D’s Production 2020/04/21 00:18

新作ゲーム鋭意製作中2/同人絵師の差分地獄

知られざるD's Productionの伝統

それは何か?

──遅筆である。

つまるところ、最近作業をサボりがちですという話です・・・(;´∀`)
(しかも「伝統」だから、最近だけでなく、もともとサボりがちだという話でもあります)

前回の記事でもお伝えした通り、現在は新作ゲームの敵キャラクターのCGを作っているのですが、今のところ大体1体につき2週間と少し(17日程度)掛かっていて、できれば10日くらいに収めたいと思っています。
さらに、「敵キャラクター1体」とは、基本絵に加え、「ダメージ差分」「撃破差分」など(つまりグロ差分)を含みます。できれば、1週間に弱で基本を作り、そこから数日でダメージ差分を作りたいのですが、なかなか思うように行きませんね。

前回の記事から、1週間経ちましたが、今新キャラクターの基本絵のが95%程度できた段階です。ここから少し手直しをして、さらに服を着せて基本絵が完成となります。

「服を着せる」

こんな無駄な作業があるだろうか!?
このゲームはエロゲーである!
最終的には服は脱がして裸体を見せるのである!
服だけでなく皮膚や肉まで脱がして内蔵を見せるのである!
はじめから全裸でドーンと出現するのでは駄目なのか!?

中にはそういうキャラも出てくる予定ですが、全てというわけにはいきません・・・
ある程度のリアリティも必要です。

リアリティはどこまで追求されるべきか?

リアリティといえば、絵師ならば考えなければならない問題があります。
リアリティを上げれば上げるほど、必要な描画時間は増えるのです。それはつまり、作品の完成時期がそれだけ遅くなるということを意味します。
「全キャラクターが全員全裸で登場する」
という思い切りも必要ですが、そういうわけにも行きません。

そして着衣バージョンと裸バージョンの2種類を描くならば避けて通れない問題があります。
今仮にこれを「バスト寄せ問題」と呼称したいと思います。
これは下図を見て頂ければ一目瞭然と思いますが、これは衣服を描き足すとバストが持ち上げられ中央に寄せられるために、輪郭線や影、その他の部分の色の付き方が変わってしまうため、新たにバストの部分を書き直さなければならないという問題です。


これを全く無視して、元の胸の形に合わせて衣服も描くということもできます。
そうすると所謂「ノーブラ」状態になり、それはそれでエロくて良いですが、皆が皆ノーブラというのはどうかと思います(;´∀`)
エロは非エロの中にいてこそ映えるのである。

あるいは、もとから裸体の方を着衣バージョンに合わせて、中央に寄った状態に描くという手もありますが、これは非常に人工的な感じがして自然さが失われます。

やはり最上の手は、着衣・裸体のそれぞれの状況に合わせて描き分けるということなのですが、このバスト寄せ問題に代表されるあらゆるかき分けの一つ一つの手間が同人作家を差分地獄に叩き込む要因であり、やむを得ないことながら先行きが思いやられます・・・( ;∀;)

ただこのバスト寄せ問題に限っていえば、一定以上の大きさの乳房の時に起こることですから、バストの小さいキャラを描けば手間は省けるということは言えます。
ただし私は巨乳派。
やはり皆が皆ロリキャラというわけにはいかないと思います(^_^;)


前々作の《サキュバス・レ○プ残酷物語》でも、制作当初同じように服はなるべく描きたくないと言いながら、結局ある程度は描かなければなりませんでした。(;´∀`)
やはりそれなりに奥行きと幅のある世界を描き出そうとすると、それ相応の覚悟が必要です。しかし一体いつになったら完成するんだ・・・



▲前作の《サキュバス・レ○プ残酷物語》のスクリーンショット。
 《サキュバス・レ○プ残酷物語》では世界設定の都合上、裸体のままで良いキャラクター(モンスター)は多かったが、それでもやはり設定の都合上、服を描かなければいけないキャラも多かった。

なお111さんという方に《サキュバス・レ○プ残酷物語》の感想ブログを書いていただきました。
(●111さんのCi-enページはこちら●)


新作のゲームタイトルは?

先程から「新作ゲーム」とか「このゲーム」などと言っていますが、肝心のタイトルはどうなっているのか。
まだ決まっていません・・・
《サキュバス・レ○プ残酷物語》の続編にしようと考えていた頃は、《サキュバス殺戮伝説》みたいな感じにしようかと考えていましたが、続編にはしないことにしたので、一から考え直す必要が出てきました。

タイトルの考案はなかなか難しいものです。
考えないといけない問題はいくつかあり、

① ゲームの内容がある程度わかる
② ユーザーが覚えやすい・間違えにくい
③ 検索に便利である(他のものとかぶらない)

などといったことを考えなければなりません。

例えば 《サキュバス・レ○プ残酷物語》 は①の内容のわかりやすさはかなりの程度満たしていますが、②の間違えにくさについてはかなり悪く、よく「サキュバス残酷物語」などと間違えられたことがあります。実は作者も間違った。
また、レ○プという単語は一部の販売サイトでは強○的に伏せ字にされる言葉であり、さらには、サークルのブロクで使っているFC2ブログの禁止ワードにも指定されており、ある日一気に凍結されるという事態がありました。(Ci-enでは禁止ではないと思いますが、一応「レ○プ」と表記しています。本来は○にはイが入ります)
ですので精密検索する際には本来の単語バージョン、伏せ字バージョン、間違った省略バージョンなどいくつかを試す必要があり、少し手間です。
(これは作者が所謂エゴサーチをするときの話で、ユーザーが商品を検索する時はそれほど問題にはなりません)

また 《虐殺大陸》 は、実際にこのワードで検索をすると中国大陸の虐殺事件に関する歴史系の記事などがヒットすることがあり、あまり便利ではありません。
4文字という短い言葉なので②の覚えやすさはかなりいいと思いますが、①の内容のわかりやすさはそこそこだと思います。

このように過去作の反省を踏まえて相応しいものを決めたいと思っていますので、正式名称が決まるのはもう少し後になりそうです。

有料記事の方では、最新の制作画像を見ることができます。

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