●販売店
https://amzn.to/34zK8jg
ハッピーバレンタイン!
いつも応援ありがとうございます。
100円の有料プランにて、
本日発売の同人作品をアップしました。
掲載内容は次のとおりです。
・製品のPDFデータ版(表紙、表紙差分、文章すべて収録)
・表紙(トリミングなし)
・表紙の帯なし差分(トリミングなし)
最後になりましたが、
この記事は先月の発売日に掲載したものと同じです。
今のところ私の場合、
有料プランにアップした内容は、
翌月にも再掲載しています。
なお、この下の方にも文章を載せています。
途中までとなっていますが、
有料プランの方でDLできるPDFデータには、
全文が収録されています。
続きはそちらか製品版でおたのしみください。
よろしければご利用ください。
■作品につきまして■
●タイトル(英語名)※国内販売オンリーです。
「バレンタイン・キッスのユクエ」(She kisses the handsome on Valentine Day)
●種類 小説
●分量 短編(文庫換算で80ページ程度)
●ご紹介
小説でよく分かるかもしれない、バレンタインデーの注意点。
●傾向
書き下ろし。短編。バレンタインデー。
学園生。先輩。ヤリチ×。
凌○。寝取り・寝取られ。快楽責め。
ストリップ。キス。キスハメ。オッパイ。
素股。正常位。中出し。種付けプレス。
●お値段 250円(税込み)
●販売店
https://amzn.to/34zK8jg
●その他
アマゾン様のキンドルでのみ発売中です。
他のお店で販売する予定は今のところありません。
Kindle Unlimited(読み放題)でもお読みいただけます。
●小説、表紙イラスト 石川檸檬(いしかわ れもん)
(木森山水道、石川れもんの別名です)
・ツイッター https://twitter.com/kimoriya31
「最近の作品」
●木森山水道(きもりやま すいどう) 名義
・「純愛闘士ピュア・ストラグル 正義の力は不倫で輝く」
表紙、挿絵:肉バキューム 先生
出版社:キルタイムコミュニケーション 様
公式サイト:http://ktcom.jp/books/2dn/dnd39
主な販売サイト:https://amzn.to/3btu9D4
●石川檸檬(いしかわ れもん) 名義
・「ハツハメ 内定と引き替えに恋人の父に捧げる晴れ着姿」
表紙:ロッコ 先生
出版社:フランス書院 様
公式サイト:https://www.france.jp/c/item/82960020900680000000.html
主な販売サイト:https://amzn.to/3rqvj9M
・「ハメクリ ビキニサンタ姿で夫の部下にハメられる人妻のメリークリスマス」
表紙:ズッキーニ 先生
出版社:フランス書院 様
公式サイト:https://www.france.jp/c/item/82960020900630000000.html
主な販売サイト:https://amzn.to/3FpLQRo
・「ナツハメ 色白人妻が年下男たちに何度もイカされた話」
表紙:ロッコ 先生
出版社:フランス書院 様
公式サイト:https://www.france.jp/c/item/82960020900350000000.html
主な販売サイト:https://amzn.to/3CBOsKr
※同作の発売前に販売終了した同人作品を加筆修正したものです。
・「強○スワッピング 生贄になった人妻」
表紙:アレグロ 先生
出版社:フランス書院 様
公式サイト:https://www.france.jp/c/item/82960020900330000000.html
主な販売サイト:https://amzn.to/3w1MJM0
※同作の発売前に販売終了した同人作品を加筆修正したものです。
●同人作品(サークル:夜山の休憩所)
・「魔滅の巫女」(アマゾンのキンドル限定。読み放題対応)
・「ギャル義母」(アマゾンのキンドル限定。読み放題対応)
・「年越しネトラレ」(FANZA専売)
・「気の強い美妻 ゲス重役とのホワイトクリスマス」(アマゾンのキンドル限定。読み放題対応)
・「なれそめのゴー淫ハロウィン!」(アマゾンのキンドル限定。読み放題対応)ほか
※販売店へのリンクはアフィリエイトです。
踏んで飛んでお買い物していただくと当方にささやかながら広告料が入ります。
リンク先の品物以外をご購入いただいた場合も入ります。
ご利用いただければありがたいです。
「バレンタイン・キッスのユクエ」
※途中まで。続きは有料プランのデータか製品版でお楽しみください。
1
「こ、これ……受け取ってくれませんか……」
窓の外に積もっていた雪は、昼間の太陽でだいぶ溶けていた。
精一杯の勇気を感じずにはいられない言葉と共に、月見香が差し出してくれたのは、可愛らしく丁寧にラッピングされた小箱だ。
「お、おれに……」
一一の胸が激しく高鳴った。
今日はサッカー部の定休日。
校内の隅で散見する、チョコレートを挟んだ女子と男子の熱いムードにうんざりして、下駄箱の扉を開けたら、一通の手紙が入っていた。もしや自分もと思い、指定された空き教室に向かえば、前から気になっていた女子がいるではないか。
「わ、わたしの……気持ちです……っ」
彼女は一昨年から同じクラスで、一緒に図書委員をした仲だ。
大人しくて真面目だが、仕事にまったくソツがないのに感心していた。
部活は文芸部で、賞を取って全校集会で表彰されたこともある。
「ひとりで自主練を頑張ってたり……他の運動部の人と違って委員会の仕事を真面目にしてくれたり……それに……こんなわたしにも……すごく優しいから」
「そ……それって……」
真剣だが今にも泣き出しそうな顔をまじまじと見る。
穏やかな性格どおりの大人びた風貌で、垂れて黒目がちな目はハッとするほど潤んでいた。口数が少なくて自己主張することもないせいで、気付いている者は少ないが、かなり整った顔立ちをしている。
身体が小さく震えるのに合わせて振幅しているロングストレートの髪も、枝毛の一本も見たことがないどころか、今日も仄かないい匂いを放っていた。
(地味だけど……可愛くて清潔感があって……しかも、こんなにスタイルのいい子が……)
野暮ったいブレザーも隠しきれない、大きな胸元とやたら細いクビレ、チェックのスカートを豊かに盛り上げるヒップ、それに、運動部の女子とは違う柔らかく発育した太ももにも意識が向く。
(おれに告白してくれてるっ)
彼女のように本を読むのも嫌いではないが、肉体を鍛えたり動かしたりしている方が好きなので、趣味は合わないだろうと思って諦めていたが、相手が明確に好意を示してくれたのなら話は変わる。
なにせ、人気のない場所へこっそり呼び出し、どう見ても本命チョコレートとしか思えない包みを差し出し、「気持ちです」ときたのだから。
「お、おれも……前から月見さん……香さんが好き……だったんだ」
愛情でできている四角い箱ごと手を握って、真っ直ぐに伝える。
「え……っ…………あぁ……う……嬉しい……」
丸くなった目に、今にもこぼれそうなほど涙が溜まった。
真っ赤に紅潮した頬には、心の底から喜んでいるのを感じずにはいられない。
(ああ……生まれて初めてモテた……好きになってくれたのが……こんなにいじらしい子だなんて)
もう、いてもたってもいられなかった。
少し背の低い女子を衝動のままに抱きしめると、目を閉じて口元を近づける。
「は……はい……ん……」
息を呑んだものの彼女も目を閉じ、首をおずおず伸ばしてくれた。
ちゅっ。
(おお……おれ……こんなに可愛い子と……人生で初めて両思いになった女子と……キスしちゃってる!)
知らなかった異性の唇は、信じられないくらいに気持ちいい。
全身を貫く強烈な電気は、ひたすら甘かった。
「んっ……んふ……」
かすかな鼻息とあえぎ声が彼女から洩れる。
同じクラスで授業を受けたり、委員会の仕事を一緒にしたりするときには聞いたことのない色っぽい音には、感激した。
恥ずかしそうな気配が伝わってくるが、それでもキスをやめようとせず、それどころか嬉しそうに身を委ねてくれているのも、どうしようもなく喜ばしく、部活で鍛えた逆三角の身体が熱い。
(女子と思いが通じるって……本当のしあわせって……こういうことか……)
そのとき、写真を撮る音がした。
「ひゅー、真面目なくせしてやるじゃんか一」
「あ……せ、先輩っ……どうしてここにッ」
「浮ついた様子で後者の外れへ歩いてくお前を見かけたのさ」
教室の出入り口を開けて入ってきて、しっかり締めてから壁のエアコンのスイッチを入れたのは、同じ部活で一学年上の武知剛だ。
髪を明るい金髪に染め、一以上にガッシリした逆三角の肉体をセクシーに焼いている男子は、ニヤニヤして近づいてくる。
「女とつるんでるオレにいつも嫌な顔してるクセして、校内でチューかよ」
「こ、これはっ」
「明確な不純異性交遊だな。善良な学生の義務だ。証拠写真を添えて、風紀委員と生徒会に報告しないと」
「なっ」
「あいつらはお前より堅物だからな。処分は免れないだろう」
画像を映したスマホをひらひら揺らして見せつけてくる。
「やめてください……おれはどうなっても構いません……でも、この子はッ」
「なら、カノジョ貸せ」
汚らしく笑うガラの悪い先達は、怯えて縮こまる香を視線で舐めた。
「雰囲気は地味だが……へへ、清純派アイドルみたいに可愛いじゃねぇか。冬服なのに、なんだよこのボンキュボンは。たまには文化部も悪くないだろう」
風紀に厳しい当局の追及を上手くかわしているようだが、女癖の悪さを示すエピソードは枚挙にいとまがない。
貸せというのは、プラトニックにデートを楽しむという意味でないのは明らかだ。
「ふ、ふざけるなッ」
頭に血が上って飛びかかるが、ステップを踏んでよけられ、カウンターで腹部を蹴りつけられた。
(いってぇ……)
吹っ飛ばされて背中を壁に打ち付けたのも痛かったが、足の甲で蹴り飛ばされた腹部はもっと痛い。
敵チームのシュートを受けとめる要領で、とっさに腹筋を効かせて備えたものの、息苦しくて足にも力が入らない。
声にならない悲鳴を上げた彼女を安心させたくて立とうとしたが、しばらくは腰も浮かせられそうにない。
相手はチャラくて粗野な男だが、雑誌の類いに取材を受けたことがあり、言い寄る女子にも不自由しない、サッカー部の点取り屋。キック力は抜群だ。
「ら、らら、ら乱暴はやめてくださいっ」
声以上に震える身体で両手を広げ、間に立った女子に、先輩は肩をすくめる。
「しかけてきたのはそっちだぜ? けど、そうだな……香ちゃんだっけ? ちょっとの間、オレのカノジョってことでいいよな? そしたらキス画像は消すよ」
答えなど分かりきっていると言わんばかりに、ろくでなしは近づいていった。
2
(一……お前の目の前で、カノジョをメチャメチャにしてやるよ)
剛は胸中で暗く呟く。
真面目にしていることが当たり前と言わんばかりに、奔放な自分へ非難がましい目を向けてくる後輩は、鬱陶しかった。
この機会を利用して反骨心をへし折り、大人しくさせるのは悪くない。
(しかし……見れば見るほど……月見香とかいうこの女子は、いいカラダしてるぜ)
生意気な後輩を痛めつけるために下卑た品評をしたが、言い過ぎた気はしない。活発で引き締まった女が好みなので、相手にしたことのないタイプだが、カラダを見回せば見回すほど興奮してくる。どうやら食わず嫌いだったらしい。
「じゃぁ、始めるぞ」
「や……やめて……ください……っ」
「フフ……嫌なら逃げればいい」
男子が簡単に飛ばされたのを見ても立ちふさがるのをやめないのは、自分よりも他人を思いやる優しい心の持ち主だからだ。
案の定、忠告しても震えるだけで立ち去ろうとはぜんぜんしない。
「いい唇してるな」
目の前まで来て見下ろす。
後輩なのを差し引いても、桜色に潤っている唇は魅惑的だった。
きっと、柔らかくて甘いだろう。是非とも具合を確かめたい。
「一とはまだなんだよな? あいつのために捧げるんだ。許してくれるさ」
「ふざけんなっ……月見さん、おれのことはいいから逃げてくれっ」
蹴られたのが足に来て、大事な女子を守るどころか逆に守られる情けない男は、吼える言葉も弱々しい。彼女の方は、肩が大きく震えただけだった。
イヤイヤとはいえ、受けとめるつもりの後輩の恋人に向かって背中を丸めて首を伸ばす。
「や、やっぱり……いや……ですっ……」
寸前で顔を背けてきたが、今は追わなかった。
(まあ、いい。後でじっくり楽しんで、一に大ダメージを与えてやる)
代わりに無防備にさらされたうなじへ吸い付く。
「い……いやぁ」
「白くてキレイだが、感触もいいな」
首筋に唇や舌を這わせる。唇で撫で回すと、心地よい弾力が返ってきた。舌で舐めるときには甘みが広がり、隠し味程度に塩辛さがある。運動部の女子には逆の傾向があるので新鮮だった。
「いい風味だ。マジで興奮してきた」
「やぁ……舐めながら……ヘンなものを押しつけないでください……っ」
乱暴で変態的な先輩は、スカートの中心に向かって、テントを張った股間を押しつけてくる。ズボン越しに伝わる硬くて熱いおぞましい感触に、意志に反してうなじをしゃぶられる嫌悪も手伝って、背筋に寒気が走った。
「頭がよさそうな顔してるんだ。具体的に言ったらどうだ? オレはハッキリ言ってやる。そら、オッパイに触るぞ」
うなじを口唇で味わう傍ら、伸ばした手で近い方のバストに触れてきた。
ブレザーが間にあるのも構わず、乱暴に若い膨らみを揉みしだいてくる。
「これは、見た目より大きそうだ。確か、文芸部なんだよな。驚いたぜ。巨乳なら体育会系と思ってたけど、インドア派でもこんなに大きくなるものとは」
音に聞こえたストライカーは、握力も強かった。
厚い布地なのも構わずに指を突き立て、手首を効かせて揺すって感触を楽しんでいる。
「着衣なのに、このハリと重み。野暮なものを全部取っ払ったら、どんなに気持ちがいいんだ」
「ああ……やめてくださいっ」
「汚い手を離せぇッ」
本人に続いて壁にもたれる彼氏は叫ぶが、まだまだ声はくぐもっている。
ここは校舎の外れ。カップルは早々に下校する日でもあり、多少声を張り上げられても余人に知られる心配はない。
鬱陶しくはあるが、反抗的な後輩の痛苦の叫びはなかなか心地よかった。
「こっちもいい感触してるぜ」
うなじにキスの雨を降らし、乳房の片方を揉みまくりながら、空いている手で太ももをじっくり撫で回す。
「運動部より柔らかくてふっくらしてるな」
スカートの内側にも潜り込ませ、コットン質のパンティーに掠りつつ、白い太ももの根元まで、褐色に焼いた手の平を這わせる。
年下の剥き出しの大腿部は、温かくてムチムチしている。触れただけで手が甘く痺れるふくよかさは、大人しい外見にピッタリだ。吸い付きも抜群で、いきり立った分身の先っぽでも、味わいたくなってくる。
「ああ……そんなに……しないでください……」
羞恥と屈辱で唇が震える。
遠慮がない手愛撫は、自分勝手でありながら女子のオンナを引きずりだす魔性の手管だった。
受ければ受けるほどカラダが妙に熱を持つ。やがて、小さい円を描く軌道に変わると、日常生活ではほとんど経験しない、淫らな性感が湧いてきた。
「だめ、です……これ以上……はっ」
自然にかぶりを振っていた。
思いを寄せる異性に見られてもいいように、手入れをかかさないサラサラの長髪が宙で揺らめく。
思いが通じてキスまでした男子の前で、彼にも許していない性的な行為を続けられる。胸は不快に高鳴り、息が止まりそうだ。
なのに、若くて健康なカラダが反応してしまうのは悲しかった。
大嫌いなタイプの男性に健全な同意なく触られているうちに、意志とは無関係にカラダが淫らに熱を帯びて止まらない。
「もう……やめて……くださいッ」
限界だった。これ以上は耐えられないと、胸と太ももをまさぐる逞しい手に自分のを重ねる。だが、それまでだった。
「本当に、そう思ってるのか?」
得意げな確認とともに、うなじを強く吸われた。胸と太ももにも深めに指が食いこみ、肉の芯まで揺すぶってくる。
「あッ……ああっ」
意識が白くぶつ切りになり、手どころか膝からも力が抜けた。
「強く吸わないでください……キスマークが……ついてしまいます……っ」
「うなじも太ももも熱いぜ? 腰だってだいぶ震えてる。イヤがっている素振りを見せるが、もう感じてきたんじゃないか?」
「そんな……わたしは……ああッ」
学生らしくて可愛らしいチェック柄のスカートの中で、体育会系の汚らしい手がお尻にまで伸びてきた。コットンの薄いパンティーごと、瑞々しく実った尻タブを順番に撫で回してくる。
「ダメ、です……んっ……」
痴○まがいのことをされて、若く大人しさが現れた美貌は赤く染まる。
「こんなところまで……だなんて……あッ」
「見た目よりもずっと大きいケツしてるな。感触もいい」
まだ学生なのに、たっぷりと柔肉がついている尻タブを下着の上から鷲づかみにする。サッカーボールも掴んで持ち上げられる手なのに、でんぶは大きくはみ出していた。
「はああんっ」
女性的な部分を荒々しく握られて、一歳年下の女子がブルブル震える。
性欲のままに振る舞っているようで、うなじも乳房も確実に感じさせてくる。お尻も加わったのでは堪えることもできず、段々と惑乱してしまう。
「おい一。カノジョは反応もいいぞ。だが、女ってのは意外と扱いが難しい。オレのやり方をよく見て参考にするんだぞ」
「くそぉ……」
まだ動けない一は歯を食いしばる。
相思相愛の女子が自分よりも先にオモチャにされているのが見ていられずに目を逸らす。
「わたしは別に……ああ……あはン」
反論中の香が反射的にあげてしまった声は、やたら甘かった。
狼藉者の手が穿き口から下着の内側に侵入し、直に鷲づかみにしてきたのだ。
「そんな……ここまでするだなんて……はぅぅっ」
汗ばんだ手の平はダイレクトに掴んでいた。太くゴツゴツした指が尻肉に深く食いこんでいるのが伝わってくる。
「一さんと……まだ手も握っていなかったのに……」
大好きな異性のよりも先に、別の男の手の感触を知ってしまったのが恨めしい。
「こりゃすごい。太ももよりも手に吸い付いてくる。触れてるだけで蕩けそうだ」
片乳をしつこくまさぐっていた手も加わった。
卑劣な先輩は、片方ずつの手で豊かな尻タブを正面から掴み、ピアノを弾くみたいにリズミカルに指を食いこませては、揉みしだく。
「い、いやぁっ……ああん」
お尻を抱きすくめられて愛撫されるプレイが、内向的な女子の顔をいよいよ赤くさせる。
いくらなんでも我慢できず、懸命に身をよじった。
チェック柄の制服スカートのヒップが必死にくねって左右に揺れる。
ヒップまで届く長い髪も、踊るみたいに跳ねていた。
「いったい……なにをされてるんだ?」
一からは、憎たらしい先輩の後ろ姿と、彼女の背後へ両手を回している様子しか窺えない。
だからこそ、考えたくもない悪夢が脳裏に浮かんで離れなかった。
屈辱と嫉妬に頭の芯まで熱くなり、気がどうにかなってしまいそう。
タチの悪い先輩は、やっつけたい後輩が懊悩している気配にほくそ笑んで、追い打ちをかける。
「悪い。そこからは見えにくいか。けど、いきなりコレは刺激が強いかな。まぁ、見える範囲で参考にしてくれよ」
「なにを言ってるんだ……月見さんから今すぐ離れろよっ」
「オレだって鬼じゃない。本気でイヤがられたらやめるつもりだったんだが、お前のカノジョは意外と乗り気だ。こうなるとなァ」
「わ、わたしは……はうぅぅッッッ」
嘲笑する先輩に抗議しかけた清純女子の肢体が大きく仰け反った。
下腹部に当たっていたズボンのテントの頂点が、正確に秘部を貫いたのだ。
両手で双臀を鷲づかみにしているのを利用し、ぐいぐい自分へ引っ張りつつ、背中を軽く反らして股間を突きだしている。
「はああ……だめっ……ああ……ダメですッ」
強烈な羞恥に、カラダが芯まで熱い。
「うあ……あぐぅ……んぐぅぅぅ」
「なにがダメなんだ、え?」
「ううう……ひ、ひどい」
「オレはきみの彼氏じゃない。以心伝心とはいかないんだ。一にも聞こえる声で、具体的に言われないと分からないぜ?」
「あああッ……くぅぅッ……また……一段と……ぉ」
とぼけた顔で言いつつ、容赦なく切っ先を食いこませる。
汚らしいもので大事な部分を刺されているのに、甘い陶酔が全身を満たす。
揉みくちゃにされていたお尻よりも熱くなって、いやらしい体液が溢れそうになっているのがハッキリ分かった。
「だ……ダメ……です……あああん……ほんとうに、ダメなのぉっ」
なんとか、ファーストキスだけは守れた唇から切羽詰まった声が溢れる。
学園指定のニーハイソックスに包まれる膝は、頼りなげに震えていた。
まさぐられていた太ももは内側に寄って、まともに立っていられない。
本当は触れたくもない先輩男子に、思わずしがみついてしまう。
「おいおい、彼氏の前で他の男に抱き付いてきてなんだ? もしかして、オレの方を好きになっちゃったのか? なら、唇をもらおうか」
名うてのストライカーらしく粘り強く的確に責めたてた末に、ガードが限りなく甘くなったところで、拒まれた大事な部分を奪い去る。
「ンムゥゥゥッ!」
頭を振り乱す余裕もなく、なすがままに蹂躙される。
性根の汚らしさを反映したみたいに黒ずんだ男の唇は、清楚な桜色で瑞々しい女子のに触れるだけでなく、音を立てて吸ってくる。
「ンムム……ンムウウウッ!」
(一さんともまだなのに……ああ、やめて、やめてくださいッ)
お尻に自分の感触を覚えさせると言わんばかりに、徹底的に揉んで捏ねまわしつつ、上唇も下唇も交互に自分ので挟んで吸い上げる。
傍から見たら乱暴されているとしか思えないはずだが、こんなときにも行為は愛撫になっていた。
恥ずかしいのにイヤなのに、お尻は熱を持ちながら痺れている。
硬く突き出た男根の切っ先を埋めこまれる秘部はもっと赤熱し、甘ったるい情動に包まれていた。
認めたくないが、唇にも陶酔の感覚は広がっている。白く濁り始めた意識までぶつ切れにされていく。
「はあ……はああ……あぁ……」
実際は数分程度だったかも知れないが、されているときは何時間も続いていた気がしてならなかった。
ようやく解放され、卑劣漢の手も分身も口も離れたとき、その場にガックリと膝をつく。勢いで前のめりになったときに、ようやく我に返って両手で支えた。
「ああ……んん……はあ……んぅ」
下劣な年上に屈服した風に、彼の前で四つん這いになったブレザー姿の丸い肩は、激しく上下している。
まだされているみたいに、カラダからは感覚が消えない。
頭もクラクラして、天地がひっくり返ったみたいだ。
「へへ……じゅるり」
武知はお尻を突き出してあえぐ女子を見下ろしていた。
舌なめずりするのは、甘いツバと一緒に残っているキスの感触を反芻するためだ。手や分身にも、カレシより先に堪能したカラダの具合のよさが残っている。
もちろん、ここで終わらせるつもりはない。
まだまだ楽しみはあるのだから。
3
「さあ、ガッと脱いじまえ。そろそろエアコンは効いてきた。風邪を引く心配はないぜ」
「うぅ……」
まだ疲労しているのも構わず立たされた香は、上着を脱げと指示されていた。
野獣みたいな先輩の言うとおり、三人しかいない教室はだいぶ温まっている。
だからと言って、下品な目つきでまくしたてる年上に従うつもりは起きない。
(でも……逆らったらどんな目に遭わされるか……わたしはどうなってもいいです……けれど、一くんだけは……)
意を決し、震える細指でボタンを外し、両思いになったクラスメイトの複雑な視線を感じながら、肩からブラウスを滑らせる。
「おおっ」
手近の机に腰掛けていた武知が身を乗り出した。
「やっぱりでけぇぜ」
新品みたいにシワがなく、清楚な体臭をほんのり漂わせているブラウスの胸元が、今にもはちきれんばかりに突き出ている光景に、遊び人の目が輝いた。
「あんまり見ないでください……」
まるで裸を見られている気分だった。
恥ずかしくて屈辱的で、思わず両手をバストに巻き付ける。
しかし、たわわすぎる豊胸は細腕の上下から完全にはみ出していた。
「オッパイも相当だが、一枚脱ぐとクビレのさらに細いこと。いやでも期待させられるぜ」
興奮で脂ぎった視線で、わなわな震える胸とウエストをしきりに舐め回す。
「さぁて、次はどっちを脱いでもらおうかねぇ」
ブラウスを脱がせ、他の誰も見たことがないであろうブラジャー姿を拝ませてもらおうか。先にスカートを脱がせてパンティー姿にし、恥ずかしさに悶える様子を楽しむのもいいだろう。どちらも甲乙つけがたいが……。
「よし、次はスカートだ。スカートを脱ぐんだ」
脱がせた後のことも考えた上で命じる。
「そんな……」
香の心臓が苦しく早鐘を打つ。
生きた心地がしなかった。
恋人のために身を投げ出すつもりではいるが、スカートを脱いだらショーツ姿を見られてしまう。足には学園指定のニーハイソックスを穿いているが、だからこそ、背徳的で目眩がする。
もしも、恋人におねだりされたのなら満更でもないが、有形無形の暴力で女性を従わせる男子に見られるのは、想像しただけでも耐えがたい恥辱だ。
「いくらなんでも……あぁ……許してください」
自分だって年頃の女子。
性的なことの知識はある。
だから覚悟していたが、度を過ぎた辱めすぎるではないか。
「どうしてもイヤならいいぜ。こっちは出すところに証拠写真を出すだけだ。おっと、殴りかかられた件も言わなくちゃな」
「うぅ……」
平然と弱みをチラつかせる卑劣さに、香は唇を噛む。
「どうする? オレは通報するのに忙しい。脱ぐならさっさとしてくれ」
腕組みしてせかしてくる。
足下を見てくる男の前で、両腕を下ろした。今まで以上に震える指先でホックを外し、ファスナーも下ろす。
「あぁっ……」
ギュッと目をつむって、どうなるか分かった上で両手を布地から離す。
チェック柄のスカートは空気を孕んで広がりつつ、キズが無数についたフローリングの床に舞い降りた。
「おほっ、ほんとに脱ぎやがった!」
冷たくそっけなかった年上の顔が、歓喜で明るくなった。
「手は両脇につけとけ。体育の【気をつけ】のポーズだ」
諦めた様子で指示に従った女子の下半身をまじまじと見る。
水玉模様のプレーンなパンティーの上半分にはブラウスがかかり、下半分は露出している。運動部の女子よりもふっくらしたものだが、女性の証の辺りは小山みたいに膨らんでいた。
(こりゃ、モリマンじゃないのか?)
胸や尻がたわわに実っているのにもそそられるタチだが、女の中心の肉付きがいいのにも魅力を感じる嗜好である。
後輩のカノジョに対する性的な興味が猛烈にかきたてられ、股間のテントが一段高くなった。
「あぅ……あまり……見ないでください……」
消え入りそうな抗議の声とともに、太ももがもじもじ寄り合わされる。
強烈な羞恥で、顔はトマトみたいに赤い。
長い後れ毛が一、二本ほつれて目尻の周辺で垂れているのも手伝って、学生とは思えない色気を感じて、卑劣漢のオスのシンボルは痛いほど膨張している。
「大人しい顔して、いやらしいマ×コしてそうだな。今度はそいつを拝ませてもらおうか」
「っ……そ、それだけは……ああ……それだけは本当に……っ」
空き教室とは言え、大好きな男子に見られる中、汚らしい先輩の命令に従い、学内でショーツまで脱いで中身を見せるのは、なににも勝る苦痛だ。
「他のことはなんでもしますから……お願いですっ」
「ふむ……」
必死に訴えられて考える素振りを見せる武知だが内心、ほくそ笑んでいた。
(フェイントは大成功。これで上を脱がせやすくなったぞ)
いちいち逆らわれるのも、支配感を楽しめて悪くないが飽きてきた。
ことをスムーズに運ぶために、より悪いことをチラつかせて譲歩を引き出すのは月並みな手なものの、この場合は悪手でもない。
「じゃぁ、ブラウスとブラを続けて脱いでもらおうか」
「えっ……それは……」
「なんだ、パンティーの方を脱ぎたかったのか? なら、そっちから鑑賞させてもらうとしよう」
「あぅ……う、上から……やります」
泣き出しそうな恨めしい視線を年上に浴びせる。
しかしすぐに顔を背け、わななく両手でボタンをひとつひとつ外し、素肌に沿って肩からブラウスを滑らせた。
「ほぅ、ブラも水玉が。オッパイが大きいくせに、意外と子供趣味なんだな。この歳でそんなのを着けてる女子は初めてだ」
揶揄するが、目つきはギラギラしている。
視線で舐め回されているおぞましさに奥歯を噛みしめて耐えつつ、何度か深呼吸した後に、両手を背中に回した。ホックを外すと、抑えられていた裸のふくらみが、時と場合をわきまえずに小幅に揺れながら広がる。
「いよいよだな。さあさあ、ストラップを肩から抜いて。ブラは適当に放り出していいぜ」
汚らしい命令をくだす年上に、大人しい容貌からは想像できない強く非難した顔を見せてくる。
だがそれも一瞬で、顎を引いて自分の胸元を見た。手で女性らしすぎる膨らみを懸命に隠しつつ、左右順番にストラップから肩を抜く。
「脱いだらまた【気をつけ】だ。オッパイをじっくり見せてもらう」
有無を言わさぬ口調で迫られては、従うほかなかった。
視線を逸らし、再び両手を脇に据える。
「ほほう」
卑劣な先達の目はドス黒く燃え、口は薄く笑った。
「脱ぐと、想像以上に大きいな。しかも、カタチも色も抜群だ」
ブレザー越しに手で掴んでもはみだしたのを踏まえると、サイズはGは下らないだろう。間違いなく、今まで遊んだ女子では一番の巨乳、いや爆乳なロケットオッパイだ。
それでいて、インドア派らしく肌は雪より白い。ボリュームと釣り合いの取れた大きさだけに、同年代では飛び抜けて大きい乳輪と乳首も、清純なピンク色に輝いている。
抜群に女らしいのに、見て分かる清廉さを帯びているのや、事前に軽く弄った影響で半分勃起しているところが、なんともいやらしい。
(彼氏よりも先に汚し甲斐がある逸品だ。丸く膨らんでるところを揉んだり、可愛く勃った先っぽを舐めて吸ったりしたら、どんなに気持ちいいだろうな)
想像しただけで分身の熱が増す。
情欲が滾るのを感じつつ、机から降りてあぐらをかいた。
「オレの前に立って、もっとよく見せるんだ」
「え……でも……その位置では……胸というよりも……」
「いいから」
目線の先に股間が来るのを気にして眉根を寄せる香だが、結局はなかなか長い足で踏み出した。
太ももの柔肉が揺れ、少し上で几帳面に並んでいる髪の毛先もなびく。
「もう一歩前へ」
「うぅ……」
恥ずかしさよりも悔しさを滲ませて、涙目がちの目をギュッとつむり、震える足をさらに出す。
鼻の頭がパンティーの柔らかい隆起に触れる至近まで進まされて、心臓は強烈に脈動している。
卑劣な年上は舌なめずりした。
(オッパイもいいが、オマ×コもたまんねぇぜ。近くで見ると、やっぱり抜群にふっくらしてやがる)
距離を置いて見たときより、迫力が増していた。
ほんのり漂う汗とレモン臭も、オスの性欲をかきたてる。
「今まで手数をかけたな。パンティーはオレが脱がせてやろう」
「い、いやですっ」
「なるほどなるほど、自分で脱ぎたいのか。彼氏の前で他の男に見せるために、オマ×コをひけらかしたいなんて、見た目に寄らずスキモノだなきみ」
「そ、そういう意味では……」
「いい加減にしろよ、お前……!」
地の底から響いてきた風な声がした。
見れば、壁にもたれる一が憎々しげな視線をぶつけてくる。
「いいとこなんだ。邪魔すんな」
立ち上がり、起き上がりかけている後輩の前まで来ると、足の甲でキックする。
風船が割れたときみたいな音とともに、一は膝から崩れ落ちた。
「乱暴はやめてくださいっ、脱ぎます、いますぐ脱ぎますからッ」
「そうかい。じゃぁ、こっちへ来てやってもらおう」
「ぇ……」
「カノジョのナマのオマ×コを見れば、コイツも落ち着くだろう。ふたりによく見える場所で、ゆっくり脱ぐんだ」
香は強い目眩に襲われた。このまま卒倒できたら、どんなにラクだろう。
けれど、気絶しただけでは、日焼け肌の鬼畜は絶対に許さないに違いない。
そういう男というのは、短い時間でも骨身に染みた。
(あぁ……)
生唾を呑みこんで決意を固めると、指示された場所まで千鳥足で進み、おもむろに下着のサイドに指を入れる。
(どうしてこんな目に……)
強く目をつむり、奥歯を噛みしめつつ、爆乳に負けないくらいにボリュームある桃尻の線に沿って、水玉ショーツを滑らせていく。
「なかなかの脱ぎっぷりだ。でっかいオッパイが迫ってくるのは圧巻だぜ」
前屈みになっていくにつれて重力に引かれ、紡錘形に変わっていく乳肌が鼻にかする。誘う風に鼻腔をくすぐる甘い匂いは、運動部の女子より格段に濃い。
「あぅぅ……言わないで……ください……んんぅ」
着替えるときに毎日していることなのに、恥ずかしくて辛くて堪らない。
やっとの思いで片足ずつ上げ、平たく丸まったショーツを外して側に落とす。
「両手は頭の上に組むんだ。存分に見てやるからな」
「本当に……ひどい……です」
今まで以上に奥歯を噛みしめた真っ赤な顔を背けつつ、よろよろと両手を上げて指定のポーズをとる。
「足は肩幅より少し広めに開いてもらおう」
今にも倒れそうなくらいに膝を震わせつつ、合格をもらうまで開いていく。
「よし、いいぞ。そのままじっとしてるんだ」
鼻先に佇む、一歳年下のオンナのシンボルの視姦を始める。
「こいつは……思った以上のモリマンじゃないか」
枝毛がないのや肌が白くなめらかなことから、恋する乙女らしく美容に気を遣っているのは見て取れた。だが、思ったよりも徹底していて、女性自身には縮れ毛の一本もない。いわゆる、パイパンなのだ。
生まれたままの姿をさらすシンボルは、皮下脂肪豊かに肥厚している。
運動部の女子を食い散らかしているものの、知名度やルックスに惹かれて寄ってきた年上とも遊んでいるので分かるが、一〇歳は早く熟していると言っていい。
(こんなに色っぽい学生マ×コは初めてだ。しかも……)
外見だけでなく、スリットから溢れるメスの匂いもだいぶ濃い。
同年代の女子で言うなら、子づくりできるまで発情したときに匹敵する。
「いい匂いしてるぜ。ヌレヌレになったら、どんだけキツくなるんだよ」
「か、嗅がないでください……あぁ……そんなに……見ないで……ぇ」
「彼氏も見て、匂いだって届いてるだろうに、やめろなんて。すべての男はこういうのが大好きなんだぞ? それでもカノジョと言えるのか、え?」
「あぅぅ……どこまで酷い男性なのですか……あなたは……」
半べそをかきつつもポーズを維持する香。
「おい、楽しんでるか? カノジョが折角、オマ×コを見せてくれてるんだ。見たり嗅いだりしてやれよ。遅かれ早かれしたかったことだろ? ん?」
振り向きもせずに後輩に呼びかけるが、無念そうな呻き声だけが聞こえる。
「先輩とカノジョの心遣いを無駄にするとは、酷い奴だ。まぁ、気が変わったらいつでも堪能しろよな」
学園指定のニーハイソックスと上靴だけになった女子の全身を改めて見回しながら言い放つ。
ストリップショーで終わらせるつもりは毛頭ない。
お楽しみは、まだまだこれからなのだ。
4
「ほんといいカラダしてるよ。香ちゃんって言ったっけ?」
「や、やめてください、あっ」
人目のない空き教室でとはいえ、学園指定の長靴下と上履きだけという羞恥と屈辱の極みとも言える姿にさせた張本人は、背後から抱きしめ、胸や股間の周辺をまさぐっている。
「誰に言ってるんだよ。自分もいずれ見る気だったくせに、裸ニーソのカノジョから目を逸らしてる彼氏にか? ん?」
「……せ……先輩……先輩に……言ってるんですっ」
「裸を見せた仲なんだ。よそよそしい呼び方はよせよ。剛って、名前で呼んでいいんだぜ? オレもそうするから」
「好きでこうなったわけでは……あぁん」
上背のある年上は、首と背中を少し丸めて耳のフチを甘く噛んできた。
弱い快感電気が起こり、香は反射的に身震いする。
「本当にそうか?」
いつの間にか卑劣漢は、ズボンと下着を脱ぎ捨てていた。
サッカー部のエースとして相応しい、しなやかに鍛えられた下腹部をお尻に押しつけている。
パンパンに膨らみながら反り返る男性自身の裏側は、豊かで柔らかい肉山のあわいにはまりこみ、しつこく上下に擦っていた。
「嫌がってる割りには、可愛い声を出してるじゃないか」
生まれて初めて接する、いきりたった裸のオスのシンボルは、授業などで得た予備知識や、最初の方に食いこまされた経験から想像できるものとはかけ離れていた。
信じられないくらいに熱くて硬い。しかも、ポンプでも内臓されているみたいな、激しい脈動を伝えてくる。
「ああ……いやですッ」
堪えきれずにヒップを揺するが、部活で築き上げた逞しさで抱きすくめられた。
「ケツよりこっちに欲しかったか?」
からかう声音で囁いて、身をよじった拍子にできた太ももの隙間に分身をねじこむ。
「そんな……ああ……いやぁっ」
細くても柔らかい肉がたっぷりついた腰を抱いて引き寄せつつ、臀裂にしていたときよりも執拗に、会陰から肉土手の境目にかけてを擦り上げてくる。
「もう……いやらしいことはしないで……ください」
「具体的に言われないと、分からないな。ちなみにこのプレイは、【素股】って言うんだぜ?」
余裕綽々の卑劣漢の分身は、敏感な部位で触れると余計に存在感がある。
反りの激しい肉竿はグイグイ割れ目に食いこんでいた。
長さも目を見張るほどで、急角度に赤黒く膨れあがった先端は、随分前方に飛び出している。もしも挿入されたら、お腹は突き破られるのではないだろうか?
「うぅ……す……すまたを……はあ……やめて……ください……はあ」
「ちゃんとプレイ名を言えて偉いぞ」
性根の腐った先輩は、嬉々として責めたてる。
むっちりと発育し、触れるだけで蕩ける太ももを外側から押してピッタリ合わせ、付け根の間に巨根をしっかり挟みこませたまま、力強く腰を振りたくった。
「ご褒美に、もっといやらしくヤッてやろう」
抜群の体力の内包を一瞬で思い知らせるくらい、雄々しく反り返る勃起で、一歳下のふくよかな股間をズリズリ擦り上げる。
「どんな感じだ、ん?」
極太の肉竿の甲を淫裂へ常に確実に食いこませているから伝わる、柔らかい恥丘の感触は相当だった。
下腹で強引に潰しても、若い反発力で押し返してくる双臀の具合も申し分ない。
本番性交に近いプレイを楽しむ武知の先っぽからは、早くも先走り汁が溢れてきた。彼氏のよりも先に浴びて汚れた、うら若い乙女の白い太ももからは、運動部の面汚しの腰振りに合わせて、ニチャニチャという卑猥な擦過音が響く。
「オレはとてもいい感じだ。まだよく分からないのなら、もっとよくしてやっていい」
太ももをサンドイッチにしていた手の片方を、丸い腰からふっくらした下腹のラインに沿って滑らせる。
「あ……ヒッ……」
前に来た太い手指は怒張がはまりこむ縦溝に潜り込み、一点を軽く押しこんだ。
「ああっ……な、なにを……ふぅぅッ」
急に強い快感電気が湧き、全身から力が抜けて、前のめりになった。
窓の側のコンクリートの柱にぶつかりそうになるも、なんとかすがりつく。
重みで紡錘形に垂れて揺れる双乳の真下には、小刻みに震えながら顔を背け続ける恋人の頭があった。
「分かるくせに、そら」
体育会系らしい厚い指は、かすかに押しつぶしていたクリトリスを優しく揺らした。
「はぐぅぅッ……ああっ……なんなのですっ」
意識していなくても、エアコンが効いても冷たいままの柱に、爪を立てて引っ掻いてしまう。
「ああ、すごく、はあああッ」
度を過ぎて激しくされているわけでもないのに、腰がくねって止まらない。
ヒップまで卑猥に揺れ弾む恥ずかしさに、頬が一気に赤熱する。
敏感な部位を絶妙に嬲られる悦びは簡単に表情に出て、細い眉が艶めかしくたわむ。
「オマ×コにチ×ポを押しつけられつつ、クリを弄られるのはいいだろ? え?」
覆い被さり、逞しい胸板と淫らに汗ばむ背中をくっつけ、色っぽい低音で囁いてくる。
「あぐぐぐ……そんなに……されたら……ああッ」
腰振りが苛烈になってきた。
硬く反り返る分身で淫裂を力強く押し上げ、それでいて素早くリズミカルに擦り上げる。
同時に陰核も転がしたり押しつぶしたりして責めたてる。違うことを一緒にしているというのに、一瞬も雑になることはなく、ひたすら快感だけを味わわせた。
(すぐ下に、一くんがいるのに……これ以上……いやらしい声を出すわけには)
わけがわからないが、自分の意志ではどうにもできない。カラダは完全に汚らしい年上に支配されているのは分かった。
それでも、せめて声だけは抑えようと必死に歯を噛み縛る。
「大きいオッパイをこんなに揺らして。乳首もすっかり勃ってるじゃないか」
「うう……あぐぅぅぅ」
「我慢しようとしても無駄だぜ。もうとっくに、オマ×コの濃い匂いもしてる。目の前からプンプン匂うスケベな香りなんだ。一にも絶対届いてる。嗅いでるぞ」
「ああッ……やめて……言わないでぇっ」
見て見ぬ振りをしていた事実を突きつけられて、心が揺れる。
自分の鼻腔にすら、勘違いのしようがないレベルで達している性の匂いなのだ。感じ取られていないわけはない。
「もういやッ……ああっ……こんなこと……やめてぇッ」
大好きな人の前で大嫌いな先輩に生き恥をかかされているのに耐えられず、なにも悪くないのに哀願してしまう。
「カラダはもっとやってと言ってるぞ」
長い髪を打ち振って嫌がる香だが、真っ赤な顔でかいている汗は紛れもなく官能によるものだ。大人しげな美貌の目尻が垂れ、ほつれた髪が額や頬に貼りつき、命乞いの声も甘く蕩けている。
「このままイカせてと叫んでる」
本人は気付いてないらしいが、濃い性感によるものではない震えがヒップと胸元に起こっている。
逞しくてオンナを悦ばせる術に長けたオスに無意識に媚び、息を合わせて腰も上体もくねらせているのだ。
ギュッと目をつむり、歯を食いしばって見て見ぬ振りをしている恋人の頭上。そこでは、女らしい豊満な膨らみが頂を恥ずかしく張り詰めさせながら踊っている。お尻は前後に動いていて、瑞々しい水蜜桃の甘い反発力を汚らしい間男へ常に味わわせていた。
「彼氏はとことん、無視を決め込むつもりらしい。オレだけが、イキっぷりを見ててやろう」
黒くおぞましい巨根を擦りつけられている淫唇は、今や婀娜っぽく肥厚していた。割れ目からはレモン臭の強い愛液がたっぷり溢れ、怒張を濡らして、両者の擦過をスムーズに変えている。
「ああ、やめて、ああんん、お願い、やめてぇッ」
反応を見れば、処女なのは確実だ。
なのに、淫女顔負けの濡れっぷりを見せる年下の秘部を大喜びで責めたて、本気で絶頂させるつもりで腰を振りたくっていた。
しつこく助命を乞っても、早くイカせてとしか聞こえない甘ったるい声に調子づきつつ、恋人を差し置いてオンナの至福を体験させにかかる。
「だ、ダメっ、ああッ、ダメぇ、ああんん、もう、ダメぇぇっ」
出さないように頑張っていた恥声が、思い切り迸る。
心も性器も汚らしい男によって、女性の至福へ飛ばされるなど、あってはならないことだが、カラダは徹底的に服従してしまった。
ほどなく、絶対に避けるべき境地に至らされ、大きく仰け反る。
「うああ、ああぁぁ、あアア、はああああンンン!」
裸ニーソックスで靴だけという、裸よりも恥ずかしい姿で背後から責めたてられた女子は、卑劣漢の男らしい胸板に寄りかかった。
反動と止まらない絶頂痙攣で、片方ずつが顔並みに大きい双乳が揺れ弾み、斜めに太く屹立する頂もしきりに背伸びを繰り返す。
「ああっ、ああンン、わたし、生まれて初めてイッちゃってる、はぁンン」
頭の中は真っ白で、真下に恋人がいるのも忘れてしまった。
生まれて初めて体感した身も心も蕩ける悦楽と、触れる年上の肉体の逞しさだけが感じるすべてである。
「あぁ……あああ……す……すごいぃ……」
やがて膝から崩れ落ち、裸のお尻をついてへたりこんだ。
「こんなの……初めて…………はあぁぁ……」
うなだれて息を切らした女子の顔は、心身共に疲れ切った風であるが、オンナとして満足した雰囲気を漂わせて緩んでいる。
「へへ……いいイキっぷりだったぜ、香ちゃん」
会ったばかりな上に、心象が最悪の年下を絶頂まで連れて行った達成感で、武知の怒張ははち切れんばかりだ。
彼女の背中に向かって先走り汁の糸を垂らす分身は、果てた女子が直前まで浴びせていた白っぽい汁で、先っぽから根元までコーティングされて、淫靡に黒光りしていた。
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