サーチライト 2022/06/21 21:00

活動報告182回目

こんばんは、坂下です。

と言いましても、坂下はこれを良く晴れた日中に書いています。
よくありますよね、書いている日時と状況がゆらぐ時。


「こんばんは」から始まる文章を日中書くなんて日常茶飯事で、「今は西暦1999年 現代日本は世紀末である」と書き出したら時代は1999年に吹き飛ぶわけです。
テレビのバラエティーなどは一日に二週間分撮ることもあるそうなので、年が明ける前に「明けましておめでとうございます」をするわけですね。


ただ、ありとあらゆる創作においてこの手の時系列の"乱れ"はつきもの。時間的・金銭的・表現のフォーマット的・に課せられたこの乱れに対し、私たちは全く違和感なく自己処理を施し付き合っています。


そりゃ年末に録画された「あけましておめでとうございます!」に対して
なんだよ! 調べたら実際は年末じゃないかハイ詐欺―――訴訟――――!!!!


とか言い出す人はいないわけです(いない…よね?)


最近、坂下の脳裏にある次作(というか、同時並行中の作品)のアイデアはここに力点を置いたものになります。(いや討伐伝を書け→書いてます もうちょっと待ってクレメンス……)


「僕はエロ小説を書いているが、そもそもエロのどこがエロいんだろう?」なんてガラにもなく考えるのですが、そしてこの質問は考えすぎると書けなくなるので適度に距離を保って向き合う必要があるのですが、この"乱れ"にエロがあるのではないかと考えるようになりました。


勿論、巨乳美女がエロいというのはゆるぎないのですが、要は巨乳美女を、そして彼女のエロをどう表現するかという事ですね。
「この題材はシコい」と表裏一体をなす(と坂下的には信じている)、
「この手法はシコい」です。(表現の足し算引き算の回で少し書いた記憶があります)


これは単語レベルだとある程度感覚を持っており、私も玲子様の時も「取り調べ」という単語を使っていました。
実際の所、「柔和で優しく見える巨乳未亡人(実際は自分の美貌を悪用する悪い人)が、自分を追い詰めようとする刑事を誘惑してベッドの上でエロテクを見せる」という行為に対し、「取り調べ」という単語は使いません。
「パイズリ」とか「手コキ」とか、直接表現するとそうなります。

もっと言うなら「Iカップ超えの乳房を全裸で直立不動になった刑事の股間に強く密着させ、勃起したペニスを挟み込む」とか。これはちょっとエロいな…


まとめると、普段使わない組み合わせにはどこかにエロさが潜んでいる、という事です。
「パイズリ」や「手コキ」より「Iカップ超えの乳房を全裸で直立不動になった刑事の股間に強く密着させ、勃起したペニスを挟み込む」方がエロいのはここにあるのではないかという事です。「マイケル」では抜けないが「ケン」や「レン」なら抜ける話とも地下水脈でつながっている気がします。


使いすぎるとクドくなるのでバランスが肝心ですが、イラストには余りない文章の面白い所です。
(イラストにおいても、例えば影だけを描写するコマでエロを表現するやり方は近いと考えます)


そしてこの"乱れ"はもっと応用可能なのではないか。作品の書き方自体にこの"乱れ"を使って、エロい事出来ないか―
まだまとまりきっていないのですが、おぼろげながらプランは見えてきているので頑張りたいと思います! 


今週の音声

おすすめされた作品です。なぜかマゾ性癖が悪化する…

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