており、現在では通常攻撃が通用するようになった。
幻種の落とす「心臓石」を原動力とした、高い出力を誇る「HSドライヴ」を動力としており、機体表面には斥力生成機構を応用したバリア「エネルギーフィールド」を使用可能。
人型兵器の欠点である防御力の低さを補っている。
斥力生成機構は着地時のダメージの軽減やコクピットの衝撃吸収システムに使用されており、そのため高い演算能力を必要とするため、エネルギーフィールドを常時張ることはできない。
一度ダメージを受け、エネルギーフィールドを消失すると再度使用するには長い時間が必要となる。
機体設計は「385設計局」。生産はそれぞれ「アークライト重工」、「フィフス・ラビット社」、「ニュクス・サイエンス社」がライセンス生産を行なっている。
なおHSドライヴの製造は385設計局のみ行っており、完全なブラックボックス化によって他の企業が生産することはできない。
これにより385設計局は莫大な富と権力を持つ。