製作状況
前回の記事でお知らせしました５月予定の新作音声ですが、遅れが出ております。
７月予定の方は今の所問題ないのでともすれば２か月連続でのリリースになるかなーと。
もう少々お待ちください！
良い経験が出来たというお話
遅れの理由ですが、１月末にイラスト依頼を出し、ラフイラストを２月中、完成イラストは３月中旬にいただける予定だったのですが、イラスト製作に遅れが出て、それに伴い声優さんの音声収録も遅らせていただいていた為です。
当初は１週間程度の遅れで済むはずだったのですが、そこからさらに遅れて本来の予定の３月中旬になってもラフすらいただけていない、という状況になってしまいました。
そして４月上旬以降、イラストレーターさんとの連絡が途絶えております。
その後、一週間以内に連絡がいただけないようなら依頼はなかった事に、という旨の連絡をしましたが、結局連絡いただけず、急遽Twitter上で短い納期で描いて下さる新たなイラストレーターさんの募集をさせていただきました。
現在は新たなイラストレーターさんに正式にご依頼し、また声優さんにも収録を進めていただいています。
これまでもこれからも、小心者の私には複数人から一人を選ぶ、という行為は胃が痛くなることなのでTwitter、SNSでの募集という形を取るつもりはなかったのですが、今回は作品の制作に大きな遅れが出ているという状況でしたので意を決して募集に踏み切った形です。
有難い事に複数のご応募をいただき、その中からお一人を選ばせていただきました。
実はその方は以前よりいつかイラストを依頼したいと考えていた方ですので、ご連絡いただいた時はとても驚きました。
よって急遽の募集とはなりましたが、妥協による選択は一切ありません！
勿論、他にご連絡いただいた方々も素敵なイラストを描かれる方ばかりで、将来的なイラストレーターさんの選択肢が広がりました。
それだけでなく、以前イラスト描いて下さった方からもご連絡をいただきまして、サークル活動を始めてまだ一年未満、それも一時期に集中した活動ですので実働期間は数か月程度ではありますが、私がしてきた活動の中で残るもの、生まれたものは確かにあったのだな、と涙腺に来ましたね……。
Twitter上において、それなりの頻度でイラスト依頼関連でバズる、暴露ツイートを見かけます。
そのほとんどがイラストレーターさんの暴露ツイートです。
無償依頼がきた、報酬が支払われなかった、無茶な修正が立て続いた、そんな依頼者側の不手際、不義理に関するものばかり。
イラストを描けない私は、依頼という形を取るしかありません。
活動を始める際、そういった不義理だけはすまいと誓いました（それが実践出来ているかは自分の中でも多くの疑問が残りますが……）。晒されるのは恐ろしいです。
中には愚かな依頼者のせいで依頼の受付を停止したイラストレーターの方もいて、その依頼者は本当に馬鹿な事をしてくれたな、という憤りを感じると同時に、イラストレーターさんにもそういう輩は一部だって事を分かってほしい……、などと内心では少なからず思っていました。
ですが自分がその立場となった時、どうしようもない不安を感じました。
今製作しているものを完成させるのは当然の義務として、今後の活動をどうするのか。
また連絡が途絶えるかもしれない。
これまで三作品を販売してきて、イラストも声も三人別々の方に依頼して、そのどなたもがこちらが求めた仕事をして下さいました。
その事実があっても、生まれた不安はぬぐい切れません。
全員が別人。けれどただ一人、ほんの一握りだと分かっていても、全てを同一視してしまう。
なるほど、こういう事か、と。
依頼受付を停止した方々の気持ちが身に染みて分かりました。
こればかりはどうしようもないな、と。
いやまあ結論から言うと活動をやめるつもりはまるでないんですが。
活動は続ける、と決めてしまえば今回の一件は良い経験になりました。
Twitter上での募集という形を取った事。応募して下さった方の中でこちらを気遣ってくださる方々が居た事。新たに繋がれた方々。
それに懲りずにまだまだサークルとして他の人と一緒に作品を作りたい、という自分の欲を再確認できましたし。
まだまだ活動を始めたばかりの時期に今回のような経験を出来たのは良かったのだと思います。
しようと思って出来る経験でもないですし、勿論しない方が良いのでしょうが、その可能性は常について回るもの。
それを今経験できたのは長い目で見ればプラスになる、と思うことにします。
というわけで令和になっても活動を続けていくのでいずまにうむをよろしくお願いします！
今後も逆転物の音声作品を作っていきますよー！ ひゃっはー！
