官能物語 2020/06/29 14:00

義弟と交わって/31

 浩二くんは、わたしを後ろから抱き締めたまま、手をわたしの乳房に当ててきました。そうして、大きく揉むようにしてきます。若い男の手で女の象徴をつぶされたわたしは、思わず、

「はあっ……」

 吐息を漏らしました。

「真由さん、ずっとこうしたかった……」
 そう言って、浩二くんは、わたしの尻たぶに、硬くなった自らのモノを押し当てるようにしてきます。わたしは、彼との数々の交わりを思い出して、一気に、体が熱くなるのを覚えました。

「だ、ダメよっ、浩二くんっ!」

 わたしは、振り向くようにして、小声で言いました。

「ダメ?」
「そうよ、こんなことしちゃダメなの!」

 すると、浩二くんは、いっそうわたしをしっかりと抱くようにしてきました。

「こ、浩二くんっ!」
「……れのものだ」
「……えっ?」
「真由さんは、おれのものだよ」

 そう言うと、浩二くんは、片手でわたしの片方の乳房を潰しながら、もう一方の手に、わたしのスカートを割らせて、内ももを撫でるようにしてきました。

「はあっ!」

 わたしは、思わず、声を上げて、体を震わせました。

「ダメッ、浩二くんっ!」

 わたしの制止の声にかまわず、いえ、もしかしたら、わたしが止めたことで返って、浩二くんの手は、スムーズに動いて、わたしの下着にかかります。わたしは、彼のもう一方の手を振りほどこうとしました。
 
 しかし、びくともしません。女の力ということもありますが、その力にしても、彼に抱き締められて、秘所に触れられようとしていることでもって、しっかりと発揮することができないのです。わたしの体は、彼の体に接触しているだけで、どんどん熱くなって、まるで、その熱に体の一部が溶かされたかのように、とろりとした蜜液が、体内から滲み出てきます。

「濡れてるね、真由さん……」

 浩二くんが、わたしのショーツの底に指を当てながら言いました。下着越しに分かるほど濡れていることを指摘されたわたしは、カッと頬が火照るのを感じました。

 浩二くんの指が、クロッチの部分のわきから、中へと侵入します。

「ダメッ、ダメッ!」

 わたしは体を震わせるようにしましたが、もうこの時点で、彼に触って欲しいという気持ちでいっぱいでした。

「体は嫌がっていないようだよ、真由さん」

 浩二くんは意地悪い声を出しながら、わたしのナカへと、指を挿入してきました。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索