Put on! キャラクター決定稿Ⅵ
前回の更新から少し間を空けまして…
体験版へ向けての製作の進捗をゆっくり進めています。
序盤のシナリオ部分を
物語の展開とそれに合わせた設定の見直しなどをしています。
プロットをSRPGというゲームへ落とし込む際
私はストプリ-Striker Princess-同様に話数を重ねていくスタイルなのですが
戦闘マップに入る前のイベントシーンが長くなってしまうことを懸念してしまいます…。
SRPGでありながら、いわゆる「キャラゲー」という側面を強く持つので
やはり、会話パートは大事です。
基本的な形としてはメインのストーリーはその回での導入や締めに展開されます。
本筋とはずれるキャラクター同士の掛け合いやイベントなどは
SRPGstudioにおけるサブシナリオ的な感じでストプリでもやったように
ハッキリと分けてしまうほうがよさそうです。
など、色々と思案を巡らせているというお話で…前置きが長くなってしまいました。
今回ご紹介するのはこのお二人
「統括情報部」
これは船団政府の中でも様々な情報を扱う組織であり
その理念は、「船団の安全な航行を守る」というもの。
「情報部」にとって船団を存続させる事が最優先される目的であり
船団の航行を守るという理念の下、そのためならば手段を問わず
一般市民であろうと、自分たちの身内である政府関係者であろうと
その理念に反するならば対応する必要があります。
とはいえ、絶対的権限を持つわけではなく、あくまで「それなり」。
万能な組織ではありません。
たとえば、軍部とは情報の共有が完全ではなかったり
閣僚も情報部に対して全てをオープンにしているわけではありません。
それらの「隠された事実や情報」を収集し船団の為に水面下で動く組織でもあります。
と、長々と解説してしまいましたが
諜報部や内閣監査のようなものをイメージして頂けたらわかりやすいかもしれません。
グエスコ氏とヒィレン嬢は上司と部下の関係であるものの
そのやり取りはフランクで
特にグエスコ氏はよくヒィレン嬢の言葉のナイフにつんつん、と刺されている様子。
作中におけるサブキャラクター達の中でお話を動かすであろう
もっとも重要なポジションにある二人ですね。
ヒィレン嬢は本編での活躍から
現在の紹介文よりテキストが増えるタイプの人ですね。
特筆すべきは彼女は一応ノーマルであるということですね。
あくまで一応、ですが。
今作は多様なキャラクターが存在しますが
全員が同性愛者というわけではありません。
あくまでメインのキャラクター達に
百合傾向が強い性的嗜好を持つという形にしています。
これは今作がSFであるということと同時に
現代と共通した価値観も備えているという描写をすべきかと
自分の中で葛藤が起き、このような形になっています。
宇宙を開拓するほどの文明であるならば
同性愛についても理解が深まっていて
それが当たり前になっていても不思議ではありません
ですが、同時に同性愛をアブノーマルに思う人も少なからず存在する…。
かといって性社会においてマイノリティは明確に存在すべきなのか…
この自分の中の葛藤をそのまま形にすべくノーマルなキャラクターも存在しています。
これは前作ストプリ-Striker Princess-との差別化をしたいという意図があります。
自分の中の表現力を試し、向上させたいという意味でも
様々な要因を扱ってみるという挑戦です。
今回は以上になります。