アニでClipdrop-Relightによるライティングテスト４２差分

「Clipdrop-Relight」という二次元絵を擬似３Dにしてライティングをする
簡易無料ツールが公開されてるので、テストしてみました。

　絵を描いてる人じゃないとわかりにくいかもなのですが、かなりすごい能力で、ご覧の通り”完成した絵”に”立体的”に様々なライティングを違和感なく施すことができます。

こちらが元絵

下記が「Clipdrop-Relight」でライティングされた絵です

　特にすごいのが、レイヤーで分けてないのに背景と人物を分けてとらえることができ、
背景だけとか　人物の後ろから照明（背景には照明は当たらない）ということが可能です。

　ライトもドンドン増やすことができ、色の調整も可能で
とても無料とは思えない充実ぶりです。

　問題点があるとすれば立体的に陰影をきちんとつけた状態でないと、思ったように影が当たらないので、この効果が最も発揮されるのは完成に近い絵になります。
なので、After Effectsのようにかなり仕上がった絵に後からエフェクトをかけるといった、フィルターとして最も力を発揮すると思われます。

　また無料お試しのためと思いますが、現在は絵の画質が（商品として使うには）低いので、出力された絵を参考にして自分で描く使い方になるかもしれません

　このソフトは是非商品で購入したいですね。