昼寝でみた夢から適当にネタ出し。そして、ASMRの新作について。
――夢を見た。
ボクの中には、ボクの知らない“彼”か“彼女”がいて、ふとした瞬間に顔を出していたみたいだ。
そのことを知ったのは、ボクが生まれて初めて付き合った彼女に振られて、別れ話をしている最中だった。
どうやら、ボクの中の誰かが、その時に出てきたようだ。
「……もうすぐ、みんな死ぬよ。この体、結構気に入っていたんだけれど、残念だな」
そんなことをいきなり言い出された彼女は、どんなふうに思っただろうか?
失恋のショックで、おかしなことを言いだした元カレくらいで済んだのかもしれないけれど、どうやらボクの中にいる人は、ちょっとばかり特殊なことができるらしい。
嘘か本当かはわからないけれど、少し先に未来を知ることができるようだ。
そして、当然のように彼女はそんなボクの中の人の言葉を信じてはいなかった。
偶然――本当にそうなのかも疑わしいけれど、ボク達の共通の友人がやってきたりしなければ。
「もしかして、中にいる誰かさんか?」
「ああ、そうだよ。キミとこうして話をするのは、3度目だったかな?」
「……っ!?」
「どうしたのよ、そんな真っ青な顔して。別れ話の途中で、いきなりおかしなことを言い出して、困ってたの。ねえ、変な演技をしてないで、何とか言って――」
「今、中にいる誰かさんは、何て言った?」
「は? わたしの話を聞いてる?」
「後で聞く。重要なことなんだよ。こいつの中にいる誰かさんは、何て言ったんだ?」
「なんか、みんな死ぬとか……そんな感じ?」
「お、おいっ! 本当なのか?」
「うん、本当なんだよね。これは……避けるのは、ほとんど不可能じゃないかな」
「どういうことだ? どれくらいの人間が死ぬんだっ!?」
「さあ? 少なくとも、この体が生まれてから、今まであってきた人間は、ほとんど全員かな」
「最悪だ……」
「ね、最悪でしょう? 別れたくないのなら――」
「違う」
「違うって、じゃあ、どういうことなのよっ」
「こいつの中にいる誰かは、未来を見るんだよ」
「ねえ、正気? 大丈夫? あなたもおかしくなったの?」
この後は、中にいる誰かさんの協力を仰ぎ、別れる予定だった彼女や、友人達を巻きこんで、どうにか悲劇を回避しようとする。
……と、いう感じのところで目が覚めました。
昼寝(?)をした時に見た夢で、覚えていた部分をちょっと小説風にまとめてみました。
ということで、今回も唐突で、適当な導入からの更新です。
初めましての方も、いつも読んでくれている方も、よろしくお願いします、HAREです。
あれ? 前回の更新で次回は新作がなんちゃら~とか言ってなかった? という声がありそうですが、一応、ASMRの新作関連の告知もしますので、その辺りはご容赦いただければと。
さて、今回の更新は、昼寝をしていたら、ちょっと変な夢を見たので、せっかくですし、更新のとっかかりにしてみようかな、と。
普段、こういう夢や話なんかは、いつか何かに使えるかも……と以前ならばメモしていましたんですよね。
もっとも、今までに結構な分量のネタをテキストにまとめていたのですが、ほぼ使っていませんけれど。
ということで、今回は、せめてCi-enのネタにしようかな、と。
こういう、とっかかりを弄って、何かの元ネタにしていく。
defineらしく、催○とエロを絡めて、HAREがどんな感じで、思いつきを作品にしていくかの大雑把な流れみたいなものをやってみたいと思います。
……行き当たりばったりなのは、いつも通りですね。
前置きが長くなったので、さっそく始めましょうか。
まずは、主人公から。
夢では“ボク”言っていましたが、エロや催○を絡めるのならば、男よりも女の子のほうが良さそうですね。
ですので、“ボク”から“私”にしてしまいましょう。
すごくモテて、男慣れしている女の子……というのも、捨て難いですが、今回はまだ誰とも付き合っていない、男と関わりのないほうが良いでしょう。
そこから、彼氏との別れ話ではなく、“彼女”か友達との別れ話や喧嘩なんかとにしましょうか。
実は百合もレズ(※注1)も、嫌いではないので、設定的にはありです。
他の男の気配を排除するためにも、“私”の中にいる誰かさんについても、女性にしたほうが良さそうです。
死ぬとか、そういうのはエログロなら相性はいいですが、ただのエロとは絡めにくいですよね。
なので、ここからはエロ方向に寄せるために、中にいる人は催○で作られているもう一つの人格、ということに。
ただ、この設定だと憑依ものなんかとあまり違いはないので、さらにもうちょっと変えていきましょう。
以前、もう一人の人格を作っている最中に、その術者が何かしらの理由で継続的に催○をかけられなくなった、というのを追加してみましょう。
そうすると、彼女の中に、何かの目的をもってもう一人の人格を作っている最中に、それが実行されなかった、という設定になりますね。
中の人の性格をエロくして、今の“私”の知らないところで、相手の男女を問わず、エロいことをしまくっている、というのもいいですね。
“私”は性行為を未経験だと自分で思っている普通の女の子のまま、セックスの経験だけは積み重なっている状態にできます。
無自覚開発系というやつですね。
こうなると、中の人がしてきたことを知った時のショックやギャップを楽しめますし、“私”はエロとかセックスに嫌悪感を抱くような潔癖なタイプのほうがよさそうです。
……という感じでキャラのざっくりとした方向が見えたので、次は話の展開です。
まずは最後――落ちについて決めてしまいます。これは、ライターの人の書き方次第ですね。
以前、とある会社の仕事をした時に、シナリオの担当者が読みながら、展開や要望を入れていく。そのほうが臨場感があるから最後はどうなるか決めないままに物語りを作っていく、というのもありました。
自分は最後が決まっていないと書きにくいタイプなので、かなり苦戦した覚えがあります。
なので今回はエンディングをさくっと決めてしまいましょう。
中の人に引っぱられて“私”もエロく落ちていく。
……ベタベタな展開ですが、作りやすくてわかりやすいですし、よさげではないでしょうか。さらにいえば、自分の好きな展開です。
ただ、このままだと、催○術師は最初に何で中の人を作ったの? というのがほったらかしです。
なので、実は、今、表に出ている自分自身だと思っているほうが「催○で作られた人格」であって、ときどき出てくるのは「本来の人格」だった……という方向に変えていきましょう。
元々、“私”は普通の女の子だったが、催○術師に目を付けられてしまい、良いように操られて性に奔放になった。
術師はそんな彼女に飽きてしまって、もう一人――性に嫌悪感をもちながら、体だけは開発されきった女の子を作り出した。
しかし、そこで何かの事情があって彼女を手放すことになって……。
とすれば、別人格がある理由になりますかね。
自分自身こそ本物だと信じていたら、実は偽物だった、そういう展開もよくあるといえばありますが、あとは書き方しだいでしょうか。
という感じで、昼寝で見た夢をとっかかりに、なんとなく考えてみましたが、どうでしょうか?
HAREがものを作る時は、こんな感じで、思いつきなどをこねくり回して、それっぽい形にしている感じです。
……妄想を垂れ流すだけでは、なんのためのCi-enなのかということなので、ASMRの次回作の発売価格の決定についてです。
手伝っている他のサークルさんを見ている感じでは、最初は安くして知ってもらうことが重要だと判断しました。
ということで、発売日から2週間、110円(税込)にすることにしました!!
内容についてですが、今までの催○を利用したドラマという感じでしたが、今回はがっつりと催○誘導がしっかりとあります。
その辺り、好きな方にも楽しんでもらえるんではないでしょうか?
収録スタジオは、DLサイトスタジオさん。もちろん、マイクは、KU100を使用です。
今はコロナで、DLサイトさんがスタジオで収録をしていないので、いつ頃にやったのかバレてしまいそうですね(苦笑)
声を担当いただくのは、秋野かえで様です!!
あ、イラストは以前、ちょろっと出しましたが、全体公開では初めてですかね?
一部公開ですが
こんな感じです!
前作の「あにまちゃんの~」と同じpon様にお願いしました!
そして、実は次々回作も制作中です。
そちらは、有料プランの方だけに告知しておきます。これも、そのうち、全体公開予定です。
では、また次回の更新で。
※注1
百合とレズがどう違うのか、どう分けるのか、その辺りは、詳しい人達にお任せしましょう(丸投げ)