物書きさん必須テクニック。文章入力爆速化講座その2
今日は小説家さんやシナリオライターさんなど物書きの人なら
常識だよねー(本当かよw)っていう文章入力爆速化テクニック第2回です。
ピラミッドキー
文章入力で最も便利なソフトウェアはエディターですよね。
今回のポイントはエディターが絶対条件というわけでなく
キーカスタマイズが出来るかどうか。
文章入力ではカーソルの前後左右移動やページの切り替えなど
普段よく使うことですが、これをカーソルキーや
ページアップダウンキーまで指を移動させると
入力が中断してかなりロスになります。
ここでショートカットキーに慣れているなら
ダイヤモンドカーソル(キー)を使っているでしょう。
これはCTRキーとE,S,D,Xキーでカーソルを移動させる
ショートカットキーですね。
今回のポイントはこのカーソル移動をもっと使いやすいキーで
代用しようというテクニックです。
CTRキーとJ,K,L,Iを利用したのがピラミッドキーです。
この呼び方は自分が勝手に付けた名前なので
検索しても出てこないですよw
カーソル移動の左がJ,下がK,右がL,上がI。
そしてページアップがU,ページダウンがOです。
ダイアモンドキーは慣れるのに時間がかかるのと、
慣れても指の動きが自然では無いことです。
それに比べてピラミッドキーはホームポジションそのままなので
すぐに慣れて、指も疲れません。ただしデメリットもあります。
それはキーカスタマイズが出来ないソフトウェアでは使えない事。
一応文章入力をメインとするエディターやワープロなどなら
キーカスタマイズ出来るのが普通なので問題ないとは思います。
エディター設定方法
今はクラウドでデータを管理する文章入力ソフトも多いですよね。
Evernoteとか新しいのだとnotionとか。
便利ではあるんだけど、自分の場合結局使わなくなりました。
使わなくなった理由が、重いのとキーカスタマイズ出来ないこと。
クラウドはデータが増えれば増えるほど重くなって、
エディターの軽さにはやっぱり勝てません。
キーカスタマイズ出来ない物が多いのも減点材料。
クラウド連携させたいデータは、Googleキープや
Googleドキュメント、Googleドライブなどで
自分で使いたい時に使うって感じになりました。
ではピラミッドキーを使うんですが、
これは単純にキーカスタマイズするだけです。
ただ使ったことないって人のために、簡単に設定方法を紹介します。
エディターかワープロソフトを使いますが、
今回は自分が普段使っているK2Editorを紹介します。
K2Editorは無料だけどマクロや色設定など
基本機能は全て備えたテキストエディターです。
装飾機能が無いのがエディターですが色設定機能を使うと
見やすくなって凄く便利^^
今回はK2Editorを紹介しますが、基本有名どころのエディターなら
どれでも問題ないと思います。
自分が気に入ったソフトウェアを使おう!
有料のエディターもありますが、プログラムをやっているなら
有料ソフトは便利な物が多いので検討してみるのもいいかと。
K2Editorキーカスタマイズ
ではCTR+Jキーにカーソル移動の左を割り当てる方法を紹介します。
K2Editorを起動したら、メニューバーのその他から共通設定を選択。
エディタの環境設定が開くので、
1,キータブを選択。
2,キー(k)の項目をクリックしJキーを押す。
3,CTRL(C)を選択。
4,すると、すでにJに割り付けられているキーが表示されます。
画像ではすでに自分が割り付けているLeftとCTRL+Jが表示されてます。
まだ設定していない人は、たぶん別のキーが割り付けられているはず。
別の機能が割り付けられている場合は7のクリアを押して消して下さい。
5,CTRとJが指定されている状態なので機能(F)のカーソル移動系を開き
カーソル左を選択して下さい。
6,最後に割り付け(D)をクリックすれば割り付け完了です。
同じ要領でカーソル移動の下がK,右がL,上がI。
そしてページアップがU,ページダウンがOを設定して下さい。あとお勧めとしては、ALT+Jで行頭に移動。ALT+Lで行末に移動
ALT+Iで上に行スクロール、ALT+Kで下に行スクロール
とかも設定しておくといいかも。
他のよく使う機能はお好みで設定して下さい。
一太郎キーカスタマイズ
一太郎などのワープロソフトも同じようなやり方です。
メニューバーのツールから割り付け、キーを選択。
後はK2Editorと同じようなやり方で、キー入力(N)でCTR+Jを押し、
すでに割り付けてあるものを解除(D)、一覧(R)から
カーソル移動の左を割り付け(C)というように設定していって下さい。
エディターはとにかく軽さが最大の武器。
普段のメモや情報なんかも一つのファイルにまとめても
全然処理が重くならないのが強みですね。
1ファイルの情報が多すぎるって場合も、ページの最初に
目次文字をずらっと並べて置いて、
エディターのマクロキーを使えばカーソル位置の目次から
一発で目的のページに飛ぶなんてことも簡単にできます。
うまく使いこなして、作業時間を節約しよう!
明日は第3回日本語FEP編でーす!