N&R 2023/05/03 01:02

過去作品を振り返る(大好きな先輩がビッチだった件)

前回「魔法少女しずく」を振り返ったので、このまま古いものから順番につらつらと作品を振り返っていきます。
特に最近やる気休業中で書くことがない&自己満足&宣伝&何かいい刺激になればってことで第5弾。


2019年9月に発売した作品で、内容はビッチな先輩に恋をしてしまった主人公が先輩のハートを射止めるために脱衣じゃんけんで奮闘するお話となっております。

この作品を制作した理由は「テスト」をしたかったからです。
前回お話しましたが、原画担当のアールがいなくなってしまい、「ゲームは作りたいけどCGがないっ!」という状態でした。
なんとかならないかなぁと苦肉の策で辿り着いたのが「vroid studio」という3Dキャラを作り出すことができるソフトウェアでした。
ただ、キャラクターのクセが強く、3Dというだけで敬遠されることも多いので使ってみたところで果たして売れるのか……??という疑問があったので、試しに何か作って様子をみてみるか~というのがこの作品をつくり始めたきっかけとなりました。
(とりあえず簡単に作れて短時間で遊べてかつ、それなりにエロいものと言えば……脱衣じゃんけんかな?テーブルゲームも挑戦したかったしちょうど良いや。といった流れ)
ちなみに生成したキャラの編集は「MikuMikuDance」というソフトを使っております。


そして出来上がったのがこんなやつ。
制限時間内にグー、チョキ、パーのいずれかを選択し、3回勝てば1枚脱がせるというもの。
また、完全に運だとクリアできない問題が出てくるので、「じゃーんけーん」のときの構え(3種類)で相手が何を出してくるかわかるようにしました。


というのが一度負けたらわかるように、ゲームオーバー画面でヒントとして書いておきました。
これはとっても親切ですね!!ですね!


そしてジャンケンの結果も、服装の状態×グーチョキパー3種と多彩にポーズを増やし、プレイヤーが少しでも見て楽しめるようにしました。
3DCGの良いところは、一度モデルを作ればCGを増やすことが容易というところですね。
思い通りに動かすとなるとパラパラ漫画のように1コマ1コマポーズをつくり、それを繋げる作業となるのでかなり大変ですが、ポーズをつけて画像を切り抜くだけなら割と楽です。


勝ったときや負けたときの反応。
とにかく色々とポーズが変化します。
CGとしての魅力が劣る分、枚数でカバーといった感じですね。


そして全部脱がせて待望のごほうびタイム。
そこからもう一度勝負して勝つことができればごほうびタイム2。
ビッチな先輩なので嫌がるそぶりもなく、とっても積極的にせめてきます。
エロいおねーさんが積極的にってパターンはこれまでの自分の作品ではほとんどなかったので、今思えばこれが初挑戦だったかもしれません。
そして最後はラブラブハッピーエンドで終了します。


で、販売してみた結果ですが、お手軽な内容の作品だったこともあり税抜300円で販売し、1カ月で約150DLくらいは売れました(現在は合計350DL程度)
このCGで100を超えてきたのなら、通用するっちゃするのか…?と思い、その後もこの3Dソフトを使うことにしました。
また、3Dの最大の武器はなんといっても「がっつり動かせる」ことですから、次回作は動かしてみようとこのときに決めました。
その後色々とソフトの扱いに苦労するわけですが、それはまた後日に。

改めて振り返ってみると、この作品は内容自体は軽いものでしたが、自分のゲーム制作において転機となった作品なので、実は重要な役割を果たしていたように思えます。


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