サーチライト 2022/06/13 21:00

活動報告181回目

こんばんは、坂下です。本格的に暑くなってきました。熱中症にお気を付け下さい。


最近、ツイッターでも様々な同人マンガや小説の制作者の方とやりとりを(坂下としては)させていただいております。とても楽しく、皆さんありがとうございます。
唐突なお礼からスタート。


そんな皆様とやりとりしている内に、継続して作品を発表する方々に共通するのが「鈍感さ」なのかなと感じるようになりました。


やっぱり創作である以上、上手くいく時もあれば上手くいかない時もありまして、沈む時があるんですよね。
同人とは楽しいからやっているわけで、楽しくないならやる必要はないわけです。
そしてこの「楽しい」の源がどこにあるのか。
それは「良く出来た」と"自分が思う事"と、"他人に思ってもらう事"の二つ、結句ここに集約されると思います。


もちろん、初めての一作目を作り出すきっかけは
(性)癖ッ! 書かずにはいられない!!!!
のはずです。ここが根源だったはずです。
でもそれは一作目だから使える無敵のカードで、一度作品を出すとこのカードは使えません。作り手として無敵の人ではいられなくなってしまうのです。


二作目からは、ここに「今回のは良く出来たな~!」と「今回のヤツ、皆から褒められちゃったよ~うれぴょ~~」が絶対にまとわりつくようになります。
良く出来た!」と思った新作が売れなかったりディスる感じのコメントをもらった時なんかは人間ですから沈むわけです。もしくは無反応に過ぎ去られてしまった時もヘコんだりする。
(良く出来なかった! と思った作品が売れる…なんて経験はした事はありませんが、逆でも沈むかもしれません)


近頃は生殺与奪の権を他人に預けると鬼狩りの皆さんに怒られてしまいそうなのですが、人間はどうしても生殺与奪の権をある程度は他人に渡さないと生きてはいけないのです。


すると「(性)癖ッ! 書かずにはいられない!!!!」の周囲にまとわりつくように


でも今回のは上手く出来ないかも…なんか変だ…

前のヤツ、評価高くなかったからなぁ…今回にもきっと…

題材がチープだし、時流に沿ってないってわかっちゃうんだよね…


みたいな言葉が周囲にまとわりつくようになってくる。坂下はかなり雁字搦めになるタイプです。(具体的に言うと玲子様よりエロくないのを書くとやべっ…ってなりがち)


これはある種当然の話で、坂下は
「創作におけるガンダム、ちょっとワカル」モードと呼んでいます。



やっぱり自分で書き出すと"読み"がかなり変化するので、異様に自作の粗を見つけやすくなるんですよね。本当に坂下も粗ばっかり見つけられるようになりました。
じゃあ粗を直すと良くなるのか、これはそういう話でもない。逆に粗が味になっていたりして、全体のバランスが崩れたりしちゃうわけです。
そしてそれを発表すれば、貰う評価の受け止め方も変容してしまう。



あちらを立てばこちらが立たず、こちらを立てればそちらが倒れ、全部立った! クララが立った!!!! と思ったらチ〇ポが勃たず…


いや一体これは何なんだ? 子育てか?! いやエロだから息子育てか?!!?!?!?


みたいな堂々巡りを繰り返しているうちに、楽しさを見失いがちなんですよね。
ここで前を向けるのは「天才」か、そうでなければ「鈍感」な人なのかなと。


ベタな結論ですが、粗をある程度無視できる人、割り切って次に行ける人、周囲からの評価も良いとこ取りを積極的に出来る人…そんな人が、楽しみ続ける事が出来るのかなと思います。


一言でまとめますと、これは苦労って奴なんですが、やはり好きなものであればこそ苦労が出来るというもの。時々立ち戻りたいですね。


新作も引き続き頑張ります!!!!(有り体な結論)

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