『無人島』キービジュアル公開＆2023年最後のご挨拶
こんにちは、やさにきです。個人的にはまったく実感が湧かないのですが、いよいよ2023年の終わりが目の前に迫ってまいりました。前回の記事で予告した通り、今回の記事は今年１年の総括を勝手気ままにさせていただこうと思います。
といっても、私の個人的な振り返りをだらだら語るだけでは面白くないので、最後に『無人島社員旅行記』のキービジュアルとキャッチコピーを初公開いたします。もし早くキービジュとコピーが見たいという方は目次から飛んでくださいませ。
それでは、総括を始めさせていただきます。
2023年を振り返って
▲『おとなり２』リリース１周年記念イラスト
さて、息子の胃腸炎をもらって新年早々激しい腹痛と嘔吐に悶え苦しむという史上最悪のスタートを切った2023年でしたが、振り返ってみるとなんだかんだ『おとなり2』と共にあった1年だったという印象です。追加アップデートやSteamでのリリース等々……。
先日、リリース1周年を迎える前にパブリッシャーさんに『おとなり2』のSteamでの売上を聞いてみたのですが、37000本だそうです。DLsiteの販売数と合算すると、なんと70000本。想像を遥かに超えるとか、そういう次元を超える数字を叩き出しており、ただただ驚いています。
この稼業は新作を出さないと収入が目減りしていく一方で、常に焦燥感に駆られながらゲームを作っているのですが、前年にも増して大変多くの方に『おとなり2』をプレイしていただいたおかげで、穏やかな気持ちで新作の開発に専念することができました。
『無人島社員旅行記』の開発に集中できているのは拙作をご購入いただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
こちらでは報告する機会がなかったのですが、『おとなり２』の好評を受けて９月から節税目的で法人化し、初めての年末調整やらなんやらでここ最近バタバタしておりました。ライターの頃から数えてフリーランスを5年やっていますが、まさか自ら会社を立ち上げることになるとは夢にも思わず、正直びっくりです。
法人化したといっても皆様に向けてやることは何ひとつ変わらず、淡々とゲームを作り続けてまいりますので、変わらぬご愛顧をいただければ幸いです。
『無人島社員旅行記』リリース時期について
▲タイトル画面（仮）
2020年の活動開始以来、「比較的安価な作品を年１でコンスタントに出す」という目標を掲げてまいりましたが、今年はその目標を達成することができませんでした。拙作に期待を寄せてくださっている皆様におかれましては、この場を借りてお詫びいたします。
『おとなり2』をリリースしたのが昨年の12月8日。その後、２ヶ月近い休息をいただいてから追加アップデートの制作に着手し、皆様のもとにver1.2をお届けしたのが４月の下旬でした。さすがに８ヶ月かそこらで新作をお届けするのは難しく、次回作は来年に出す方向に舵を切った次第です。
来年リリースを目標に制作を進めている『無人島社員旅行記』ですが、まだ具体的なリリース時期は決まっていません。
今年６月の制作開始から少しずつ開発を進めてまいりましたが、進捗は体感で全体の２～３割といったところで、まだ終わりがまったく見えていない状況です。
ここまで時間がかかってしまっているのは、育児の負担が大きくなってきたことを除くと、基本的なシステム部分の開発に時間をかけ過ぎたのが原因です。
頭に浮かんだシステムを100%再現できる技術がないため、可能な範囲でアイテムの管理画面や戦闘システムの構築に励んできましたが、やはりどうしても時間がかかってしまい、今に至ります。
最も時間がかかったアイテム管理画面の構築はほぼ完了し、面倒なところはだいぶ形になってきたので、ここからスピードを上げていけると考えていますが、まだかなりの時間をいただくことになりそうです。
以上を踏まえて、リリース時期は 2024年末頃 になる可能性が高いです。場合によっては2024年中にお届けするのも難しいかもしれません。開発が２年以上に及ぶのはなんとしても避けたいのですが、今の進行速度と残りの作業を照らすと、確約しかねるというのが正直なところです。
確定した情報をお届けできず、申し訳ありません。もうしばらくの間、開発の過程を見守っていただけたら幸いです。
キービジュアルお披露目
上記のような体たらくにもかかわらず、気が早いことこの上ないのですが、『無人島社員旅行記』のキービジュアルが完成しています。
皆様にこのキービジュをご覧いただきながら期待してお待ちいただきたいとか、
作品の方向性を決める絵が早めにほしいとか、
純粋に３人の集合エロ絵が描きたいとか、
いろいろな願望を胸にいだきながら描いていました。
完成したイラストと、本作のキャッチコピーはこのようになりました。
照りつける強い日差し。日差しを受けて輝く白い砂浜。
すべてがまばゆい光の中に溶けてしまいそうな浜辺において、女たちの髪は、肌は、瞳は、ますます艶やかさを増し、その美しさに誘われた男は女たちの柔らかな体に迎えられ、獣になる……。
無人島におけるハーレムが行き着くであろう先──その一瞬を切り取ったイラストにしてみました。
当初はフルヌードにする予定だったのですが、本作のTOP画像が局部丸出しだといろいろ問題ではなかろうかと思い至り、それっぽいもので隠させていただきました。
そして、キャッチコピー。
「きっと助かる。みんなで力を合わせれば」
これまで本作の進捗を追ってくださっている方は、このコピーに何やら不穏なものを感じるかもしれません。無人島サバイバルものらしさを出しつつ、本作特有の「不穏さ」を表現できたのではないかと思います。
さいごに ～年明けの予定～
といったところで、年内の活動は以上で終了とさせていただきます。今日から2週間、更新まで間が開くと新年のご挨拶がだいぶ遅くなってしまうなので、来週の1月6日にご挨拶の記事を投稿する予定です。
そしてその翌週、1月13日には『無人島社員旅行記』のゲームコンセプトや2023年の進捗状況をまとめた記事を１本投稿したいと考えています。
開発が長期化するとどうしても進捗を追うのが億劫になってしまうので、ざっくりと現在の進捗がどの程度か、そもそもどういうゲームなのかをまとめた記事をお届けして、新作のことを改めて知っていただく機会を設けます。
年明けの予定は以上です。これにて仕事納めとさせていただきますが、最後に皆様へのお礼をば。
新作を発表することができない１年でしたが、期待を寄せてくださる方が毎日のように増えており、本当に嬉しいです。来年は『無人島社員旅行記』の完成を目標に掲げつつ、引き続き当サークルならではの生々しいエロを追求した作品づくりに努めてまいりますので、応援よろしくお願いいたします。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。
