義弟と交わって/23
何度味わっても、この目の前が真っ白になるような感覚は素晴らしく、一度これを味わってしまったら、もう抜け出せなくなってしまうのではないか……と、そのときはそんなことを考えている余裕は無くて、わたしは、足から力が抜けて、立っていられない状態になりました。
崩れ落ちそうなわたしを、浩二くんがしっかりと抱きとめてくれます。その力強さに、わたしは、うっとりとしました。ずっと、そうして、抱かれたい気持ちでいると、そのうちに、わたしは体に力が戻るのを感じました。意外に、丈夫というかなんというか、回復力が早い体に、わたしは、がっかりしたような気持ちになって、このまま回復していないフリをして、浩二くんに抱き留められたままにしておこうかと考えないこともなかったのですが、それはちょっと恥ずかしくて、結局、
「もう、大丈夫よ、浩二くん」
と彼に対して正直に言ってしまいました。
浩二くんのペニスは、すでにわたしの体内から抜けています。わたしは、彼の方へと向き直りました。浩二くんは、優しげな顔立ちながら、体は無駄なく引き締まっていて、視線を下に向けると、だらりとした巨根があって、わたしは恥ずかしくなって、視線をそらしてしまいました。
「汗かいたから、シャワー浴びようか」
そう言うと、浩二くんは、シャワーを出して、わたしの体にかけ始めました。わたしの肩口から、背中、乳房と、かけていって、最後に、わたしの秘所に、水流を当てました。
「あっ、そ、そこは、自分でするからっ……」
「いや、汚したのはおれなんだから、おれにやらせてよ」
浩二くんは、水流を当てながら、わたしの秘所に指を這わせました。そうして、それだけではなくて、指をわたしの膣内に挿入してきたんです。
「ああっ、だ、ダメッ!」
「いいから、じっとしてて、真由さん」
浩二くんは、指を一本、わたしのナカに入れると、膣内に残っている精液と愛液混じりの液を、ゆっくりとかきだすようにしました。確かに、かきだされはしたのですが、その代わりに、
「あれ、真由さん、かきだしてるのに、あとからあとから、新しいおつゆが滲み出してくるみたいだけど」
浩二くんの指に感じてしまって、新たな蜜液があふれるようになったようです。
「だ、だって、浩二くんが……」
「おれが何?」
そう言うと、浩二くんは、シャワーを手放すと、膣内の指はそのままにしたまま、わたしにキスしてきました。