投稿記事

姫野サドル 2023/07/09 01:47

課題が見えてきました

つぼみ・第二話では「失禁」を主なテーマとしたので
尿意・便意に堪える描写に多くページを割きました。

我慢させればさせるほど、「決壊」する瞬間の興奮が高まると思っての演出だったのですが、やはりページ数の割にはプレイの手数が少なかったと感じます。

商業誌なら16ページ以内に削られるでしょうね。
うまく工夫すればある程度カットしても読み手側の想像で補完してもらえるのかもしれません。


それと、もう一つ気になってきたのが「表情」です。

今回に限ったことではないのですが陵○が高まってからの
表情のレパートリーが少ないような気がします。

恐怖でおびえる姿がほしいのですが、この目と口を見開いた引きつった顔をつい多用してしまいます。

あまりリアルな作風ではないのですが、それでも表情が記号化するとつまらないので、見せ場での引き出しはなるべく多く用意しておきたいです。

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姫野サドル 2023/06/24 20:56

作画中の一人遊び

いまだに紙とインクを使っている姫野です。

人物だけでなくセリフのフキダシや効果音の描き文字なども
紙に描いています。

この辺の作業はPCでレイヤー分けをした方が直しがきいて便利なのですが、どうしてもPCに譲れない作業がありまして、それが

集中線

みなさんご存じ
強調したい所の周りから囲むあの直線です ↑

これ、集中がブレないように中心に画鋲を立てて
そこに定規をあてて線を引くのですが、

これをスケベシーンにつかうとこうなります
 ↓

最高です。
少女のお尻に!、さらには「穴」に!

尖った針を「ブスッ」と突き刺す瞬間、
何ともいえない興奮がはしります。

描画自体も何本もの鋭いトゲがお尻を取り囲む形になり、
チクチクとイジメている気持ちになれるのです。

これに応えるようにお尻の方も、つつけばパチンッと弾ける
水風船のようにまん丸く描くことを心掛けています。


それと、これはPCでのトーン作業なのですが…

浣腸液の濃さを調節中、気づけば
「注入」と「吸い出し」を
スコスコ延々と繰り返していました。

これにお尻がケイレンするモーションを足せば
じゅうぶんヌける素材に化けるかもしれません。

気が向けば、そのうちカンタンなアニメーションを試してみるのも
面白いかもしれません。

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姫野サドル 2023/06/09 23:56

モザイクの向こう側

始めてエロ本を読んだのはもう30年ほど前。
誰かに見られないように隣町までチャリをこいで買いました。
店番のお婆さんを横目に、ついにページを開く…

初めて見た「セックス」は、当然ながら「修正」が入っていました。

肝心なところに大きな白ベタ。
しかし、何をしているかは見た事がなくても想像できました。
男の長方形のベタが女の股の丸いベタに、

「突き刺してるんだ!!」

修正の向こう側を思うと心臓が破裂しそうでした。

申し訳程度に雑誌を置いてるような小さい商店だったのでエロ本は2・3冊しかなかったのですが、その中で自分が選んだのは投稿写真雑誌。
その理由はなぜか、

「一番修正が多いから。」

多いからエロいと単純に思ったのでしょう。
素人のハメ撮り投稿なので、ひたすら突き刺すか咥えさせるド直球の、修正するしかない様な写真ばかり。
今なら絶対買わないやつです。
コレじゃなくても上手に撮った消しの少ない本が他にあったはず。

しかし、見せてはいけない「向こう側」にいくらでも期待と股間が膨らんでしまい、
そして、いつまでも「正解」に着地できない沼にハマってしまったのでした。


で、本題です。

避けては通れないこの「修正」をなんとか
ポジティブに表現できないか、
あの●坊時代の妄想力を搾り出したのがこの手法です。

(DLsite版「38度のつぼみ・第1話」より。)

どうでしょう。
単に基準をパスするのではなく、モザイクの角度やコントラストを調整
(場合によっては複数レイヤーを駆使)することで、
その向こうに確かにある「花」や「具」、「穴」、等を想像できる修正になったかとおもいます。

修正には「ここにいやらしいものがある」と見る者を磁石のように引っ張り込む力が働きます。
引っ張り込まれた先がガッカリではなく、むしろ想像がはかどるプラス要因になればと思い余計な小細工に手間をかけています。

(都合のいい解釈ですが)

姫野サドル 2023/06/04 02:53

旧世紀の精神

本題の前に、

「38度のつぼみ・第二話」の各販売サイトの売り上げが
69本に、
そして「FANZA」での「第1話」の売り上げも
69本に達しました!

ありがとうございます。



それでは本題に、

今ほどリベラルではなかった20世紀。
学校教育においても「強く美しい精神」を生徒たちに求めていました。
「スポ根」な部活動なら尚更です。

●「我慢」
健全な精神は、兎にも角にもまずは
「ガマン」から。

休むことはサボること。
みんなや先輩ががんばってるのに自分だけラクをするわけにはいきません。
熱だって汗をかけばきっと治まるはず。

練習中にトイレに行くなんて、たるんでる証拠。
真剣に打ち込んでるみんなの集中が途切れてしまいます。

授業中に言い出せなかった思い出のある方もいるでしょう。

「みんな」という同調圧力にガマンを強いられ、
それが時に「悲劇」を引き起こすのです。


●「礼儀」

作中で「体育館に礼」をする所を描いています。
施設や備品を使えることは当然ではなく、それを作って下さった人、提供して下さった人がいるということですね。


●「上下関係」
そうして培った強く美しい精神は「目上の人」のためにあるのだと
目上の人から教え込まれるのです。

「よい子」とは「大人に都合のよい子」という
一面を持っています。
子供は大人の言うことを聞くものだと教わります。


たとえ、大人が歪んでいても。

よい子に育った「蕾」にとって毒島「先生」に
歯向かうことは大変な葛藤なのです

卑劣な猥褻の合間に、やさしく我慢をほめてくれただけで、体を支えてくれただけで、

「今までの仕打ちがもし、本当に私のためを思ってだとしたら…」
ほんの少しでも先生への非難をためらったら、
その一瞬逆らえなくなってしまうのです。






それが、自分を襲った男でも。

大人に抗いきれない弱みにつけ込まれて
誰にも言えない悪夢を味わったのです。





「古き良き時代」の陰には行き過ぎた精神論の
犠牲者、そして
卑劣な大人の犠者も…

姫野サドル 2023/05/28 17:25

旧世紀の風景

20世紀が終わった頃にはすっかり絶滅してしまった
ブルマ。

ブルマの存在が不自然にならないように漫画の風景や道具も
平成ひとケタ頃を意識して描いています。


●「無地のバレーボール」

デザイン性や回転の見やすさなどで今のバレーボールには派手目な色がついていますが、
当時、バレーボールといえば白い無地でした。

ただ、真っ白な新球はなかなか支給されず、革の表面がムケて黒ずんだくたくたのボールを大事に使っていました。

自分は当時卓球部でしたが、へこんだピンポン玉をお湯に浮かべて戻したりしてました。


●「8ミリビデオカメラ」

今の動画撮影の手軽さから比べれば、
動画撮影するためだけの機械なんて信じられませんよね。

90年代の「ハンディカム」の時代には値段も手ごろになってきてたようですが、ちょっとお金持ちのお父さんかカメラが好きなマニア以外はあまり持ってなかったように思います。

あまり身近な道具ではなく形もうろ覚えだったので描く前に資料で確認しました。

「液晶ハンディカム」より前のファインダーを覗き込むタイプがモデルです。

当時の映像の「○録画」や日時の表示も微妙に邪魔な大きさなのが印象的でした。


これより前の機材となると、肩に担いだりテープとカメラが別々だったりと、
まるで「視聴覚室」の機材のように大がかりなので、話の作り方が変わってきそうです。

なお、今の学校にはもう視聴覚室そのものがないそうです…。

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