小説屋 白石華 2024/04/12 21:54

四月のサキュバス琴未ちゃん更新

ご支援ありがとうございます。今月ももう半分が過ぎようとしていますが、サキュバス琴未ちゃんの続きになります。まず、先月のアンケートの結果をドン。

健太君の所に行くのを一票、頂きました! ありがとうございます! 順番が決まっただけですので、他のメンバーも行いますから、そこはご安心ください!

という訳で続き。

コチラ、無断転載禁止と機械学習禁止のため、サンプルイラストとして表示しています。他に貼れそうなところがあったらいいんですが様子見です。折角の琴未ちゃんが見られないよ! という方のためにフォローの方にもイラスト置いておくことにしました。いずれにせよ無断転載、機械学習禁止です。また、今までのように著作権は従来通りのルールでお願いするのと、自作品の犯罪行為への利用も禁止です。これなら収益行為じゃないから大丈夫……かな?
という訳で先月の続きになります! 自作品じゃなくて株式会社エルフ様の二次創作だから原作の迷惑にならないようによろしくお願いします!
 

・・・・・。

「誰の所に行けば……。」

 琴未は自分の身体を抱くようにして、自分の行き先を決めようとしていた。

「こんな形で……決めるなんて、いいの……?」

 琴未はまだ迷っていたが、自分の中に疼きの種が芽生えたような実感を、子宮の辺りから感じる。

「え……っ? えっ。んっ、あ……っ。」

 トクン、トクン、トクン……ッ。

「あっ。ん……っ。」

 下腹部が切なくなるような刺激が一度始まると、身体に広がっていき。自分の股間をキュッと吊るように包んでいるハイレグのボトムスの部分や、むき出しに近い乳房や乳首がそれまで沈黙していたのが嘘のように熱と鼓動を琴未に伝えてくる。

「あっ、あ……っ、えっ? ん……っ。」

 琴未はその場に立っていられなくなり。座り込んでしまう。

「んっ、んんっ。あ……っ。」

 座った瞬間、その振動だけでも、ぞわぞわと走るような感覚が身体に広がっていった。

「私は……こんなこと、望んでいないのに……。んっ。」

 先ほどサキュバスに言われたように、今のままだと誰彼構わず襲うようになるという言葉を思い出して戦慄する。それは現実に確かに迫っていたのだった。

「そ、そんなの厭……っ。私……は。」

 琴未は意識が薄れるのを感じながら、誰かの所へ最後の理性をふり絞って向かって行った。

 ・・・・・。

「ぐーぐー、むにゃむにゃ。……すぴー。」

 俺……小暮健太は自分の部屋で寝ていた。どんな夢を見ているかというと、内容が全く出てこないからきっと幸せを感じながら健康的な睡眠を手に入れているのだろう。何か自分の事なのに気楽な感じで夢に浸っていると……。

「健太……君。」

「んー?」

 聞き覚えのある声が聞こえてくる。とても聴いていたいような。聞き覚えのある声の中でも一際、可愛く聞こえる声。低いと言うほどではないが少し大人に近いような少女の声というか、そんな声なのに響き方はとてもあどけなくて……そう、丁度俺の知っている。

「健太君!」

「ぬおおおおおお!?」

 大きな声が聞こえて飛び起きると。そこには。

「あ……起きてくれた。」

「えっ、ぬ、ぬうええええ!?」

 俺は起きた瞬間、目に飛び込んできたのは俺の知っている同級生。浅川琴未のあられもない姿だった。身体を抱いてはいるが殆どシースルーで見えてしまっているビキニのような姿でトップスは完全にシースルー、お腹からつま先まではハイレグビキニのボトムスだが、そのボトムスも殆ど紐のようで、股間の一部分……本当に見せられないところしか包まれておらず。しかもそこも食い込んでピチピチの見た目である。
 更にサキュバスのようなコスプレまでしていて、何と言うか、琴未の格好で誘惑するに
してももっと手加減していいだろと突っ込みたくなるような俺の純情なチキンハートである。

「あ……よかった。起きてくれた……。」

「あっ、えっと、俺……どうしちゃったの? 幻覚にしても直球すぎない⁉」

 琴未がこんな格好で訪れる訳がないから夢でいいんだろうけど、それにしたってスケベすぎやしませんかねと自分で自分の欲望を感じてしまう。

「うん。あのね、説明すると長くなるんだけど。」

 琴未の姿をしたサキュバスは事情を説明してくれた。

 ・・・・・。

「そ、それじゃあ、本当に琴未ちゃんで、その……。」

「う、うん。誰かと……その、えっと。」

「うん。」

 俺は琴未の言葉の続きを待っていた。

「い、いや……言いたくない。」

 琴未は自分の身体を抱いたまま、泣き崩れるようになってしまった。

「し、しょうがないよ! 言えないなら言えなくていいし!
 サキュバスって言ったら何をすればいいか俺も何となく知っているし!」

 俺はこの先を琴未に言わせるのもどうかと思って即座に打ち切る事にした。

「と、とにかく、このままでいたら、琴未ちゃんが誰彼構わず、サキュバスのフェロモンで襲っちゃうことになるから、そうなる前に俺と……なんだね!?」
「……。」

 琴未はこくんと頷いた。

「そ、それで、どこまでしてもいいの?」
「分からない……。でも。」
「うん。」
「健太君は、最後まで、でいいんだと思う。」

 そこまで説明されて、サキュバスだから大体、想像は付いた。

「そっか。それじゃあ、どこまでなら琴未ちゃんが鎮まるか、調べてみようか。
 そうしてもいいかな?」
「……」

 琴未はまた、何も言わずにコクリと頷いた。俺は改めて琴未の今の様子を確認する。サキュバスの格好をしているからスッカリそれに目を奪われていたが改めてその豊満な肢体を裸体に近い状態で俺は眺めていた。シースルートップスからも伺える大きな乳房は乳首まで見えていて、暗いはずの布地からでも色づいて見える頂は慎ましやかな色をしていて、乳房もボンデージベルトのような素材で両側から括られ、寄せて扱き出すようになっている。Vラインのようなハイレグのボトムスはさっきも言った通り、どうして琴未に穿かせるのかと思うほどとても細く、食い込んだ見た目である。更に角と蝙蝠の羽根が頭の両側に着き、背中にも羽、尻尾も先端はハート形とセクシーな見た目なのに琴未がしているのが今だに信じられない。
 それでも……俺はその姿に目が離せず。正直に言っていいなら既に股間は勃起していた。

「え、ええっと。どうしようか。」

 俺は自分が寝ていた寝室のベッドから起きると、心臓の鼓動が抑えきれなくなるのを感じながら琴未に近づいていった……。

 今日はここまでで! 続きはまた描けるところまで書こうと思います! 今月は琴未ちゃんの更新で終わると思います! またね!

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琴未ちゃんのサンプルイラスト、取った状態です。ラフですがどうぞ

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