四月亭 2023/08/11 18:41

『ウエディングバトルファック』のver1.01での修正点について

 販売開始した翌日の昼くらいに、新作の内容を一部だけ修正した。
 なので今回はその修正点とか修正意図とかについて書いとく。


 まず、変更部分の殆どはOPの最初の流れの部分。

 『ウエディングバトルファック』の序盤のストーリーの流れは
 なんか変なサキュバスがお城にやってきてあれよあれよという間に王子が攫われて
 その後、全く好みのタイプでない女と最悪なセックスをさせられる
 …という感じの流れなのだが
 なんか販売後改めて最後にもう1回だけテストプレイしてみたら
 このストーリーの流れみたいなのが製作者の想定と全然違う受け取られ方をされる可能性がある気がしてきた。

 エロゲーで最初に出てくるヒロインは普通は魅力的なもので
 最初に書かれるエロシーンって普通は普通にエッチなシーンみたいなものとして書かれるものだと思う。
 しかし、このゲームに最初に出てくるマノンってキャラは
 ヒロインというより悪役のトラブルメーカーみたいな感じで
 最初に書かれるHシーンもえっちなシーンというより設定とかキャラを見せる為のシーンとして書いてる側面が強い。

 しかし、このゲームをやる人は当然そんな意図なんて知らから
 普通のエロゲーをやるぞと思ってやったら突然変なキャラと変なHシーンが始まって
 悪い意味で期待を裏切られるというか、「何これ?」ってなる可能性が高いと思った。

 なので、「作者もちゃんと、これは変なキャラでこれは変な展開だと思って書いてるんですよ」ってのがせめて伝わるように
 序盤の文章の流れとかを全体的に修正しておいた。



 OPのマノン登場シーン。
 マノンのアホっぽい感じと周囲の「何言ってんだこいつ」感を強調するように修正


 
 目が覚めたらマノンに犯されそうになってた時のシーン。
 マノンが全然可愛くない事と主人公が全く興奮してない事を強調

 主人公がとっさに自害を選択するシーン。
 主人公がマノンとのセックスを本当に心の底から嫌がってる事を強調。


 

 こんな感じで、他にも全体的に意図が伝わるようにというか
 せめて魅力的なヒロインとのエロいシーンとして作ってるとだけは思われないように修正しておいた。


 
 それと、その最初のHシーンのCGもこんな感じでとりあえず修正しておいた

 このシーンのCGが一番最初に書いたので、全体の中でも特に出来が酷い。
 修正前のこれでもまだ一回修正してマシになってる状態で
 本当に最初に書いた絵は↓これだった。

 絵描く事自体に2か月くらいのブランクがあった
 +新しい書き方を模索していた
 +マノンのキャラクター自体のイメージとかが自分の中でまだあやふやだった
 みたいな色々があってここまで酷かったらしい。(こんなのでも書くのはたぶん3日くらいかかってる)
 元がこれなので、どこからどう直していいか分からないレベルだったのだが
 とりあえず目を何とかすれば絵は何とかなるので目だけ直したり、髪の毛を一旦全部書き直したり、全体の色調を調整したり
 (こんなんでも)なんか色々頑張ってたらしい。

 途中経過


 修正後



 あとは、製品版の修正情報に書いてる事そのままで
 チュートリアルの操作練習時間をちょっとだけ長くしたり
 戦闘中に顔グラがズレるバグを出来る所だけ応急処置してたりする。

 
 前の記事でも書いたが、自分はデバック作業が苦手で
 自分が作ったゲームをずっと自分でやってると何かどんどん鬱になってくる。
 だから(デバックがやり直しになるので)一度完成したゲームは本当になるべくそれ以上弄りたくないんだけど
 なんかこの修正は流石にやっとかないと一生後悔しそうな気がしたので、やっといた。

 差し替えとその後のデバックが大変になり過ぎるので
 妊娠後のマノンのCGは差し替えてない。
 差し替えする為にある程度デバックをやり直したけど、もしこれで変なバグが増えてたりしたらごめんなさい。



 


 あと、これは本当にさっき気付いたんだけど
 自分が作ってるゲームのデータが2年くらい前から
 ミスによって、zipじゃなくてrarとかいう謎の形式で圧縮されてる。

 昔パソコンに何となく入れたフリーソフトが悪さをしてて
 データを圧縮する時に勝手にzip形式じゃなくてrar形式で圧縮される仕様になってて
 しかも自分に知識とかが無かったせいで、rarファイルってのが専用のフリーソフトがないと解凍が出来ない誰も使ってないような圧縮形式だと知らなくて
 その結果、自分がずーっと普通のzipファイルみたいなものだと思って作ってたものが
 全部専用の解凍ソフトがないと解凍出来ない意味不明な圧縮形式のファイルになってたらしい。

 今までその事に突っ込まれた事が一度もないので
 たぶん自分のゲームを買ってくれた人は、「なんか技術的な理由があるのだろう」みたいな事を思って
 各々でフリーソフトとかをダウンロードしてrarファイルを解凍してくれたんだと思う。
 しかしrar形式で圧縮してた理由なんて実際は何もないし
 買ってくれてた人達が全員「あれ?何でzipじゃないんだ?」ってなってたかと思うとただただ恥ずかしい。

 この記事にも書いてる通り
 一度完成したゲームをなんかちょっとでも弄るなら
 変なバグが起きないかとかのデバック作業をしないといけなくなる。
 それが作業的にも精神的にも大変だから、もう今更昔作ったゲームのデータは弄ろうと思えない。
 しかし今売れてる途中の最新作くらいは、流石にzip形式に直しておこうと思う。
 もし自分のサークルのゲームを遊ぶ為だけに解凍用のフリーソフトとかダウンロードしてた人がいたら、変な手間をかけさせてごめんなさい…。

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