えぃぴぃほりでー 2022/02/28 20:52

「すくらんぶる・まいんど」完成秘話 その2~FLASHに死ぬほどハマった幼少期~

すくらんぶる♡まいんど発売中!https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ344812.html

こんばんは。智有紀担当のシナリオライター、バジリスクこなみです。

「すくらんぶる・まいんど」完成秘話は、処女作「すくらんぶる・まいんど」ができるまで、どういう経緯やできごとがあったのか、開発者が赤裸々に語る企画です。
今回は、僕の今回の脱出ゲームへの想いや、バックボーンを語らせていただこうと思います。

初めて触ったのはFLASHゲーム「密室船」

小学校の頃、2000年代初頭。

家に供用のPCがありまして、当時FLASH全盛期でした。

なので小学校の頃のノートは
「ギコ」「モララー」「モナ―」とか、まぁ懐かしい落書きがされており。
FLASHゲームは色んなサイトを巡り続け、いつも新しいゲームを探していました。

Flashゲームで言うと
・艦砲射撃
・マテリアルスナイパー
・bowman
・パンダゴルフ
あたりは、今検索しなくてもパッと名前とゲームを思い出せるぐらいガッツリやってましたね。
パンダゴルフはスゲーシンプルなゲームだったのですが、ステージ数が相当あったので、全部クリアするまで相当時間がかかって意地になってやり続けてましたね。


その流れで脱出ゲームにもハマり、初めてハマったのは「密室船」でした。

これは2chのキャラクター(AAのキャラクター)が密室の船から脱出するというゲームで、最後に犯人を当てるシーンもあったり、しっかりとした謎解きゲームで、たしかやっては諦め、やっては諦め、を2~4年ほど繰り返し、ついには諦めて攻略サイトを覗いてしまったのを覚えています…。

しばらく距離をおけば解けるようになるかなと距離置いては思い出した時にまたやって、と、していたのですが、結局最後まで自力ではクリアできませんでした。

そこから、「よくある脱出ゲーム」シリーズにハマりました。
↓もう、Flash無いのでできないですがリンクです
http://709709.com/game/esk.htm

このシリーズは細かいネタが面白くて、脱出する最後にメモを発見してそれで脱出できる…という設定なのですが、そのメモに「息子へ。そのドアは開き戸じゃなくて引き戸よ。」って書いてあって、あっさり脱出のドアが開くんですよ。
他にも、枕をボフっとすることができるので、何度もボフボフしてると何か出てくるかなと思ったら何も出てこず、クリアした後に「枕を無意味にボフボフした数 129回」とか記録が出てきたり…。

このシリーズも思い出してはやって、諦めて、また思い出しては…を繰り返して、結局クリアできず、ぶっちゃけまた攻略を見るハメになりました。

死ぬほどハマったFPS、そしてギャルゲー

そのあと、PCももう少し良いスペックのものが家に来てからは、がっつりとオンラインFPSにハマり、

・サドンアタック
・ウォーロック
・スペシャルフォース

あたりを死ぬほどやっていましたね…。

そのあたりでギャルゲーにハマり、

・リトルバスターズ!
・CLANNAD
・G線上の魔王
・車輪の国、向日葵の少女
・さかあがりハリケーン

あたりをがっつりやりましたね。
さかあがりハリケーンはOP好きすぎましたね…
あかべぇも作風が好きすぎて良すぎましたね(語彙の消失)。
今回の作品作りにも影響が出ているのかもしれないですが、今のところ自覚はないので「ここはこの作品のこれを参考に…」というのはうまく説明できないです(笑)

ただ、Key作品の麻田さんのギャグセンスはすごい好きなので、
もっとすくらんぶる♡まいんどより長編を作るとなると日常シーンも増えるので、
ノリとテンポのいい日常ギャグシーンは書きたいですね。

今回少し重めな話を書いたのはあかべぇの影響は受けているかも。


悩んだ難易度設定

で、少し話が脱出ゲームに戻ると、正直、当時僕らがハマった脱出ゲームは相当に難しく、たぶん自力で全部解けた脱出ゲームはあまりなかったです。あったとしても全然印象に残っていないですね。
それだけ、当時の脱出ゲームは難しかったのですが定期的に思い出してはやりたくなる謎の魔力がありました。

当時のそういった脱出ゲームを知っている人間としては、正直今回のすくらんぶる♡まいんどは、”それに比べては”簡単な設定にしてあります。

ぶっちゃけ、これはエロゲとして考えると結構な難易度になっていて、
当時の脱出ゲームの難易度がおかしすぎるというのはありますね…。

ただ、当時の脱出ゲーム難度を目指していくと、あまりにもエロシーンが遠くなってしまうし、難度を上げるのって、「ただ解けなくする」だけなら簡単ですが、「ちゃんとヒントに納得できる整合性があるけど、気づきにくくする」というのは大変難しく、今現在の難易度に落ち着きました。


いつか、またガチガチに難しい脱出ゲームか、がっつりシナリオ長いギャルゲーか、作ってみたいなあ……と思ったりしていますが、はてさていつになるやら。

記事のお題を募集しています!

いかがだったでしょうか。
何か作品で思い当たるところはありましたか?
あるいは、「僕もこれやったやった!」みたいなのはありましたか?
思い出話あれば書いてってください。
こんな感じで、他にも制作中に気付いた制作の心得など、色んな制作秘話を書いていきたいと思いますので、随時コメントいただければと思います。

ではでは、皆さままた次回。

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