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2022年 06月の記事 (2)

アスガル騎士団 2022/06/19 11:10

【次回作発表】Re:BF外伝 教団の影と砂の御子


■新作発表
お待たせ致しました!BFシリーズの新作発表の記事になります。

ロゴはToriPopDesignさんに作っていただきました。

教団御子…そう…アレです!とうとうあのエリアをモチーフにしたストーリーを作るときが来ました。


■世界観説明
大陸の西側に位置するラ・フェールフレイア神を崇拝する宗教国家で、南の王都、北の共和国と並び大陸三大国家と呼ばれていた。
数年前より全世界を脅かしていた異型の魔物の被害はここにも広がっていたのだが、この国では他の二国と大きく異なる独自のルールが敷かれていた。

愛の女神の御下に置いて全ての暴力を禁止する!

愛の女神フレイアが大陸全土に張った結界の中では暴力行為全てが封じられていた、しかし一つだけ例外が存在した。
それはセックスバトルである!

この国では暴力による紛争を一切禁じ、愛による戦闘行為(所謂セックスバトル)のみが唯一許された闘いであった。
いつからこの文化が栄えたのかは不明であるが、これにより大陸は長期にわたり平穏が訪れていたのだった。

しかし、愛の結界にもはあった

強引な絶頂を繰り返すことにより他者の命を強○的に奪う手段が開発され、それを専門とする暗殺者も大陸内にて生まれ始めた。
結局のところ、手段が変わっただけで人の悪意は完全に消え去ることは出来なかったのだった。


■今回の主人公は暗殺者
しかも、フレイア教団お抱えの暗殺者集団、グルームの牙に所属するアサシンです!

基本的には教団に害する悪人に神罰を与えるのが仕事…私情では決して殺しは行わないが、教団が 「消せ」 と命じれば誰であろうと刃を向ける非情な心の持ち主である。

物語の舞台となる、フレイア大神殿は聖都に建てられた愛の女神を祀る神殿であり、そこには教皇と呼ばれる絶対者が国を統治していたのだった。

フレイア神の代行者である教皇の言葉は絶対!教皇の言葉は神の言葉なのである!
性別、容姿、年齢などは一切不明であるが、フレイアからの神託を受けた者が次の教皇に選ばれ、それが数百年も続いていた。

当然、主人公にとっても教皇は絶対であり、フレイア神同様に崇拝している対象であった。
そして彼は今日も闇夜に動く…教皇と教団に害する者を裁くため、その素性と顔も知らない絶対者の為に。


■元々のネタはこちらから
https://ci-en.dlsite.com/creator/1649/article/451534
2017年辺りにやったエイプリルフールのネタですね。
この頃からプロットだけは頭にあったのですが、EOYの続きがあるならこんな感じというのが今作です。
さすがにこのままのストーリーではないですが、実質ラヘル編みたいな感じで作っています。
EOYの続きということもあって、エンディングで仄めかしていたガーディアン不正輸出事件残された五大魔王天界の堕天使との対決…そこら辺の未完の伏線(?)に触れられる機会が来ました。

「お前、REBF発表の時も同じこと言って結局何も解決しなかったよな?」

と突っ込まれそうですが、REBFは無印のリメイク的感じで続きではありませんでしたが、次は正式な続きになります!
REBFとEOYのどちらの続きとも受け取れますが、登場人物は一新された外伝的要素なので未プレイの人でも楽しめてわかりやすいストーリーにした(つもり)です。(無印からS4Uに触れる感じと)
EOYの一部キャラも再登場します。

最終章として予定しているのは10年前にROBFのプロット練っていた頃から「こいつラスボスにしよう」と決めていたボスがいるので、今回はそのエリア実装前に出来るだけ他のローカルマップ実装してみようって感じで作ってます。
とは言え、ボリューム的にはEOYと同等(REBFの1.5倍近い) となる予定ですので、かなり長編になるかと思われます。


■6/19はデビュー10周年
実はこの日発表にしたかったのは理由がありました。
2012/6/19はサークルアスガル騎士団としてdlsiteに作品を初めて公開した日付でした、当時はこの時間帯が新着更新の時間だったので「ここで発表」と決めていたのですが。

ランタイムパスタード を出して、早10年… エロRPG黎明期な感じがした当時でしたが、「ブームはそのうち終わる終わる」と思われながら未だに全盛期の勢いが尽きることなく、場を設けてくれたdlsite様と年々増えるユーザー様には感謝のお言葉しかございません。

なんか毎回節目節目で10周年とか言っていますが、次の10周年はアレですね…アレが発売されて10年になります。
個人的にはそこで何かやりたいと思っていますが、今回の主題と合わせて察していただければと。
ただし、どれだけ時間がかかるか分からないので、延びたらゴメンねぐらいのリップサービスと思ってください。


■進捗率
ストーリー+マップ・99%
その他・2%

ストーリーとマップだけは先行して終わらせました!
なんか作ってたら楽しくなって、辞め時見失ったというか、エンディングまで作り終えたので後はゲームバランスとか未実装のシステム埋めて、残った時間でエロシーンやら色々入れてく感じになります。

そんなこんなで、ようやく新作発表までたどり着けたわけですが、2023年発売目指して頑張ります。
記事は1~2週間に一回のペースで小出しにして更新していきたいので、いいねや作者フォローなどよろしくお願いいたします。




■前作RPG REBF

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アスガル騎士団 2022/06/07 18:08

【雑記】世界最後の日に遊ぶカジノ


今回は開発ネタじゃなくて、完全な雑記的内容です、恐らく次の更新辺りで大きな発表になるので今のうちに前々から書こうと思っていたネタを。

タイトルだけ見れば「何言ってんだ?」と思われる記事ですが、RPG開発者視点から見た制作の時に頭悩ます部分についてお話しようかと。
ユーザー向けじゃなくて開発者向けな内容が含まれるので人を選ぶ記事かと思われます。


■その1・ボス前の長い会話からの戦闘開始

これは昔、自分のゲームでも不満点として上げられたのですが、ボス戦の前に長い会話止めろ…と。
特に強敵などで負けた後、再挑戦不可だったりセーブポイントに戻されるボスだとストレスの要因になるのですが、ライバルや敵幹部との対決みたいな場合、開発側としてはどうしても熱い()イベントを入れてしまいがちになります。

倒れる仲間…怒りからの覚醒…姿を現す黒幕とその解説…少年漫画のような典型的な展開ですね。
初見ならいいのですが、そのボスが強すぎたりすると挑戦の度にそれを見せられるとお怒りになるのはごもっとも。
最近ではメッセージスキップなどの機能もデフォルト搭載されたり、コンテニュー機能などもありますが、とはいえ1が実装されると2を望むのがユーザーです。

自分が選んだ対策はイベント終わったら移動可能にして、次に敵に接触したら即戦闘! ってスタイルにしました。
会話途中でメニュー開いて「セーブしますか?」ってやり方もアリなのですが、レベルが足りなくて勝てず、やり直し不可って要素も招いちゃうので。

上の対策の欠点は「とにかく締まらない」
主人公「あっ、ちょっと待ってて!取り逃した宝箱回収と街に戻って装備取ってくるから」
ボス「お、おう…」
主人公「ついでにカジノ寄ってこ」
ボス「まだかな~」

…と、直前までのイベントがなんだったのか…って感じで締まらなく。


■その2・敵の本拠地に乗り込んだ後からの一時帰還要素について

敵の拠点地…それは膨大な戦力貯蔵や、待ち受ける罠や巨大兵器、そして一騎当千の幹部達と決戦に相応しいダンジョンかと思います。
やはり開発者側視点ですと、敵拠点に突入するイベントはドラマチックにしたい! と願望が出てしまいます。

・主人公が最初に立ち寄った国の王様が軍を上げて囮として敵の師団を引き付けてくれたり
仲間にならないけど実力者みたいなキャラが、最強クラスの敵幹部を1VS1で足止めしてくれたり
・今まで乗り回してきた飛行船や船で強引に突入…もしくは乗り物役のドラゴンが身を挺して運んでくれる
・絶対開かない門を開けるために命を犠牲にした奥義を使用して退場するキャラ
…など

突入後に待っているのは、広いダンジョンと強いザコ敵…そして尽きる回復アイテム。

Q・回復アイテムが足りなくてボスに勝てません
A・街に補給に戻りましょう、もしくはダンジョン内に商人を置こう

ドラマティックに突入したダンジョンから一旦帰還させるのはなんというか締まらなさを感じてしまいます。
主人公たちが中抜けして、宿に泊まったり、カジノで遊んだりしている間…味方の軍隊は必死に囮で足止めしてたり、仲間キャラが延々と足止めで戦っています!
普通に考えたら撤退要素になるので、敵が城の門を閉じたりしちゃいますよね。

そこら辺も「考えるな感じろ!」って感じでゲームバランス考慮すると帰還要素入れちゃいます。

市販ゲームで取り返しのつかないラストダンジョンとして有名なのは

・ロマサガ2の ‥‥逃さん‥‥ ‥‥お前だけは‥‥
・ロマサガ3のアビスゲート
・FF3の闇の世界

…全体的に昔のスクウェアゲーに多いですね。

とはいえ、開発側で困るのは

牢からの脱獄イベント
・敵の将軍暗殺の為に屋敷とかに潜入するイベント(その際女性の仲間キャラがハニートラップなどして見張りを引き付けてくれる要素がある)

の2点で、脱獄イベントはフィールド出られた時点で勝ちなのですが、外からの補給線が断たれるので、ボスを置かない、弱くする、負けても大丈夫のどれかでいいのですが

敵の屋敷に忍び込む暗殺系のイベントなどは、拠点への帰還要素入れちゃうと締まらなさを感じてしまいます。ふつーに考えたら、その後、門閉められて終わりなので。


■その3・起こせないサブイベント

結論(?)として考えるな感じろ!…で、拠点地に突入させてもフィールドに戻れたり帰還させればいいじゃん! と言ったものの次なる問題が…それはサブイベントです。

※サブイベントとは、メインストーリーに関わらない小ネタのようなイベントで仲間キャラの幕間や、家族や旧友との再会…死んだと思われたキャラの再登場、仲間の隠された過去…などを得てレアアイテムが貰えるイベントのことで、そのレアアイテムを取り忘れた場合、ラスボス攻略が難解となる為、ラスダンの途中で帰還する要素が強く望まれる理由でもある。

Q・もしもサブイベントに関わるキャラがラストダンジョンの裏側で戦っている場合どうなるのでしょう?
A・サブイベントが起こせません!!

これは開発側としてはフラグ管理がめちゃくちゃめんどいです。

ダイの大冒険で例えると、ラスダンのバーンパレスに突入前にメルルのサブイベントを終えるとポップ専用装備が貰えるんだけど、バーンパレスに突入後だとメルルが参戦中+怪我で離脱の為、イベントが起こせません!
イベントが起こせないと専用装備が手にはいらないので、ラスボス戦のバランスが厳しくなります。

解決策としては、ラスダンは諦めて、ラスダン攻略後にもう一度イベント起こせるように…などが好ましいと思っています。
イベント消滅させてもいいのですが、特にR18要素のRPGの場合シーン回収が不可になってしまうので、補填アイテムや回想開放などを入れないとクレームが飛んでくるのは間違いないですね。
特に、クリアまでのプレイ時間が長いゲームなどなおさらです(経験談)

めちゃくちゃぶっとんだやり方にしちゃうと、「ラスダンの別の箇所で戦っている仲間キャラだけど、サブイベントを起こす際は無かったことにして街に戻ってくれる」 など時系列とは…て矛盾が生じてしまいますが、開発側としてはです。

物語の途中で死亡退場したキャラとかは例外になってしまいますが。



■その4・タイムリミット

「ここは俺が引き受ける!お前たちは先に行け!」

テンプレですが、RPGではやはり入れると盛り上がるアレです。

主人公が帰還して宿屋に泊まったり、ゆっくり食事したり、カジノで遊んだり、サブイベントでヒロインと イチャイチャ している間にも、上のキャラは命をかけて引き付けています。
やはり締まりませんね。

ダンジョンからの帰還や、いつでも起こせるサブイベントの弊害となってしまうのがストーリー上でタイムリミット要素のある部分です。

後1日で世界が滅ぶ時に遊ぶカジノは格別
・仲間キャラが命をかけて敵を引き付けている間に、休憩ポイントでテントを建てて寝る睡眠は格別
国をぶっ飛ばす破壊兵器が後数時間で発動するという時に、サブイベントで食べる飯は格別

…などと、緊迫感が吹っ飛んでしまいます!

ゲームだからいいじゃんネチネチうるせえな!…で済ませられればいいのですが、シナリオの都合やリアリティ(笑)優先しちゃうと、結局

・長いイベントの後に即ボス戦
・敵の拠点からは出られない
・すぐに消滅するサブイベント

…と、ユーザーに不親切な感じになるので、結局のところどこまで入れて、どれを妥協するかは作者のさじ加減だと思います。
別のこの記事は「○○だからこうするべき」とか「○○は止めよう」などと主語のでかい記事ではありません。
自分のゲームだからやりたいようにやれ…でいいと思いますが、過去の失敗談などをまとめてみました。


■結論・結局のところサザエさん時空!

自分のゲームでは、ダンジョンから出た時点でストーリーが進まない+時間が凍結された謎時空みたいな感じで片付けてしまいます!

前作や、今作でもラストダンジョンの合間に一緒に戦ってくれるサブキャラなどがいるのですが、そのサブキャラにかかわるクエストなども存在します。

ラスダンとかも崩壊させちゃっても、クリア後の探索要素として再入場可だったりラスボスとも再戦可能です。
DQ4のリメイクとかそこら辺上手くやってた記憶があります。

フリーゲームとかならある程度、我を通してもいいのですが
有料…かつエロRPGですとユーザーへの考慮のバランスが繊細なので、機嫌を損ねてしまうと次回作の評判にも関わってくるので毎度頭を使うところだと思います。
エロゲーやってる間は脳が海綿体になるというかIQが下がるので強い謎解き要素や高難易度のボスは挑戦的要素ですね。

…など、思いながらラストダンジョン全てを作り終えた感じですが、ようやくスタッフロールが流れる部分まで完成ですね。
まだ未実装のエリアがあるので、次の作業には移れないのですが、次の更新では正式タイトルなど告知できればと思っております。
6月下旬予定ですのでお楽しみに!


■新作RPG REBF

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