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2016年 07月の記事 (4)

6colors 2016/07/31 10:33

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6colors 2016/07/19 17:24

トランス・フィメール・ファンタジー3部作、50%OFF中

これからは、ブログでの情報発信も、もう少しマメにやっていこうと思っています。

さて、この7月から9月12日まで、DLsiteさんの方で、同人50%OFFキャンペーンが行われています。
6colorsでは、「トランス・フィメール・ファンタジー」シリーズ3作を対象作品として登録させていただきました。

通常価格1296円のところを646円、3本まとめても1936円で購入いただけます。
まだ未プレイの方は、この機会にぜひ試してみてください。

同人ダウンロードサイトの、こういった割引キャンペーンも、すっかり季節行事として定着した感があります。
販売開始時に「定価」で買っていただいた方には、申し訳ないと思うところもありますが、過去作の訴求、また、売上を向上させる意図もありますので、ご理解いただけると幸いです。

この業界は、作品の消長がとても激しいところです。

当サークルのデータでは、総販売本数比で、2日目までに25%、一週間で50%、一か月で75%~80%が売れ、1年経ったら追加の売り上げはほぼゼロになります。
ロングテール(笑)な売れ方をすることはほぼ皆無、中堅どころは多かれ少なかれこんな感じではないでしょうか。

登録本数もますます増えている昨今、埋もれないようにするのもなかなかに難しいところなのです。
当サークルはあまり周知・宣伝等にはこだわらず、ある意味同人的「天然」でやってきたのですが、そういったことも考えるべき時期になったのかな、と思っています。


さて、この「トランス・フィメール・ファンタジー」、いろいろな意味で思い出深いシリーズです。

RPG自体は、MS-DOSの時代から作っていましたから、いつかは、と思ってはいました。
ただ、アドベンチャーから制作を始めたエロ分野、まさかRPGで性転換モノを作る、とは想像していなかったのです。

まぁ、2011年ごろ、ちょっと制作に停滞感が出始めた頃だったので、出たとこ勝負でいいや、とあまり考え込まずに作ったのが良かったのかもしれません。


当サークルのソフトは、「時間をかけた心理の変化」に主眼を置いたものがほとんどです。
これは、性転換ものだけでない、全てのソフト・作品に共通した特徴です。

魅力的なキャラクターやシチュエーション、思いがけない物語の構成・展開などは少ない、良く言えば直球勝負、悪く言えば、「古くて面倒くさい」内容のソフト。
現今のマンガやCGノベルでは、ほぼ弱点にしかならない作者自身の指向でもありますが、ゲームでなら、生かせる可能性があります。

「eX=psY」など、アドベンチャーでは意識していたこの特徴。
最初からキャラクターの成長が前提にある、旧来型のRPGだとより簡単に表現できると気付いたのは、これを作ったおかげでした。

その路線は、性転換モノでない近作「アレテークスマキナ」に至るまで、当サークルのラインナップの基礎になっています。

そういう意味で、「トランス・フィメール・ファンタジー」シリーズは、意図せずして転換点になったソフトでした。
売上的にも、ほぼ専業で同人ソフトを制作していけそうかな、と思わせてくれましたし。

販売本数は、完全版・総集編やら合わせると、シリーズ総計で4000本ほどになります。
本当に、ありがたいばかりの数。
あらためて、プレイいただいた方には心より御礼申し上げます。


もっとも、その「行き当たりばったり」度のせいで、完結にはずいぶん手間がかかってしまいました。
リート君の話まではだいたい予定通りだったものの、エリイカちゃんの「ファイナル」に至っては、予定していた展開をほぼ放棄した内容に。

そもそもロイセンが舞台のこの話、「彼女」が主人公の話ではなかったのです。
「デュアル」でメイーブルから北へと旅立ったリート君。
そこで訪れる2番目の街、最初の大クエストで登場してパーティに加わる、「国の体制と、自分の性自認のゆらぎに悩んでいる」脇役の男の娘。
それが、元々のエリイク→エリイカでした。

そして当初の設計では、一時嫉妬の暗黒面に堕ちてしまったカスミ/世界の根源を探るリート、タブル主人公のどちらでもプレイできる、という内容でした。
中盤でカスミVSリートとなり→エロバトルで和解、全キャラの内からラストバトルへの4人を選ぶ、というような感じ、カスミに切り替えると、一人称で今までの回想が入るようなシナリオだったのです。

実際、二人揃った後の必殺技もCGは作ってあって、「セクシースラッシュ=エクスディメンション」と、下着姿で絡み合っちゃうような構図。
(まぁ、そんなんで「デュアル」でのリート君の必殺技は一つ少なかったのです)


ただ、それだとどうもしっくりこなかったんですよね。
派手ではあるものの、どうも、ありがちなことをしているような、すでに半分語ってしまった両主人公、これ以上掘り下げる引力に乏しいような。

……で、まぁ、結局「ファイナル」にあるような内容になりました。


そういう意味で、DLsiteに感想を書いてくださった方は慧眼です。
「エリイカにとって、巨大な敵との戦いは重要ではない」のです。

あと、気付いた方もいらっしゃるかと思いますが、エリイカの女性化の原因は、「女神」側ではありません。


実は、来年にかけて、完全オリジナルのシリーズ最新作、「トランス・フィメール・ファンタジーDUO」も制作予定にありまして、 これは「ダブル主人公」を、改めてゼロから実現したものになっています。

そして、あの世界の背景にある、「生い茂るもの」と「屹立するもの」達の争い・「儀式」についての謎が明かされるストーリーにもなっています。

本格的に作り始めたら、またお知らせしますので、ぼちぼちお待ちいただければ、と思います。
スタートは、旧シリーズから数百年後の時代、別の大陸が舞台になります。


さてさて。
久しぶりに長々と自作語りをさせていただきました。
ただのエロRPGに、こんなわけのわからん設定は必要ないはずなのですが、こうしないと作者自身が楽しめない、というところで。


制作状況の方をお知らせしますと、現在、ツクールMVで、「続・鏡界トランス」のリメイク「真・鏡界トランス弐 夢巡りの館」の最終盤を制作中です。

こちらは、今月内には完了する予定です。

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6colors 2016/07/12 11:59

真・鏡界トランス -夢喰いの館-攻略


この一週間ほどでかなり本数が出ているので、「真・鏡界トランス」の攻略を再録しておきます。

難易度が高いので、困っている方もいらっしゃるのでは、と思いまして。

他作品の攻略情報もブログ内に散らばってしまっているので、一度整理しないといけないですね。
タグとかも全く気を使っていなかったので、ここにきてツケが回ってきている感じです。

時間を見て、タグを振り直しておこうと思います。


では、ネタばれを含みますので、知りたい方だけ続きを読んでください。




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6colors 2016/07/02 08:01

下半期の予定など

まず、御礼を。
「女躰強装XXYx」、たくさんの方にお買い上げいただき、まことにありがとうございます。

今年から本格的に使い始めたツクールMV、やはりスマホでも一作作ってみたい、という気持ちが兆しまして、このような感じのタイトルになりました。

「重くなり過ぎす、1時間ぐらいで遊べるもの」と思って設計したのですが、いかがだったでしょうか?
せっかくのカウントダウンシチュエーション、もうちょっと「焦らせる」感じにできるとよかったのかもしれません。
(最初の思いつきでは、時間内に「イク」というシステムも搭載予定でした)

ともあれ、スマホでも動くものを作れたのは、これからの制作に生きてくるのでは、と思っています。


さて、サイトの方でもお知らせしましたが、「性変堕淫」が、メガストアの8月号で紹介にあずかったようです。
(「メガストア」は、コアマガジン社発行の老舗エロゲー誌)
雑誌で取り上げられる、というのは全く考えていなかったことなので、ちょっとびっくりでした。
これも、今年から一緒に仕事をしている飛燕さんの絵力のおかげ、そして何より、長く応援くださったみなさまのおかげさまと思っています。

これを一つのエンジンに、来年に向けて、もう少し広い場所を目指そうかと思いも新たにしていますので、どうぞよろしくお願いします。

もう一つパッケージがらみでは、昨日(7月1日)から、「俺が魔法乙女ッ!」も、全国同人ショップ・DVD販売店で販売開始しました。

こちらは、アイスタジオさんに制作いただいた販促ポスター。
いやぁ、もう、なんかキラキラな感じです。

パッケージや盤面デザインも、「これ、俺が作った奴?」って当事者感が吹っ飛ぶ出来で、ありがたいやら恥ずかしいやら。

……ともあれ、お値段分の内容は保証しますので、ぜひ遊んでやってください。
とらのあな等、通販でも取り扱ってもらっています。
価格は1188円です。


そんなこんなで、盛り沢山だった本年度上半期。
下半期も、いっそう制作に熱を入れていく予定です。

ごちゃごちゃ書くのも面倒なので、発売予定のみをざらっと。

7月 「続・鏡界トランス」フルリメイク版 ジャンル:性転換
8月 「Loveで女装で調教な」ADV版 ジャンル:女装、男性受け
9月 「らぶらぶッ!勇者様と4人の姫君」ジャンル:ハーレム系RPG

10月以降に関しても、ちょっとずつ手をつけ始めたタイトルがありますが、確定しているのは以上です。

まぁ、もうちょっと余裕を作って、3ヶ月か4ヶ月に一本ぐらいのペースにしたいなぁ、という思いはあります。
どうしても行き届かない部分がでてきてしまうので。

やはり、初月1000本の壁を破らないとダメかなぁ、とも。
これがなかなか高い壁で、内容との両立が難しいところです。

とにかく、精進精進、と。
そしてもちろん、「自分らしい」我儘さも維持しつつ。
それがあっての同人ソフト、わくわくした感じは失わないように制作を続けていきたいものです。

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