F. PRODUCTIONS 2022/09/12 19:00

「五藤ヒメとの秘めゴト」プロデューサーインタビュー(後編)


―――インタビュー後半はいつも通り、ネタバレありでさらに掘り下げていきたいと思います。まずトラック01冒頭で『エッチな事に興味ない』と言っていたミツキが、実はめちゃくちゃエッチでしたね。

F:こういった界隈ではベタなキャラ設定ですが、やはり良いものですよね。五藤主任よりも性欲が強いと思います。職場のトイレでオナニーをするほどですから。

―――トラック04のフェラチオでは、五藤主任に教えられていないのにどこで知ったのか『ザーメン』という単語を発していました。そういったミツキの性欲の強さは事前情報では伏せられていましたね。

F:以前ユーザーさんから過去作について『中身は良いのにあまり売れてないのは内容が分かりにくいからでは』というお声を頂きました。おっしゃる通り、エフプロ作品は“実は……”という展開が多いので、ある程度内容を伏せざるを得ない部分があります。いつも作品を宣伝する際にどこまで解禁するか悩みどころですね。今回も予告ページの僅かな情報のみでミツキのオナニーを看破されてる方もいましたし、難しいところです。ちなみにトイレパートといえば、最後に五藤主任が主人公を帰して一人でトイレに残りますよね。あれは自分もオナニーをしたいから、という裏設定があります。

―――その五藤主任も、実は主人公の事が好きだったとトラック06で語られました。

F:こちらもベタな展開ですし、いろいろ伏線を散りばめていたので分かりやすかったかと思います。例えばトラック03冒頭で仕事中に勃起しているのがバレていたということは、つまり主任が主人公の事をずっと見てたってことですからね。ただ06の独白の最後で主任が涙ぐむシーンに関してですが、いま思えば臭すぎたなと反省してます。音声作品には向かない手法だったなと。勉強になりました。

―――五藤主任は主人公のことを吹っ切り、今後はそういった関係にならないというラストでしょうか。

F:主任としてはそうですが、実際は分かりません。主人公とミツキとの仲が深まって主任はフェードアウトとも取れますし、主人公が主任のことを忘れられない可能性もありますよね。三人の今後についてはユーザー次第ということで。それに関連して、作品ジャンルとしては一見すると逆NTRモノに見えますが、最終的に一応は元サヤに戻るので、逆NTRモノとは規定していません。

―――話は変わりますが、今作から『A F. PRODUCTIONS VOICE DRAMA』ではなく『〜SOUND DRAMA』になっていますね。

F:エフプロ作品は声優さんの声だけじゃなく効果音あってのものなので、そのように変えました。今作で言えば例えばトラック03で、ミツキが絶頂する時に便座が“ガタガタッ”て鳴るんです。SEを含めた臨場感を大事にしています。ただSEなし版との相性が悪いのが弱点ですね。

―――そのトラック03では、逆に手コキのSEが入っていないようですが。

F:理由は二つあります。一つは、手コキSEを入れるとその音でミツキにバレるんじゃないかというツッコミが入ってしまうため。もう一つは、ミツキのオナニー音とバッティングしてしまうためです。その補填として五藤主任のシコシコ連呼を入れました。個人的にシコシコ連呼という手法は大好きなんですが、普通の手コキパートで言わせると手コキSEとタイミングを合わせるのが大変なんです。なので今回ここぞとばかりに連呼してもらいました。

―――そのシコシコ連呼はおまけ要素でもふんだんに使われているので要チェックですね。それでは最後にユーザーの方へメッセージをお願いします。

F:企画立ち上げから1年半近く掛かってしまいましたが、ようやくリリースすることができました。今回は淫眠から離れてエロ満載に仕上げてみましたが、如何だったでしょうか。またいつも通りにおまけトラックも豊富に用意していますので、長くお楽しみいただけるのではと思っています。ちなみに個人的お気に入りは『五藤主任の寝息×シコシコ連呼』です。そして今後の予定ですが、淫眠作品が少なくとも2つ続きます。いずれもまた新しいことに挑戦していますので、ご期待いただければと思います。

2022年9月某日 F. PRODUCTIONS脳内にて

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