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2020年 08月の記事 (31)

官能物語 2020/08/21 14:00

母の浮気/48

 それにしても、あんな風に、女性に声を上げさせることができたら、男冥利に尽きるだろう、と良太は、前にも考えたことがあるようなことを、改めて考えた。

「ああ、気持ちいいわ……ふふっ、久司くんは筋がいいから、これから、たくさんの女の子を泣かせるかもね。クラスでもモテるでしょ?」
「そ、そんなことないです」
「そうかな。告白されたこととかないの?」
「それは、あります」

 あるんかい! と良太は心の中で、突っ込んだ。水くさいことである。兄弟同然……とまでは行かないまでも、かなり仲がいい友人同士だというのに、告られたことを話してくれないとは。……とはいえ、もしも話されたとしても、こっちは、一度も女の子から告白されたことがない身だから何とも応えようがないけどな、と良太は自嘲気味に考えた。

「あるんだ、それで、どうしたの?」
「断りました」
「可愛い子だった?」
「はい」
「もったいないなあ」
「でも、ぼく、おばさんのことが好きだったから」
「あらぁ、ありがとう。ふふっ、でも、おばさんよりも好きな人、いるでしょ?」
「えっ、い、いません、そんな人……」
「そうかなあ」

 母は何か訳知り顔である。もしも、母の言うとおりだとすると、久司は、他に好きな女がいるにも関わらず、母に告白をして初体験を済ませたということだった。かなりぬけめない男である。良太は、純情な少年の裏側を見た思いだった。

「そろそろ、どうかな? できそう、久司くん?」
「は、はいっ、いつでも大丈夫です……というか、また出ちゃいそうです」
「もうちょっと我慢して」
「おばさんのナカ、気持ちよすぎて……」
「それはありがとうだけど、いつもそればっかり言って、出すのが早かったら、嫌われちゃうわよ……久司くんの本命の人にもね」
「そ、そんな人いませんからっ」
「ほら、腰を振ってみて」
「こうですか……ああああっ!」

 久司は腰を動かした途端に、悲鳴のような声を上げて、ぶるぶるっ、と体を震わせた。どうやら、二度目の放出を行ってしまったらしかった。少しその余韻に浸っていたあと、ハッとした顔をした久司は、

「ご、ごめんなさい、おばさん……」

 とその顔をうなだれさせた。

「いいのよ」
「……あの、早いと嫌われるんでしょうか?」
「あんまり早いとね。でも、今はしょうがないわ。だって、今日、童貞を卒業したばっかりだからね」
「…………」
「気にしない、気にしない。でも、とりあえず、久司くん、離れてもらえるかな」
「あっ、お、おばさん。もう一回シたら、ダメですか?」
「もうおしまいよ。二回もシたんだから、これ以上は久司くんの我がままだってことは分かるよね」

 母は、はっきりと言うと、久司はしゅんとしたようだった。母が正しいとは思っても、ちょっと彼のことを可哀想に思ってしまった良太は、

「さ、離れて。シャワーでも浴びましょう。一緒に浴びる?」

 母の、からかうような声が続けられるのを聞いた。

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官能物語 2020/08/20 14:00

母の浮気/47

 男がどうしておっぱい好きなのか、ということは、当の男である良太にも分からない。分からないけれど、好きなものは好きなのである。アソコにも興味はあるけれど、何と言っても乳房だった。服の外からちょっと谷間が見えることがあるというのもポイントかもしれない。
 さらに言えば、良太は巨乳好きだった。大きいおっぱいを思うさま揉みしだくことが、良太にとっては、セックスすることと同じくらいの大きな夢だったのだ。それを、自分と年が変わらない、というか、年下の、見知った少年がしているのだから、良太の悔しさたるや、両手をぐっとにぎり、歯を食いしばるほどのものだった。

「ああ、すごいです、おばさんのおっぱい……」
「好きなだけ、どうぞ」
「痛くないんですか?」
「全然。痛くもないし、あんまり気持ちよくもないけどね」
「えっ! ……すいません、下手で」
「いやね、そうじゃないのよ。おっぱい自体が、感じるところじゃないってこと」
「そうなんですか?」
「人によるかもしれないけどね」

 そうなのか、と良太は、一つ利口になった思いだった。よくエロ動画では、乳房をこねくりまわされて嬌声を上げる女性の姿を見るけれど、してみると、あれは演技だったわけである。少なくとも、その可能性がある。

「でも、さっき、久司くんに、おっぱいの先っぽを舐められたでしょ。あれは、気持ちよかったわ」
「あ、じゃあ、また舐めてもいいですか?」
「舐めてもいいけど、指でつまんでみるのはどう?」
「やってみます!」

 体を交えながら歓談している二人に、良太は、大いに嫉妬した。これでは誰の母親か分かったものではない。

――おれの母さんなのに……。

 良太は、ますます歯を食いしばった。
 久司の指が、母の乳首に伸びる。その指が、おっかなびっくりといった具合に、乳首をつまむようにすると、

「あんっ」

 と母が可愛らしい喘ぎ声を上げた。

「気持ちいいですか、おばさん?」
「ええ、気持ちいいわよ。でも、もうちょっと、強くしてもらった方が好みかも」
「こうですか?」

 久司は乳首をつねる指に力を入れたようである。

「はあっ!」

 ぶるっと、体を震わせて、母は、先ほどよりも切なげな声を上げた。

「そうそう、上手よぉ」
「ありがとうございます!」

 褒められて喜びの声を上げた久司は、調子を得て、それからしばらくの間、乳首をつねり続けた。そのたびに、母が、

「あんっ、あんっ、あんっ!」

 と高い声で鳴いた。
 ざっくばらんな母のことである。演技をしているというわけでもないだろうから、本気で感じているのだと良太は思った。

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官能物語 2020/08/19 14:00

母の浮気/46

 久司は、しばらくの間、母に抱き付いたままだった。よっぽど、気持ちよかったのだろう。それを見ながら、良太は、ますますある決意を固めた。肉棒も同じくらい強く固まっているが、処理の仕様が無いので、どうしようもない。

「おめでとう、久司くん。これで、一人前の大人だね」

 やがて、顔を上げた少年に、母が微笑みかけた。

「ありがとうございます、おばさん!」
「いいのよ」
「本当に夢みたいです。おばさんとできるなんて!」

 本当にそうだな、と良太は思った。たとえば、良太が、久司の母親とするようなものである。良太は、自分が久司の母親に向かって、童貞を卒業させてほしい、と頼んでいるところを想像してみた。……これは、ちょっと無理である。とすれば、久司はよくやったと褒めるべきかもしれない。久司のことは羨ましいと思っていて、今もなおそうだけれど、彼がその地位を得たのは、勇気を出して行動したからだった。

 彼はその行動の報いを受けたということであって、良太と来たら、まったく行動せずに、していることと言えば、こうして押し入れに隠れての覗きである。……まあ、もともと覗きをするために隠れていたわけではないのだけれど、ともかくも、良太よりも久司の方が行動した分だけ立派だったということである。良太は、素直にそれを認めた。

「あの……おばさん……」
「なあに?」
「このまま、もう一回シたら、ダメですか?」
「えっ、まだできるの?」
「はい。できると思います」
「ふふっ、若いのね。いいわ、じゃあ、もう一回ね。でも、これは、本当に今日だけのことだからね。次はないからね」
「はい、分かりました」

 久司は、はっきりと答えた。あんなに気持ちよさそうなこと、今日だけで済ませることなんてできるのだろうか、と良太は大いに疑問を持ったが、まさか、

「いやです」

 とも言えないだろうことも分かっていた。それにあるいは、久司なら、本当に今日限りで終われるかもしれないと、これまでの付き合いから感じてもいた。

「あの、おばさん……」
「なあに?」
「また、おっぱい、触ってもいいですか?」
「ふふっ、そんなこと、いちいち断らなくてもいいのよ。自由に触りなさい」
「はっ、はい!」

 久司は、両手を伸ばすと、母の柔らかそうな乳房を思う存分、揉みしだくようにした。良太は、ぎゅっと自分の手を握りしめた。再び、飛び出していきたい気持ちになる自分を、良太は、精一杯押しとどめた。

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官能物語 2020/08/18 14:00

母の浮気/45

 女が自ら足を開いているのである。男にとっては、夢のような状況であり、やめるなどということはありえないことだった。しかし、久司は、母の足の間に身を置いたものの、それからどうすればいいのか分からないようだった。無理もない、と良太は思った。自分だって同じ立場に置かれたら、とまどってしまう。

「あの……おばさん、ぼく、どうすれば?」
「知らなーい。だって、おばさん、男の子じゃないもん」
「そ、そんな……」

 泣きそうになる久司に、母は、

「ウソウソ」

 と笑った。母にはちょっとS的なところがあるのではないか、と良太はいつか思ったことを、もう一度考えた。

「おちんちんの先を、わたしのここにつけて、それで、ぐいっと押し込めばいいのよ」

 母は、指を秘所にあてて、場所を指し示しているようだった。久司は、唾を飲んだようである。いよいよ、童貞が卒業できるのだ。しかも、相手は、ずっと憧れていた相手なのである。良太は、悔しさとともに、それに倍するうらやましさを感じた。

「あっ……あれっ……」

 自らの腰を母の腰間に近づけた久司は、戸惑った声を上げた。なかなか入らないのだろうか。

「大丈夫よ、焦らないで。おばさんはどこにも行かないからね」
「は、はいっ!」

 もしも初体験のときに、スムーズに挿入できず、それを女性から冷めた目で見られたらどうだろうか、と良太は考えた。まさにトラウマものだろう。一生セックスできなくなってしまうかもしれない。

 良太は、ただ今の久司と同様に、初体験する相手は、年上がいいと思った。そうして、さらに言えば――

「あっ、ああっ!」

 久司の喉から、驚きの声が漏れた。
 母は仰向けに横たわっており、その股間に少年のそれがしっかりと結合されていた。

「ああっ、おばさんっ!」
「ふふっ、入ったわね。どう? 初めての女の人のナカは?」
「す、すごいです。あったかくてぬるぬるしてて、絞るようにしてきて……ああああっ!」
「我慢しなくていいのよ。いつでも出していいからね」

 そう言うと、母は、久司に両手を広げて、彼を腕の中に抱き締めるようにした。そうして、少年の唇にキスをした。それだけではなくて、舌を入れたようである。その瞬間、

「んーっ、んーーーっ!」

 鼻から、切なげな息を漏らして、久司は、ぶるぶるっとその小柄な体を震わせた。どうやら、あっさりとイッてしまったようだった。その震えは、しばらくの間とまらず、久司は、母にしっかりとしがみついていた。母は、それを受け止めながら、まるで、久司のことを本当の子どもであるかのように、愛おしい目で見ていた。

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官能物語 2020/08/17 14:00

母の浮気/44

 久司は、たっぷりと3分くらいはそうしていただろうか。いや、もしかしたら30分くらいだったかもしれない。

――いい加減、離れろよ!

 というフレーズを、良太が、頭の中で10回くらい繰り返したあと、ようやく少年は、美熟女の巨乳から顔を上げた。

「満足した?」
「は、はい……あの、じゃあ、今度は吸ってみていいですか?」
「ええ、いいわよ、どうぞ」

 母の乳房の先は、ピンと立つようになっていた。まさか久司との戯れによって感じているとも思われないけれど、もしかしたらそうなのかもしれない、と良太は疑った。その疑いが確信を持ったのは、

「あんっ!」

 久司が片方の乳首の先に唇をつけたときに上がった、母の嬌声のせいだった。

「あっ、す、すみません。痛かったですか?」

 久司は、慌てて、乳首から唇を離した。

「ふふっ、そうじゃないわ。気持ちよかったのよ」
「えっ、本当ですか!?」
「ええ、久司くん、上手よ。さあ、もう一回、吸ってみて」
「は、はい」

 久司はもう一度、乳首に向かった。母は、

「はああっ、いいわっ……」

 声を上げながら、久司の頭をかき抱くようにした。本気で感じていることはもう明らかだった。仮にこれが演技だとしたら、ちょっとサービスが良すぎるだろう。

「ちょっと噛んでみて、久司くん」
「えっ、か、噛むんですか?」
「そうよ。軽くね」
「わ、分かりました」
「はあんっ!」

 立ったまま体を震わせて、母は快感を表現した。そうして、その快感を得ているお礼をしようとでもしているかのように、母の手は少年のペニスに伸びていた。ビンッと上向いているそれを軽く上下にこするようにしている。しばらくは、乳首を吸っていた久司も、耐えられなくなって、

「ああっ、おばさんっ、ダメですっ、出ちゃいますっ!」

 口を離して、声を上げた。
 そこで、母の手は止まった。
 良太が母の顔を見ると、その顔は、男を誘うような色で満ちていた。欲しがっている女の目つきである。それが分かるのは、まさに、母のそういう表情をこれまで見ているからだった。

「じゃあ、入れてみる? 久司くん」

 そう言うと、母は、自ら下着を脱いで、畳の上に腰を下ろして、足を広げた。

「さあ、いらっしゃい」
 女の秘所を見たのは、おそらく、初めてのことなのだろう。久司は、少しの間、まじまじと母の股間を見て、動けなかったようだが、

「シたくないの? 久司くん。やっぱりやめちゃう?」

 母がそう言うと、ハッとして体を動かして、母の足の間に、両膝をつくようにした。

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