主婦の秘めごと ~義父と家族風呂に入って~/2
やったあ、と歓声を上げた子どもが、義父の手を取って浴室へと向かいます。あなたは、二人が脱衣所で服を脱いで、浴室に入ってから、そのあとを追うようにして、脱衣所に入ります。さすがに、一緒に服を脱ぐのは恥ずかしいので、あとから服を脱いだあなたは自分の体を改めて鏡で見ます。
若い頃と同じというわけにはいきませんが、子どもを産んだ後に気をつけていたので、そこまで崩れてはいない体を見ながら、あなたは、老人に体を見せるくらい何ということもないともう一度思いなして、浴室のドアを開きます。
中は広々としたスペースです。二つもある洗い場の一つで、子どもが義父に軽く体を洗ってもらっているようです。きゃあきゃあと騒ぎながら楽しそうにしている子どもを見ると、あなたは、やはり来て良かったと思いますし、義父に対する感謝の念も湧きます。
「お風呂に入っていい、おじいちゃん?」
と子どもが言うので、それに義父が応えると、子どもは円形になった大きな浴室の一角に身を沈めて楽しそうです。あなたは義父に近づくと、お背中お流ししますと声をかけます。あなたの方を見ようとしない義父は恐縮したようですが、風呂椅子に座ってあなたに背中を見せます。
久しぶりの男性の裸にあなたは軽く興奮するのを覚えます。老齢の義父の裸を見て興奮するというのも何だかなあと思わざるを得ないところもありますが、夫の父と言っても、あなたにとってはやはり他人であって、しかも老齢とは言え、義父は、庭いじりや山登りで鍛えているせいか、がっしりとした男臭い体つきをしています。
あなたは、石けん水に手を浸すと、義父の背中に手を当てます。広くたくましい背中です。あなたは、自分の手を使って肩口から背中、腰の辺りへと手をすべらせるようにします。しばらく触れていない男性の体に触れたあなたは、鼓動が早くなるのを覚えます。義父が自分に興奮するよりも、自分が彼に興奮していることを認めて、思わず苦笑したあなたは、洗うことを続けます。
お尻の辺りまで洗ったあなたは、そこで義父がビクッと腰を震わせるのを認めます。お尻の割れ目に指が滑ったのが気持ちよかったのでしょうか。あなたは、いたずら心で、そこに何度か指を滑らせるようにします。そのたびに義父は、ビクッ、ビクッと腰を震わせるのが分かります。しかし、拒否しようとはしません。
あなたは、もしかしたらと思います。義父は感じているのでしょうか。だとしたら、前はどうなっているのだろうかと、あなたは曇り止めがほどこされた鏡をちらりと見ます。すると、義父の一物が隆々として天を向いているのが、あなたの目に映ります。