ホール・オブ・ザ・臀部／肛の帰還

・・・・・前回からの続き、ラストです！

ホッとしたのも束の間・・・「次は肛門鏡で診てみます」の声が掛かると同時に、謎の器具が「グポォッ！」と再び私の肛門を襲います！
この器具は指の様に激しく動いたりはしませんが・・・太いのです！
体感では指の二回りくらい、あるように感じました。
これはもうエロマンガの「ひぐぅ・・・大きすぎるよぉ・・・」というシチュエーションそのものです！
その圧倒的サイズと存在感を有するソイツは、私の肛内を瞬く間に占拠し、その居心地を充分に堪能した後、勝ち誇るように悠々と去っていきました。
ヘトヘトになりながらも「これでようやく終わった・・・」と安堵した私に対して、医師は「最後にエコーやります」と言いながら、またも別の器具を「ヌポオォッ！」
これは先ほどの肛門鏡と比べるとかなり細いのですが、その分ずっと奥まで挿入ってしまうのです！
私が「この先にだけは決して行かせまい！」と死守し続けていた最後の扉をも、この三人目の侵略者は容易くぶち抜いてしまったのです！
結局ソレが引き抜かれるまでの間、私は尻奥を貫かれる鈍い圧痛に耐えるしかありませんでした。
こうして・・・ようやく私の人生初の肛門診察は終わったのであります。
そして、その結果は・・・・・
「う～ん、悪そうな所は見られせんね」「・・・ふぇっ？」
あれだけケツをいたぶられて、得られた結果がそれなの・・・！？
じゃあ、この長く続いている痛みはいったい・・・？
正直、どこか見落としてるんじゃないかと思いましたが、ここで下手に食い下がってまたあの検査を受けるのも恐ろしかったので、もう納得するしかなく・・・・・
取り合えず、注入タイプの軟膏とお通じを柔らかくするための酸化マグネシウム錠で様子を見ようという事になり、もやもやした思いを抱えながらも帰宅しました。

それから、もうすぐ三か月が経とうとしていますが、やはり尻は痛むのです。
それでも春先頃の痛みと比べると、大分マシになっている気はするので、このまま沈静化してくれれば良いのですが・・・・・
来月中にまた再診があるので、その時までに治ってくれないと、また新たな検査とかで変なモノを突っ込まれるんじゃないかと戦々恐々しております・・・・・。

Assに向かって撃て！

・・・・・前回からの続きです！

鼻の穴を二度も犯されるというアクシデントはあったものの、コロナの抗原検査の結果は陰性。
さらに、非リアぼっち生活を露わにされた問診結果からコロナの疑いは晴れて、ようやく肛門科で診て貰える事になりました。
椅子に座っていると尻が痛くなってしまうので、待合室ではほぼ立ちっぱなしでした。
平日ですが割と混んでいまして、中には若い女性の患者さんも！
彼女達が診察室に入っていく姿を見る度「中でどんな事されるんだろうなぁ、ウヘヘ！」とゲスな妄想を繰り広げてしまいました。
そんな楽しい時間も束の間、いざ自分の番となるとやはり怖くなるものです。
年甲斐もなく、かな～りビクビクしながら、診察室に入りました。
医師は４０～５０代の男性でして、若い女医さんとかじゃなかったのがホッとした様な残念な様な・・・・・。
簡単な問診が済むと「では診ましょうか」と、すぐ近くにあったベッドに誘われます。
ここまで来るともう後には引けないので、言われるがまま横向けに寝て、ズボンをずり下げ尻を出します。
既に頭の中には恐怖心しかなく、恥ずかしいとか考える余裕もありません。
そしてついに・・・「じゃあ触診します」という医師の宣言と共に「ヌボオオッ！」と一気に奥まで、指が挿入ってきたのですッ！
ゆっくり・・・ジリジリと肛門をほぐす様に侵入してくる物とばかり思っていたので、この指先の勢いは全くの想定外でした！
最中、医師が指をグリングリン動かしながら「痛い箇所あったら言って下さい」と言っていましたが、出だしの強行突入のインパクトがあまりに強すぎて、もうどこが痛いのかなんて分かんないですよ！
これがプロレスだったら、もう即行で「ギブ！ギブ！」してたと思います。
結局、痛いポイントがどこかよく分からないまま、私の肛門を散々蹂躙した後、医師の指が抜かれました・・・・・。

・・・・・次回で完ケツです！

鼻ふぁっく

・・・・・前回からの続きです！

プレハブ小屋の外にパイプ椅子が用意されていて、そこに腰掛けて待つように指示されました。
しばらくすると完全防護服装備のフルアーマーお姉さんが来て、問診が始まりました。
海外渡航歴やコロナ感染者との接触の有無、家族構成など尋ねられました。
といっても・・・私は独りでこんな生業をしている為、海外どころか外出する事自体ほとんど無く、さらに生身の人間と会話する機会も皆無と言っていいほどの非リア人間です。
それを聞いたFAお姉さんも「発熱はコロナとは全然関係無さそうですねー」と、明るく言ってくれました。
それでも結局、念の為に検査はする事になり、あのTVで良く見た被検者の鼻の穴に挿し入れる綿棒のラスボスみたいな奴が出てきました。
お姉さんが、マスクから鼻だけ出した私の頭を掴んで、あの綿棒を突っ込んで来ます！
これが意外と・・・いえ、結構痛いんです！
鼻の奥にそんな隠し部屋があったの？という位、思いっきり深い所までグリグリ突っ込まれるのです！
エロマンガで言う所の「ひぎいっ・・・奥にっ・・・当たっているぅ！」という感じの奴です！
予期してなかった痛みに、私の顔も凄い形相になってたのでしょう。
お姉さんも「あ・・ごめんなさい！痛いですよね！もう少しだけ、頑張って下さいね！」と申し訳なさそうに励ましてくれました。
たぶん時間にしたら１０～２０秒位だったと思うのですが、心の中でずっと「まだなのっ？早く終わって！」と叫び続けていました。
ようやく解放された後、検査結果が出るまで３０分ほどかかるという事で、また一人その場でじいーっと待つ事になりました。
と思ったら、１０分も経たないうちにお姉さんが戻ってきて、その手にはまた未開封のあのラスボス綿棒が・・・！
「あ・・・すいません、もう一回採らせて貰っていいですか・・・？」
あれだけの思いしたのに、たぶん上手く検体が採れていなかったんでしょうね・・・・・。
私は力無く愛想笑いを浮かべながら「え・・・ああ・・・はい・・・」と返事するしかありませんでした。
二度目も「慣れ」とかはなく、普通に痛かったです。
こうして、アナル処女を奪われる覚悟で肛門科を訪ねた私は、アナルより先に鼻バージンを奪われる羽目になってしまったのです！

・・・・・続く！
（長文を書いてると、ケツが痛くなってくるので小分けにしています！）

んあっ・・・熱いぃ

・・・・・前回からの続きです！

肛門科の受付で渡された体温計を脇に挟みながら、私は問診票を書き埋めていました。
丁度書き終えた頃に、体温測定終了を知らせる電子音が鳴ったので、それを確認すると何と37.3度・・・発熱しておりました！
受付のお姉さんにその旨を申し出ると、短時間で測定できる予測式の体温計を渡されて再度チェック・・・・やはり37.3度！
病院入り口に設置してあった非接触式の体温検査では、何ともなかったはずですが・・・・・。

とにかく「このままじゃケツ穴所じゃねえ！」という事で、お姉さんに連れられて病院の裏口から屋外に移動。
そこには、このコロナ禍の中、急造したと思われる小さなプレハブ小屋の施設があり、中には完全防護服のスタッフさんの姿が見えました。
何という事でしょう！
肛門を診せに来たはずが思いもよらぬ形で、コロナの検査を受ける事になってしまったのです！

・・・・・続く！

おケツ事情

たしか３月の半ば頃だったと思いますが、気が付くとケツ穴が痛いのです。
これまでも、お通じに際によく切れる事があったので、また切れ痔にでもなったんだろうと、軽く考えていました。
しかし数日たっても痛みは消えず、何か尻に突っ込まれた様な違和感まで出てきちゃったんですよ。
幸い、体を仰向けに倒すと痛みはほとんど消えるので睡眠だけは取れていたのですが、それ以外の時間はずっと、この痛みと不快感に悩まされていました。
そして厄介なのは、座っている状態だとこの症状がどんどん増強してしまうので、PCでの作業中は１０～１５分おきくらいで、一度横になって休憩する必要がありまして・・・・・
今回の新作も、予定していたよりも、ずっと時間がかかってしまいました。
それでも時間さえ経てば良くなるだろうと思っていたのですが、三カ月経っても一向に治る気配はなく、さすがに心配になって病院に行く事をケツ意・・・もとい決意した訳です。
とにかく、ここまでのハードルが高かったですね。
肛門科の診察内容なんかをネットで調べると、やはり指やら器具やら突っ込まれてグリグリされる、と言うのがスタンダードになっていて、それがもう恥ずかしいやら怖いやら！
そんな恐怖や羞恥心を抱えながら、私は病院の門をくぐったのであります！

・・・・・続く！