支援プランのご紹介+R18短編小説
活動について
サボりすぎて、ものすごく久しぶりの更新になってしまいました……!
Ci-enのほうは、ぜんぜん手をつけられていなかったのですが、今後はこちらを積極的に利用していきたいと思います。
じつはけっこう前から、FANBOXをやっていてそちらでR18作品を書いていたりしたのですが、pixivの例の規約騒動などの影響もあり、Ci-enに投稿などを移す次第となりました。
旧FANBOX
https://sekkoku-teto.fanbox.cc/
pixiv
https://www.pixiv.net/users/809498
基本的にR18小説(とくに♡喘ぎとか濁点喘ぎが多いやつ)を書いているので、そういうのが好きな方がいらっしゃいましたら、覗いてみてくださいませ……!
支援プランについて
100円の超ゆるゆるプランで、支援プラン限定公開の小説や、縦書きファイルの配布を行なう予定です。
じつは小説にイラストを付けてDLsiteなどで販売してもいいかな、と考えたりしているので、そういったネタ元になる小説を執筆して公開していきたいなと考え中……。
小説の例
支援プランでは縦書きファイルなども配布しています。見映えはけっこう調整しているので、紙の小説と近い感覚で読み進めることができます。
ちなみに、濁点喘ぎなども完備していたりします。
(縦書きで濁点文字をきちんと処理している人は、あんまり見ないのでレアかもしれません)
ファイルは1段組み・2段組みのpdfとpngをそれぞれに加えて、原文のテキストファイルと、Web小説形式のhtmlファイルも用意してあります。
こんな感じで、オリジナルの小説や縦書きファイルなどを公開していく予定なので、もし興味があれば支援プランの加入についてもご検討くださいませ~。
そんなこんなで、前置きでした。
以下は、支援プラン用の小説のサンプルになります。
ヤンデレ彼女ちゃんと甲斐性彼氏くん
『会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい』
「――お前ラインのメッセージうざすぎるんだよッ!」
夕方もとっくに過ぎた頃合い。
“彼女”のワンルームマンションの部屋を訪れた“彼”は、開口一番にそう叫んだ。
それに対して――
家主である彼女は、えへへ、とにこやかな表情を浮かべて答える。
「だってぇ。翔くんに会いたかったんだもん」
「だったら、もっと社会性のあるメッセージを寄越せ! この非常識女が!」
「んもぅ、相変わらず口が悪いな~」
「お前に付き合ったら誰だって口が悪くなるわ!」
「はいはい~。いいから、中に入ってよ」
手招きする彼女のマイペースな様子に――翔はため息をつく。
結局のところ、『会いたい』という彼女の要求に応じて、ここまで来てしまった事実は否めない。
どうして断りきれないのか、と陰鬱な気分になりながら、彼は諦めて玄関から部屋のほうへ上がることにした。
ワンルームなので、家の中は手狭な構造である。
すぐに居間のところへ踏み入ると――
テーブルの上に、処方箋の袋らしきものが置かれていた。
「……今日は、なに飲んだんだ? 薬」
「えぇ? デパスだよぉ」
「それ効いてるんなら、俺なんて呼ぶ必要ねぇだろ」
「そんなことないよ~。翔くんと会ってなかったら、わたし、今ごろ死んじゃってたかも」
「大げさなんだよ、お前はいつも」
心療内科で処方された抗不安薬を、彼女はいつも常用していた。
常用、どころか過量服薬、すなわちODを時折する程度には薬漬けである。
つまるところ――
重度の、メンヘラ女であった。
「あっ、そうだ~。せっかくだし、一緒にお酒でも飲む?」
「お前の頭は小学生レベルか? デパスとアルコールを併用すんなアホ」
「うぅぅ……彼女に向かってひどい口ぶり」
「――誰が、“彼女”だ。友達だっつーの」
――恋人同士、というわけではない。
少なくとも、翔のほうはそう考えていた。
傍から見たら、そうは見えないだろうが――彼女を“恋人”と認めるのは癪であった。
「立派な彼女でしょ~? だってさぁ……」
ゆっくりと、近づいてきた彼女が――
そのまま、ぎゅっと翔の体へと抱きついてきた。
「……こうして会って、いつも……えっちもしてるんだし」
「セックスをしたから恋人同士という考えは、浅はかすぎるんだが」
「またまたぁ。翔くんってツンデレだよね~?」
「ひとを勝手にツンデレにするな、このメンヘラ」
その言葉を気にしたふうもなく――
彼女は腕を下のほうへ動かし……翔の股間あたりをまさぐってきた。
「ふぅん……? 口では嫌がってても、あそこは『わたしのこと好き』って言ってるけど?」
「エロ漫画みたいなキモいセリフやめろよ、おい」
翔の反応に、くすっと彼女は笑うと――
いちど体から離れて、自分の服を脱ぎだした。
流れるように裸になっていく姿を、翔は眺める。
ブラジャーを外している最中の、彼女の腕を目にして――ふいに彼は口を開いた。
「――杏奈」
今日、会ってから初めて名前を呼ぶ。
その呼びかけに、ブラジャーを放り投げながら彼女――杏奈は振り向いた。
「うん? なぁに?」
「お前さ――また腕、切ったのか?」
――前腕の、内側。
そこに新しい、赤い跡があった。
その腕に刻まれている、幾条もの切創痕はすべて自傷行為によるものである。
「えっ? そんなとこ気づいてくれたの? 嬉しいっ」
「勝手に嬉しがるなリスカメンヘラ。あと切るなら、二の腕にしとけ」
「やだ。切りにくいもん」
「一般人が見たらドン引きだぞ、それ」
「知ってるよ。だから夏でも長袖してるでしょ?」
いちおう、人様に見せてどう思われるかは分かっているらしい。
それなのに、なぜリストカットをやめられないのか。
理解できないし――理解しようとも、翔は思わなかった。
「ほらぁ。そっちも早く脱いでよ」
「……本当にヤるのかよ」
「裸の女の子を前にしてヤらなかったら、男失格でしょ?」
「うっせぇなぁ」
ふたたび、ため息をつきながら――翔は自分の服に手をかける。
どうして、こんな面倒くさい女に付き合ってやっているのか。
そう何度も疑問を抱きつつも……彼女との関係は断てずにいた。
「――ゴム、どこやった?」
全裸になった翔は、ベッドの下のほうを探りながら尋ねる。
「ん~? 見つからないなら……生でシてもいいよぉ……♡」
「そういう頭悪い回答はいいから。ゴムないなら帰るぞ?」
「冗談だってぇ……。右奥のほうにない?」
「――あった」
見覚えのある箱を見つけて手に取った翔は、その中からコンドームを一つ取り出す。
自分の男性器にそれを装着して――準備は整った。
ベッドには、同じように裸体の杏奈がニコニコと機嫌よさそうに待機している。
隠そうともしない、乳房と女性器。
それを目にして、陰茎が硬さを帯びていくのは――やはり悲しい男の性なのかもしれなかった。
「――翔くんっ♡」
「……なに?」
「えへへっ♡ いっぱい愛して愛して~♡」
「…………」
甘え声を口にする彼女の姿に――翔は目をわずかに細める。
『――べつにお前なんて愛してないから』
そう言おうと思った。
しかし――それは、さすがに言いすぎではないだろうか。
少し冷静に思考した頭が、導き出した答えは――
「……善処します」
「んふふっ♡」
彼女は幸せそうに笑っていた。
いつもは――切実そうな様子で、死にたい、だの何だのと言ってくるくせに。
こうして二人っきりで、裸でふれあう時は――まるで死にたがる様子もない。
なんとなく、腹が立った。
死にたいなら――勝手に、ひとりで、死ね。
そう思っても――
本人に言えず、面倒な関わり合いを続けている自分に……苛立ちがあった。
「んっ……♡」
ベッドで仰向けになって、股を開いた彼女のそこへ――勃起した男性器を挿入する。
ローションの必要もなく濡れた膣は、容易に奥まで入りきった。
陰茎が、心地よく包まれる刺激。
裸で、お互いが繋がりあう感覚。
それは決して、嫌いなものではないから――
こうして、肉体関係を伴う付き合いを続けてしまっているのかもしれなかった。
「ぁ……ぅ……♡」
緩やかに腰を動かすと、うめくような喘ぎ声が響いた。
どことなく、控えめで可愛らしい声だ。
ただ――それも最初のほうだけということは、すでに知っていた。
「翔……くぅん……♡」
「――ん」
「あっ♡ も……もっとぉ……♡ は、はげしくぅ……♡ してぇぇ――♡」
――懇願するように、彼女は言葉を口にした。
弱い刺激では満足できない、と言うかのように。
その求めに応じて――
翔は少し体を前傾させて、勢いがつくように彼女の膣内を突いた。
「あぅっ――♡♡」
小さな悲鳴のような声が上がった。
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